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榊 淳司オフィシャルブログ

マンションの供給が減っているそうです。
首都圏では上半期の供給が前年の2割減だとか。
土地は仕込んであるけれど、ゼネコンが見つからないのでしょう。
というか、高すぎて発注できないといいます。
まあ、異常事態ですね。

私も首都圏のマンション市場を眺めて来て、
こんなに新規物件が少ない事態は珍しいですね。
あの平成バブルが終わった1991年頃を思い出します。
あの時は、土地を高く仕込み過ぎて塩漬けにせざるを得なかった。
今は建築費が高すぎるので、先延ばし。

実際、山手線周縁と城南エリアではハッキリと価格が上がっています。
中古価格も引きずられて上がっています。
でも、それで市場が成立しているか否かは別問題。
このバブル現象には、非常に危ういものを感じます。

実はさっきまで、某誌の編集者さんにそんな話をしていました。
喋りすぎて喉が渇いたので、事務所でビール飲料を飲んでいます。
ついでで失礼ですが、ブログも更新しようかな、と。

困ったものですね。
都心のマンション市場は相続税対策と外国人に支えられています。
「自分で住もう」という方が買っているケースは少ないはず。
この話も、夕刊フジの連載に書きました。来週発売。

湾岸エリアでのマンション需要は、やや息切れの気配が窺えます。
オリンピックのブームも一巡した感じですね。
でも、価格は上がったままです。これからどうなるのでしょうか?

建築費が下がらない限り、都心のマンション価格も高止まりでしょう。
しかし型枠工、鳶、鉄筋工の3種の職工不足がここまで影響するとは・・・
木造住宅の建築費はあまり上がっていませんからね。
今後、外国人の導入や復興需要の一巡で緩和されるといいのですが。

さて、今日も某編集者さんに話したのですが、
この好景気感にはどうも演出の臭いが付きまといます。
まず、日銀。多くの反対を押し切って異次元の金融緩和を行ったのに、
景気が良くならなかったら、いかにも都合が悪いので
何かと「景気はよくなっている」というニュアンスを広報します。

次は経済系メディア。
なるべく消費税増税の影響が「出ていない」という空気を作ります。
これは、財務省への遠慮と配慮ではないかと思います。
つまり、「実際はよくないけれどいいフリをしよう」という
思惑が透けて見えるのです。

本当に景気が良くなっていれば、株価はもっと上がります。
また、ハッキリとしたカタチで個人所得も上がります。
トヨタの社員は給料が上がっても、ソニーでは下がっているはず。
パナソニックは回復したけれど、NECはまだまだのはず。
その他大勢の中小企業はどうでしょう?

ウクライナ上空でマレーシア航空機が撃墜されました。
イラクではイスラム過激派の攻勢が続き、原油価格が高騰。
中国は世界中で摩擦を起こして孤立感を深めています。
パレスチナのイスラエルは武力衝突を常態化させていますね。
なのに、オバマ君は解決に動こうとはしていません。
世界はエントロピーの法則に乗っ取って、カオスに向かっています。

日本経済は立ち直るでしょうか?
いいえ、それは無理です。
力強い成長軌道に戻るなんてことは、まずないでしょう。
これから我々は長い衰退の軌跡を歩むことになるはずです。
人が減り、住宅が余り、生産力が落ちていく。
GDPが毎年少しずつ下がっていく経済衰退を、
私たちはどういう風に受け容れるかという準備をすべきです。

かつて、イギリスには英国病が蔓延していました。
1970年代の終わりに登場したサッチャー女史は弱者を切り捨て、
競争を促すことで国としての活力を取り戻しました。
今の日本の衰退は、あの時の英国とは少し違います。
日本は、あの時のイギリスに比べあまりにも豊かです。
その豊かさの中にどっぷり浸かって、新たな一歩を踏み出していません。

「私は貧乏だ!」と叫びたい方もいるでしょう。
そうです。そういう方がこの国の多数派です。私もそうですが(汗)。
でも、富める者もたくさんいます。なぜが私のまわりに多い。
その富裕層が、都心の高いマンションを買っています。

元気なのは富裕層です。
多くの若者が非正規雇用の低賃金労働者に甘んじています。
日本社会は「総中流」から「貧乏と中流以上」に階層化しています。
年収で言えば500万円未満と1500万円以上。
その中間がいかにも希薄化しているのです。

今の東京で、普通の住宅を購入し、子供2人をマーチ程度の
私立大学に入れるくらいの教育を施すためには、
世帯年収が1500万円程度は必要になってきます。
でも、そんな富裕層は全体の3%もいるのでしょうか?

活気を失っているのは、年収500万円未満の人々。
彼らが明日に希望を持って生きる社会に変えないと、
この国が再び成長軌道に戻ることはありません。
でも、そんなことは無理。だから日本経済の先行きは暗し。
これからの時代、衰亡期を上手に生きることを考えるべきですね。
とりあえず、こういう不自然なバブルが起こっている時には
マンションの購入は慎重になるべきです。

さて、資産価値レポートの更新情報です。

この2つのレポートはエリアが重なっているので
重複しているマンションも多いです。
ご自身のニーズに合わせて、
どちらかをお選びいただくといいと思います。

目黒・五反田・大崎
価格 2,980

■大崎ウエストシティタワーズ,■オープンレジデンシア目黒花房山,■パークシティ大崎 ザ レジデンス,■ザ・パークハウス 目黒三丁目,■サンウッド学芸大学テラス,■レ・ジェイド下目黒,■ディアナコート学芸大学レジデンス,■セントラルレジデンス目黒学芸大学

品川区総集編
価格 4,690

■ブランズシティ品川勝島,■ルネプレミアスカイ品川中延,■ザ・パークハウス南大井,■プレシス大井町,■クレヴィアタワー目黒不動前,■パークシティ大崎ザ タワー,■オープンレジデンシア目黒花房山,■パークホームズ大井町ベルヴェデーレ,■ドレッセ武蔵小山プレヴィ,■シティインデックス大井町,■クレストラフィーネ旗の台,■クレストフォルム南大井,■大崎ウエストシティタワーズ,■クレストタワー品川シーサイド,以上の14物件を収録

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16日の夜に発覚したのですが、

私のメールがまともに受信できない状態になっていました。

7月10日以降、このブログを通じて私に

●無料相談を申し込まれた方

●有料相談を申し込まれた方

●お問合せをいただいた方

●セミナーの参加申込みをされた方

その内容が私のところに届いていない可能性があります。

かつ、その内容が保全されていません。

誠に申し訳ございませんが、もう一度お手続きください。

現在は回復しております。




日本というのはただ今衰退の第3歩目くらいを踏み出したところ。
衰退の原因は、言わずと知れた少子高齢化、そして人口減少。
これから多くの何も生産しない老人たちを養わなければなりません。
「何とかならんのかなー」と、いつも考えています。

まず、高齢者がもっと働けるシステムを作るべきだと思います。
例えば、65歳以上の高齢者は最低賃金を下げてもいいのではないですか?
66歳の初老さんは、25歳の元気な若者君の様には働けません。
例えば、介護の現場は著しい人手不足。
家でヒマしている元気な初老さんたちに手伝ってもらえばいかが?
それを、時給500円くらいで雇いうことを可能にするのです。
66歳のおばさんは二人で一人前だと思えば、
少々動きが鈍くても雇う方も同僚たちも腹が立たないでしょう。

同様に、保育園にも初老さんたちを大量に送り込むべきですね。
子育てを経験した人が多いから、きっと役に立つと思いますよ。
オバサンだけじゃなくてオジサンにも参加してもらいましょう。
初老とはいえ男だから、多少の力仕事は出来ると思いますよ。

介護や保育というのは、それ自体で何かを生み出しません。
でも、そのサービスを受けることで、健康な方を
生産社会へ送り出すことができます。
何かを生み出していた方がGDPの足しにはなるはずです。
まあ、GDPのことばかりを考える経済成長至上主義には
違和感を持っている私ではありますが。

成長といえば、日本には大きな成長産業があります。
みなさん、それは何だと思いますか?
IT技術? アニメなどのソフト? インターネットの何か?
いえいえ、違います。
今の日本でもっとも将来性豊かな産業分野は「観光」です。

日本というのは、世界中から憧れを抱かれている国です。
寄ると触ると日本の悪口ばっかり言っている韓国や中国の人も、
心の底では日本に行ってみたいと思っているはずです。
なぜなら、悪口を言うのは大半が嫉妬しているからです。
自分の国よりも豊かで、キレイで、正直で、安全な国。

中国や韓国でさえそうなのですから、全世界ならもっとすごいですよ。
最近、私の身近な人間がイギリスの田舎で約2カ月半を過ごし、
日本に帰ってきていろいろと話してくれました。
そこにはある理由で近隣諸国の多くの若者が集まるのですが、
「日本大好き」という人がほとんどだったそうです。
「日本なんて嫌い」と陰で言っていたのは一部の韓国人くらい。
ちなみに、韓国はほとんど人気がなかったそうです。

さて、日本には今、年間で1000万人くらいの観光客がやってきます。
それを何年か先に2倍の2000万人、さらに10数年後には
3000万人に増やそう、という計画だそうです。
「エッ、2000万人」なんて、驚いてはいけません。
フランスは人口が6千万人なのに、
年間で8千万人の観光客がやってきます。
フランス製というのはブランド物とルノーとエビアンくらいしか
思い浮かびませんが、製造物が少なくても観光収入は莫大。

あの中国でさえ、年間5000万人以上の観光客がやってくるとか。
でも人口は13億くらいですから、比率は日本の方が上。
中国が政情不安と大気汚染で、今後の伸びは・・・・
でも、日本は大丈夫。フクシマ問題も騒がれなくなりました。

それに、日本には観光資源がたくさんあります。
寺社仏閣や富士山、京都などのトラディショナルに始まって
秋葉原や原宿、六本木なども世界中の若者の憧れ。
北海道のパウダースノーや九州の温泉も魅力的。
何よりも清潔で安全。そして、日本人は親切。

ただし、困ったことが2つ。
ひとつは物価が高いこと。ふたつめは語学。
まあ、物価が高いのは円安で多少緩和されました。
ただ今後はどっちにふれていくのか分かりません。
語学は問題でしょうね。東京の街角では英語が何とか通じます。
でも、地方都市になるとかなり怪しいですね。
ましてや中国語や韓国語、その他の言語はからっきし。

まあ、そういうハンディキャップを乗り越えてでも
今後は観光産業が大いに隆盛すると思います。
LCCの役割も大きくなりそうですね。
今は不足気味のホテルの整備が必要になるでしょう。
まあ、そちらはオリンピック開催で拍車がかかりそうですが。

割合は少ないでしょうが、英語の話せる初老さんたちは観光業なら
最低賃金以上で活躍の場が提供されるのではないでしょうか。
観光業が盛んになって日本経済を盛り上げれば、
再び成長軌道に戻れる可能性だって出てきます。
また、日本を大嫌いな嫉妬ブタ2国からも、
たくさんの観光客がやってきて「真実」を知れば、
ちょっとは外交関係もよくなるのではないでしょうか。

もうひとつ、日本国内の成長産業は「農業」です。
アベノミクスの成長戦略で「岩盤規制に穴を開ける」というのが
ありますが、農業でこそそれを急いでほしいですね。
でも、長くなりますから今日はこの辺で。
「農業」については、またの機会に語ります。

「めった斬り」には追加のリクエストが多いので、
近いうちにお答えしたいと思います。
今しばらくお待ちください。

さて、資産価値レポートの新作紹介です。

川崎市川崎区
価格 3,190

川崎区というのは、川崎市の中でも概ねJR東海道線の南側。
このエリアには大規模物件が多数ひしめいていて
激しい競合状態にあります。
「カワサキチカイ プロジェクト」は、大師線沿線でも最も遠いところ。
戸数の多さから苦戦が伝えられる「リヴァリエ」は
もっと大きな市場規模から考えればお買い得タワー。
「シティテラス川崎鈴木町ガーデンズ」は、住友らしいKY価格。
「カサーレ川崎ネクシア」と「マークウィング川崎」を
比べると、ある理由で前者に分があるように思えます。
それにしてもこのエリア、供給過剰で競合が激しすぎ。
しっかり選んでおかないと、将来が大変です。

■セントラルプレイス川崎,■センター川崎マーク・レジデンス,■クリオ川崎サウステラス,■カサーレ川崎ネクシア,■マークウィング川崎,■カワサキチカイ プロジェクト,■リヴァリエ,■シティテラス川崎鈴木町ガーデンズ、以上の8物件を収録

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2014/7/16 15:13 | ちょっと脱線 | Comments (2)

ちょっと中断していたのですが、
「デベロッパーめった斬り」企画を続けたいと思います。
今回で一応の締め。リクエストがあったらやるかもしれませんが。

東急不動産
東急グループというのは、なんかギクシャクしていますね。
もともとここは東急電鉄の子会社。今でもそうですけど。
トップもほとんど電鉄から来ているはずです。
でも、なぜかあまり仲良くありません。

電鉄は電鉄で、また独自のデベ事業部を立ち上げて
「ドレッセ」というブランドで分譲しています。
こちらのブランド名は「ブランズ」。
はっきりいって、あまり冴えません。
販売子会社は「東急リバブル」。営業力は脆弱。
相場並みで販売しているのに、よく完成在庫になっています。

リバブルの上層部は、不動産からやってきます。
現場はちょっとナーナーっぽくなっていますね。
客ではなく、上を見て仕事をしている感じ。
それがまた、営業力を削いでいるような・・・・

大手といえども、やや元気のない会社。
単独の大きなプロジェクトも少なくなりました。
作るモノはそんなに悪くはないのですが。

大成有楽
スーパーゼネコンである大成建設の子会社です。
そうでなければ、リーマンショックの時に・・・・
独立色が強いのですが、社内は大企業病ですね。
独自に大きな事業を立ち上げる力があるのかどうか疑問。
「ユトリシア」なんてババを掴まされたりしていますから。
どちらかというと「長谷工と愉快な仲間たち」の一員、
というイメージが強い会社ですね。
ほとんどが郊外型。都心ではほぼ見かけません。
多分、社内でノウハウが育っていないのでしょう。
売れなくなったら、すぐに値引きをしています。

大京
10年くらい前までは、供給量でトップでした。
今でもそれなりに物件を出してきますが・・・・
凋落のイメージはぬぐえませんね。

しかし、マンション業界では一時代を築いた会社。
明和地所、ダイア建設、扶桑レクセルなど、
ここから出て行って大きくなった企業は多いですね。
大半、途中でダメになってしまいましたが。
グローバル住販のような「孫」の時代になっています。

今は完全にオリックスの子会社。昔日の観なし。
もともと営業系の会社です。作るより売る方が得意。
一度モデルルームに行くと、帰してもらえないというイメージ。
今はどうか知りませんよ。でも体質は引き継いでいるでしょう。
人材の薄さが中長期で響いたと思います。

オリックス不動産
ご存じの通り、親会社は金融系。それも、かなり新興。
マンション業界でも、ここ20年程度の新顔。
はっきりいって、理念を感じません。
都心でも郊外でもダボハゼのように事業展開。
長谷工ともたまに組んでいました。

最近、かなりおとなしいですね。
リーマンショック前のミニバブルで、相当土地を仕込んだとか。
それを未だに処理しきれていないそうです。
事業化すれば、赤字が拡大するのでしょう。

事業担当者にデベの矜持を感じません。
すぐに業者とズブズブしているイメージ。
まあ、トップがワンマンですからね。
仕入れた土地の処理には相当長い時間がかかりそうです。
もしかしたら、数年後にはほとんど見かけなくなっているかも。

住友商事、住商建物
「クラッシィ」というブランドネームで、それなりに供給しています。
まず「ソツがない」というイメージですね。
子会社の「建物」は普通の不動産屋です。
でも住商本体の担当者は、当たり前ですが優秀です。
ですから、売れそうな事業しか手を出しません。
その代わり、モノづくりにおいて冒険もしません。
商社系はどこでも同じようなものですけど。
ただ、優秀なだけに独自で事業展開のできる会社。
今後も事業は続けるでしょう。

丸紅
商社というのは、儲かれば手を出します。
そうでなければ手を引きます。
ここは最近マンションから「撤退気味」という話を聞きました。
ブランドは「グランスイート」。普通です。
また儲かるようになれば出てくるのでしょう。
モノづくりは住商に劣ります。平凡ですね。

セコムホームライフ
「グローリオ」というブランドでマンション事業を展開。
私から見ると、かなり「素人臭い」会社です。
一生懸命いいものを作ろうとしているところも見えます。
でも、市場から遠いところに「アウト」している例も多かったですね。

最近、他社から人材を吸い上げたみたいで
やや素人臭さが薄まった印象です。
でも、親会社は超優良企業なので、緊張感が薄いですね。
「失敗を恐れない」というのは、良くも悪くもあります。
リーマンショックで撤退が噂されましたが
しつこく生き延びています。
でも、これからの時代はどうでしょうか。ちょっとヤワな感じです。

サンウッド
「三つの木」ということで、昔は森ビルグループ。
今はまったく関係がないけれど、名前は継続。
森ビルグループ時代は、親会社のキツイ支配下にあって
社内はちょっと淀んだ感じだったですね。
今も、その空気は継続している感じがします。

事業展開は、どちらかというと不器用。
「高級路線」を自負しているようですが、中身は意外と普通。
モノと価格のバランスが悪いことも多く、
よく完成在庫になって値引きをしています。
これからの時代、生き残れるかどうか????

さて、資産価値レポートの更新情報です。

目黒区総集編
価格 3,790

「プラウド自由が丘」は、場所柄早期完売が予想されます。
今回登場した「ブリリア学芸大学」は、あまり住宅地・学芸大学
というイメージとはあわない立地。でもまあ便利です。

目黒区というのは総じていい住宅地がたくさんあります。
「祐天寺プロジェクト」や「ザ・パークハウス目黒3丁目」なんて
自分で買って住みたくなるような場所です。

■プレシス駒場東大前,■Brillia(ブリリア)学芸大学,■(仮称)祐天寺プロジェクト,■ジオ碑文谷一丁目,■ザ・パークハウス 目黒三丁目,■サンウッド学芸大学テラス,■レ・ジェイド下目黒,■ディアナコート学芸大学レジデンス,■セントラルレジデンス目黒学芸大学,■プラウド自由が丘,■ブランズ碑文谷三丁目、以上の11物件を収録。

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人間の思考回路というものは、一旦ある方向に向いてしまうと
なかなかそれ以外の方角にはブレないし、目を向けようともしないもの。
「もう一度原点に返って」物事を考えるなんて、
口で言うのは簡単だけど、実行は至難の業。

最近、集団的自衛権の件でやいのやいのと騒ぎがありました。
私から見ると、どうして騒いでいるのかよく分かりません。
特に反対派の主張が何とも滑稽。
「集団的自衛権を認めると戦争にまき揉まれる」。
だいたいの反対論がこういうベクトルだったと思います。

この論で行くと
「集団的自衛権を認めないのなら、戦争に巻き込まれない」
ということになりますね。
我らが優しい隣国の方々は
「日本は集団的自衛権を認めていないから、戦争を吹っ掛けるのをやめよう」
なんて、お考えいただけるのでしょうか?

「いや、第三国同士の戦争に巻き込まれるのだ」
という反論が返ってきそうですね。
日本国内には、アメリカ軍の基地があります。
朝鮮戦争でも、ベトナム戦争でも、最近のイラクやアフガンの
戦いでも、アメリカ軍の多くの部隊や軍需品は
日本国内の基地を経由して戦地へ送られているのです。
これって、すでに巻き込まれている状態です。

9.11の時、アメリカがどれほど衝撃を受けたか覚えていますか。
あの時、私は自分の車に乗って横浜に向かっていました。
何となくラジオでFENなんか聴いていました。
異常でしたね。
「すべてのアメリカ人は米軍の基地か大使館などに避難せよ」
と呼びかけていました。
彼らにとって、戦争とはかなりリアルで身近なのです。

イスラム過激派のゲリラが、日本国内の米軍基地に対して
テロ攻撃を仕掛けることも十分に考えられました。
今も、アメリカ人たちはそのことを想定しているはずです。
つまり、日本はアメリカと軍事同盟を結び、
国内にその軍隊の駐留を認めている時点で、アメリカが行う
すべての戦争に「巻き込まれている」のです。
ただ、今までは幸い攻撃の対象にならなかっただけ。

例えば、北朝鮮の正恩君が「横須賀に核ミサイルを打ちこめ」
と命令して、実行したとしましょう。
そして、キチンと着弾して横須賀に寄港していた
アメリカ海軍の軍艦が撃破されたとします。
はたして、横須賀市に住んでいる日本人は無傷でいられますか?

ただ実際には、そういうことが起こる可能性は小さいでしょうね。
もしそうなれば、アメリカは間違いなく平壌に核ミサイルを打ち返します。
もう一つか二つの都市を灰にするかもしれません。
正恩君は、フセインのように国際的な犯罪者になります。
だから、正恩君がいくらおバカでも、そこまではやらないはず。

さらに仮定の話。
でも、トチ狂った将軍たちがクーデターでも起こして、
「もう破れかぶれだ」なんて考えたとします。
横須賀に向かって核ミサイル発射の準備を始めました。
多分、アメリカはそのことを察知するはず。

最もありそうなことは、三沢あたりから巡航ミサイルを飛ばして
事前に北の核ミサイルを破壊しようとするでしょう。
あるいは、空母を日本海に浮かべて空爆を仕掛けるかもしれません。
そうなれば、日本海から北の潜水艦を一掃する必要があります。
海上自衛隊は、世界一ともいえる対潜作戦能力をもっています。
有事には、アメリカの海軍艦艇を潜水艦の脅威から守るべく、
日頃から共同の訓練を繰り返しています。
だから、まずは海上自衛隊が日本海から
北の潜水艦を排除する役目を仰せつかるのは自明のこと。

これは当然、集団自衛権の行使と捉えるべきでしょう。
日本を狙う邪悪なミサイルの発射を、アメリカが阻止してくれるのです。
そのアメリカ軍を助ける行動を行ってどこが悪いのでしょう。
むしろ、それができない方がおかしいはず。

それでも、多くのメディアは「戦争に巻き込まれる」と大騒ぎして、
まるで安倍さんを好戦的な右翼政治家のように非難しています。
そのせいで、安倍さんの支持率まで落ちてしまいました。
まあ、タイミングよく号泣する兵庫県議やアスカの保釈
みたいなニュースが出てきて、ここのところの集団的自衛権の
議論は静まりつつあるようにも思えますが。

反対論の多くは「戦争をしてはいけない」という、
何とも抽象的な観念論に行きついてしまいます。
そりゃそうですよ。戦争はいけません。
出来ることならやらない方がいいし、巻き込まれたくもありません。
でも、自らが「戦争ができない」状態にしておくと、
そこに付けこまれて国を滅ぼしてしまいます。

例えば、チベットという国にはほとんど軍隊がありませんでした。
1950年、中共軍はやすやすとあの国を占領し、自国領に組み込みました。
日本が「戦争ができない国」なら、チベットと同じ運命です。
私は、自分の子孫が中国の支配に抗議して焼身自殺をしたり、
反対運動を行って牢獄につながれる未来なんて望みません。

最近の中国は傲慢無礼な振る舞いが目立ちますね。
結局、周囲は敵だらけになってしまいました。
ひとり韓国だけが媚びている状態。東アジアはかなり不安定です。
日本はこの前の戦争に負けて以来、
今ほど戦争の脅威を受けている時はないと思います。
中国には抑止力が効いていないところがあります。

冷戦時代、ソ連の戦闘機その他が度々日本の領空を掠めました。
しかし、スクランブルした自衛隊機にレーダー照射を浴びせた、
という話は聞いたことがありません。
傍目で見ていると、どうも習君は軍を掌握しきれていないような。
つまり、予期せぬ偶発的発砲はいつでも起こり得るのです。

多くの日本人が「戦争なんて起こるわけがない」と思っています。
しかし、私にはそれがとても身近になりつつあると感じます。
人間とは、日本人一般が考えているほど聡明ではありません。
特に我らの隣人たちは国際的な常識からズレているようですから。

さて、レポートの更新情報です。
4月に新作としてリリースした「渋谷区」。早くも初回の更新を行いました。
今回新登場したのは「パークコート渋谷大山町ザ プラネ」。
すごいですね・・・びっくりしました。

渋谷区というのは、実に贅沢な住宅地がたくさんあります。
贅沢というのは、都心でありながら第一種低層住居専用地域なのです。
だいたい、4階までしか建物が建てられません。
ほとんどが住宅です。自然、戸建てが中心となります。
そんなエリアに6000㎡の敷地、131戸というスケール。

これは高くなりますね。
売主は三井不動産レジデンシャルですから、安いわけありません。
建築費が高騰していて、都心はミニミニバブル状態。
多少高くても「仕方がないか」という需要があります。
でもね、落とし穴もあります。

都心や湾岸のタワーマンションが売れているのは
相続税対策や中国系外国人の需要があるからです。
一種住専は相続税対策にはなりにくいし、「上品な住宅地」という
価値観は中国系外国人の好みには合っていないのです。
つまり、このマンションは「実需」が便り。
ミニミニバブル価格で売れるでしょうか?
そのあたり、レポートではもっと突っ込んでいます。

渋谷区総集編
価格 2,590

■グランドメゾン上原レジデンス,■パークコート渋谷大山町 ザ プラネ,■ザ・パークハウス 元代々木町,■ザ・パークハウス上原,■プレシス参宮橋,■クラブスイート恵比寿、以上の6物件を収録

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