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榊 淳司オフィシャルブログ

2021年、日本の不動産は暴落しませんでした。
マンションも値下がりするどころか、
都心エリアとその周縁では値上がりしています。
なぜでしょうね。答えはカンタンです。
政府の巨額なバラマキ政策と、富裕層の存在。

こんなにも景気対策が効いたのを見たことがありません。
政府がバラまいたのは、約70兆円です。
しかし、それによってGDPが同額増えたわけではありません。
GDPはほとんど変わらない。この7-9月期はマイナス。
しかし、現実に目の前の景気は悪化していません。
それどころか、不動産屋どもの一部はウハウハです。

失業率は2.7%。コロナなのに完全雇用状態。
倒産件数は、最近やや増えていますが過去最低水準。
金融庁のお達しで「倒産させるな」と。
銀行はせっせとをアカン会社にも融資しています。

これでは、不動産価格は下がりませんね。
富裕層はなんも傷んでいないので高くなった
都心のマンションをホイホイと買っています。
だから、バカ高のマンションも売れている。

一部の経済評論家は、そのことについて
「新築マンションの供給が絞られたか」なんて
見当はずれな見解を出しています。笑止千万。
海外旅行に行けなくなったヒマな金持ちが買っているだけ。
ヘンな需要が今のマンション高騰を支えています。

しかし、マンションを住むために買う実需層は
ほとんど動いていません。だって、年収が減ったから。
彼らが買うべき郊外のファミリーマンションは
首都圏も近畿圏も軒並み販売不振で、死屍累々。
大阪は都心のタワマンも売れずに、さあ大変。

そして、都心でもあまりに高くなりすぎて
普通には売れなくなっています。当たり前。
岸田内閣は55兆円ほどバラまくそうですが、
中身を見てもよーわかりません。つまりは
財務省の役人の言うことを「聞きすぎた」。

そんな景気対策は、多分効果がないと思います。
なので、来年はマンション販売が不振になりそう。
新築も中古も売れなくなる可能性が大。
その後は、下落期に入りそうな気がします。

2023年の4月に日本銀行の総裁が交代します。
それで10年も続いた異常な異次元金融緩和は終了。
不動産は長い長い低迷期に入るのではないでしょうか。
おりしも、オフィスの空室率がだらだら上がっています。
テレワークが定着すると、オフィス需要は減退。
そのうち、ビルの値段が下がり始めるでしょうね。

どういうタイミングがオミクロンが発生しました。
これは多分、世界的なコロナ脱却を最低3か月は
遅らせる可能性があります。つまり、あと2年は
コロナとのお付き合いが続きそう。多分、日本は別。

局地バブルもそのどさくさに紛れて終了する
可能性が大きいと思います。富裕層だけでは
この異常な価格高騰を支えきれないと思います。
下落期には下落期の空気が醸成されます。
その空気は10年以上続くのではないですかね。

本日の動画 ↓

2021年12月4日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:12月4日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(10月)には待ち時間が多少発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

よく「榊さんのお奨めのマンションを教えてください」というお申出をいただきます。お勧めのマンションなど、日々変わります。お知りになりたい方は、ぜひ有料メルマガをご購読ください。約3か月(費用4790円)ですべての資産価値レポートのタイトルを一巡します。それでレポートの価格にして数万円分となります。
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最近ツラツラ思うことがあります。それは、
百年後には今のような鉄筋コンクリート造の
マンションは作っていないだろうな、ということ。
なぜなら、ひどく効率が悪いからです。

鉄筋コンクリートは、普通にもって100年でしょうね。
ものすごくがんばっても200年が限界でしょう。
その後はただ朽ち果てるか、そうでもなければ
人間の手で取り壊すしかありません。

元々丈夫にできていますから、壊すのは大変。
ましてやタワマンなんてどうするのでしょうね。
ただでさえ醜悪なのに、廃墟化したら
それこそ街並みの中のお化けになりますよ。

取り壊す費用だって大変。普通のマンションで
戸当たり数百万円はかかります。
タワマンなら1千万円近くかかるかもしれません。
それを払うのは、今の法規では区分所有者。
まあ、できないでしょうけどね。

だから、今のような鉄筋コンクリート造の
マンションを建造するのは法律で禁止されるかも。
その理由はマンションはひどく反社会的な建造物
である、と位置付けられるからかもしれません。

100年後に鉄筋コンクリート造に代わる、
新しい工法が確立されている、と仮定した場合です。
若しくは、今のRC工法が進化して、
中の鉄筋が酸化しない画期的なやり方が
開発されているかもしれませんね。

もし、そんな新工法が開発された場合、
旧工法(今のRC)で建造されたマンションは
ことごとく「旧工法物件」となってしまいます。
現在の「旧耐震」か、それ以下の扱いでしょう。
もちろん、「旧工法」のマンションは
資産価値が急落します。場合によってはマイナスに。

「また榊がヨタ噺を書いている」
そう思う人もいるでしょう。その通りかも(笑)。
しかし、100年の年月はそれくらいの
技術革新を生むには十分ではないでしょうか。
何よりも、この反社会的なRCという工法を
やめないと、日本はそこらじゅう廃墟だらけですよ。
特に、あんなにたくさん作ったタワマンはどうするの?

もちろん、廃墟化するまでには何十年もかかるので
その頃には今の住民はみんなあっち側に逝っているはず。
売主だった会社も消えてなくなっているかも。
つまり、だーれも責任が取れない状態かも。
それでも、誰かが取り壊さねばならないのです。

中長期で見れば、マンションというのは
ことほどさように厄介な社会のお荷物予備軍です。
しかし、そんなことに気が付いている人は皆無。
ネットを見ていると、「どこどこのマンションがいい」
的なおバカの言動ばかりが目につきます。

まあ、そもそもマンションを美化する時点で
自分のアタマで物事を考える能力がないことを
世間に晒しているようなもの。
お隣さんが「ハングルは世界一機能的な文字」
なーんてほざいている構図とよく似ていますね。

マンションという住形態は一時的に
日本人を幸せにしました。しかし、中長期で見ると
この国にトンデモナイお荷物をしょい込ました
のではないかと思い始めています。

本日の動画 ↓

2021年12月4日(土)榊淳司の不動産売却相談会

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私は来年で60歳になります。
最近、そのことを意識するようになりました。
「わしも定年やな」という感じです。
大学の時の同級生はほぼ一浪でしたから
みな今年で60歳を迎えたはず。

最近の会社は優しいので65歳までは
雇用を続けてくれるケースが多いみたいですね。
でもまあ、役員でもない限りヒラに戻ります。
みんな、どうしているのかいな、と思います。

私が20代の中盤だったころ勤めていた
3流の広告代理店の同僚や先輩を思い出します。
たった300人くらいの会社でしたが、
派閥争いとか社内不倫とか業者との癒着とか
創業社長の老害とか、そのバカ息子とか、
まあひと通りの醜聞はありましたね。

私は2年半しかいませんでしたが、
退社後は20年弱ほど外注業者として眺めました。
なまじ、みんなよく知っています。
特に先輩や上司筋の人はだいたい分かります。

私、こう見えても「歩く社交性」とか言われます。
まったく仕事で関わらない部署にも
飲み仲間がたくさんいました。その人脈が
外部業者になった時に役立ちましたね。

しかしその会社、十数年前に老害がたたって
某IT系企業の子会社になってしまいました。
もちろん、老害の創業者やバカ息子は追放。
その後、ネット化を図りましたが、失敗。
今では十数人の規模で、債務超過に転落。
来年か再来年には消えそうな感じですね。

まあ、それはいいとして・・・
十数年前に経営危機になった時、
やはり猛烈なリストラが行われました。
50も過ぎたようなオッサンたちが、
ほぼ突然に世間に放り出されたのです。

その直後にやってきたのがリーマンショック。
それはもう、彼らにとっては暴風雨でしたね。
私も、自分の会社が大変でアップアップ。
彼らを助けるどころではありませんでした。

何十人もの人間が私の視界から消えました。
すでに50代になっていた先輩たちも大勢。
中には独立したりフリーになったり。
それでうまくやっていたような人も何人か。
しかし、5年持った人はいませんね。

その広告代理店、新築マンションの広告では
長らく業界のトップでした。だから
「・・OB」といば、あの狭い業界の中では
それなりに尊重されるのですよ。
遠い昔、私が27歳で飛び出した時もそうでした。

しかし、そういう神通力は3年持てばいい方。
あんなアホな業界でも、やはり最後は実力です。
「・・OB」というだけでは生き残れません。
この「元キャリ3年の法則」には普遍性があります。

大学の同級生たちを見ていても、「・・OB」の
肩書が効いているかな、と思えるのは長くて3年。
そのあとも輝いているか、燻っているかは
本人の能力と性格と適応力ですね。

人間50を過ぎると、アタマも心も固まります。
それまでのキャリアや経験に則してしか、
ものごとを考えたり理解できなくなるのです。
だから、よほどに覚悟してかからないと、
新しい環境に適応できませんね。
それで躓いた人をたくさん眺めました。

「あんなにアタマのいい人なのに」
尊敬していた先輩たちが、見るも無残な状態で
視界から消えていったのはややショック。
じっくり考えると、彼らは組織の中で
輝くタイプだったのですね。

「・・部長」とか「CD」といった肩書、
あるいは「・・OB]といった名乗りの中でしか、
能力を発揮できなかったのでしょう。
ただ、上手に適応した人も中にはいました。

自尊心の強い人やプライドの高い人は
それだけでハードルが高くなりますね。
なまじっか学歴や成功体験を持っている人も
それがかなり邪魔になっていました。

サラリーマンというのは、人間の生き方としては
かなり歪なスタイルではないかと思います。
多くの人は、それが当たり前だと考えています。
しかし、私は全然そうは思いませんね。
不健全で不健康。できることならやらん方がいい。

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11月27日19:15に「note特別企画第34号 頭のいい人や本当のお金持ちがタワマンに住まない10の理由」 を送信。発信アドレスは

sakakimailmaga●sakakiatsushi.com

●はアットマーク

受信をご確認ください。
受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。

今回、11月に入って6回目の配信でした。
最近、新築マンションの供給が極端に細り、
お知らせできる物件が少なくなっています。
次回は港区か世田谷区あたりからの
予定です。
ご希望の方は早めにお手続きください。

なお、手続きをしているのにメルマガが届かない、
という方はお問合せフォームからお知らせください。

よろしくお願いします。

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新しいユーチューブでの動画を制作しました。

 

 



2021/11/27 19:20 | メルマガ発信 | Comments (0)

久しぶりにnoteの記事を書きました。
以下が無料部分です。
これは近日中に有料メルマガ会員には配信します。
ですので会員の方は500円で買わないでください。

タワマンについては、誰も本当のことを言わない。
しかし、頭のいい人や何代も前から富裕層であった真の東京人は、
自分が住むためにタワマンを買うことはない。
あの醜悪で不健康な住形態を喜ぶのは、
タワマンの真実を知らない人々だけである。

最近、ネット空間にはタワーマンションを否定的に捉える記事が多くなってきた。
私は13年ほど前から自身のブログや、ネットメディアに提供する執筆記事、取材を受けた際のコメント、世に問うた13冊の拙著の中で、タワマンというものが人間に幸福をもたらしにくい住形態であることを訴えてきた。
13年前には、私と同じような視点で情報を発信している例はほとんどなかった。少なくとも私のように名前も顔も晒して、タワマンに対して否定的な言辞を露わにしているご仁はお見掛けしなかった。
ところがどうであろう、この4、5年前あたりから「まるで自分が書いたみたい」と思えるような記事が現れるようになった。そして今では、ネット空間には一定割合の「タワマン否定派」が存在していることが、ハッキリと確認できるようになった。
私がこれを言い始めた頃と比べると、隔世の感がある。

なぜ、こうまで「タワマン否定派」が増えたのか?
その理由はわりあいはっきりしている。つまり、タワマンには否定されるべき理由がしっかりあるからだ。あるいは、多くの人から嫌われる理由も明確にある。それがここ数年で次第に認知されるようになったのだ。
そもそもタワマンのような住形態を喜ぶ傾向は、日本や韓国・北朝鮮、そして中国などの東アジア圏で顕著である。ヨーロッパでは真逆である。
例えば、イギリスのチャールズ皇太子は超高層建築が大嫌いである。そのことを世間に表明することを憚らない。そして、多くのイギリス人はそんな皇太子の言動に眉を顰めることこともない。つまり、大方のイギリス人は皇太子の考えに同調しているのだ。
2017年6月に、ロンドン西部ある「グレンフェル・タワー」という、日本で言えばタワマンに当たる集合住宅で火災が発生した。この火事の死者は70人を数えたという。
この時、日本ではテレビの情報番組などでかなり報道された。その視点は「日本でもああいうことが起こり得るのか」というのが多かった。
しかし、多くの人が見逃したことがある。
それは、あのタワマンはイギリスでは低所得者用の住宅である、という点だ。

私は2019年の6月に「限界のタワーマンション(集英社新書)」という拙著で、タワマンを巡る様々な問題点について指摘した。
少なくとも高い教育を受けていたり、良家に生まれ育ったようなヨーロッパ人は、高層住宅には住みたがらない。それは「限界のタワーマンション」を著した時に、小規模ながらもヨーロッパ人たちにアンケート調査をした結果でも確認できている。
ヨーロッパ人に限らず、アメリカ人も基本的にはタワマン的な住形態がお好みではない。ああいった住まいを好むのは、アメリカ人の中でもトランプ前大統領のようなタイプなのである。

拙著でも示したが、日本でもタワマンに好んで住むのは「ニューカマーのプチ成功者」タイプである。
つまり、大学進学時が就職で東京にやってきて、そこそこの所得にまで達した人々。彼らがプチ成功した証としてタワマンに住みたがるのである。その傾向は、特に湾岸埋め立てエリアに立地するタワマンで顕著にみられる。 
どういうワケか何代も前から東京で暮らし、ある程度のステイタスを築いているような人はタワマンを好まない。いわゆる日本のエスタブリッシュメントたちである。彼らは、湾岸エリアのタワマンなど「人が住むところではない」という感覚さえ抱いている。
実際、私がお会いした何人もの富裕層は、そういった価値観を語っていた。

なぜ、タワマンはかくも知性や教養ある人間、あるいは伝統的な東京の富裕層に嫌われるのか。私なりの考えを「10の理由」というカタチで以下にまとめてみた。

恐縮ながら、この先は有料部分とさせていただく。分量はこの無料公開部分も含めて約14300字。
また、この原稿は数か月後にネットメディアの記事として公開する可能性もあるので、有料購読される方は、そのこともあらかじめご了解くだされば幸いである。

以上が無料部分は。
この続きは有料で500円です。ご希望の方は、
こちらのサイトからお手続きください。

note.com/sakakiats/n/n38a208b672f7

本日の動画 ↓

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