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※順不同・敬称略で掲載しています。

フランスでテロ、トルコでクーデター騒ぎ。
東京はコントみたいな知事選挙。世間はいろいろ・・・
でも、たまには真面目にマンション市場について語りましょう。
それが私の本業ですから。
先日、世田谷の現地調査に出かけました。
私の現調というのは、新築マンションの建設現場を見て回ること。
「モデルルームは見ないのですか?」
なんて、よく聞かれます。あれには意味がありません。
購入を真面目に検討している人には多少なりとも意味があります。
しかし、私の様に資産価値を判断するだけなら時間の無駄。
インテリアコーディネーターの作品を見せられるだけです。
まあ、それはまた別の機会に語るとして。
新たに登場した物件の現地を4カ所、その他の現地を6カ所。
合計10カ所を現調いたしました。
半ズボンにポロシャツ、ヒモを垂らしたメガネをかけて
デジカメでパチパチ現地を写しているもっさりとした
身長177センチくらいのオヤジがいれば、それが私です。
デベロッパーのみなさん、見つけたら中に招き入れて
アイスコーヒーの一杯もご馳走してください。
それに見合った世間話くらいならさせていただきます(笑)。
まあ、それもいいとして。
世田谷区内では現在、私が把握しているだけで35物件の
新築マンションが販売or広告されています。
世田谷区のレポートを作って3年目だと思いますが、過去最高。
東京23区の中でも、一番物件数が多いのが世田谷。
その昔は港区や新宿区もそれなりにありましたが、今は少なすぎ。
さて、その35物件の中で、いわゆる完成在庫が22物件。
あと2か月以内に完成在庫になりそうなのが2物件。
つまり約68パーセントの物件がほぼほぼ完成在庫。
これって、はっきり言って異様な光景です。
新築マンションというのは、「青田売り」が普通です。
建物が完成する前に購入者と売買契約を結んでしまい、
竣工後の引渡しで残金決済、というパターン。
デベロッパーにとっては、それがベストな売り方とされます。
理由は金利負担から逃れるため。
デベロッパーは土地の購入費やゼネコン、設計その他の支払いを
だいたいは銀行融資で賄います。
その融資をできるだけ早く返済してしまった方が、
金利負担が少なくて済みます。
例えば、野村不動産というデベロッパーは「竣工までに完売」、
というスタイルに異常にこだわってきました。
私が見ている限り、竣工2か月前くらいから値引きを始めます。
遅くとも、竣工後2か月くらいまでに完売させるパターンがほとんど。
もっとも、最近は販売不振でそうでもなさそうな感じですが。
逆に、住友不動産は「金利負担など気にせず他社より15%高く売る」
みたいな販売方針を取っているようです。
史上最低金利で、デベロッパーの借入金利は財閥系なら1%台。
それよりも販売価格に15%乗せた方が儲かります。
もちろん、それを払うのはみなさんエンドユーザー様たち。
まあ、こういった硬軟はあるのですがほとんどのデベロッパーは
野村ほどではないにしろ「竣工までの完売」を目指しています。
ところが、現在の世田谷区では約7割もの物件で、
その目標が達成されていないのです。なぜ?
理由はカンタンです。高くて売れないから。
世田谷というのは、今の局地バブルがいち早く郊外に及んだエリア。
今でこそ品川区や杉並区もバブっていますが、
一番早かったのが世田谷区なのです。
ほぼほぼ港区あたりの物件販売価格が上がりだした
数か月後には世田谷区が追いかけていました。
ところが、世田谷区は完全な実需エリアです。
すなわち「住むため」に買う人しか、買わないエリア。
タワーマンションはほとんどないので相続税対策需要は僅少。
落ち着いた住宅地が多いので、ガサツな外国人の好みに合いません。
北京語チームは殺伐とした埋立地に建つ醜悪な
タワーマンションを喜んで買いますが、世田谷区はお気に召しません。
というか、そういう上品な街を好む価値観を備えていません。
つまり、世田谷区は品のいい富裕層が実需でマンションを買うエリア。
そこが都心や湾岸並みにバブったのですから、それは売れなくなります。
その結果、「販売中住戸の約7割が完成在庫」という、
かつて見られなかったほどの異常事態を招いたのです。
通常、完成在庫になってしまうとデベは相当に焦ります。
「値引きしてでも売ってしまえ」と販売会社の尻を叩きます。
2009年から2010年の新築マンション市場は値引きの嵐でした。
今はまだ、そういった兆候が顕著ではありません。
リーマンショック後の大不況で弱小デベはほぼほぼ淘汰されました。
世田谷における8割の完成在庫も、だいたいは大手の開発事案。
「なりふり構わぬ」ような値引きをしている気配はごくわずか。
しかし、いつかは売らなければいけないものです。
私は毎日のようにマンション購入の無料相談に答えています。
こんなことをここで書くと相談件数が増えそうなので、
やや不安なのですが、このブログの上の方の「無料相談」から
入ってもらえば、初回のメール相談は無料です。
事務所にお越しいただいての有料相談は1回10800円です。
まあ、それはいいとして。
そういった相談において直接エンドユーザーさんの声を聞きます。
販売現場でのやりとりをお伝えいただきます。
そういった「情報源」からいえることは・・・・
市場は静かに崩れつつあるのです。
世田谷エリアでも、値引きは静かに行われています。
ただ、値引きをしてもらっても、ウカとは喜べません。
なぜなら、値引き後の契約額がすなわち市場価格なのですから。
願うらくは、市場価格以下のレベルまで値引きを引き出すことですね。
そのためには、市場の状況や値引きの交渉術を身につけねばなりません。
私の各種相談や資産価値レポートが多少は役立つと思います。
当然、私もプロなのでそれなりの対価はいただきます。
しかし、不動産屋さんの仲介手数料に比べれば微々たるものです。
だから私はいつまでもビンボーなんですけど(笑)。
さて、その資産価値レポートの更新情報です。
世田谷と共に中野区も最新情報化。
さらに如月さんの町丁別偏差値、「文京区編」も新登場。
■パークホームズ世田谷梅丘 凜邸、■マストレジデンス世田谷代田、■ブランズシティ世田谷中町、■ザ・パークハウス 尾山台、■サンウッド桜上水、■ジオ等々力、■ウエリス代沢、■シティハウス用賀一丁目、■シティハウス二子玉川、■Brillia(ブリリア)仙川ザ・レジデンス、■シティハウス用賀砧公園、■ピアース下北沢、■イニシアクラウド二子玉川、■ジオ経堂、■クラッシィハウス上北沢、■アトラス三軒茶屋、■グランドメゾン桜新町、■リストレジデンス等々力、■プラウド上北沢ディアージュ、■ルネ世田谷千歳台 AYUMI、■リーフィアレジデンス 世田谷砧、■デュフレベース世田谷赤堤、■パークナード経堂 フォレスト&スカイ、■レ・ジェイド世田谷砧、■ザ・パークハウス千歳烏山グローリオ、■プラウド桜新町、■ザ・パークハウス 二子玉川ガーデン、■パークホームズ二子玉川 彩翠邸、■リストレジデンス用賀、■パークホームズ世田谷豪徳寺 翠景邸、■クレヴィア成城、■グローリオ田園調布、■ザ・パークハウス 桜新町翠邸、■ウエリス世田谷砧、■芦花公園 ザ・レジデンス、以上35物件の資産価値と商品バランスを詳細に分析・解説した渾身のレポート
■アジールコフレ中野坂上、■シティハウス笹塚レジデンス、■ザ・パークハウス 中野タワー、■リビオ中野坂上パークフロント、■プレシス中野氷川町、■ザ・パークハウス アーバンス 中野中央、■オープンレジデンシア中野、■プラウド鷺ノ宮パサージュ、■グランドメゾン江古田の杜、■パークリュクス中野、■ヴォーガコルテ中野坂上
さて、私とはかねてより友好関係にある
「ウチコミ」さんがセミナーを開いてくれることになりました。
テーマは
『これからの不動産投資の選択肢』
~海外不動産を視野に・日本と東南アジアでの投資を考える~
日時 8月6日(土)
場所 東京国際フォーラムガラス棟G510
今回はバリ島ではありませんよー(笑)。
私の講演の後、カンボジアの不動産を紹介するプログラムがあるそうです。
でも私、カンボジアのことは何も知りませんので、
お話しするのは『これからの不動産投資の選択肢』まで。
参加は「無料」。どうぞご参加ください。
ただし、定員は50名とやや少なめ。
早めにお申し込みくださいね。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。
開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
なんかいきなり円が安くなって、株価が上がっています。
何の材料があるのかよーわかりません。
しかし、原油価格は再び軟調。これもよーわかりません。
市場価格って、よーわかりませんね。
首都圏と近畿圏のマンション価格のことは多少わかります。
都心の一部以外はかなり軟調です。
新築マンションの郊外市場は在庫の山になっています。
危険水域に入った、と断言できますね。
ただ、リーマンショックの時と違うのは、
2014年と2015年に不動産屋さんたちは大儲けをしています。
2016年は軟調ですが、まだ赤字になるようなことはありません。
したがって、当面は倒産が出そうにもないのです。
危ない会社も聞きません。
「人手不足」というのは最近のキーワードです。
あっちこっちでそれを聞きます。
ところが、賃金が上がった、という話は聞きません。
賃金はハッキリ言って低位安定。
つまり、製品の価格が上がらない以上、企業は儲かりません。
儲からないから賃金を上げられません。
でも、人手は足りない。困った問題です。
かつては低賃金でも募集すれば人が集まりました。
いまは集まりません。かといって賃金は上げられません。
賃金を上げると赤字になって会社は倒産します。
成熟国家はどこも同じ道をたどります。
イギリスやドイツ、オランダはそこを移民でしのぎました。
その結果、今はイスラムテロの恐怖にさいなまれています。
日本は今のところ移民政策を取りません。
今後も多分、ドイツほどは移民を受け入れないでしょう。
そうでなくても、最近は中国人だらけです。
これ以上彼らが増えることに賛成する日本人は少ないはず。
私は、こと労働問題についてはサヨクです(笑)。
ブラック企業なんて、大嫌い。
ユニクロや和民の業績が悪化したのは、ブラックであることが
世間にばれてしまったからではないかと思っています。
ブラック企業の何が腹立つかと言うと、若者を使い捨てにします。
ブラック企業で3年働いても、世間に通じるスキルは身に付きません。
めんどくさい作業に追われただけの3年になってしまいます。
人間、生きていくには何かのスキルが必要なのです。
それは若い頃に身に付きやすく、年齢を経るごとに難しくなります。
それは、本人の意識や努力も必要です。
しかし、社会は「若者を育てる」という共通認識を持つべきです。
そうしなければ、プアヤングはプアミドルになりプアオールドへ。
貧しい人間ばかりの社会は、殺伐としたものになります。
15年ほど前、私は広告制作の会社を経営し、何人か社員がいました。
ある日、取引先の若い営業さんが
「僕の親戚で、コピーライターになりたい、といってブラブラしている奴がいるのですが、一度話を聞いてやってもらえませんか」
と、相談を持ち掛けてきました。
その彼と会いました。
髪の毛はボサボサ。冴えない受け答え。
でも、人柄は良さそうに見受けられました。
「じゃあ、しばらくアルバイトで来てみるか」
時間給900円で、肩書は「コピーライター」。22歳で新卒同然。
2年ほど、うんざりしながら彼にコピーを書かせました。
最初は中学生の作文以下。
「これはエライものを背負込んだ」と思いましたね。
2年くらいたって、私はたまりかねてこういったそうです。
「君ね、君には別の道があるかもしれない。向いていないところで頑張るよりも、早目に方向転換をした方がいいかもしれないよ」
実はこれ、私はまったく覚えていません。
あとで本人から聞かされたことです。
私の記憶では、あるときから彼は見違えるようになりました。
仕事に取り組む姿勢が変わり、コピーもうまくなりました。
コピーだけでなく、ディレクションもできるようになったのです。
ビックリしましたね。
アルバイトから正社員に雇用形態を変えました。
それから数年、彼はわが社に偉大な貢献をしてくれました。
そしてある日、こういいました。「辞めたいのですが」。
私の会社より、もっとメジャーなところへ行ってしまいました。
まあ、ちょっと悔しかったけれど仕方ありません。
何といっても私の力量不足です。
その彼とは、今でも友好関係です。
時々電話をかけてきて「社長、コピー書いて下さい」。
なんと、今では私への発注者になってしまっています。
まさに地位が逆転しているのです。アハハ。
私は、少なくとも一匹のコピーライター&ディレクターを育てました。
何匹かのデザイナーが一人前になるのにも手を貸したつもりです。
若い人を育てるのは、社会貢献だと思っています。
中学生の作文レベルが、時には一人前の
コピーライターに化けることもあります。
そういう若者を、ブラック企業はすりつぶしています。
安倍政権は2015年、労働者派遣法を改悪しました。
あのボンボン安倍君は、なーんも分っていません。
あれは日本の国力をすり減らす改悪です。
その昔、日本はアメリカと戦争をした時に、
工場の熟練労働者を二等兵として戦場に駆り出しました。
工場生産はクオリティを低下させ、機能しない兵器を生産。
日本の敗戦の一因になったともいわれています。
労働者派遣法の改悪は、それに等しい行為です。
将来、この国の発展に資する若者を低賃金の派遣労働者に
縛りつけておこうとする法律なのです。
日本はイギリスのように、エリートとその他大勢に分れる
階層社会になってしまうかもしれません。
日本の国力は、底辺の強さにあります。
1860年代、横浜港にやってきたイギリス人が驚きました。
道端で日本人の車夫が瓦版(新聞)を読んでいたのです。
当時の日本人の識字率は8割以上だったと思われます。
つまり、その辺の人でもひらがなくらいは読めたのです。
その当時のイギリスの識字率は2割程度と推定されます。
そのイギリス人は「こういう国は植民地にできない」と思ったとか。
植民地どころか、その後はイギリスと同盟して
日露戦争、第一次世界大戦と2度の戦争で共闘しました。
日本の強さは、国民の底辺にいたる高い道徳観と規律です。
階層社会になると、それが失われます。
エリートではない労働者の権利をしっかり守りましょう。
ただ、過度な労働運動は弊害ばかりです。
しかし、非正規雇用の増大はこの国を疲弊させるばかり。
低賃金の固定化もよろしくありません。
こういった政策を一発で実現させる方法があります。
労働基準法違反には経営者に刑事罰を科すのです。
有給休暇を与えないと懲役3月とか、
残業代を払わないと懲役6月なんて。
これでブラック企業は生存できなくなります。
こういう施策は、人手不足の今だからできるのです。
しかも、日銀の黒田君が悲願とする物価上昇にもつながります。
さて、私とはかねてより友好関係にある
「ウチコミ」さんがセミナーを開いてくれることになりました。
テーマは
『これからの不動産投資の選択肢』
~海外不動産を視野に・日本と東南アジアでの投資を考える~
日時 8月6日(土)
場所 東京国際フォーラムガラス棟G510
今回はバリ島ではありませんよー(笑)。
私の講演の後、カンボジアの不動産を紹介するプログラムがあるそうです。
でも私、カンボジアのことは何も知りませんので、
お話しするのは『これからの不動産投資の選択肢』まで。
参加は「無料」。どうぞご参加ください。
ただし、定員は50名とやや少なめ。
早めにお申し込みくださいね。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。
開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
7月13日15:20に
榊淳司マンション情報69号 品川、目黒区の4物件
を送信しました。発信アドレスは
sakakimailmaga●sakakiatsushi.com
●はアットマーク
受信をご確認ください。
受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。
今回、7月に入って3回目の配信でした。
次回は世田谷、中野、新宿方面になる予定です。
ご希望の方は早めにお手続きください。
なお、手続きをしているのにメルマガが届かない、
という方はお問合せフォームからお知らせください。
よろしくお願いします。
資産価値レポートのお奨めマンションを逃さずチェックできる有料メルマガのお申込みは、下記より受付けております。入退会はいつでも自由です。
※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。
お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
予想されてはいましたが、出てみるとおもしろーい!
何がって、国際仲裁裁判所の「判決」。
あの中国の面子が丸つぶれですからね。
「お前ら、勝手に島を占領しとるやろ。それ違法やぞ」
と、世界に向かって宣言したわけです。
それも、国際法において世界一の権威機関が。
フィリピンは、これによって「中国の侵略」という事実を
認めてもらったことになります。
侵略された限り、これに対して軍事力を使って対抗できます。
カンタンに言えば、フィリピンは取られた島を取り返しても、
世界から何の非難も浴びないわけです。
「よくやった、フィリピン。エライ、エライ」と褒められるはず。
なんでそれをしないのか?
理由はたったひとつ。軍事力がないから。
フィリピンにもかろうじて海軍と呼べるものはあります。
日本風で言えば「護衛艦1隻とその他パラパラ」という規模。
さらに弱いのは空軍。これは「まあ飛んでるかな」レベル。
仮に、フィリピンが海空軍を繰り出して島を取り返しに行っても、
中国の空軍機に一瞬のうちに壊滅させられるでしょう。
だから「話し合いで」ということになっています。
中国が話し合いで島を返す可能性なんてマイナス200%ですよ。
ここにひとつ盲点があります。
実はフィリピンにも「安保条約」みたいなのがあります。
1951年に両国間で締結された「米比相互防衛条約」。
内容をみると「安保」のように片務ではなく、
相互が助け合うタイプの対等な同盟関係だと推認できます。
その第5条
いずれか一方の締約国に対する武力攻撃は、いずれか一方の締約国の本国領域又は太平洋地域にある同国の管轄下にある島又は太平洋地域における同国の軍隊、公船若しくは航空機に対する武力攻撃を含むものとみなされる。
この条項を適用すれば、フィリピンの領土である
スプラトリー諸島に対する中国の武力侵攻に対して、
アメリカ軍は「自国領土への侵略」とみなして、
軍事的な対抗措置が取れるはず。
じゃあ、何でそうしなかったのか?
実は、中国がスプラトリー諸島を占領した時、
米比関係は「最悪」状態だったのです。
その理由は、他ならぬ「基地問題」。
当時、フィリピンにはクラーク空軍基地と
スービック海軍基地があったのですが、
やっぱりアメリカ兵がいろいろ問題を起こしていました。
1991年にフィリピン上院は基地使用の延長を否決。
1993年にアメリカ軍は完全撤退。
スプラトリー諸島が中国に占領されたのはその翌年1994年。
この構図、何かを思い浮かべませんか?
例えば、仮に沖縄からアメリカ軍が撤退したら・・・
中国は何の躊躇もなく尖閣を軍事占領するでしょうね。
自衛隊が抵抗すると「東京に核ミサイルを撃ち込むぞ」と
脅すことも可能なのですよ。
まあ、この話は別の機会に詳しく突っ込むとして。
焦点は今後の話。
中国の侵略行為が国際的に「公認」されたのですから、
アメリカ軍がフィリピン軍のスプラトリー諸島奪回作戦に
「協力」することは条約上の義務を果たすことになります。
というか、フィリピンから要請があればアメリカは
協力しなければいけないのです。
ところが、フィリピンは「軍事的に取り戻す」なんて、
言いそうなそぶりさえ見せません。言えばいいのに。
そしてアメリカに「条約は守ってね」と迫ればいいのです。
まあ、今のオバマ君が軍を出すとは思えませんが。
今のフィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテというおっさんは
「フィリピンのトランプ」なんて言われているお方。
オバマ君に軍事協力を迫り、渋ったらその分を経済援助にして
がっぽりせしめる、といった腹芸は期待できません。
「二国間で話し合う」と言っているだけ。アホです。
で、この先どうなるのか?
中国は世界中のメディアから非難轟轟となっています。
それがしばらく続きます。ただ、それだけ。
現状は何にも変化しないでしょう。
ただ、アメリカ海軍による「航行の自由」作戦の回数が
今までよりも多くなるでしょうね。
中国が主張する「領海」や「領空」の奥まで
アメリカ軍の船や飛行機が侵入することになります。
中国は黙ってそれに耐えるでしょうか?
まあ、実際のところ耐えるしかありませんが。
オバマ君は、私が知る限り歴代大統領で一番の戦争嫌い。
それだけでも「ノーベル平和賞」の価値があるのでしょうか。
しかし、歴代大統領の中で最もたくさん「戦争の種」を
世界にまき散らしているのかもしれません。
まあ、日本にとっては今のところ隣人同士のいさかい。
いつ飛び火するかもわかりませんけれどね。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
今回は、品川区と目黒区関連の3タイトルを最新情報化。
前にも書きましたが、売れ行きはかなりの不調。
マンション業界、今期の決算はやや陰りが見えるはず。
しかし、前期までは大儲けでしたから当面の貯金はあるでしょ。
一方、みなさんにとっては難しい時期。
この先、下落に転じるのは目に見えています。
今買うと高値掴みの可能性が、いかにも高そう。
それでも買わねばならない事情の人もいますよね。
そういう人こそ、上手に選びましょう。
■シティタワー品川パークフロント、■シティタワー目黒、■クレストタワー品川シーサイド、■ブランズシティ品川勝島、■ザ・サンメゾン西大井金子山エルド、■Brillia(ブリリア)大井町 The Residence、■レジデンシャル品川中延グランクラス、■オープンレジデンシア南品川、■クレストラフィーネ旗の台、■シティテラス品川イースト、■クレストフォルム大井町サウステラス、■ザ・パークハウス 白金長者丸、■ザ・ガーデンテラス目黒、■Brillia(ブリリア)品川戸越 耀邸、■プライムパークス品川シーサイドザ・タワー、■(仮称)品川ベイサイド大規模タワープロジェクト
■オープンレジデンシア目黒平町、■ドレッセ目黒大橋プレヴィ、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■Brillia(ブリリア) 目黒 碑文谷、■(仮称)目黒駅西口プロジェクトII、■シティハウス目黒学芸大学、■ザ・パークハウス 碑文谷三丁目、■目黒本町レジデンス、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■ルジェンテ碑文谷、■シティハウス中目黒ステーションコート、■シティハウス目黒ザ・ツイン、■クリオ駒沢公園
■シティタワー目黒、■ザ・パークハウス 白金長者丸、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■Brillia(ブリリア)目黒 碑文谷、■(仮称)目黒駅西口プロジェクトII、■シティハウス目黒学芸大学、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■ルジェンテ碑文谷、■シティハウス中目黒ステーションコート、■シティハウス目黒ザ・ツイン、■ザ・ガーデンテラス目黒
さて、私とはかねてより友好関係にある
「ウチコミ」さんがセミナーを開いてくれることになりました。
テーマは
『これからの不動産投資の選択肢』
~海外不動産を視野に・日本と東南アジアでの投資を考える~
日時 8月6日(土)
場所 東京国際フォーラムガラス棟G510
今回はバリ島ではありませんよー(笑)。
私の講演の後、カンボジアの不動産を紹介するプログラムがあるそうです。
でも私、カンボジアのことは何も知りませんので、
お話しするのは『これからの不動産投資の選択肢』まで。
参加は「無料」。どうぞご参加ください。
ただし、定員は50名とやや少なめ。
早めにお申し込みくださいね。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。
開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
7月11日14:01に
榊淳司マンション情報68号 神奈川の5物件
を送信しました。発信アドレスは
sakakimailmaga●sakakiatsushi.com
●はアットマーク
受信をご確認ください。
受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。
今回、7月に入って2回目の配信でした。
次回は品川、目黒方面になる予定です。
ご希望の方は早めにお手続きください。
なお、手続きをしているのにメルマガが届かない、
という方はお問合せフォームからお知らせください。
よろしくお願いします。
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