1983年の思い出深い中国旅行

私が初めて中国に行ったのは1983年でした。
天安門広場の前の道を、大量の自転車が走っていました。
その後は、1990年代に二度ほど行きましたか。
北京に1回と上海に1回。様変わりしていましたね。

北京に行ったとき、向こうの新聞記者と話しました。
胡耀邦の名前を出すと、怪訝な顔をしていましたね。
天安門事件があった2年後くらいの時でした。
その時は、その微妙な関係が理解できなかった・・

私は同志社大学の学部時代、2外は中国語でした。
でも、当時から話すことと聞くことは諦めました。
単位を取るには、読めればOK‥という時代でした。
中国語と英語が読める、というのは便利です。

世界のどこに行っても英字か中文の新聞があります。
今のようにネットがない時代、大の新聞好きの私は
どこに行っても、そのどちらかを買って読みました。
ローカル紙が大好き。地元情報が分かりますから。

まあ、そんなことをしていたのは30年以上昔の話。
先日、第一線で活躍している若手ジャーナリストと会食。
彼らはともに沢木耕太郎「深夜特急」のファンでした。
「あれは僕のチョイ年上の世代を痺れさせたモノだよ」
というと、30代のご仁は真顔で「私は痺れました」と。

聞けば、海外の日本人が泊まるような安宿には
その本が置いてあるそうな。ホンマかいな、と思いました。
その30代氏は「僕は第1巻をPDFで読みました」だって。
海外で知り合った日本人がスマホでデータを呉れたとか。

今はそういう時代なんですね。オッサンのアナログ新聞
漁りは昭和時代の「思い出話」になってしまいました。
ちなみに、私は「深夜特急」を読んでいません。
貧乏旅行よりも「ハワイのプールサイドで昼寝」が好きです。

話を戻して1983年の中国旅行は「洋上大学」でした。
今や死語ですね。ピースボートが少し似ているかな。
私が参加した洋上大学は、当時の中国との「青年交流」を
テーマにしていました。まあまあ、昭和らしいイベント。

私は、父親と交流があった京大教授のコネで参加。
親父が金を出してくれる、というからには断る理由なし。
近畿2府6県が主体となった「青年交流」‥アハハ。
私のような大学生は少数派。ほとんどが20代の社会人。

で、イベントなどで向こうから出てくる中国人は
揃いも揃って超エリート。分かりやすく言えば「東大」級。
こっちは高卒の公務員とか看護婦さんとかデパートの店員。
そこに私のような「変わった」大学生が混じっていました。

当然、言葉は通じません。ごくたまに日本語が分かる
向こうのエリートがいましたけどね。だから会話は
英語か筆談。英語の場合、私のような現役の大学生が
前に押し出されるように「通訳」を務めました。

私はそういう時に、あまり臆さないタイプです。あははは。
けっこう楽しかったですよ。その時は海外旅行も2回目。
相手だって外国語を初めて使う感じでしたから。
でも、基本は「東大」級。わりあい正しい文法で話してました。

しかし、今は自動翻訳があって便利ですね。あの時、
今のスマホがあればどれだけスムースだったでしょう。
まあ、スマホがなかったので英語が少しだけ話せた私は
グループの中でスター扱い。女子からはモテモテでしたがw。

時代は変わりました。今の私は毎日動画を撮っています。
ネタは韓国や中国、ロシアなど。ネタ元は主に日本語の
ニュースサイトですが、時には原語サイトにも当たります。
英語や中国語でも、めんどくさいから原語で読みません。
ボタンひとつで日本語に翻訳されますから。便利!

日本人はまもなく語学のハンディキャップから解放。
まあ、自動翻訳に頼らず話せることは有利ですが、
それよりも「何を話すか」がいっそう大事になりますね。
拙い英語で中国人たちと話したのは、いい思い出です。

早稲田大学エクステンションセンター
私の冬講座が予定されています。
2025年2月の毎週木曜日、1900から早稲田大学で開講予定。

「タワーマンションとは何か?」

サロンもやろうと思っています。
榊淳司の世界と日本と不動産の
「当たり前に思えること」を疑ってみるサロン

本日の動画 ↓

2025年1月18日(土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して約10年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:1月18日(土)13時~16時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から16時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(10月)は待ち時間が発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

よく「榊さんのお奨めのマンションを教えてください」というお申出をいただきます。お勧めのマンションなど、日々変わります。お知りになりたい方は、ぜひ有料メルマガをご購読ください。約3か月(費用4790円)ですべての資産価値レポートのタイトルを一巡します。それでレポートの価格にして数万円分となります。
購読料 1ヵ月 1,590
※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから  次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください。

メルマガ


2025/1/13 14:15 Comments (0)

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.


Leave a comment

※こちらへ書き込みいただいたコメントは、承認後全て表示されます。
マンション購入に関する個別相談等こちらへ表示させたくない場合は、
専用フォームからお願いいたします。