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※順不同・敬称略で掲載しています。

世間は三連休ですね。
私は、実質一日も休んでいません。
でも、昼までは寝ていました。
それは平日も同じ。事務所に着くのは11時から13時の間。
それで7,8時間は仕事をします。主に原稿書き。
「資産価値レポート」というのを書いています。
東京23区の内、20区で供給される新築マンションについて、
現地を見たうえでアレコレと好き勝手なことを書きます。
いちおう、自分の中に決まりがあって「資産価値」目線で見ます。
「10年後に売る場合、貸す場合」を考えます。
おそらく、私ほど多くの新築現場を踏査している人間はいません。
誰も言ってくれませんが、首都圏都心部で新築マンションの資産価値を
個別に語るとすれば、私が第一人者です。えへん!
そうやって毎月何十物件も見てきた中で「これは面白い」という
マンションを選りすぐって配信しているが「有料メルマガ」。
実は、購読者はものすごーく少ないのです。
何といっても1か月に1590円と言うエクスペンシブな価格設定。
800円も出せば雑誌が何誌もタダで読める時代に1590円ですから。
でもまあ、少ないから価値があるのですよ。
だって、このメルマガの読者で「自分で住むために」という方は
私の想像では2割もいないのではないでしょうか。
8割以上が「投資目的」。あるいは「資産形成」。
実際、私が納得した上でお奨めしたマンションをご購入になって
今まで買値よりも下回った事例があるのでしょうか?
今はバブル局面でありますが、それも手伝ってほぼないはず。
何人かのお方からはものすごーく感謝されています。
でも、このバブルが崩壊した後は知りませんぜ(笑)。
最近、豊洲に関する取材をよく受けます。
「豊洲のマンションはこの事件で暴落しませんか?」
カンタンに言うとそういう内容。
私は、豊洲のマンションはここ数年のブームで
下駄を履いたと思っていますから、その分は下がるでしょう。
特に駅から離れたベイズやスカイズは分不相応な価格になっています。
駅に近いマンションも2,3割は下駄を履きましたね。
でも、すぐに価格は落ちませんよ。そういう意味では「暴落」しません。
5年10年と言う時間が経過すれば、自然と実力値に収斂します。
ただ、夕刊紙のタイトルとかは過激ですからね。
まるで僕が「豊洲のマンションは暴落する」と言っているようにイメージされます。
10年で半額になるのが暴落になるのであれば、暴落でしょうが。
5年半前の3.11のあとで、新浦安のマンションは暴落しませんでした。
しかし、この5年で着実に評価は下がっています。
もっと顕著なのは海浜幕張ですね。こちらは暴落に近い状態。
実力以上に上がった場合は、確実に揺り戻しが来ます。
その「実力」がどこにあるのかを、私は自分のレポートで語ります。
おっと、宣伝が過ぎますか(笑)。
話題を変えましょう。
都心の新築マンション市場は高くなりすぎました。
そもそもは港区や千代田区で始まったバブルが、目黒区、世田谷区へと伝播。
武蔵小杉に飛び火した後は横浜のMMにも横っ飛び。
でも、今は売れていません。またぞろ、値引きの季節がやってきました。
品川区や目黒区、世田谷区の条件の悪い物件の多くが値引きに突入。
都心の物件でも、一部では始まっていますね。
そもそも、実力値以上の価格がついているのですから、
バブル的な空気でもない限り売れないのが当たり前。
在庫がたまりつつあります。特に住友不動産。
じつはこれから、バブル期最高潮の価格で仕込んだ物件が出てきます。
私はこれを「2015物件」と呼びましょう。
昨年、事業用地はキチガイみたいに値上がりしました。
実は今もホテルと競合すると、価格はキチガイになります。
注目すべきは「2015物件」がどういうカタチで玉砕するか。
リーマンショック後の不況では独立系デベロッパーが軒並み倒産。
今回、彼らのゾンビは残っていますが、いうほど無茶はしていません。
目立ったのは財閥系大手や野村不動産などのメジャーな連中。
2015年には相当買っていましたよ。どーするの?
この「2015年物件」の後始末が、業界の数年先を占います。
住友不動産がもっとも注目の企業。
3年連続の供給日本一は確実。在庫日本一もほぼ確定。
それは前回のブログ更新で申し上げた通り。
静かに、しかし確実に業界の地図は変わろうとしています。
みなさんにとっては「マンション格差」の勝ち組になるのか、
負け組の悲哀を味わうのかも、ここ数年の激変と関連します。
変化はすでに起こっています。私は、その最前線にいます。
その状況は、このブログでお伝えします。
時々の注目マンションは、メルマガでお知らせします。
さて、その資産価値レポートの更新情報です。
「品川区」と「目黒・五反田・大崎」のタイトルを最新情報化。
品川区ではちょっと「高値疲れ」が見えます。
しかし、これからがデベにとっても辛いところ。
■シティタワー品川パークフロント、■シティタワー目黒、■クレストタワー品川シーサイド、■ブランズシティ品川勝島、■ザ・サンメゾン西大井金子山エルド、■インプレスト コア 武蔵小山、■グランドメゾン品川シーサイドの杜、■オープンレジデンシア南品川、■オープンレジデンシア大井町、■シティテラス品川イースト、■クレストフォルム大井町サウステラス、■ザ・パークハウス 白金長者丸、■ザ・ガーデンテラス目黒、■Brillia(ブリリア)品川戸越 耀邸、■プライムパークス品川シーサイドザ・タワー、■品川イーストシティタワー、■バースシティ東五反田、■ロイヤルシーズン池田山
■シティタワー目黒、■ザ・パークハウス 白金長者丸、■ザ・ガーデンテラス目黒、■バースシティ東五反田、■ロイヤルシーズン池田山、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■シティハウス目黒ザ・グランド、■シティハウス目黒学芸大学、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■シティハウス目黒ザ・ツイン、■ルジェンテ目黒、■ロイヤルシーズン白金台、■プレミスト白金台
そんな中でも買いたいマンションは
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
10月7日17:19に
榊淳司マンション情報82号 港区の5物件
を送信しました。発信アドレスは
sakakimailmaga●sakakiatsushi.com
●はアットマーク
受信をご確認ください。
受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。
今回、10月に入って2回目の配信でした。
次回は世田谷区・目黒区の予定です。
すでに5物件ほどピックアップしてあります。
ご希望の方は早めにお手続きください。
なお、手続きをしているのにメルマガが届かない、
という方はお問合せフォームからお知らせください。
よろしくお願いします。
資産価値レポートのお奨めマンションを逃さずチェックできる有料メルマガのお申込みは、下記より受付けております。入退会はいつでも自由です。
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たまにはマンション市場のことも書きましょう。
最近、世田谷区をまわってきました。
前回よりも幾分「完成在庫」が減っています。
そして「値引きセール中」物件が増えました。
もう誰もが潮目の変化を感じていますね。
まあ、高すぎるものは売れないわけで、経済の法則です。
しかし、価格が目に見えて安くなっているとは言えません。
水面下では、ダラダラと下がっている感じがします。
驚くのは、バブルエリアでの売り物の多さ。
私はかねがね「局地バブル」と言ってきました。
都心と山手線周縁、城南、湾岸、武蔵小杉、横浜MM・・・
関西では京都の御所周辺と下鴨。
こういったエリアのマンション価格がバブル的に高騰。
何がバブルかと言うと、なぜ購入するのか説明がつかない水準まで
価格が高騰してしまっているからです。
私の尺度は投資利回り。専門用語ではNOI(経営純利益)といいます。
これが今の都心の新築マンションだと3.5%くらいです。
それも、借り手がついての話。空室リスクを織り込まず。
はっきりいって、あり得ない低レベル(価格高すぎ)なのです。
私が考える都心の健全なNOIは5から8%です。
番町や表参道なら3.5%でも「しゃーないなー」と思いますが
麻布や高輪や神田なら、5%はあって欲しいもの。
ところが、今は世界経済史上かつてない低金利なのです。
リートはコンマ以下で融資を引っ張れます。
それで3.5%の物件を購入しても、表面的にはOKです。
そのリートを黒田東彦君の日銀が買ってくれますから、これもOK。
中国ほどではないけれども、この局地バブルを支えている張本人は
他ならぬ日銀なのです。
ただ、彼らは局地バブルを起そうとして
異次元金融緩和を行ったわけではありません。
黒田君の目的は、単純に2%の物価上昇。つまりはインフレ。
実のところこれには大失敗を漕いでいます。
黒田君は旧大蔵省ですから、絶対に失敗を認めません。
また、局地バブルが起きて大きな厄災が降りかかっていることも
まったく認めようとする気配はありません。
彼の任期は2018年の3月まで。あと1年半。
さて、今回のバブルは「パンッ」と破裂する気配はありません。
リーマンショックのような大事件が起こらない限りにおいては。
このままだと、徐々に、徐々に、価格が下がっていくだけです。
「オリンピックまでは価格上昇」という根拠のない神話も、
豊洲市場問題と五輪施設見直しでほぼ消えてしまいました。
新築マンション市場は、まことに厄介なことになっています。
まず、世田谷では若干減りましたが完成在庫の滞留。
これは今後都心に限らず広がっていきます。
次に、新規供給の鈍化。事業用地が買えていませんから。
今回、リーマンショックの時と違うのはデベの倒産が少ないこと。
というか、倒産すべきデベはあらかた倒産して、
いくつかはゾンビとしてよみがえっていますが、無茶はしていません。
逆に、私から見てかなりの無茶をしているのは最大手の住友不動産です。
このままでは3年連続で供給戸数日本一ですね。
それと同時に、完成在庫保有数も日本一でしょう。
住友不動産は「住友」である限り、倒産はありません。
しかし、1年後くらいはかなりの苦境ではないでしょうか。
まあ、あの会社の中でマンション分譲なんて3割もないでしょうが。
しかし、東芝みたいな決算上のごまかしがばれる可能性はありそうです。
あれだけの完成在庫をキチンと処理しているかどうか・・・・
ところで、私はマンションの広告を作る仕事を20年以上やってきました。
今でも、酒飲み友達の半分はその頃の仲間たちです。
大半、今は違う世界に身を置いています。なぜなら、食えないから。
今後、新築マンションの広告に関しては、さらに市場が狭まります。
生き残っている連中も、危うくなりますね。
栄枯盛衰というのを、まざまざと感じます。
私が2年半在籍した広告代理店は、
売り上げを最盛期の2割程度に減らしています。
今後、さらに減らすでしょうね。もしかしたら、倒産。
今、日本の国内はいかにも平穏ですね。
豊洲の新市場がどうのこうのと言っても、場末の問題でしかありません。
片岡愛之助が愛人を披露宴に招いた・・・あほらし。
勝手にやってちょーだい、の世界です。
でも、変化は確実に起きています。
1年後に見る風景は、いまとは確実に違うように。
新築マンション市場は、これから悲愴なことになりそうな気がします。
しかし、ここはもともと夢のある業界でした。
私もコピーライターとしてたくさんの夢を語ってきました。
上手にやれば、まだ数年は息をしていられるような気がします。
みなさまに申し上げたいのは、
「住んでいないマンションは売りましょう」ということ。
「家賃の入ってこないマンションも売りましょう」。
「誰も住んでいない実家も売りましょう」。
ツイッターで紹介しましたが、先日お会いした大阪の方が
「河内長野からバスに乗るような中古マンションは100万円でっせ」
とおっしゃっていました。
そのうち「稲毛や戸塚からバスに乗るようなマンションは・・・」
あるいは「ゆりかもめしかはしっとらんようなとこのマンションは・・・」
これはいかにもあり得る未来なのです。
そんな中でも買いたいマンションは
さて、資産価値レポートの更新情報です。
冒頭で申し上げた通り、世田谷と目黒のレポートを最新情報化。
完成在庫が多いので、物件数はそれなりです。
でも、選択は要注意。レポートをお役立てください。
■パークホームズ世田谷梅丘 凜邸、■マストレジデンス世田谷代田、■ブランズシティ世田谷中町、■クラッシィハウス世田谷松陰神社前、■サンウッド桜上水、■グレンドール二子玉川、■ウエリス代沢、■シティハウス用賀一丁目、■シティハウス二子玉川、■グローリオ等々力、■シティハウス用賀砧公園、■ピアース下北沢、■イニシアクラウド二子玉川、■ジオ経堂、■クラッシィハウス上北沢、■アトラス三軒茶屋、■グランドメゾン桜新町、■プラウド上北沢ディアージュ、■ルネ世田谷千歳台 AYUMI、■リーフィアレジデンス 世田谷砧、■デュフレベース世田谷赤堤、■パークナード経堂 フォレスト&スカイ、■レ・ジェイド世田谷砧、■プラウド桜新町、■パークホームズ二子玉川 彩翠邸、■リストレジデンス用賀、■パークホームズ世田谷豪徳寺 翠景邸、■クレヴィア成城、■ウエリス世田谷砧、■芦花公園 ザ・レジデンス
■オープンレジデンシア目黒平町、■ドレッセ目黒大橋プレヴィ、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■Brillia(ブリリア) 目黒 碑文谷、■シティハウス目黒ザ・グランド 、■シティハウス目黒学芸大学、■ザ・パークハウス 碑文谷三丁目、■プラウド目黒東が丘、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■グランドメゾン目黒東山パークフロント、■シティハウス中目黒ステーションコート、■シティハウス目黒ザ・ツイン、■クリオ駒沢公園、■ルジェンテ目黒
「榊淳司のお奨めマンション速報」
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我々は諸行無常の世界を生きています。
諸行無常と言う言葉の意味を平たく言うと
「物事は常に変化している」、でしょうか。
これって「人は必ず死ぬ」というのと同じくらい
人間社会においては確立された真理です。
この二つがあれば哲学なんて必要ないじゃん、と思います。
まあそれは私固有の乱暴な理屈かもしれません。
それで、今見えている現実は10年後とは全然違うワケです。
ところが、大半のアタマのかたーい人々は、未来を予測する時に
「今」を基準に考えてしまいます。
まあ、当たり前です。現在と未来はアナログ的につながっているはず。
だから、普通に考えると大きく変化しません。
ちょっと古い話で恐縮ですが1989年の終りに
日経平均は38915円でした。13年後に7831円。
これをいったい誰が予測したでしょうか? 約4分の1。
今、あの毒水騒ぎの渦中にある豊洲の新市場の横に立つ
スカイズとベイズと言う2つのタワーマンションがあります。
私はあの2棟の実力資産価値は坪単価にして150万円だと予測。
早ければ8年後にはそこまで落ちるのでは、と考えています。
1989年の年末から13年半後に起きた日経平均の変化に比べれば
資産価値が半分になるなんてまだまだ「甘い予測」かもしれません。
さて、今日のテーマはあのつまらない二つのタワーではありません。
何かと言うと、大型の商業施設。例えばららぽーと。
郊外や地方のショッピングモール。都心や近郊のデパート。
そして大型のスーパーマーケット。
昨日の報道でイトーヨーカドーが新規出店を控えると。
流通業界の巨人はイオンとヨーカドーです。
ともに経営状態はあまり芳しくありませんね。
株価も低迷している、と言っていい状況です。
先日、ビックリしたのがイトーヨーカドー新浦安店の閉店。
何度か私も行ったことがあります。あそこが閉店・・・
新浦安の住民は不自由なことになりますね
しかし、これは言って見れば時代の流れなのです。
一言で言えば「お店でモノを買わなくなる時代」が来ています。
私自身で言っても、本の購入はブックオフよりもアマゾンが多くなりました。
「欲しい」と思う本は、アマゾンの方が完全に見つけやすい。
お酒もカクヤスに頼んだ方が楽ちん。
今後、こういった傾向はますます強くなるでしょう。
つまり、リアル店舗は必要なくなってくるのです。
100年前、都会人の娯楽は百貨店と芝居でした。
「今日は三越 明日は帝劇」
三越や帝劇に行くことが富裕層のステイタスの証明だったのです。
今は違いますね。富裕層は三越を喜ぶでしょうか?
話をややずらせると、マイルドヤンキーは郊外の
ショッピングモールにたまるといわれています。
一日ひとり千数百円でかなり遊べて時間が消化できるからです。
しかし、これから若年人口は細るばかりです。
今、30代のマイルドヤンキーは10年後には40代。
10年後の30歳人口は今の3割減くらいでしょうか。
つまり、ショッピングモールも5つに2つは消滅します。
同様に、大きなイオンやヨーカドーもどんどん経営不振に陥ります。
今は盛況のららぽーとだって、10年後はどうなるか分りません。
ああいう商業施設は、赤字になれば容赦なく撤退します。
「いつまでもあると思うなマイルドヤンキーとららぽーと」
先日、横浜の杭未達マンションの建て替え決議が、
反対わずか2票と言う素晴らしい賛成多数で可決されました。
それについてどうこういうつもりはありません。
しかし、建替えられた3年後に戻ってきたときに、
ららぽーとがあるという保証は何もありません。
3年後にはあっても10年後にもあるという保証もなし。
10年後にららぽーとが撤退すれば、あのマンションは
「鴨居駅徒歩11分 築7年」の中古マンションです。
現実と言うものは容赦がありません。
私は、バラ色の未来を語って根拠のない楽観を振りまくよりも、
かなり予測できる悲観的な10年後を考えるべきだと思います。
10年後、多くのららぽーとや大型ショッピングモールが消滅します。
それによって、その傍にあるマンションの価値も暴落します。
ららぽーとやイオンやヨーカドーは可動物です。すぐに逃げていきます。
しかし、ある程度の利用が見込める鉄道はさほど簡単には無くなりません。
つまり「ららぽーとがあるから」という理由で資産評価が高い
マンションは、かなり危うい未来が潜んでいるということ。
今回、新豊洲の騒動でウジャウジャヤと言われていますが、
それよりも今の豊洲にららぽーとが撤退した未来を予測してはいかが?
有楽町線しかない豊洲の未来も、かなり危ういものが感じられます。
東京の人口が減り始めるのは4年後の2020年。
世帯数が減り始めるのは、その10年後の2030年。
子どもの数なんて、今でも減っていそうな気がしますよ。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
今日は午前中に講談社の編集担当さんから電話。
「四刷りが決まりました!」
ヤッター! 自分史上初の四刷りです。
まあ、世間のベストセラーに比べれば可愛いものですが。
私の本はどういうわけか日経新聞の広告が出るとアマゾン順位が急上昇。
リアル新書に加えてキンドルまで順位を上げてくれます。
ますます日経の威力を実感する今日この頃。
実際、私が新幹線に乗るときに買う新聞は日経です。
理由は読むところが多くて文化欄も充実しているから。
私はどーも画面で新聞を読む気にはならないのです。
仕事がら、雑誌や新聞の記者・編集者さんとよく話します。
みなさん、大なり小なり危機感を抱いていますね。
1年か2年前に、朝日新聞の新入社員に
東大卒がゼロだったことが話題になりました。
同年代の朝日の記者さんと飲んだ時に尋ねたら、
彼らの代は東大だらけだったと。
まあ、時代も変わったものです。紙メディア受難の時代。
私は40代の半ばすぎという「周回遅れ」でこの業界に
関わるようになった人間。30代過ぎで入っていれば・・・
私の30代は広告屋の社長と子育て三昧の日々でした。
あったような、なかったような目まぐるしい日々。
でも、今ほど日常は忙しくなかったように思えます。
何と言っても日々の糧の大半は社員が稼いでくれましたから。
俗に、団塊さんたちは「最後に逃げ切り」世代と言われます。
何とか無事に定年を迎えて退職金もそれなりにもらえて、
年金も減らされたとはいえ何とか食えるくらいは・・・という世界。
私は今54歳ですが、年金なんぞは「つけたし」程度でしょう。
特に今の私のような国民年金の加入者はなーんも期待できません。
1日の土曜日に、日本橋の馬喰町で「売却相談会」を開催。
午後1時から5時まで、途切れなく5人のお方とお話ししました。
もちろん、全員が私のブログの読者さんです。
みなさん「売れる」不動産をご所有だけに富裕層ですね。
このブログの読者さんの平均世帯年収は多分、1千万円を超えていますね。
8年前に始めた時の想定は600万円だったのですが、
今は完全に意識を改めました。でも、書くことは同じです。
なぜなら書いている人間が同じなもので(笑)。
私は話し方や言葉遣いは多少変えることができます。
例えば、標準アクセントと関西弁は使い分けられます。
お上品な方との会話も大好き。しかし、所詮は貧乏人の家庭育ち。
「お里が知れる」ようなこともよくあるはず。
自分ではまったくわかりませんけれど。
人間、しょせんはひとつの人格しか持ち得ません。
私は八方美人的にいろいろなお方とお付き合いしますが、
基本的に別の自分を演出しようとは思いません。
どなたにも、同じような態度で接しているつもりです。そのせいか、
エライ人には生意気と思われ、ひがんだ人にはエラそうに見えるようです。

先日、この事務所でちょっとだけ盛大な飲み会を開きました。
最近、よくお見えになる如月さんという仲間がいます。
このお方とはかれこれ20年のお付き合い。
年に何度もお会いしませんが、あった時は実に愉快です。
少なくとも私は「知的」な会話を楽しませていただきます。
特に、広告屋時代は知的な会話に飢えていましたから、刺激的なお相手。
その如月(ペンネーム)氏が飲み会の他の参加者にこうおっしゃいました。
「私は千原(本名)さんを20年前から知っていますが、この人はまったく変わっていません。20年前に社長として目茶苦茶に儲けていたとき(多少オーバー)も、今の仕事を始めた時も、今みたいに売れた(まだ売れていません)あとも、ずっと同じでこんな感じ。不思議だし、エライと思います」
それって「20年間進歩がないということですね」と混ぜっ返しておきました。
私は20代の中ごろに「自分はこういう人間だ」と分かりました。
さして才能はないし、人の上に立つ器でもなし。
しかし、目の前の仕事をこなす能力は秀でていると思いました。
まあ、よくいえば実務家ですね。これは多分自惚れだと思います。
人間、自分がなにがしか優れたところがある、と考えなければ
ウツになったり発狂したり、ビョーキになったりします。
その後の人生では、身の程をわきまえてあまり大望を抱かず、
しかしながら「自由でありたい」という望みは捨てずに生きてきました。
「知的でありたい」とは常に思うこと。
30代、40代はむさぼるように読書をしました。
幸い、私の遺伝子には天邪鬼なところがあります。
既成の権威に対して「ホンマかいな」と疑ってみる気質です。
この天邪鬼なところを活かして、今の仕事をしています。
三井、三菱だろが、住友だろうが、あるいは東大君であっても、
それだけで無条件にひれ伏すことはありません。
まずは「ふーん」と言いながら、粗さがし(笑)。
あと、相手が誰であっても同じように接しているつもりです。
だって、相手に合わせへ態度を変えるのが面倒くさいから。
自分の中で「エライ人用」と「アカン人用」の2つも
人格をもつなんて、そんなのめんどくさすぎ。
中には「女の子用」と「野郎相手」を使い分ける方もいますね。
私は女性相手だと、多少ソフトになるだけ。
うんと年下を相手する時と同じ。でも、知的な相手だとそれも不要。
本を書くときのスタンスも同じです。
ターゲットによって多少トーンは変えますが、せいぜいその程度。
文章の作り方も同じ。というかワンパターンしかありません(笑)。
気合の入れ方も同じ。最近は慣れたので時間が短縮できるだけ。
それが6冊目にして、やっと4刷りという結果になりました。
これから5刷り、6刷りと行ってほしいもの。
本日、2刷り目が講談社に納品されたはず。
早ければ今週半ばには書店にも回るはず。
自宅の近くの書店では、もう何日も「品切れ」でした。
みなさんはアマゾンでもどうぞ。配送料無料ですから。
売却相談会を11月にも開く予定です。
相談にお越しいただければサインくらいはさせていただきますよ。
先日もご持参くださった方がいらっしゃいました。
しかし「4刷り」って嬉しいですね。
ひとりでニヤニヤしています。
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