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榊 淳司オフィシャルブログ

「市場」というのは、生き物です。
その生命力がどの方向に向かっているのか?
これを読むのは中々難しいものです。
巷の経済学者やアナリストと称する連中の「予想」が当たる可能性は
競馬の予想家のそれよりも低いのではないでしょうか?

これは、マクロ経済だけに限ったことではなく、
不動産やマンションの「市場」にしたところで同じこと。
ミニバブル全盛の4年前に某財閥系不動産会社の社長は、
経済誌のインタビューで「これはバブルではない」とおっしゃっていました。
その会社は都心のあちらこちらに高値で仕込んだ事業用地をもっていて
今は四苦八苦のご様子。
はやく値引きして処分してしまえばいいのに、
いまだに4年前に計画した「事業価格」で販売しています。

財閥といえども「市場」には勝てません。

ちょっと話を脱線させると、
今、この「市場」を相手に、蛮勇をふるって
国家ぐるみで戦おうとなさっている政府があります。

どこでしょう?

他ならぬ日本だと思いますか?
いいえ、とんでもない。
あのボンボンの鳩山君にそんな勇気はありません。
この国は、自民党政権時代から「市場」には流されっぱなしです。

その蛮勇ある政府とは、支那大陸に巣くう共産党政権です。
かの独裁政権は、世界経済史上初めてともいうべき大実験を行おうとしています。
それは・・・バブル崩壊による不況を克服するため
もう一度バブルを起こそうと、という壮大なものです。
すごいですよ・・・・
支那では去年から再び不動産も株も高騰。
その原因は、共産党政権の強烈な景気テコ入れの財政出動。
カンタンにいえば、大量のオカネをばら撒いたのです。
これは、共産党の一党独裁政権だからこそできること。

普通・・・というか、民主主義国ではバブルは好景気の行き過ぎとみなされ、
冷却化による一時的な不況はやむなし、と考えられています。
そこをうまくしのぐ経済政策がソフトランディング。
パンッ、とバブルをはじけさせて不況に突入するのがハードランディング。
不況になると、だいたい次の選挙で政権交代、
というのがアメリカやイギリスでの通常パターン。
日本もこの前の総選挙で、ようやくこのパターンにはまりました。

ところが・・・かの支那大陸では、「不況」というのは
何としても「避けなければいけない選択」なのです。
その理由は明解です。
不況による社会不安は、
共産党の一党独裁を揺るがしかねないからです。
かの国には民主主義国のような、平和裡な政権交代はありえません。
もし、共産党の独裁が崩壊すれば、これまでの支配階級である
党の幹部たちは悉く血祭りに上げられるでしょう。
日本のように「選挙に落ちればただの人」などと笑っていられません。
本人が命を失うだけでなく、家族一族郎党すべてに累が及びます。
だから、何としてでも「不況」を避けなければいけないのです。

いやあ・・・おもしろいですね、支那のバブル再燃実験。
バブルというのは、いつか必ずはじけます。
「市場」という生き物に逆らって勝った例はありません。
支那の共産党にしたところで勝てないと思いますよ。
ましてや、日本の吹けば飛ぶような財閥不動産会社など、
がんばってもこの1年くらいではないでしょうか?
つまりは、市場に逆らった高値も、そう長くは続かない、続けられない。

この半年ほど、私はマンション市場について
いくつもの「レポート」を出してきました。
取り上げたマンションも軽く100を超えました。
ここで、レポートで取り上げた全物件を並べてみましょう。
このうち、多くが「市場」に逆らった価格をつけたままで
今もKYな販売活動を続けています。

みなさん、よく研究して「市場」を見極めてください。
今年もマンション価格はなだらかな下降線。
ここに示したマンションをご購入になる場合には、
十分にご注意になさってください。
「市場」に逆らっても、誰も勝てませんから。

東京都心
シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン
ザ豊洲タワーTHE TOYOSU TOWER
ビーコンタワーレジデンス BEACON Tower Residence

BEACON Tower Residence

セントラルレジデンスシティーテラス目白
シティテラス目白
パークタワー池袋イーストプレイス
シティタワー池袋ウエストゲート
OWL TOWER 
プラウドシティ池袋本町

パークホームズ市谷薬王寺セントガレリア
BELISTA神楽坂
クレストレジデンス東中野
イニシアイオ新宿夏目坂
BELISTA早稲田

ブランズ島津山
パークタワーグランスカイ
大崎ウエストシティタワーズ
ドレッセ戸越公園プレヴィ
クレストタワー品川シーサイドコート

グランドヒルズ三軒茶屋
Brilliaマーレ有明
シティタワーズ豊洲The Twin

シティタワー麻布十番
パークコート麻布十番ザ タワー
麻布台パークハウス

シティタワー有明
ブリリアマーレ有明
シティタワー有明
ブリリア有明スカイタワー

パークコート赤坂 ザ タワー
クレストタワー品川シーサイド
広尾ガーデンフォレスト
パークコート虎ノ門 愛宕タワー

パークタワーグランスカイ
大崎ウエストシティタワーズ
クレストタワー品川シーサイド
クレストプライムタワー芝

クレストシティレジデンス
シティタワーズ豊洲 ザツイン
グラン
ドヒルズ三軒茶屋・ツイン
セントラルレジデンスシティーテラス目白

パークコート麻布十番 ザ タワー

シティタワー麻布十番
Brilliaマーレ有明
ワールドシティタワーズ
パークコート赤坂 ザ タワー
シティタワー池袋ウエストゲート
シティタワー有明

クレストシティレジデンス
勝どきビュータワー

南青山パークハウス
スタイルハウス西麻布
アトラスタワー六本木
パークリュクス西麻布
シティタワー麻布十番
パークコート麻布十番ザ タワー
クレストプライムタワー芝

勝どきビュータワー
シティハウス月島駅前キャピタルコート
ライオンズクオーレ東京八丁堀
(仮称)日本橋浜町二丁目共同事業計画
Brillia(ブリリア)日本橋人形町
プレミスト日本橋浜町リデアル
リビオ日本橋浜町パークフィール

東京23区
TOKYO  BLUE(アクアテラ)

TOKYO BLUE(アクアテラ)
プラウドシティ金町ガーデン

プラウドシティ金町
アクラス
シティハウス大森
ヴィークステージ北千住
パークホームズ中村橋セントラルプレイス
メゾンヴェール池上
マスターテラス中野 平和の森公園

ルフォン飛鳥山
シティタワー赤羽ステーションコート
シェルゼ王子神谷
ザ・クレストリヴァシス
オーベルグランディオ ハートアイランド

パークホームズ東陽町 四季の庭
プラウド東陽町
パークホームズ東陽町キャナルアリーナ
テラス東陽町ネクスタワー
クレヴィア東陽町

オーベル葛西ベイパークス   
アルコード葛西/02
グリーンホームズ葛西南レジデンス
シティハウスリビオ葛西駅前
中葛西グリーンホームズIII
サンクタス西葛西
パークホームズ西葛西ブライトフォート
プラウド船堀ファースト
クリオ船堀親水公園 
アトラス中葛西プロジェクト

 都下
ヴェレーナ青梅新町
ヴィーガーデン ザ・イニシアレジデンス

吉祥寺レジデンシア
武蔵野タワーズ
武蔵野タワーズ
クラッシィハウス三鷹
グランドメゾン武蔵野

千葉
ザ・ガーデンアイル
レディアントシティ印西牧の原
ユトリシア
パークシティ柏の葉キャンパス
プラーサ・ヴェール
ザ・レジデンス千葉ニュータウン
ザ・ガーデンアイル
I-linkタウンいちかわ
オーベルグランディおおたかの森
SMILIA TOWN -スマイリアタウン-

リビオ海浜幕張ラヴィアンコート
レディアントシティ印西牧の原
パークシティ柏の葉キャンパス
プラーサ・ヴェール
ユトリシア
ザ・レジデンス千葉ニュータウン
I-linkタウンいちかわ

ユトリシア
グランドホライゾン
シティハウス柏イーストコート

茨城
センチュリーつくばみらい平
デュオヒルズつくば学園都市
パークハウスつくば学園都市
ガレリアヴェール

ブランズシティ守谷

川崎
リエトコート武蔵小杉
シティハウス武蔵小杉
パークシティ武蔵小杉
ブランズ武蔵小杉
ブリリア武蔵小杉

パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー

ザ・ミレナリータワーズ
アイランドグレース
フォレシアム

横浜
ハートビートベース横浜根岸
オールパークス
インプレスト横浜鶴ヶ峰

インプレスト横浜鶴ヶ峰
センターフォート

埼玉
サクラディア

サクラディア
パークシティさいたま北

近畿
ブランズ名谷
リブコート オリジン
垂水アーバンコンフォート リアヒルズ
リブコート垂水駅前プライムブルー
ディアエスタ ミオ 舞子公園 松風館
ワコーレ垂水狩口台エヴァージュ

MEGA CITY TOWERS(メガシティタワーズ)
上野芝レジデンス
プラウド大津におの浜
シャリエパークナード南草津
ブランズ西大津レイクテラス
Brillia豊中南桜塚レジデンス
イニシア梅小路公園
VOX-City
シティタワー西梅田
セントプレイスシティ
サンクタス・リビオ学園大和
グリーンフォート長岡京




前回、アルカイダの項で超高層マンションについて触れたので、
今日はその勢いで行きましょう。

前から何度も書いているように、私は超高層(タワー)マンションについて
基本的には懐疑的な見方をしています。
そもそも、なぜにあのような「集合住宅」が必要なのか?
という疑問から出発すべきなのです。
「集合住宅」というものは、限られた土地に多くの住宅を
作らなければいけない場合に、便宜的に選ばれる手法です。

人間は、所詮は猿の亜種に過ぎないわけで、鳥ではありません。
地べたに近いところに暮らすのが自然な生き物です。
「○○な奴ほど高いところに登りたがる」というのは
我らがご先祖様がアフリカの森林で、
猛獣を避けて木の上で暮らしていた頃の「記憶」を
呼び覚ましている本能的な行為である、と私は思っています。

ということを考えれば、我ら人類はせいぜい木の高さ程度の
ところに暮らすのが、より自然な状態だと思います。

人間を生物としてみれば、平屋か、せいぜい3階建て程度の住まいが自然です。
実際、地べたに直接つながっている住まいの方が
気分的に落ち着けます。火事や地震、ガス漏れなどでも、
すぐに逃げ出せそうな気がしますから。

ちょっと話はそれますが集合住宅でも、
この「地べたにつながっている」ことを基本とする
「長屋」形式のマンションがあります。
不思議なことに、建築基準法で「長屋」と規定されているだけで
一般の「マンション」よりも「格下」と
みなす方がたくさんいらっしゃいます。
私は、エレベータを使わないと何もできない「マンション」よりも
あっという間に外に出られる長屋の方が、
はるかに実用的なスタイルだと思っていますが。

話を戻します。
猿から進化した人間は「社会」を生み出し、
群がって暮らしを住む「街」を作りました。
すると、必然的に土地が足りなくなります。
でも、街の中心に住めば何かと便利です。
そこで、限られた土地の中に多くの住処を作ることができる
「集合住宅」なるスタイルが生まれたのです。

これは現代に限ったことではなく、
古代ローマから中世のパリ、マヤ文明の都市、江戸期の江戸にもあること。
人間の考えることなど、どこも似たり寄ったりです。

現代に至り、交通手段が発達しました。
街中に住まなくても、鉄道やバス、マイカーを使えば
毎日のように街へ「通勤」することが可能になりました。
でも、街中に住めば便利には違いありません。
だから、街の中心エリアには、限られた土地を
より効率的に生かすために超高層(タワー)が生まれました。

まあ、いってみれば「必要悪」みたいなものです。
だから、ここまでは私も理解できるし、納得もします。
ところが、この「必要悪」を「ステイタス」とみなしている方々が
あまりにも多いのが今の日本ではないでしょうか?
カンタンに言えば、

タワーマンションに住んでいるのはカッコイイ

と思っていらっしゃるワケです。
前回の更新で書いたとおり、私は絶対的な少数派です。
世間の大半が「常識」と思い込んでいることでも
自分の中で納得できなければ、
いかなる既成概念も受け入れない教師泣かせタイプなのです(笑)。
だから、ここ20年ほどタワーマンションが増殖する過程で
ずっと疑念を抱いていました。

果たして、タワーマンションに住むということは
それほど価値のあることなのでしょうか?

まず、カッコイイかカッコワルイかは
価値観の問題といっていいでしょう。
私が問いたいのは合理的根拠です。
タワーマンションにはどんなメリットがあるのか?

都心に住む、ということはそれなりに価値があります。
それ以外、私が唯一メリットだと認めるのは「眺望」です。
これはまず、通常の高層マンションよりも高い16階以上の
住戸に住んだ場合にのみ得られるものです。
だから、タワーマンションの中層階以下には、
何のメリットもないと思います。

あとは、デメリットばかりめだちます。
● 分譲価格が周辺のマンションよりも高くなる
● 管理費が割高、駐車場はベラボー
● 快適・安全のための「前提条件」が多すぎる

この「前提条件」について解説しましょう。
カンタンに言えば「それが正常に機能すること」を前提にして
普段の生活や基本的な安全性が成り立ていることです。
● エレベータが正常に作動する
● 機械式駐車場が正常に作動する
● 電気が止まらない
● セキュリティ機能が正常に作動する
以上に上げたのは、ほんの一部の前提条件です。
お気づきかと思いますが、阪神大震災級の地震が来れば
これらの前提条件は、すべて崩れ去ります。
もっとも脆弱なのはエレベータです。
このエレベータ関しては
● 地震管制運転制御装置が正常に作動して
「大地震発生時には最寄り階に停止してドアが開く」
● 地震の発生後、送電が回復すれば速やかに作動が再開できる
ということが、超高層タワーで快適・安全に暮らす前提条件になります。

ひとつめの地震管制運転制御装置について、
私はかなり怪しいと思っています。
2005年7月に発生した関東地方の各所で震度5弱を観測した地震で
閉じ込め事故が発生したエレベータは78台(日本エレベータ協会調べ)。
そのうち73台,9割を超えるエレベータが地震時管制運転装置を装備していました。
さらにこの73台のエレベータについて調査してみると,
うち50台でドア開放検知による緊急停止装置が作動していた。
つまり,これら二つの安全装置が同時に作動していたのです。

震度5でこの有様です。
このときはたったの78台で済みました。
阪神大震災級(6強から7)がくれば、何百、何千という
エレベータで同じことが起こると予想できます。

ふたつめに関しては、さらに悲惨です。
いったい、首都圏には何人のエレベータ技術者がいて
その中でどのくらい人々が「救出」に向かえるのか???

阪神級の地震が起これば・・・・
閉じ込められた人は、生存している間に救出できるのでしょうか?
それを考えれば、私は怖くてとてもタワーマンションには住めません。

生きるか死ぬかは別として、すべてのエレベータは
安全が確認できるまで動かせないはずです。
ですから、まあ控えめに見ても、
2,3週間は正常な暮らしは不可能ですね。
問題は、電気だけではないのです。
超高層の場合、水も電力で上階へ汲み上げています。
電気が来なければ、水洗式トイレが使えなくなりますね。
10階よりも上に住んでいる方は、そこを降りて
最寄の「避難所」に身を寄せることになるでしょう。
タワーマンションに住んでいるが故に、
いざというときは、近くの小学校の体育館で起居・・・
カッコイイのか、悪いのか?

前提条件が崩れるもっとも大きな要因は、この地震。
でも、他にも様々な危険があります。
9.11みたいなことは、日本では起こらないかもしれませんが、
飛行機やヘリコプターが衝突しやすい条件を備えています。
窓を開ければ、強風が吹き込んで住戸内の事故も起こりやすくなります。
私の知人は、タワーに住んだこの7年で
5回の飛び降り自殺に遭遇したそうです。

そもそも集合住宅とは、街中に住むための便宜的な手法。
超高層タワーは、その最たるもので、
高いところに住むことが本来の目的ではなかったはずです。

「眺望がいいじゃない」

確かにいいですよね。
でも、毎日同じ眺めを見ているとあきませんか?
ああいのは、旅行や休暇でホテルに泊まったときに味わう
非日常性があってこそ楽しめるものだと思います。
平凡な日常の中に溶け込んでしまえば、何てことないでしょう。

人間は、所詮は猿であって、鳥ではありません。
たまに鳥の気分を味わうのはいいでしょうが、
それはあくまでも「たまに」の世界にとどめておくべきです。
地べたが揺れたら、鳥のように飛んで逃げるわけにはいきませんから。

つまり、合理的に考えれば、超高層マンションというのは
多忙にして街中に住まざるを得ない人が選択する
多少は「ベター」ではあっても「ベスト」な住まいではないはずです。

その点、英米の連中はすでにわきまえているようです。
まず、相当な理由がない限り街の真ん中には住みたくない、
というのが彼らの支配的な価値観のように思えます。
郊外の、自然あふれる瀟洒な木造住宅、みたいなのが
時間にもお金にも余裕ができた人々の目指す住まいではないでしょうか。
イギリス人などは、特に田舎住まいを好むようです。
新しい安物よりも、古い上質なものを尊びますね、あの人たちは。
それよりも多少短直で単純なアメリカ人にしたところで、
ニューヨークのトランプタワーを嘲笑の的にしています。

ところが、日本では郊外にまでトランプタワーまがいの
超高層マンションが建っています。
「なんで、こんなところにタワーが建つの?」
と不思議でならない物件がたくさん・・・
まあ、企業が儲かるから建てているのですが、
それを支えているのは「高いところに登りたがる○○」な人々なのです。

私の生まれた京都という街も、タワーマンションを毛嫌いしているようです。
京都人というのはイケスカン奴がいる比率が日本一高いと思いますが(笑)、
そういうところだけは妙にしっかりとした感覚を持っています。
「見習え」などとオコガマシイことは申しません。
単純に、自分たちが猿であること思い出せばいいだけです。

参考レポート




みなさん、あけましておめでとうございます。
何とか2009年は終わって、2010年を迎えました。
紅白にはヤザワさんが登場してややビックリ。
潰れた会社のリゾートマンションの広告に出るよりも
紅白に出演するほうがよっぽど好感度が高まりますぜ。
今年の箱根駅伝は波乱が少なくて、やや残念。
ダニエル君が快走した日大、もうちょっとしっかりせい!
というところでしょうか。
駒大は復路優勝の総合2位。見事な復活劇でした。
明治よ、元気なのは出足だけかよ。
早稲田もがんばったけれど、もうちょっと見せ場が欲しかった。
私の周り、なぜかこの4校出身者が多いので、一応・・・
話をマンションに変えましょう。
私は、昨年12月に首都圏のマンション供給戸数を2万戸台と予想しました。
不動産経済研究所の発表による速報の推計値で3万5千戸だそうです。
正直なところ「本当かよ?」と思う数字です。
(ホントに12月に4000戸も売り出されたの?)
彼らの08年12月の予想値だと4万7千戸ですから
コレに近づけるために多少「吹かして」ませんか?
それでも、アノ不動産経済研究所の予想値「47000戸」よりも
私の「2万戸台」の方が実数に近そうですね。
調子に乗って、今年の供給戸数を予想してみましょう。
不動産経済研究所の予想は首都圏で4.3万戸、近畿圏で2.2万戸。
この数字、首都圏については
「あら、控えめですね」と感じます。
私はもう少し多くなるような気がします。
それこそ「塩漬け」になっている土地をそろそろ
事業化しないことには来年3月の決算に影響が出そうな
財閥系が「損切り」に出てくる可能性を感じるからです。
H社がミニバブル期に仕込んだ用地もそろそろ・・・
元気な中堅デベも成長軌道に乗ってきています。
それでも、大幅に増えることはないと思うので
首都圏で4万6千戸くらいと予想しましょう。
今度は不動研の数字と大きな差は出ていません(笑)。
近畿圏では、在庫の整理が進んでいないので
少なめにして、今年同様の約2万戸あたり・・・
ミニバブル以後に土地を仕込み、事業化したマンションは
「逆新価格」というのだそうです。
私は「新新価格」と呼んでいたのですが「逆新価格」の方が
適切であると思いますので、ここは不動研のレポートに従います。
「逆新価格」というのは、あの狂乱の「新価格」よりも
1-2割ほど安いレベル。
都心の一部ではその割合が3割に達するかもしれません。
例えば、オダギリジョーの「ブリリア有明スカイタワー」。
お隣の「ブリリアマーレ」よりもかなり安いのは
「マドンナとオダジョーのギャラの差ですか?」
と、いいたくなりますね。本当は違うけれど(笑)。
少し離れた「シティタワーズ豊洲」の場合、
800戸規模といわれる未発売の「シンボル」は、
いったいおいくらで販売なさるのでしょうね?
こっちは「ツインズ」の方がまだまだ残っていて
値引の気配もないので、完成在庫はあわせて1千・・・戸??
まさか2千戸を超えるなんてことはないと思いますが。
都心ですらこういう状況ですから、
郊外に取り残された完成在庫はどうなるのでしょうね?
特に近畿圏における滋賀県や阪南エリアの
東京資本系大規模物件は・・・
昨年3月、首都圏では「投売り」という状況になりました。
これと同じような状況が、今度は近畿圏で起こりそうな気配。
しかし・・・「投売り」にでても買い手が現れるのか・・・
そう思えるほど、近畿の市場は冷え込んでいますね。
ご参考までに
近畿については
  
都心「豊洲」「有明」については
     




振り返れば、この1年、様々なことがありました。
私は、マンション市場に対して、
このブログやセミナー、テレビ出演、日経マネー誌への寄稿などを通じて
様々なメッセージを発信してきました。
また、多くの方のマンション購入相談にもお答えしてきました。
オフィシャルサイトからのメールによる「無料相談」が多いのですが
セミナー参加者とお会いしてお話しする面談もありました。
有料相談(1時間1万円)であるにもかかわらず、
私の事務所においでいただいた方も多くありました。
「榊さんのアドバイスで目が覚めました」
「間違った選択をしなくて済みました」
「なんとか、納得できるマンションが買えました」
年末になって、何件もそういうお礼のメールを頂いています。
現状の相談へのお答えを優先するあまり、
そういった「ご報告」メールへの返信が滞っています。
でも、すべて読ませていただいています。
みなさま、ご丁寧にありがとうございました。
お役に立てて、幸甚でございます。
来年も、無料相談は続けていきたいと思います。
少しでもエンドユーザーさんのお役に立ち、
マンション市場をよりよい方向に導く一助になりたいと考えています。
そのために、無料相談を続けるとともに
私の考えを様々なチャンネルを通じて発信していきたいと思います。
このブログは当然のことながら、
著書の刊行や各種メディアへのコメントや原稿執筆、
セミナーも開催する予定です。
ただ、すべてが無料というわけには参りません。
私も、食わねばなりませんから。
でも、マンションデベのようにベラボーに儲けようなどとは思いません。
榊ひとりの生業など、高々知れています。
二日ほど前に、いつもこのブログでご紹介している
「不動産購入なんでもお助けマン」のOさんと、
ふたりで仕事納めの一献を楽しんでまいりました。
今年、Oさんも多くのエンドさんから内覧同行や不動産調査、
あるいは契約立会いや契約書チェックなどの依頼を受け、
それこそ何人もの方々を、
「一生の失敗」の寸前で救出されてきました。
杯を傾けながら、Oさんはしみじみおっしゃっていました。
「相談者の方からいただく、たとえ4万円(内覧同行)のお金でも
 それは個人としては大変な金額だと思います。
 不動産調査なら約15万円・・・そのご家庭にとっては
 何か月分かの食費かもしれません。決して安くない・・・
 だから、私はそれに応えるだけの仕事をしなければいけません
 そう思うと、毎回身が引き締まるほどの緊張を覚えます」
ああ・・・何という真面目で誠実なOさん。
彼の言葉を聞いていて、ある情景を思い出しました。
私の大好きな映画「七人の侍」の一場面です。
野武士に襲われる百姓の村を救う侍の一人、
侍大将格の勘兵衛(志村喬)が、自分たちが食べている白米が
百姓たちのなけなしのもてなしだと知ったときに言った台詞
「この米、疎かには食わんぞ」
そういえば、Oさんの眼光鋭いながら、優しさがにじみ出る風貌も
なんとのう志村喬に似ている感じがしました。
Oさんがみなさんの一人から依頼を受けたときの心境は、
まさに「七人の侍」なのでしょう。
そして実際、ドラマのようなお仕事をなさっています。
その中身の紹介は、来年のブログでおいおいいたしましょう。
Oさんの「不動産購入サポート血風録」みたいな感じで。
もし、そんなOさん=大友さんが「疎かには食わん」報酬を払って
「不動産調査」とか「内覧同行」「契約書チェック」をご依頼に
なられたい方は下記にご連絡ください。
もちろん、お正月はお休みですから、レスポンスは年明けになります。
大手事務所よりもはるかに濃い内容の
サポートを受けられるはずです。
大友さんの会社は
株式会社ベストサポートといいます。
メルアドはinfo@best-sup.com 場所は新宿区高田馬場です。
但し、対応は首都圏のみです。
来年、新築マンションの供給は少し増えそうです。
でも、ロクでもない物件もまだまだ出てきそうな気配。
気を緩めずにマンション市場の動向を見守り、
随時このブログを更新すると共に、
レポートライブラリーの充実を図っていきたいと思います。

みなさん、どうか良いお年をお迎えください。
明日はおせち作りに勤しみ、お正月は飲んだくれて
次回の更新は・・・




平均寿命くらいは生きられると考えるなら
私はもうすぐ人生の3分の2を終えるあたり。
残りは3分の1ということになります。
でも、ほぼ毎日、酔っ払うまでお酒を飲む習慣があるので
実はもう4分の3あたりまで来ているのかもしれません(笑)。
残された時間は、さほど多くありません。
前にも書きましたが、私はほとんどテレビを見ません。
それじゃあ、家にいるときは何をしているのか?
まあ、酒を飲んでいるか、飯を作っているか、寝ているかですね。
このブログを更新していることもあります。
内職をしていることもありますね。
あとは・・・読書です。
焼酎のお湯割を5杯くらいまでは、本を読んでも頭に入ります。
それ以上は、その場では楽しめますが、翌朝は忘れています。
今が、ちょうどそのあたり(笑)。
実は、本を読むのは私の人生の最大の楽しみです。
京都の古本屋の息子に生まれたせいか、
本にどっぷり浸かって生きてきたのです。
ちなみに、さっきまで読んでいたのは「下流社会」という新書。
三浦展という人が書いた、数年前の話題作。
ブックオフで100円で仕込んできました。
読んでいて・・・ちょっと驚いたのは
「この本、読んだことある!」
そうなのです。多分、3年位前に読んでいます。
それを忘れていて、また買ってしまったわけです。
実はこういうこと、ここ半年で3回ありました。
アルツハイマーでしょうか?(笑)
さらに驚くことには、2回目なのに、かなり楽しめます。
つまりは、前に読んだ内容の過半を忘れているわけです。
いよいよ、IQ140を誇った記憶力も怪しくなってきました。
実は、この1,2年、あまり本を読まなくなりました。
せいぜい、年に50冊か60冊。
5,6年前までは、年に120冊くらいは読んでいました。
考えてみれば、仕事のストレスが多い時期ほど、
読書量は増えていました。
私にとっては、ストレス発散になったのでしょう。
それじゃあ、今はストレスがないのかって?
いいえ、たくさんあります。
でも、本を読むよりももっと発散できる方法を見つけたわけです。
それは、何だと思いますか?
ひとつは、このブログを書くこと。
好き勝手いえますからね。
最近は、文句を言ってくる人も少なくなって寂しいけれど(笑)。
もうひとつは、レポートを書くこと。
マンション市場に関するレポートです。
もう10数本書きました。

コレ、結構なストレス発散になります。
何といっても、どの企業からもお金を貰っていないので
自分の考えをすべてストレートに書けます。
高いものは高い、ダメなものはダメ。
そして、こんなマンションを買ってはいけない!
本のように何万部も売れるわけではありませんが、
コアなファンが育っていて、温かく応援してくださいます。
真にありがたいのは、買ってくださる方は
続けて3つも4つも買っていただけること。
1つ買った方が2つ買う確率は半分を超えています。
決済フォームを運営する会社の人が、この前電話で教えてくれたのですが
「通常ではありえない現象です」とか。
これらのレポートが売れることによって、
榊は企業からカネを貰う仕事をしなくても
何とか業界にとどまれるかもしれません。
マンションデベにとっては「とっとと消えろ」という存在ですから(笑)。
そんなワケで、今年も終わりそうです。
もう1回くらい更新するかもしれませんが、
ひとまず年末のご挨拶。
みなさま、今年一年のご愛読、誠にありがとうございました。
来年も、榊はエンドユーザーの視点で情報を発信し続けます。
どうぞ、よろしくお願いします。