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榊 淳司オフィシャルブログ

英国のEU離脱問題で、日本は更なる金融緩和になる・・
なんていう話が出ていますね。
「いいかげんにせい」と言いたいです。
そもそも金融緩和と言うのは「お金が足りない」から
市場にお金が回りやすくする政策です。
だから「あほかいな」の世界ですよ。
お金なら、もう十分すぎるほど回っていますよ。

日本には個人と企業の金融資産が合わせて2千兆円以上もあります。
おまけに、銀行には融資先を探している資金が積み上がっています。
お金は十分にあるのです。これ以上増やさなくて結構。
タダでさえ不健全な都心の不動産バブルが起きています。
これ以上バブルを膨らまさないでください。

景気を良くしたいのなら、その2千兆円を使わせる政策を取りなさいよ。
エコポイントをもう1回やってみるとか、
耐久設備の減価償却比率を上げて投資を促すとか。
相続発生後、遺族による3か月間の消費は領収書の提出で認めるとか。
マイナス金利を上げても金融の現場が混乱するだけ。

いちばん有効なのは、所得税の塁審課税率を高くして
高額所得者から税金をよりおおくまきあげて、
その分を貧乏人にばら撒くことです。
最低賃金の引き上げは必須ですぜ。
あと、労働者派遣法に新たな規制を設けるべきです。
「30人以上が従事する事業所においては、雇用者の正規雇用比率はいかなる時も6割を上回っていなければならない」とか。
この国は社畜と奴隷の国になっているのですよ!

マンションなどの住宅を購入する場合、
東京都心に勤務する人なら最低年収500万円は必要。
非正規雇用で年収500万円は、かなり無理目の水準。
でも、東京では親子3人が何とか普通のフリができる
世帯収入が年収500万円ではないでしょうか。
親子4人で住宅ローンを払いながら子どもに「普通」の
教育を受けさせるためには世帯年収1500万円は必要ですよ。

「不況がやってくる」という確実性が高まっています。
やるべきことは、お金のあるところに使わせる方策であり、
けっして世間にお金をたくさん供給することではありません。
それならもう黒田君が必要の3倍ほどの規模でやらかしています。
間違ってほしくないですね、経済・金融政策。

次にやってくる最も怖いことは中国のハードランディング。
何度も書いているように、あの国は近代社会がかつて経験した
ことのないスケールで経済のインチキを膨らませています。
世界中に安物を輸出したことで得た外貨のボリュームは世界一。
そこを勘違いして世界の「大国」になったと思い込みました。
そして、国内の経済をも完全にコントロールできると錯覚しています。

あれは、国家がどこまで自国経済を管制下におけるかを試す、
資本主義社会始まって以来の壮大な実験なのです。
「市場 VS 国家」とでも言いましょうか。
どうやら、まもなく結果が出るように思えます。

最悪、世界経済は10年以上にもわたって混乱しそうです。
リーマンショックの比ではないでしょうね。
世界金融が落ち着きを取り戻すだけでも
2,3年の時間がかかりそうに思えます。

それに比べれば、日本政府の1千兆円の債務残高なんて可愛いもの。
何の問題もない、と言っていいくらいのものです。
それが証拠に「円は安全資産」と世界からみなされています。
確かに、円はボリュームのある安全資産です。
だから今後、円高傾向に導かれると私は予想します。

21世紀はどうやら「中国の世紀」ではなさそうですね。
あえて言うのなら「中国問題の世紀」なのかもわかりません。
世界が中国と言う厄介な存在と、いかに付き合っていくか。
日本は前世紀の前半に、そこを起点に大失敗をやらかし、
国土は焦土と化して400万人の命が奪われました。

我々は今後、あの厄介な隣国の問題に何十年どころか、
何百年も悩まされそうです。
お隣の半島にも、大陸にも、日本はあまり
コミットメントしない方が良いと思っています。
それはただただ、厄災の元ですよ。

視点を国内に戻すと、やはり金融政策。
くだらない金融緩和は「いい加減にしてくれ」です。
世界的な金融危機が到来すれば、都心のバブルは弾けるでしょう。
不動産の投資利回りが4%未満なんてことは超不自然。
しかも、これだけ空家と空室が目立っているのに。

さて、本日発売の週刊金曜日。
巻頭2発目の記事を執筆しました。
あの雑誌、けっこう好きですよ。
夕刊フジと週刊金曜日へ同時に書くジャーナリスト、榊淳司。
コイツはいったい何者なんだろう?
なーんて、自分で突っ込んで悦に入っています。

書影

7月23日 (土)榊淳司の不動産売却ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。

開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。

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購読料 1ヵ月 1,590
※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから  次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください

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ニュースを見ていたら、小池百合子君が都知事選出馬表明だとか。
何かで「オンナ舛添」とか書かれていたオバサンでしょ。
あれくらいの歳になって人望が無いのは人間的な中身の問題。
田中真紀子がいつの間にか消え去ったのも同じこと。
立花隆氏の「田中角栄研究」でボロクソに書かれたからだと
私は勝手に解釈しているのですけれど。

人を見るときの重要な指標は「嘘をつくかどうか」。
つまらない嘘をつく人ほど、つまらない人、です。
政治家なんだから、いつも本当のことが言えるとは限りません。
つまらない嘘がどんな嘘かは、舛添さんを見てりゃあ分かりますよ。
やつがセコくせしめたカネなんて、全部合わせても数百万円。
東京という街は、何ともセコいおっさんを知事にしていたものか。
情けなくなりますね。

ついでに言うなら、今の参議院選挙でも東京選挙区。
掲示板のポスターを見ていてうんざりします。
入れたい候補どころか、マシなレベルもおらん。
20歳以来初めて棄権しようかな、なんて。これも情けない。

さて、今日も盛大に脱線しましょう。
みんながあまり取り上げない話題でほざくのが好きなもので。
まず、アメリカの大統領選挙はトランプ対ヒラリーで確定みたいですね。
今の情勢だと共和党の「良識派」もヒラリーへ投票しそう。
すると、地滑り的にヒラリーが大勝、ということになります。

しかし、ヒラリーには「嘘つき」イメージがあります。
だいたい国務長官の時にTPPを推進しておきながら、
大統領候補選挙に出て風向きが変わったのを知ると、反対へ転向。
これも大きな意味では「嘘つき」ですよね。
「私用メール問題」でも、本当のことを言っているとは思えません。
アメリカは日本よりも「嘘つき」には非寛容ですぜ。

旦那と作った財団法人には、中国系企業からたんまり寄付があるそうで。
こういうオバハンが大統領になって、日本にいいことありますか?
きっと、今以上に冷たくされるのではないでしょうか。
かといってトランプが大統領になったら、世界は大混乱でしょ。

英国のEU離脱も大問題ですが、11月の本選挙はもっと大問題。
トランプとヒラリー、どっちに転んでも日本には大凶。
2年後に実質的な影響が出始める英国問題よりも、
来年早々に混乱に陥る米国問題の方がもっと深刻ですぜ。
50年後の歴史家から「アングロサクソン混乱時代」なんて
呼び方をされる可能性がありますよ、ここ4,5年の期間は。

世界が英国のEU離脱で騒いでいる間に、東シナ海では一触即発。
中国の空軍機が自衛隊機をロックオンですか?
これって、もう半分発砲しているも同然なのですよ。
また、常識的に考えて現場の暴走とは思えません。
「今日は日本の戦闘機をロックオンしてこい」という命令があったはず。

しかし、ここに来て中国は焦っていますね。
伝えられるニュースを読むと、言論統制が過去最悪になっています。
北京政府はいったい何を恐れているのでしょう。
確かに、経済は相当うまくいっていません。
外交的にも「中国包囲網」みたいなのが形成されています。
習近平君は、まずロシアとの関係を深めて同盟化を狙っているご様子。
しかし、したたかなプーチンは益だけを得ようという考え。

中国は英国やドイツとは経済的に深くつながっています。
しかし、表面的には大歓待を受けたようにも見えた習君の訪英では、
エリザベス女王から「とても非礼だった」と言われて、世界に赤っ恥。
先日は訪中したメンケル独首相からは、鉄鋼のダンピングや
南シナ海問題でクギを刺されていました。
彼女は2014年に尖閣もチベットも中国領に入っていない
1735年製の古地図を贈った、という「実績」があります。

今の中国、どことなく1930年代の日本と似ていますね。
「世界の大国」なんて言われて精神が自己肥大化。
「米英何するものぞ」という気運に満ち満ちていました。
そして、大陸問題に深入りしすぎたおかげで、すべてを喪失。

今の中国人たちも「自分たちが大国に返り咲いた」と喜んでいます。
習近平君の掲げる「中国夢」というスローガンは、
かつての日本の「八紘一宇」に通じるものがあるような、ないような。
「中国夢」より「八紘一宇」の方が、見た目にはかっこいいですね。
難しすぎて私には意味がよく分かっていないのですが(笑)。

その実、中国の政府高官たちは家族と財産を海外に逃避させています。
また、習近平VS李国克みたいな激しい権力闘争は相変わらず。
はたまた、台湾は蔡総統の元ではっきりと大陸離れの傾向。
内憂外患いっぱいじゃないですか、今の中国。
それでいて、日本と武力紛争になったらどうするの、の世界。

日本の自衛隊には厳然とした交戦規定があります。
1 相手国が明解に日本の領土領海領空を侵犯している
2 相手国側が、明らかな敵意をもって発砲

この2つが揃わないと、日本の自衛隊は相手に向かって発砲できません。
ただし、明らかな威嚇射撃はできます。
これって、我々一般人における「正当防衛」で暴力を使える場合と同じ。
軍隊としては世界一厳しい交戦規定ではありませんか。

話はちょっと変わりますが、幕末の新選組の「交戦規程」を思い出します。
正式にあったどうか知りませんが、こういうのが小説によく出てきます。
「抜刀の上での争いごとは、必ず相手を斬り斃す事」
自衛隊機で日本の領空を守る方々、またそれを地上から支える隊員の
みなさんには、日本国民のひとりとして心から感謝したいと思います。
しかし、ひとたび対空ミサイルの発射スイッチを押す場合には、
必ずや相手を仕留めていただきたいと、切に願うばかりです。

さて、仮に東シナ海上空で自衛隊機が中国空軍機を撃墜したとします。
あるいは、その逆があったとしましょう。
それは英国のEU離脱どころではありません。
世界中にパニックが広がります。だって「すわ、米中開戦か!」。
まさにトム・クランシーの世界に突入するのです。

その場合、ドルと金は上がりますが、円は下がりそうです。
1ドル200円くらいになりそうな気がしますね。
だから、日本にとっていいことは何もありませんぜ。
ガソリンが1リッター200円になりますね。それでも長蛇の車列。
スーパーの店頭から食料品が消えますよ。
あの3.11の時に東京で起こったパニックが、
日本全国で同時に発生するので。
トイレットペーパーとかもなくなるでしょうね。

本当に武力紛争になるかどうかは別の問題です。
多分、もの凄い緊張感を持ったにらみ合いになるでしょうけれど、
エスカレートさせることによる利益は双方ともありません。
結局のところ、何とか収まるはずです。

しかし、中国大陸にいる日本人は悲惨なことになります。
あの反日暴動みたいなことが数十倍規模で起こるでしょう。
第2の通州事件どころではありませんね。
死者も数百人規模で出るのではないですか。
日中関係は10年くらい凍結状態に陥るでしょうね。

「東シナ海のミサイル1発」は、それくらいエライことなのです。
そして、実際にはその寸前まで事態は進んでいるのです。
日本国民の99.9%は、そのことを理解せずに、
今日も呑気に日経平均と円ドル相場を眺めています。

日本国民の危機意識、本日も異状なし。

7月2日バリ島不動産セミナー開催

さて、恒例の「バリ島不動産セミナー」を7月2日に開催します。
会場は馬喰横山駅徒歩1分。
「セトル」さんという仲介業者さんが入るビルの4階会議室。
ご好意でお借りできることになりました。
以前の会場よりも狭いので、定員は10名です。

7月23日 (土)榊淳司の不動産売却ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。

開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。

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6月28日17:49に

榊淳司マンション情報66号 杉並区の3物件

を送信しました。発信アドレスは

sakakimailmaga●sakakiatsushi.com

●はアットマーク

受信をご確認ください。
受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。

今回、6月に入って4回目の配信でした。

次回は渋谷区あたりになる予定です。
ただ、物件数は少なくなりそうです。

ご希望の方は早めにお手続きください。

なお、手続きをしているのにメルマガが届かない、
という方はお問合せフォームからお知らせください。

よろしくお願いします。

資産価値レポートのお奨めマンションを逃さずチェックできる有料メルマガのお申込みは、下記より受付けております。入退会はいつでも自由です。

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2016/6/28 17:52 | メルマガ発信 | Comments (0)

しかし、「アッと驚く為五郎」のEU離脱騒動。
世間は本当にかまびすしいですね。
こういう時、天邪鬼の私は別の話題で脱線するのです。

日曜日と月曜日、私は京都にいました。
まあ、人生の野暮用です。
私はもうすぐ54歳ですが、親の世代はだいたい80代。
つまりそろそろ「お迎え」がいらっしゃる年代ですね。

私の子どもの頃の80代はもう完全な爺さん婆さん。
「長生きしているなあ」という感覚でみていました。
今は男も女も80まで生きて当たり前。90でやっと長生き。
100歳を超える人が日本全国で何万人もいます。

人間は、生物学で見れば猿の亜種です。
自分たちだけは「別格」なんでボンヤリ考えている人も
多いようですが、何のことはありません。ただの猿。
ただ、人間だけは文明を持ってしまいました。

人間が野生の猿だとすると、寿命は50歳のはずです。
医療というのがほぼなかった時代、60まで生きるのは大変。
秀吉は62歳、家康は73歳、真田昌幸は64歳です。
いずれも病死。彼らは、同時代人としては長生きなはず。
92歳まで生きたという真田信之は例外中の例外。
庶民は50歳まで生きればいい方だったはず。

親の世代が死ぬ、ということは私の世代もあと30年後に・・・
私は他人の3歩先を読む、というおかしな癖を持った人間。
彼らを見ていると、「ああ、次は俺たちか」と思います。
私と同世代でも、早世した人はポツポツいますからね。

「いずれ死ぬ」と考えれば、人生ますますどーでもよくなりますね(笑)。
54歳になれば、自分の能力の限界なんて完全に見えています。
まあ、それを分からずにジタバタしている人の方が多いようですが。
少なくとも、私は自分を「こんなものやろ」と思っています。

いつか書いたように、私は霊魂を信じていません。
あるとすれば、電子の浮遊帯だろうと想像しています。
死んだ人の頭脳の中の電子信号が、あまりにも強い意志
持っていると、それだけで存在を継続する、と考えているのです。
しかし、そうそう長くは続きません。
まあ、どーでもいい話ですね。

私は多分、強い意志も目的もないので、肉体が死んだ後も
私の頭脳から電子信号がこぼれだしてそれだけで存在を続ける、
なんてことはないでしょう。
つまり、往生際がすこぶるよい「成仏」になるはず。
まあ、そんなことは分かりませんが(笑)。

親の世代が次々に旅立つのを見ていると、頭が仏教になります。
諸行無常です。あるいは、万物流転。歳歳年年、人同じからず。
ある人が死ぬと、その人に対する記憶はほぼ50年で完全消滅。
まあ、有名人は違いますが。

たとえ歴史に名を残しても、それだけ。
エライことを成し遂げても、人間よく生きて100年。
名前が残ったところで、死後のその人にとって何の意味があるやら。
しかし、これは「それをいっちゃあおしめえよ」という話ですね。
現世をアクセク生きる意味がなくなってしまいますから。

私は、人間の存在価値は遺伝子のバトンリレーだと思っています。
先祖から受け継いだ遺伝子を、子どもを作って次代に渡す。
生物というのは、すべてそのために生きています。
我らも、まがうことなき生物の一種。類人猿の亜種。

ところが、日本のように文明が頽廃した社会になると、
「子どもなんて作らない」という遺伝子の自殺行為が蔓延します。
「できなかった」というのであれば、仕方のないことですが。
あるいは、出来てしまっても「今はいいから」と堕胎。
日本の人工妊娠中絶件数は年間約18万件だそうですが、
果たしてそんなので済んでいるのでしょうか?
人類の中で少なくとも日本人は、緩やかな絶滅への道を歩んでいます。
あまり喜ばしいことではありませんね。

「人を植ゆるは百年の計」なんて言いますね。老子です。
私の親の世代は、多産な人たちでした。だいたい、昭和一ケタ。
しかし、その後の団塊さんたちは普通でしたね。
なぜなら、団塊ジュニアたちにも3人兄弟は稀でしたから。
団塊から十数年遅れの「新人類世代」が我々。清原が代表選手。
我らの同級生で3人の子持ちなんて、超少数派ですよ。
そして次の団塊ジュニア世代はパラサイトシングルやニートなどを
生み出した層ではないのでしょうか。
別に彼らのことを悪く言いうつもりはサラサラないのですが。

80代の爺さん、婆さんたちを見ていると、昭和の活気を思い出します。
あの頃、世の中が衰退するなんて兆しはどこにもありませんでした。
未来は希望に満ちていたのです。
昭和一ケタの人々。すなわち、彼らこそ昭和の人々なのです。

今、我らはある意味で「生きた昭和」に別れを告げようとしています。
彼らが私たちの目の前から消えることで、あの時代は真の歴史になります。
残念ではありますが、避けられない現実ですね。
「大正」や「明治」はもはやリアリティのない世界。
あと30年もすれば、「昭和」もお仲間入りです。
その頃には、私もこの世にはないはずですね。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
渋谷区と杉並区のレポートを最新情報化。
この両エリアとも、目立った新規物件がありません。
しかも、販売が好調とも言えない状態。
新築マンション市場は、すっかり踊り場に入った感じです。

英国のEU離脱がマンション市場にどう影響するのか?
そんなもの、今のところ「なーんも分かりません」。
ただ、いいことは何もなさそうです。

渋谷区総集編
価格 5,190

■ザ・グランツ代々木参宮橋、■パークコート渋谷大山町 ザ プラネ、■サンウッド代々木西参道、■アトラス恵比寿、■ブランズ渋谷常盤松、■シティハウス恵比寿伊達坂、■シティハウス神宮北参道、■アトラス代々木上原、■グランドメゾン表参道、■シティハウス広尾南、■THE CONOE〈代官山〉、■ザ・エクセレントシティ 松濤、■パークリュクス渋谷西原、■初台コンパクトマンションプロジェクト

杉並区総集編
価格 6,980

■ヴォーガコルテ高井戸、■THE 東高円寺テラス、■ザ・パークハウス 杉並高井戸プレイス、■プラウドシティ阿佐ヶ谷、■ジーエスグランド永福町、■コディア八幡山、■デュフレ高井戸、■ザ・パークハウス 浜田山季の杜、■リムテラス方南町、■パークホームズ杉並善福寺川緑地、■ヴィークコート荻窪、■ザ・パークハウス 杉並上井草、■アスコットテラス荻窪、■クレアホームズ永福町 蒼の邸、■クレアホームズ永福町 耀の邸、■シティテラス荻窪、■シティテラス杉並方南町、■プレシス芦花公園、■ディアナコート浜田山

7月2日バリ島不動産セミナー開催

さて、恒例の「バリ島不動産セミナー」を7月2日に開催します。
会場は馬喰横山駅徒歩1分。
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ご好意でお借りできることになりました。
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7月23日 (土)榊淳司の不動産売却ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。

開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
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予想外、と言えば予想外です。英国のEU離脱。
残留派議員が離脱派の運動員に射殺されたことで、
流れは残留へと変わったかと思ったのですが、違いました。
投票率72%超というのは、離脱派の怒りと残留派の危機感の表れ。

これによって、EUは危機を迎えたといえます。
今の市場はパニック状態ですね。まさかのまさか、だから。
しかも、金曜日です。今は東京とアジア諸国の市場が開いているだけ。
このあと、ヨーロッパ市場が開きます。さて、どうなることやら。

私は池上彰先生みたいに博識ではありません。
しかし、EUというものを自分なりに捉えています。
それは、彼ららしい「理想主義」の賜物である、ということ。
私らアウトサイダーからすると、別にヨーロッパがひとつに
なる必要なんて、何もないではないですか。
しかし、彼らの理想は「ヨーロッパはひとつ」というもの。

◆杉山寧「エウロペ」オフセット複製・木製額付・即決◆_名作

三島由紀夫の岳父である日本画家・杉山寧の代表作に
「エウロペ」というのがあります。
裸の美女が屈強な馬の背に座っている構図。
ご存知の方も多いと思います。

ギリシア神話では、絶世の美女であるエウロペに惚れ込んだゼウスが
馬に化けて近づき誘いかけた、ということになっています。
エウロペがゼウスの化けた馬に乗って世界を飛び回ったとか。
その範囲がエウロペ=ヨーロッパになったそうです。
何ともギリシア神話らしいお話ではあります。

ヨーロッパ人は「自分たちはヨーロッパ人だ」という自覚が多少あります。
例えば第二次世界大戦前の東京には、ヨーロッパ人の社交界がありました。
溜まり場は帝国ホテルだったとか。まあ、さもありなん世界。
そこに、「日本は北ではなく南に向かう」という近衛政権の方針を
ソ連に伝えたスパイ・ゾルゲも属していました。ドイツ人として。

キリストが生まれた頃のヨーロッパは、ほぼローマ帝国の領土でした。
ローマ帝国はヨーロッパどころか北アフリカや今のシリア、イラクあたりまで
長らくその版図に収めていたのです。当時、イスラム教はありません。
ヨーロッパの人々は、自分たちはギリシア、ローマの子孫だと思っています。

私たち日本人は、高校の国語の授業で漢文を習いますね。
あれは古代の中国語をレ点などで同時翻訳したものです。
ヨーロッパ人たちは、ラテン語かギリシア語を学びます。
ラテン語は言うまでもなく、古代ローマの言語。
今のイタリア語の祖先みたいなもの。
だから、イタリア人にとってラテン語は「古文」なのです。

ローマ時代の全盛期はアウグストゥスの時代。
ちょうど、イエス・キリストが活動を始めた頃に世を去った人。
多くのヨーロッパ人にとって、彼方の理想時代です。
EUができた頃、私は「なんじゃそれは」と思いました。
あんなに多種多彩な国家の集まりがワンユニットになれるはずがない、
と私のリアリズムは叫んでいました。
何と言っても同一通貨です。国境も、ほぼなくなりました。

しかし、ヨーロッパ人たちは「ひとつのヨーロッパ」を望んだのです。
ちょっと無理があったのではないでしょうか?
アウグストゥスの時代も、ヨーロッパはバラバラでした。
しかし、あの頃は強烈な宗教がありませんでした。
今のヨーロッパは、宗教ひとつとってもかなり鮮明に分かれます。

「ほとんどはキリスト教徒ではないか」
日本人から見ると、そうなるでしょう。でも違います。
キリスト教は、大きく3つに分かれています。
新教と旧教、そして東方教会。
この3つは「違う宗教」と言ってもいいでしょう。

17世紀の半ば、日本はポルトガルとスペインの宣教師を追い出しました。
あるいは捕らえて棄教を迫り、応じなければ残酷な方法で処刑しました。
ところが、オランダ人とイギリス人とは商取引を続けました。
そのうちイギリス人は来なくなったので、オランダ人とだけ交易しました。
当時の日本人は、旧教徒であるポルトガル、スペイン人と
新教徒であるオランダ、イギリス人が「違う」と見分けたのです。

カソリックという宗教がローマ人をダメにした、と私は考えています。
アウグストゥスの時代のローマ人と、今のイタリア人は別人種のようです。
ローマ時代、ヨーロッパ最強のローマ軍は「兵站で勝つ」と言われました。
あるいは、首都ローマはもちろん、征服した都市で緻密な民政を敷きました。
彼らは、真面目かつ堅実にやるべきことをやれる民族だったのです。
その着実な仕事ぶりが「兵站で勝つ」という表現になっています。

今のイタリア人はどうでしょうか?
日本人の感覚で言うと「ものすごーくいいかげん」ではないでしょうか。
カソリックが、古代の堅実なローマ人を、今のいい加減な
イタリア人に変えたのだと私は考えています。

カンタンにいえば、約束を守れなかったり、何かまずいことをやらかしても
教会に行って懺悔室で「私は・・・なことをしました」といって、
それを聞いた神の代理人である神父が「許します」といったらOK。
これだと、基本的になんでもOKになりますわね。
中世には、ある額以上の寄付をすると何でも許される「免罪符」
などというインチキ臭いお札が売られていました。

何が何でもそれはインチキだろう、と考えたのが
16世紀のドイツに生きたルターという神父。
そういった考えから新教(プロテスタント)が生まれます。
旧教(カソリック)との違いは、神様と契約(お約束)するのに、
教会(神父等)を介さいないで直接取引すること。

つまり新教では、神様と直接契約(お約束)します。
だから、新教徒にはいい加減なことをやらかしても、
懺悔室の許しはありません。神様に対して罪を犯したことになるのです。
これって、旧教徒とはかなり違うでしょう?

例えば、イスラム教の神様はユダヤ教の神様と同じです。
開祖マホメットは、自分が「最後の預言者」と名乗りました。
彼がユダヤ人だったのではないか、という話は前に書きました。
この2つの宗教は同じ神様をあがめ、同じ割礼という儀式を行います。
でも、全然違う宗教だとみなされていますね。
新教と旧教の違いも同様。同じキリストという神を崇めても、
まったく別の宗教だとみなすべきなのです。

ヨーロッパには新教と旧教、そしてユダヤ教とイスラム教があります。
それらはすべて一神教です。お互いに相容れません。
これに加えて、民族的な違いもあります。
ゲルマン系はだいたいが新教。ラテン系はほぼ旧教。
スラブ系は東方教会とイスラム教。ケルト系は旧教。
お互いにお互いを容れる、という寛容さはほぼありません。
アウグストゥスの時代とは、まったく違うのです。

そんなヨーロッパは、けっしてひとつになれません。
EUは、あまりにも理想主義に走り過ぎた組織です。
いずれまた、バラバラになる時代がやってきます。
今回の英国離脱の結果は、その「初めの始まり」かもしれません。

7月2日バリ島不動産セミナー開催

さて、恒例の「バリ島不動産セミナー」を7月2日に開催します。
会場は馬喰横山駅徒歩1分。
「セトル」さんという仲介業者さんが入るビルの4階会議室。
ご好意でお借りできることになりました。
以前の会場よりも狭いので、定員は10名です。

7月23日 (土)榊淳司の不動産売却ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。

開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。

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2016/6/24 14:55 | ちょっと脱線 | Comments (6)