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※順不同・敬称略で掲載しています。

蒸し暑い日ですね。
たまには真面目にマンション市場を語りましょうか。
というのは、この月曜日火曜日には電話を含めて
4つのメディアから取材を受けました。
そのいずれもが「バブル終焉」に関するものでした。
私はジャーナリストを名乗っていますが、
取材するよりされる方が多いから不思議です。
もっとも、日常的には毎日のようにマンション市場を取材していますが。
まず、基本的なことを申し上げますね。市場の今までの流れ。
このブログの読者さんならよくご存じのことです。
2008年9月 リーマンブラザーズ倒産
これをきっかけに、日本で3年ほど続いた「不動産ミニバブル」が崩壊。
この「ミニバブル」とは、人によって「ファンドバブル」とも言います。
海外からのファンド流入が端緒となった不動産ブームです。
しかし、リーマンショックで一気に崩壊。
特にマンションデベロッパーの倒産が相次ぎました。
日本綜合地所、ゼファー、ダイア建設、モリモト、プロパストなどです。
その後、マンション市場は「値引きの嵐」を経て沈静化。
日本経済は未曽有の大不況に突入。「派遣村」なんかができます。
2009年9月 民主党政権誕生
経済がダメになった上に、政治でも最悪の事態が起きました。
鳩ポッポ内閣の誕生です。日本の政治経済は暗黒の3年間に突入します。
2011年3月11日 東日本大震災
マンション市場はバブル物件の清算が終わり、
ようやく正常化しようというときにこの天災が起こりました。
まさに「踏んだり蹴ったり」の状態。マンション市場も低迷。
2012年12月 第2次安倍内閣誕生
2013年3月 黒田東彦が日銀総裁に就任。アベノミクスが始まる
2013年9月 東京五輪の開催決定
マンション市場にとって、安倍政権の誕生は僥倖ともいえる出来事でした。
ここから市況は徐々に上向きます。マンションが売れ始めました。
さらに、五輪開催決定によって湾岸エリアのクズ物件も一気に人気化。
2014年4月 消費税が8%に増税
黒田総裁の異次元緩和から約1年間、「いい感じ」で市場が動いていました。
私も「これは『ミニミニバブル』だ。今のうちに売却」と言っていました。
ところが、消費税UPで一気に収縮基調になりました。
「ミニミニバブルがお終い」と言い出していたら…
2014年10月 異次元金融緩和第2弾(黒田バズーガ2)
いやはや、ビックリしました。事実上の「財政ファイナンス」。
マネタリーベースは3倍に。銀行は一気に不動産融資拡大へ
ここから、萎みかけたバブルは第2段ロケットで再加速。
2015年は、ほぼ10年ぶりに本格的な不動産バブルに突入。
ただし、これは地域限定の動き。都心や城南、湾岸、武蔵小杉、
京都御所周辺などに限られた「局地バブル」現象でした。
2015年1月 相続税控除額の圧縮開始
2014年後半から始まった相続税対策のマンション買いが一気に加速。
さらに円安による中華系外国人による爆買いが本格化。
しかし2015年後半には国税庁の課税評価見直しと、
円安から円高への流れの変化で市場の過熱感は冷却へと変化。
2016年1月 黒田バズーガ3の「マイナス金利」導入
2016年に入って、市場は沈静化の兆しが濃厚に。
実力以上の相場観を形成している湾岸エリアのタワーマンションでは
流通市場で売り出し物件が増加。価格は弱含みに。
郊外実需物件の販売不調はより鮮明に浮き上がってきました。
現在、新築マンション市場は都心・郊外ともはっきりと販売不振。
中古市場は売り物件の増加と下落基調が鮮明化。
つまりは、「バブルの崩壊」が可視化できる状態です。
私は2,3年前から近未来の予測として
2016年 賃貸の危機
2017年 消費税増税の危機(延期決定)
2018年 黒田日銀総裁の退場
2019年 世帯数減少の始まり
2020年 東京五輪終了
というシナリオで、不動産市場に「下落」圧力がかかると主張してきました。
まず今年である2016年はアベンミクス開始以来売れに売れた
タワーマンションその他が竣工して、その大半が賃貸市場に出てきています。
そこで、賃貸市場は完全な供給過剰になる、と予測しました。
現状、都心はそれほどでもありませんが、郊外ではやばい状態ですね。
特に賃貸アパートの空室率は危険な水準に達しています。
2017年4月の消費増税は延期になりました。19年10月も危ういもの。
しかし、年初の1月にはアメリカ大統領が交代します。
このままではヒラリー。もしかしたらトランプ。
どっちになっても日本にはマイナスです。
アメリカの弱体化は尖閣諸島での発火や、中国の国営企業のデフォルト、
北朝鮮の崩壊などを誘引しやすくなります。
これらの地政学的なマイナス要因は、日本の不動産市場に暴落の
キッカケを与えかねませんね。
2018年には、人口減少下でも増え続けていた世帯数が減少し始めます。
世帯数はイコール住宅需要です。これが減り始めると、空家が急増します。
2019年には、黒田総裁の任期が終了します。今のままでは交代でしょう。
次期総裁がまともなセントラルバンカーであれば、
異次元金融緩和は終了させる方向に導くはずです。
そして2020年、東京五輪が終わります。宴の終焉です。
これ以降、東京にとって「バラ色の未来」をイメージさせる
スケジュールは今のところ何もありません。
老人の国の高齢化都市は、静かに衰えてゆくのです。
当然、不動産の価値も徐々に落ちていくはずですね。
ニュータウン的に開発された郊外の新興住宅地は、一気に衰退します。
多摩、港北、千葉、千里などのニュータウンは言うに及ばず、
柏の葉とか越谷、三郷などの郊外型の新興都市も成長がストップ。
近郊では二子玉川、豊洲、新浦安なども、はっきりと衰退傾向へ。
まあ、「ららぽーと」型の開発エリアは総じて勢いが止まり、
衰勢へと向かうことが鮮明化しそうです。
これは、今のところ避けられない未来です。
多くの人にとってかなり不都合ではありますが、現実です。
目を逸らすのは自由です。でも現実はやがて目の前に表れます。
わずか4年後、東京五輪が終わった時にどうなっているのか。
不動産市場は今とまったく違った風景になっていると思います。
資産価値レポートの更新情報です。
タワーマンションを買いたいのなら
「これだけを見ておけばOK」というのが下記タイトル。
まあ、私の独断と偏見ではあるのですが(笑)
注目すべき東京、神奈川の
タワーマンション 厳選8物件
価格 3,980円
■Brillia(ブリリア) Tower 上野池之端、■THE 千代田麹町 TOWER、■アルファグランデ千桜タワー、■ザ・パークハウス 中野タワー、■プラウドタワー木場公園、■シティタワー国分寺ザ・ツイン、■パークタワー新川崎、■リヴァリエ
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:10月1日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
10月1日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
8月22日16:05に
榊淳司マンション情報75号 江戸川区、江東区、台東区の5物件
を送信しました。発信アドレスは
sakakimailmaga●sakakiatsushi.com
●はアットマーク
受信をご確認ください。
受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。
今回、8月に入って3回目の配信でした。今回、墨田区からは無し。
江戸川区と江東区も1物件ずつ。不作ですね。台東区からは3物件です。
次回は近日中に中央区を予定しています。ちょっと面白そうです。
ご希望の方は早めにお手続きください。
なお、手続きをしているのにメルマガが届かない、
という方はお問合せフォームからお知らせください。
よろしくお願いします。
資産価値レポートのお奨めマンションを逃さずチェックできる有料メルマガのお申込みは、下記より受付けております。入退会はいつでも自由です。
※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。
お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
先日、近畿地方の某所で開催された「親戚の会」に出席しました。
基本は、私の親の世代が中心の会合です。
だから、主要な出席者はおおよそ80代。
私はすでに両親を亡くしているので、まあ外様みたいなもの。
ただ私は、お年寄りのお相手をするのは嫌いでも不得意でもありません。
さらに言えば、わが直系尊属のひとりが
すごーく社交的だったので「遺産」があります。
少し前、私はこの直系尊属をなくしました。
今回、その会に初めて参加したのは葬儀出席へのお礼も兼ねて。
私、だからそういう会では比較的若手になります。
初参加で昨年の葬儀もあったので、スピーチが回ってきます。
今の私、人前で喋るのが本業です。なんなくこなして懇親会。
まあ、おばちゃんたちによくモテます。そのおばちゃんたちは80歳前後。
私は年齢を超えて女性のお相手は得意ですから、何でもありません。
さんざに盛り上げるのですが、こまった質問がひとつ。
「ところで、俊彦(本名)君は何の仕事しているの?」
アッハッハ。この質問を親の世代にされると、とっても困ります。
実は、私の親でさえ理解せぬままあの世に旅立ちました。
もちろん、説明することは可能です。だから、トライします。
でもね、私の親の世代は80代以上の関西在住者。
生涯で、分譲マンションを購入した経験のある人はほぼいません。
まあ、まっとうな一族ですから、みなそれぞれ家屋敷があります。
次に、ジャーナリズムという分野に対する理解がありません。
その末端が、私のようなフリーランサーによって担われている、
という業界の事情までは到底理解できませんね。
まあ、それも致し方なし。
「ただね、僕のやっていることには競争相手がおらんのですよ」
というと、おばちゃんたちは手を打って賞賛。
「それはええことや」 まあ、そうです。
理解されたのはそこだけです(笑)。
マンションをテーマにしたブログを書いて8年になります。
今は、他にもいろいろいらっしゃるようです。
たまに、すこしだけ覗かせていただきます。
「これは情報源になる」というのはあっても
「このお方の言うことはリスペクトできる」というのはありません。
まあ、みなさんがんばってください。
人間には、もって生まれた能力と言うのがあります。
あるいは才能と言っていいかもしれないものです。
発想や考え方が、どれだけ自由であるかということが重要。
これは決して学校では教えてくれません。
東大に入って出たからと言って、精神の自由は身に付きません。
強いて言うなら、家庭で育まれるものかもしれません。
幸い、私はものすごーく親に恵まれました。
父親は在野の哲学者みたいな人間。職業は古本屋の親父。
母親は万人に一人くらいの個性を持っていました。でも専業主婦。
このふたりに育てられて得た資質は「倜儻不羈(てきとうふき)」。
54年を生きてきて思うのは、つくづく「人の言いなりにならん男やな」。
アハハ、と思うくらい世間の既成概念に縛られていませんね。
ただ、私には独創性ということに関しては、才長けていません。
オリジナルのView PointはあってもCreativityは凡人並。
だから、お金儲けにはつながっていませんね。
もう54歳ですから、そのへんは諦めるしかない(笑)。
このブログ、最近では脱線ばかりですね。
マンションのことを書く日の方が少ないくらいになりました。
アクセスが増えているのか、減っているのかも気になりません。
そんなもの、読みたい人が読んでくださればいいだけ。
中には文句をつける目的だけで読むビョーキさんもいるようですが(笑)。
まあ、自分の職業を親の世代に理解してもらえない、
というのはちょっと悲しいことです。でも仕方なし。
「・・銀行です」とか「・・社に勤めています」とでも言えて、
その名が80代のおばちゃんたちでも知っているほど大企業だったら
それはもう言うことはなかったのでしょうが。
マンション市場に戻りましょうか。
「東京のタワーマンション」というタイトルを最新情報化。
ハッキリ言って、停まってしまいました。何がって、売れ行き。
大崎に新しいタワーが出てきましたが、駅徒歩9分。
売主が住友不動産なので、完成在庫になる運命でしょうね。
この売主、都心のタワーはことごとく値上げした気配が窺えますが、
それで売れているようには見えません。
それは、中には値上げした後で買った方もいるでしょう。
「今買わないと、今後はもっと高くなりますよ」なんて言われて。
キャップが3%台になってこれ以上値上りする理由は何もありません。
香港みたいに1%になる可能性もゼロじゃないけれど、
理論的には金利がマイナス2%くらいならないと「あり得ない」のです。
それもまあ、「私の考え」であります。
まあ、買う人はどれだけ高くても買います。
「買いたい」病なので、仕方ありません。
経済学がいつまでも完成しないように、
マンション市場の動きも半永久的に理論的な解明は無理。
私のような人間が、当てずっぽうで「上がります」とか
「下がります」といい続ける世界です。
もちろん、私は私で自分の確信をもって発言するだけですが。
さて、恒例になった売却相談会を10月1日に開催します。
いつもの通り、予約なし。時間内に来ていただければ、
私がお話を伺って「私の考え」をお伝えします。無料です。
売却でお悩みの場合は、どうぞお越しください。
【Ⅰ港区エリア】■パークコート赤坂檜町ザ タワー、■アークヒルズ仙石山レジデンス、■クレストプライムタワー芝、■クラッシィハウス芝浦、■ベイクレストタワー、■パークコート浜離宮ザ タワー、■パークコート青山 ザ タワー、【Ⅱ 都心エリア】■ Brillia(ブリリア)Tower 上野池之端、■THE 千代田麹町 TOWER、■アルファグランデ千桜タワー、■THE GRAND MILLENNIA TOWER&SUITE(グランドミレーニア)、■OWL TOWER、■スカイフォレストレジデンス、■パークシティ中央湊ザタワー、■ザ・パークハウス 中野タワー、【Ⅲ 城南エリア】■品川イーストシティタワー、■クレストタワー品川シーサイド、■シティタワー目黒、■シティタワー品川パークフロント、■プライムパークス品川シーサイドザ・タワー、■(仮称)大崎複合再開発タワープロジェクト、【Ⅳ 湾岸エリア】■勝どきビュータワー、■DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)、■パークタワー晴海、■パークホームズ豊洲ザ レジデンス、【Ⅴ 郊外エリア】■ステーションツインタワーズ糀谷、■シティタワー金町、■プラウドタワー木場公園、■シティタワー国分寺ザ・ツイン、■プラウドタワー清澄白河
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。
開催日時:10月1日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
10月1日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
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8月20日17:08に
榊淳司マンション情報74号 大阪のタワーマンション3物件
を送信しました。発信アドレスは
sakakimailmaga●sakakiatsushi.com
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受信をご確認ください。
受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。
今回、8月に入って2回目の配信でした。
次回は近日中に江戸川エリアの予定です。
その後、江東区、墨田区、台東区、さらに中央区を予定しています。
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よろしくお願いします。
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今私が読んでいる本は、塩野七生の「皇帝フリードリッヒ二世の生涯 下」。
中身は超面白いですよ。世界史好きの方にはかなりお勧めします。
ただ、ひとつ難点を言えば、本が重たいこと。
菊版で300ページ超、重さを測ったら530グラムくらい。
ペットボトルをひとつ余計に持ち歩いているような感じ。
まあ、それはいいとして。
今日は別にこの本の中身を云々するつもりはありません。
すごーくマニアックな本なので、好きな人にしか受けませんから。
では、なぜ話題にするかというと「皇帝」について語りたいから。
「皇帝」というのは英語ではemperor、エンペラーです。
ラテン語のインペリウムから来ています。元の意味は「命令権」。
今、世界でエンペラーと呼ばれている地位にある人は何人いるでしょう?
中国大陸の「赤い皇帝」とかはもちろん勘定に入れませんよ。
ツラツラ考えてみるに、日本の天皇ひとりではないかと。
日本の天皇は、海外で紹介されるときにはThe Emperor of Japanとなります。
何かこれ、しっくりきません。
皇帝というと、私の中のイメージは「王を統べる者」。
平たく言うと「王の中の王」です。
日本の天皇に臣従する「王」はいませんから、ちょっとヘン。
皇帝というからには、帝国を支配せねばならないのです。
日本が戦争に負ける前、大日本帝国は朝鮮や台湾や南洋諸島を領し、
満州国を実質支配下に置き、南京の支那政府も従えていました。
だから、あの時の天皇をThe Emperor of Japanと呼ぶのは合っています。
しかし、今の天皇はただのThe King of Japanではないでしょうか。
誤解のないように書きますが、私は今上陛下を貶めるつもりも、
今の天皇制に何かの批判を加えようというのではありません。
単純に、用語の話をしたいだけです。
さて、イギリスのエリザベス女王は、正式名称はやけに
長ったらしいのですが、普通に呼ぶとQueen Elizabeth IIとなります。
Queenというのは王であるkingが女性であった場合の呼称。
つまり、女の皇帝であるempressではなくqueenなのです。
これもしっくりきませんね。
エリザベス女王は、イングランドとスコットランド、ウエールズと
北アイルランド、そして巨大な英連邦に君臨する存在。
ただの「イングランド王」ではないのです。
彼女にこそ皇帝Emperorの女性版であるempressを名乗るべきです。
英国は日本との戦争でインドやビルマ、マレーシアなどを
失う前には「大英帝国」と呼ばれ、世界中に植民地を持っていました。
その時でも王の呼び方は変わりません。Kingです。なんかヘン。
さて、こんなことをネタにウニャウニャ文句を言う人間も
かなり珍しいとは思うのですが、世界にはこういった
枝葉末節に目くじらを立て、口角泡を飛ばしあう連中がいます。
他ならぬ、我らが隣人である半島の方々。
古い話をします。
150年ほど前、日本では徳川幕府が亡び、明治の新政府が生まれました。
新政府は隣国の李氏朝鮮に「政権が変わったのでよろしく」と、
明治天皇の名前であいさつ文を送りました。
それを一目見た朝鮮の役人は、頭に湯気を立てるほどに怒りました。
「こんな失礼なものを受け取れるか!」
日本からの使者はけんもほろろに追い返されました。
かなり無礼な扱いを受けたといいます。
朝鮮の役人が怒ったのは、日本からの文書に「天皇」と書いてあったからです。
その時代、朝鮮は清帝国に冊封されていました。つまりは隷従していたのです。
毎年多大な贈り物と、美女などを奴隷として貢いで領土を安堵されていました。
清皇帝からの使者が来ると、朝鮮王は京城の街の城門の外に赴き、
地べたに拝跪して出迎えたといいます。
まあ、中華帝国の属国というのは、そういうみじめったらしい立場です。
彼らにとって「皇」の字は、中華の「皇帝」のみに許される称号。
それを野蛮で愚かな日本の王ごときが使い、文書を寄越すとは無礼千万。
というのが、その当時の朝鮮の言い分だったわけです。
アホみたいでしょ。肩書なんて、どーでもいいのに。
そういう無礼な扱いを受けて、明治の新政府は困惑しました。
中には怒り出す政府高官もいました。当たり前です
おバカな理由で日本の新政府に無用の辱めを与えているわけですから。
「朝鮮に軍隊を送って懲らしめようぜ」という気運が生まれました。
それがいわゆる「征韓論」というやつです。西郷隆盛がその中心。
結局、その時に「征韓」を実行することはなかったのですが、
日本人に「半島の連中は小理屈こねるだけのバカ」という
根深い侮蔑の心を養う起源になったのではないかと思います。
そのあとの半島の歴史はみなさんご存知の通り。
日本にフルボッコされた上に、最後は併合されて国土喪失。
36年間支配された挙句、南北に分かれて未だ自立できず。
北は日本領時代よりもひどい状況。南は国ごと精神病みたいなもの。
現在、南北両国ともハングル文字が使われています。
ハングルの表音文字としての機能性はそれなりかと思います。
ただ彼らは、自国語の文字として100%ハングルを使っています。
新聞も、公文書も、個人の私信もすべてはハングル。
日本でいうなら、漢字をやめてすべてをカタカナにしたようなもの。
だから今の北朝鮮人はもちろん、韓国人はほとんど漢字を使えません。
これって満天下の愚策だと思うのですが、それはまあおいておいて。
彼らは今、日本の天皇のことをどう表記しているのでしょう。
もちろん、彼らから漢字の能力が失われています。
ところが、いくらハングルを使おうとも、
そのベースになっている言葉はほとんどが漢語なのです。
つまり、漢字の言葉です。国名からして「大韓民国」。
日本語では「だいかんみんこく」と発音しますね。
韓国語は「デハミングックッ」です。「大」は「デ」。
日本語の音読みで「大」は「ダイ」ですが、韓国語では「デ」。
それで、天皇は何かというと「イルワン」。ハングルで「일왕」。
漢字に直すと「日王」となります。「天皇」じゃないのですよ。
ましてや「日本国王」でもなし。なんとか日本を見下そうとしています。
あの連中の意識は、いまだに150年前と変わっていません。
だから中国の「赤い皇帝」に土下座したがるのです (笑)。
隣人たちがかなりのビョーキであること最近よく知られてきました。
まあ、そういう話をいつまでもグダグダとしていても仕方ありません。
話を「皇帝」に戻しましょう。
現代の世界で、皇帝と呼べるお方は日本の天皇も含めていないことは、
先ほど申し述べた通りです。では「最後の皇帝」は誰だったのか?
1945年までの昭和帝がそうだったといえばそうだったのでしょうね。
あるいは、そのちょっとあとまでのイギリス国王。
でもなんかイメージが違いますね。それは日英共に民主主義国だから。
みなさん勘違いなさっているかと思いますが、
1945年以前の日本は立派な民主主義国だったのですよ。
まあ、その話も置いておいて。
やっぱり「皇帝」という限りは、指を動かすだけで誰かを
死刑にするくらいの巨大な権力者でなければなりませんねえ。
それこそ元来の意味での「命令権」がないと皇帝っぽくありません。
イメージ的にも概念的にも「皇帝」であり、「最後の」と呼べるのは、
第一次世界大戦で廃位したドイツのウイルヘルム二世と革命で退位した
ロシアのニコライ二世、そしてオスマントルコのメフメト六世あたりかと。
つまり、我々はもう100年ほどエンペラーを知りません。
しかし、世の中よくしたもので「皇帝もどき」なら見せてくれます。
先ほどから何度かご登場いただいている「赤い皇帝」の習近平君。
「指を動かすだけで誰かを死刑にする」権力はお持ちです。
そして、皇帝のもうひとつの側面も現代の「赤い皇帝」はお持ちです。
それは「革命で退位するときには、ひどい殺され方をする」というもの。
私は今、人生の4分の3程度を終えたところですが、
未だにトラッドな意味での「革命」を経験していません。
まあ、ルーマニアのチャウシェスクがそうといえばそうですが、
あれは遠く地球の裏側で、なじみの薄い国のお話。
出来ることなら、もっと身近なところで起こって欲しいですね。
生きているうちにぜひ赤い皇帝が革命によって
引きずりおろされ、民衆の怒りの的になって生涯を閉じる場面を、
ぜひとも見てみたいと思っています。
さて、今日はヨタ話が長くなってしまいました。
資産価値レポートの更新情報です。たくさんたまっています。
中央区と江東区、台東区、墨田区の合計10タイトルを最新情報化。
共通していいえることは、市場の停滞。タラタラしています。
新規に販売される物件が「夏枯れ」していますね。
逆に、今販売中の物件も実に鈍い動き。
このままでは来年の春には「在庫の山」を築きそうです。
そしてまた、あの「値引きの季節」が巡り来ますね。
【勝どき・晴海・月島エリア】■勝どきビュータワー、■DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール) 、■パークタワー晴海、■シティハウス月島駅前レジデンスコート、■プレミスト佃二丁目、■ザ・パークハウス 月島ディアスタ、【日本橋エリア】■パークホームズ日本橋人形町ザレジデンス、■ウエリス茅場町、■プレミスト日本橋浜町公園、■プラウド日本橋人形町ディアージュ、■ザ・パークハウス 日本橋大伝馬町、■ウィルローズ日本橋蛎殻町、■ザ・パークハウス 東日本橋、■ブラントン日本橋小伝馬町、■レフィール日本橋馬喰町、■サンウッド東日本橋フラッツ、■リビオ人形町グリーンテラス、■GREEN PARK 日本橋馬喰町、■プレシス東日本橋、■GREEN PARK 日本橋小伝馬町、■オープンレジデンシア日本橋横山町ステーションコート、■クレヴィア日本橋浜町、【銀座・築地・八丁堀エリア】■オープンレジデンシア築地、■ザ・パークハウス築地入船、■ブランズ明石町、■オープンレジデンシア銀座二丁目、■パークシティ中央湊ザタワー、■ザ・ファイン築地レジデンス、■プラウド銀座東
■パークホームズ日本橋人形町ザレジデンス、■ウエリス茅場町、■プレミスト日本橋浜町公園、■プラウド日本橋人形町ディアージュ、■ザ・パークハウス 日本橋大伝馬町、■ウィルローズ日本橋蛎殻町、■ザ・パークハウス 東日本橋、■ブラントン日本橋小伝馬町、■レフィール日本橋馬喰町、■サンウッド東日本橋フラッツ、■リビオ人形町グリーンテラス、■GREEN PARK 日本橋馬喰町、■プレシス東日本橋、■GREEN PARK 日本橋小伝馬町、■オープンレジデンシア日本橋横山町ステーションコート、■クレヴィア日本橋浜町、■オープンレジデンシア築地、■ザ・パークハウス築地入船、■ブランズ明石町、■オープンレジデンシア銀座二丁目、■パークシティ中央湊ザタワー、■ザ・ファイン築地レジデンス、■プラウド銀座東
■勝どきビュータワー、■DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール) 、■パークタワー晴海、■シティハウス月島駅前レジデンスコート、■プレミスト佃二丁目、■ザ・パークハウス 月島ディアスタ
■勝どきビュータワー、■DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)、■パークタワー晴海、■パークホームズ豊洲ザ レジデンス、■ブリリア有明シティタワー(参照)
■プラウド清澄白河リバーサイド、■シャリエ亀戸リーディングイースト、■グローリオ東京住吉、■ワザック西大島、■ジオ深川住吉、■シティハウス森下ステーションコート、■ザ・パークハウス 亀戸、■オープンレジデンシア両国森下、■J ワザック両国、■クレイシア菊川、■ル・サンク東京森下、■パークホームズ錦糸町 ザ レジデンス、■アスコットパーク森下
■シティハウス木場公園、■クレストシティ木場、■シティテラス東陽町、■プラウドタワー木場公園、■ザ・パークハウス 東陽町レジデンス、■プレシス東陽町、■プラウドタワー清澄白河、■イニシア門前仲町ローレルコート、■プラウド門前仲町ディアージュ
■オープンレジデンシア両国森下、■J ワザック両国、■アイル イムーブル向島、■ラ・グラース押上、■クレイシア菊川、■パークホームズ錦糸町 ザ レジデンス、■アトラス押上 桜花テラス、■バンデルーチェ北斎通り、■ル・サンク東京森下、■アスコットパーク森下
■Brillia(ブリリア) Tower 上野池之端、■シティインデックス元浅草、■Brillia(ブリリア)上野 The Residence、■ザ・パークハウス 根岸、■シティハウス蔵前レジデンス、■ザ・パークハウス 上野プレイス、■インプレスト コア 浅草橋、■ミオカステーロ浅草入谷、■ヴィルドミール浅草橋、■ルフォン根岸三丁目、■ウエリス浅草
パークホームズ豊洲ザ レジデンス、■クレヴィア豊洲、■ブリリア有明シティタワー(参照)
【東西線深川エリア】■シティハウス木場公園、■クレストシティ木場、■シティテラス東陽町、■プラウドタワー木場公園、■ザ・パークハウス 東陽町レジデンス、■プレシス東陽町、■プラウドタワー清澄白河、■イニシア門前仲町ローレルコート、■プラウド門前仲町ディアージュ、【新宿線・深川エリア】■プラウド清澄白河リバーサイド、■シャリエ亀戸リーディングイースト、■グローリオ東京住吉、■ワザック西大島、■ジオ深川住吉、■シティハウス森下ステーションコート、■ザ・パークハウス 亀戸、湾岸【豊洲エリア】■パークホームズ豊洲ザ レジデンス、■クレヴィア豊洲
「榊淳司のお奨めマンション速報」
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