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榊 淳司オフィシャルブログ

山高ければ谷深し。
久しぶりにマンション市場について書きましょう。
ハッキリ言って、異常です。
前二回のバブルと比べて、かなり異なる中身です。

第1回バブルは1990年が頂点。俗に「平成バブル」。
あの時の主役は団塊の世代でしょうか。
ちょうど40代の前半だったと思います。
1985年くらいからすごい盛り上がり。
約5年続きました。まあ、実需が主体でしたね。

第2回のバブルは2008年に崩壊しました。
盛り上がったのは2005年頃から。約3年ですね。
主役は内外のファンド。実需では団塊ジュニア。
ちなみに、この時に金融緩和はありません。
またバブルは不動産だけ。株はさほどでもなし。

第3回は只今進行中。
ちなみに、ここで私がバブルと言うのは不動産のみです。
2000年頃に「ITバブル」なんてのがありましたが、それは別。
あくまでも不動産です。

今回のバブルは2013年のアベノミクスでちょろちょろ始まり、
2014年10月の黒田バズーガ2で、一気に膨らみました。
今もまだ膨張を続けています。
現状を見る限り、弾ける気配は感じられません。

何度も書きますが、特徴は「地域限定」。
東京の都心とその周縁部、湾岸エリア、武蔵小杉、
みなとみらい、京都の御所周辺、仙台市一帯。
その他のエリアは、まあまあ、という状態ですね。

さらに、仙台と武蔵小杉以外は、実需以外が主役。
相続税対策、不動産投資、外国人のそれぞれ「個人」買い。
これらが今、大量に賃貸市場に供給されています。
だから、賃貸市場はゆるゆるのダブダブ。

それでも、都心の新築マンションは調子よく売れています。
私から見れば、この先必ず下落局面がやってくるのは自明。
まさに「山高ければ、谷深し」なのです。
それでも「買いたい」と考えている人は多いですね。

どちらかというと、こういう市場が熱くなっている時には
そういったムードに乗せられて「今買わなきゃ」と
惑わされてしまう人が出てきている感じがします。
火傷に気付くのは、今ではなく数年後です。

ただ、このバブルはまだ続きそうな勢いです。
理由はいろいろあります。
何よりも、世の中お金が余りすぎています。
「私のところは足りないぞ!」という声が聞こえてきそうですね。
実のところ、私もそう叫びたい(笑)。

しかし、実際は余っています。すごく、余っています。
日本の個人資産は1600兆円もあります。
国家予算の真水32年分です。
過去に、日本がこんなに豊かであったことはありません。

さらにいうなれば、世界中でお金が余っています。
その理由は、円もドルもユーロも、人民元もこぞって
「通貨安戦争」を繰り広げているからです。
円は周回遅れでこれに参加して、今先頭に来ている感じ。

ただし、間もなくドルがこの競争から「いちぬけた」になりそう。
アメリカの金利上昇を世界の投資家は恐れています。
早ければこの秋。あるいは突発的にこの夏・・・・
そうなれば「世界同時株安」なんてこともありますね。
日本の不動産も、いきなりハイリスクな投資先になってしまいます。

まあ、そういう外部要因はひとまずおきます。
今回のバブルはチャイニーズ系の買いも何割か入っていますが、
やはり主体は日本人の富裕層です。
けっこう層が厚いのですよ、あの方々。

彼らの多くも今、やや焦り出しています。
「今買っておかなければ、買えなくなるかも」なーんて。
そんなこと、全然ないのに(笑)。
不動産なんていつでも市場にゴロゴロしていますよ。
これからは、さらにゴロゴロ、ゴロゴロと出てきます。

日本人はとりわけ不動産に熱くなりがちですね。
我々のDNAには先祖代々「土地は大事にしよう」と
かなり濃密に刷り込まれています。
先祖から受け継いだ土地を「売ってはならない」。
これが基本的な価値観ですよね。
自分の代で売ってしまったらご先祖様に申し訳ない。

逆に、新たに「家を建てれば一人前」という価値観もあります。
都会風にいえば「マンションを買う」でしょうか。
だから、多くの人がマンションを「買いたがる」のです。
冷静に眺めると、実におかしな現象です。

私の世代は、住宅を手に入れることは「人生の目標」でした。
20年後、住宅を持つことはせいぜい自家用車をもつ程度の
感覚になっているでしょうね。
実際、地方では200万円も出せばある程度の家が買えます。
それが、東京や大阪の近郊まで迫ってきています。

この地方では果てしなく無価値化している住宅が、
都心ではバカ騰がりしていることが本当に不思議。
別に都心の住宅需要が旺盛でも何でもないのに、です。
だから、賃貸住宅はダダ余り状態です。
東京でも空室率20%エリアはザラ。

このかなり不自然な現象はいつまで続くのでしょう。
「王様は裸だ!」と、叫んでいるのは、
見渡す限り今のところ私一人のようです(笑)。
このままいけば、来年も新築マンション価格は騰がります。
中古価格もそれに引きずられます。
それを「買いたい」病の富裕層が買います。
だから、何もなければバブルは続くのです。

しかし、そもそもがかなり不自然な現象ですから、
崩れる時は一気に崩れるでしょうね。
毎日暑いのですが、私は背筋をヒヤヒヤさせています。
中国の証券市場、アメリカの金利、欧州の財政・・・
心配事の種はたくさんあります。

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暑いですね。
子供の頃は、この夏の暑さが大好きでした。
今はちょっと苦手。毎日ヒーヒー言っております。
ビールが美味しく飲めるのが唯一の救い(笑)。

数日前、奈良県の吉野というところに行ってまいりました。
上市というマイナーな街。でも、私はあそこが大好きです。
子どもの頃、何回か夏休みを吉野で過ごしました。
最後に訪れたのは大学生の時。今回は33年ぶりですか。

懐かしい人々に迎えられ、実に楽しい時間でした。
でも、あのいく夏かに出会った「おばあさん」たちは
もはや帰れぬ世界に生きているのでしょうね。

奈良というところは、独特ののんびり感があります。
関西弁の中でも、ちょっと間延びした感じのアクセント。
私はあの感覚がけっこう好きです。
ふわっとした気分になれますね。

今回、吉野にいたのは1泊2日。
その間、チラとでも子どもを見かけたのは1回だけ。
私の愛した吉野は、老いています。この先、どうなるのでしょう。

私は京都市内に生まれて育ちました。田舎はありません。
あの街は、精神的に東京以上の都会です。
もう30年近く東京に住んでいますが、ここは「田舎者の街」です。
でもまあ、それも悪くありません。
どちらかを選べ、と言われれば東京でしょうね。

どこに住んでもいい、ということなら神戸が大好きです。
その次は横浜でしょうか。住んだことはありませんが。
でも、奈良の吉野も捨てがたいものがあります。
実のところ、もう一度吉野川で泳ぎたかった(笑)。

本来、地元に帰ったら、ドテっとくつろぎたいもの。
もしも吉野が田舎だったらよかったと思いました。
もっとも、あそこで生まれ育ったら人生の風景は違ったでしょう。
でも、田舎がある、というのはいいことだと思います。

そして、日本の田舎は滅びつつあります。
このままでは、10年後20年後に無くなってしまいます。
田舎は、日本人の「ふるさと」です。
むざむざと、滅びるままに任せてよいのでしょうか?

東京は、言ってみれば薄っぺらな街です。
特に、人間の頭の中から誕生した街は薄っぺらです。
都市計画で創られた街は、虚しい風景となります。
それに比べて、何百年にもわたって人々が育んだ街並みは
何層にも積み重ねられた魅力を秘めています。
そんな田舎を、私たちはみすみす衰亡に任せています。
何とかならないのでしょうか?

吉野で起こっていることは、日本のそこかしこで見られるでしょう。
これは由々しき問題です。でも、解決策はありません。
田舎が衰亡して、都会だけが生き残る日本。
そこに大いなる疑問を感じます。

吉野には吉野川というちょっと大きな川が流れています。
今回、はじめてその上流にあるダムまで連れて行ってもらいました。
やや雨が降っていましたが、いい眺めです。
ただ私は写真嫌いなので、画像はありません。

かつて、奈良の吉野は林業で栄えました。
ダム湖の向うに見える山林から、霧がゆらりと立ち昇る景色を
眺めながら、吉野の林業が衰え行く悲しさを考えました。

大和ハウス工業の創業者一族が経営するという
丸太の市場のようなところにも行ってきました。
だだっ広い敷地の中に、置かれている丸太は数えられるほど。
そういった丸太の市場はかつて5カ所あったそうですが
今でも続いているのは2カ所だそうです。
そのひとつも、見渡す限りコンクリートの地肌を見せていました。

吉野だけではなく、日本の林業は死につつあります。
安い輸入材や使い勝手のいい集成材に、競争で勝てないのです。
しかし、あれは貴重な資源だと思います。

考えてみれば、鉄筋コンクリートで作られた
マンションというのは、何とも味気ない住まいですね。
特に、大量生産方式で作られる長谷工型のマンションは
年月を経ると何とも醜悪な風景を構成します。

それに比べて、丁寧に作られた木造の日本家屋は
50年100年の年月を経ても味わいがあります。
何とも心の安らぐ風景や居心地をもたらしてくれます。
それこそ、後世に伝える遺産ではないかと思います。

「和食」というものが世界遺産になったと聞きます。
それなら、日本の「木造住宅」というものも
世界遺産にできないのでしょうか?
あんなに素晴らしいものは滅多にありません。

大工さんが釘や金具を使わずに、鑿(のみ)と鉋(かんな)で木材を組立て
見事な木造建築を仕上げる技術を、後世に残すべきです。
今の大工は鑿や鉋どころか、鋸(のこぎり)さえ使えません。
「そんなの、俺でもできるぜ」の世界。ちょっと悲しいですね。

日本の農業には「和食」という素晴らしい可能性が広がっています。
林業にも「木造建築」という、可能性に満ちた未来が
あってしかるべきではないでしょうか。
そんなことを考えた奈良県吉野への旅でした。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
今回、文京区の2タイトルを最新情報化。
茗荷谷エリアに新しい物件がいくつか出てきていますね。
しかし、価格も高くなりました。危険な臭いもします。
バブル崩壊も迫っている気配を感じます。
みなさんも「高値掴み」をなさらないように気を付けてください。

文京区・総集編
価格 4,290

■ザ・パークハウス 文京江戸川橋、■Brillia(ブリリア)文京江戸川橋、■クレヴィア文京本駒込、■ブランズ文京護国寺、■ブランズ六義園アヴェニュー、■リビオ文京茗荷谷、■クレヴィア文京小石川、■ザ・パークハウス 小日向、■インペリアルガーデンTHE IMPERIAL GARDEN LIMITED RESIDEN、■ディアナコート千石丸山町、■ベレッサ文京千石、■オープンレジデンシア文京本駒込

小石川・茗荷谷
価格 2,390

■ザ・パークハウス 文京江戸川橋、■クレヴィア文京小石川、■ザ・パークハウス 小日向、■THE IMPERIAL GARDEN LIMITED RESIDEN(インペリアルガーデン)、■リビオ文京茗荷谷、■ベレッサ文京千石

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暑いので、今日も脱線しますね。
いつか書いた内容と被りますので
「またか」と思った方はスルーにしてください。

アメリカの大統領、オバマの政権はあと1年半です。
私は指折り数えて、その終わりを待っています。
この政権のやることが、世界の平和を脅かしているからです。
いくつかその例を挙げましょう。

彼は6年前に政権を得るや「核無き世界を」と言いました。
まあ、福島瑞穂あたりが言ったらいつものヨタ話です。
でも、アメリカの大統領はちがいます。
それで、ノーベル平和賞なんてのをおもらいになりました。
私はノーベル賞の中でも平和賞と経済学賞は信用しません。
文学賞もかなりの確度で恣意的な選考だと思います。
まあ、そんなことはどーでもいいのですが。

シリアのアサド政権に抗する民主派の武装勢力が
毒ガスで攻撃された時、オバマ大統領は信じられない発言をしました。
「アメリカに軍事介入というオプションはない」
「アメリカは既に世界の警察官ではない」
国際政治を多少勉強したことのある私などにとって、
こういう発言は「信じられなーい」レベルです。

アメリカは今でも圧倒的な世界一の軍事力を持っています。
それは、使う、使わないにかかわらず暗黙の抑止力です
使うぞ、使うぞ、と言って脅すための道具なのですから。
今の日本の安保法案はそういった抑止力を高めるためのもの。

軍事力というのは使わない時に一番効用があるもの。
それを「使いません」と言ってしまったらおしまいです。
結果、シリアではまだ内戦が続いています。
「イスラム国」なんてややこしい連中も台頭しています。
彼らの勢力伸長を許した一因は、オバマのダメ外交です。

日本に関係するところでは、中国です。
オバマ政権はずっと中国に宥和的でした。
カンタンにいうと、中国に甘く、日本に辛かったのです。
その結果どうなったでしょう?
尖閣沖には中国の船が入れ替わり立ち代わり遊弋。
南シナ海では強引な占拠と埋め立て工事が続いています。
チベットやウイグルではさらに酷い迫害が行われました。
オバマの宥和政策で命を落としたチベット人やウイグル人は数知れず。

最近では、何ら正当な理由なくキューバと国交回復。
まるで意味が分かりません。キューバ人の人権はどうなるの?
イランとも不可解な合意を行いましたね。これも意味不明。
オバマは政権の終わりに向けてなりふり構わぬレガシーの構築を
行っているとしか思えない最近の行状。

私は今でも歴史学徒のつもりです。
歴史の判断というものは、最低でも50年かかると言われます。
私の年齢からして、オバマ政権への歴史家の評価は聞けないでしょう。
ただ、私は同時代を生きた一市井人として、彼を評価しません。

オバマ氏は、もともと理想家です。
今では少しだけ現実主義に軌道修正しました。
ただ結局、アメリカを迷走させただけですね。
かつてのカーター政権なんかとよく似ています。

アメリカには民主党と共和党があります。
オバマ君はいうまでもなく民主党です。
歴代、民主党の大統領は日本に辛いですね。中国が好き。
それでいつも、世界を誤った方向に導いてきました。

次期大統領の選挙が本格的に始まるのは来年。
ただ、すでに前哨戦はスタートしていますね。
民主党の最有力候補はヒラリー・クリントン。
私はこの人をあまり好きではありませんが、
民主党の中では現実主義的な思考をなさる方です。
「尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲内」と
明言した最初のアメリカ政府閣僚でした。

共和党の有力候補は、元フロリダ州知事のジェフ・ブッシュ。
10年ほど前、兄が大統領選挙でゴア元副大統領と戦った時、
フロリダ州では何度も開票作業をやり直しました。
結果、数百票の差で兄ブッシュが辛勝しましたね。
その時に知事として多大なる影響力を発揮したと言われています。

ブッシュ家はアメリカを代表するWASPです。
ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント。
共和党のベースは、ほぼここにあります。
今回のジェフ・ブッシュは奥さんがヒスパニックだそうで。
スペイン語を上手に操るところがWASP離れしています。

ヒラリーとブッシュ、どちらも最良ではありません。
しかし「オバマよりかはマシ」と言える候補です。
私たちはあと1年半、「もういくつ寝ると・・」という気分で
アメリカの大統領が変わるのをじっと待ちましょうね。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
今回は中央区関係の4タイトルを最新情報化。
パークタワー晴海はなぜか販売中止。
オフィシャルページまで落としてしまいました。
謎は深まるばかりです。誰か教えてください。

ウエリス銀座は第2期で値上げですか!
なんだかやり方があざとくて好ましく思えません。
こういうのを見ていると「バブルよ終れ!」と叫びたくなります。

中央区総集編
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【勝どき・晴海・月島エリア】■勝どきビュータワー、■DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)、■ザ・パークハウス 晴海タワーズティアロレジデンス、■ KACHIDOKI THE TOWER、■パークタワー晴海、■シティハウス月島駅前レジデンスコート、■プレミスト佃二丁目、【日本橋エリア】■LUXIO(ルキオ)日本橋蛎殻町、■ウエリス茅場町、■ザ・パークハウス 日本橋浜町、■パークホームズ日本橋水天宮前、■クレストラフィーネ東日本橋、■サンウッド東京茅場町パークフロント、■ウィルローズ日本橋蛎殻町、■プラウド人形町、■オープンレジデンシア日本橋三越前、■ワザック日本橋、■ウィルローズ日本橋人形町、【銀座・築地・八丁堀エリア】■GREEN PARK 八丁堀、■ザ・パークハウス築地入船、■Brillia(ブリリア)THE TOWER TOKYO YAESU AVENUE、■グランスイート八丁堀、■パークシティ中央湊ザタワー、■ウェリス銀座二丁目、■プレシス東京 湊THE RESIDENCE

日本橋・銀座
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晴海・勝どき・月島
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■勝どきビュータワー、■ DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)、■ザ・パークハウス 晴海タワーズティアロレジデンス、■KACHIDOKI THE TOWER、■パークタワー晴海、■シティハウス月島駅前レジデンスコート、■プレミスト佃二丁目

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2015/7/22 6:14 | ちょっと脱線 | Comments (6)

ギリシャ危機はひとまず落ち着いたようですね。
といって、完全な解決とは程遠い状況。
ギリシャが借金を返せるわけでもなく、
いつかまたこの危機は再燃するのでしょう。

「プラトンの国を拒むわけにはいかない」
ギリシャがユーロに加入するときにはそんな声もあったとか。
私たち日本人にはなかなか理解できないのでしょうが、
ヨーロッパ人にとってギリシャとローマは特別です。

分りやすく言えば、プラトンやアリストテレスは、
日本人にとって孔子や孟子のような存在なのです。
もっとも、孔孟の国も最近は夜郎自大になりさがり、
我々の尊敬からは程遠いお国柄になってはいますが。

しかし、今でも大学入試センター試験の「国語」には
「漢文」が出題されていますね。私は結構得意です。
まあ、それはどーでもいいのですが、日本人にとって
古代中国語である漢文は教養の必須科目です。

ヨーロッパ人にとって、ローマ帝国の言葉であるラテン語がそれ。
さらに深く古典を追求するならば、ギリシャ語です。
例えば、今の新約聖書の原典はギリシャ語版です。
もとはヘブライ語で書かれたのでしょうが、
当時の地中海世界の共通語はローマ語(ラテン語)ではなく
ギリシャ語だったのです。

キリストが生きた時代、ローマ帝国屈指の英雄であるカエサルは
エジプトに遠征してクレオパトラと恋に落ちます。
ある日、エジプトの宮殿をいたカエサルの元に、
贈り物の絨毯が運ばれてきます。
中から出てきたのが絶世の美女・クレオパトラ。

それで、ふたりは恋に落ちるのですが・・・・
まさか通訳を介して会話をしたわけではありません。
彼らはともにあの時代の教養語であるギリシャ語を話したのでしょう。
でなければ、ああいうドラマティックな展開になりません。
その後、尻軽女のクレオパトラはパトロンをアントニウスに乗り換えます。
もちろん、アントニウスともギリシャ語で愛を語ったのでしょう。

ユーロというのは、私たち日本人から見ると理想的すぎる仕組みです。
働き者のドイツ人、賢明でケチなオランダたちとアッケラカーの
スペイン人やイタリア人、そしてギリシャ人が同じルールで
経済財政を行えるわけがない、と普通に考えます。

しかし、彼らにとって「ヨーロッパはひとつ」なのです。
ちょっと不思議ですよね。普通に考えればヨーロッパはバラバラ。
ドイツ人とギリシャ人は水と油ほどに違います。
でも、彼らの理想は常に「統一ヨーロッパ」。

その原点はローマ帝国にあります。
カエサルの活躍もあって、あの時代にローマ帝国は
今のヨーロッパをほぼ征服してしまいます。
カエサルの後継者であるアウグスツスの時代がまさに
「パクスロマーナ」の絶頂期ではないないでしょうか。
そこがまさにヨーロッパの原点なのです。

ちなみに、「ヨーロッパ」とはギリシャの神話時代の逸話が語源。
主神ゼウスが美しきフェニキアの王女エウロペに恋をします。
普通に誘い掛けても相手にされなさそうなので、ゼウスは白い雄牛に
化けてエウロペに近づき、彼女がまたがると空を飛んで世界を
駆け巡ります。その駆け巡った範囲が「エウロペの土地」ヨーロッパ。

ローマが滅んで以来、ヨーロッパはバラバラです。
歴史上、何度かバラバラになったヨーロッパを再統一しようとする
動きがありました。まずは、キリスト教会の威を借りた神聖ローマ帝国。
次は、図らずもヨーロッパを征服してしまったナポレオン。
最近では「ローマ帝国」の後継者を自認したヒットラー。
ローマの後継たる「第三帝国」を名乗っていました。
しかし、いずれもあえなくとん挫。
今回のユーロは、まさに歴史的なチャレンジだったのです。

ところで、私たちは今、世界の共通語として英語を学びます。
コンピュータの基礎言語が英語なので、ますます世界は英語化します。
日本人にとってこれは大きなハンディキャップです。
でも、世界の流れに従わざるを得ません。

しかし、この英語化はせいぜいここ百年くらいの話です。
明治維新の時、世界はここまで英語化していませんでした。
当初、陸軍はフランス式でした。
明治初期に少年期から陸軍の教育を受けた柴五郎という人は、
日本語よりもフランス語の方が使いやすいと自著に示しています。
まあ、その割には日本語もかなり立派ですが。

この前の戦争に負けた時点でも、帝国陸軍の高級将校は
英語派よりもドイツ語派の方が多かったのではないでしょうか。
第二次世界大戦後、世界は急速に英語化したのです。
それを、今や誰もが当たり前だと思っています。

アメリカ大陸という新世界がヨーロッパ史に登場したのは15世紀。
16世紀はスペインとポルトガルが「世界征服」した時代。
17世紀はオランダの商船が世界貿易を席巻した時代。
その後は、パクスブリタニカ。つまり、英国の台頭ですね。

でも15世紀までのヨーロッパは「地中海の時代」です。
貿易も、文化も、すべての中心は地中海にありました。
主役はヴェネティアやジェノバなどのイタリアの都市国家。
対岸にはイスラム系の国々。

その時代、イギリスやドイツはただの辺境国家です。
いってみれば、わき役もいいところ。端っこの存在です。
イギリス人やドイツ人は懸命にラテン語を学んだはず。
なぜなら、それが当時のヨーロッパ世界の共通語だったから。
あるいは、古典ギリシャ語を学んだのでしょう。

実のところ、キリスト教関係の文献はラテン語が中心ですが
ヨーロッパ的な「古典」はほとんどがギリシャ語です。
その位置関係は今でも変わらないはず。
だから、今でもヨーロッパやアメリカの出来のいい高校では
ギリシャ語が必須科目になっています。

長々と書きましたが、ヨーロッパ人が最後にはギリシャを
「見限れない」のには、そういう精神的ベースがあります。
特に、ドイツ人には「ヨーロッパコンプレックス」があるのです。
それは、ドイツ人であるゲルマン民族は、最後の最後まで
「ローマの敵」であったという歴史的事実です。

例えば、スペインはフランスよりも早くローマの内側でした。
イタリアは、ローマの本家本元を継承しています。
彼らは「野蛮な」ゲルマン系のドイツやイギリス、北欧に対し
抜きがたい優越感を持っているのは、そのせいです。
多少経済的に劣っていても、ちっとも気にしていませんね。

逆に「蛮族の地」であるイギリスは「孤立」という姿勢を示し、
「俺たちは旧ローマのお前らなんか気にしていないぞ」という
ポーズを取りたがります。まあ、地理的影響もありますが。
ドイツはヒットラーの例もあるように「俺たちはローマだ」と
いいたがる傾向があります。ちょっと哀れ。

こういう関係は、朝鮮半島の連中が「東方礼儀の国」なんて、
中国の下僕であることを日本に対して自慢しているのと
どこか似ていますね。実に虚しいポーズです。
日本は島国である点、英国と似ていますね。

イギリスはヨーロッパの一員であるようなないような。
今でも自国通貨ポンドを守っています。
ユーロから離脱しようなんて議論も盛んです。
日本も今では中国や韓国と同じ文化圏だなんて考えません。
むしろ、自分たちの独自性を誇る傾向が強くなっています。

さて、これからギリシャや中国がどうなるのか?
結局は「なるようにしかならない」のが現実です。
理想は常に現実の前に敗北します。それが歴史です。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
まずは江東区と墨田区の4タイトルです。
このエリア、売れるマンションは売れたのですが
価格高騰の波が及んでいます。
まもなく販売不振がハッキリ目立ちそうな「怖いエリア」です。

江東区総集編
価格 4,690

■シティハウス木場公園、■クレストシティ木場、■シティテラス東陽町、■プラウドタワー木場公園、■プレシス南砂町 DOUX、■プレシス南砂町 LUXE、■クレストフォルム東大島ブライトコート、■シャリエ亀戸リーディングイースト、■グローリオ東京住吉、■ワザック西大島、■クリオ大島サザンプレイス、■シティハウス森下ステーションコート、■パークホームズ豊洲ザ レジデンス

東西線深川エリア
価格 3,290

■シティハウス木場公園、■クレストシティ木場、■シティテラス東陽町、■プラウドタワー木場公園、■プレシス南砂町 DOUX、■プレシス南砂町 LUXE

新宿線/森下-大島&亀戸
価格 3,490

■クレストフォルム東大島ブライトコート、■シャリエ亀戸リーディングイースト、■グローリオ東京住吉、■ワザック西大島、■クリオ大島サザンプレイス、■シティハウス森下ステーションコート、■ロジェマン両国、■パークホームズ錦糸町 ザ レジデンス、■ウィルローズ菊川

墨田区総集編
価格 3,490

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2015/7/20 18:49 | ちょっと脱線 | Comments (2)

本日、お昼ご飯を食べながら読者さんが送って下さった
月刊誌「中央公論」をパラパラと読んでおりました。
その中で、知事の舛添君と消滅都市で名を挙げた増田君の対談が
あって、中々に読ませる内容でした。

人間、歳をとると生まれた時の方言に戻るそうです。
ですから、ジジババになって介護される場合は、
同じ方言を喋る人のお世話になるのが最適なのだそうです。
「ふーん、そうかいなあ」と妙に納得。

私は普段、「ヒョージュンゴ」と呼ばれるこの野蛮な
アクセントの言葉を話しておりますが、
京都に行くと「京ことば」という実に雅やかな語調の
美しき日本語を自由自在に操っています。

ですから、私が80歳位になって要介護認定を受けたら
ぜひ「京ことば」を話す介護士やヘルパーさんのお世話になりたいもの。
でも、京都で完璧な「京ことば」を話せるのは、
今や舞妓さんと芸妓さんだけになっているのではないですか。
ですから、ぜひそのどちらかにお世話になりたいものです、なんて。

ヨタ話はそれくらいにして、またもや香港で「榊淳司」が
露出をしてしまいました。
ひと月ほど前に、20代前半と思われる非常に美しい香港の
新聞記者さんが取材にやってきました。
実に楽しいインタビューのひと時を過ごしました。
写真はもちろん、動画も撮っていただきました。

リンゴ

彼女、その前にやってきたテレビ局の通訳よりも
かなり完成度の高い日本語を操っていましたね。
彼氏が日本人と香港人のハーフなんですって。
だからかどうか、日本語を熱心に勉強したみたいです。
まあ、どーでもいい話ですが。

それで、彼女の所属する香港の民主系広東語紙「蘋果日報」に
私のインタビュー記事が掲載されたのでしょう。
そこのサイトには、私の動画まで出ています。
その中で、私は「中国人と日本人はマナーが違う」とか
「中国人の買ったマンションは資産価値が下がる」的な
発言をする日本人のちょっと意地悪評論家として紹介されています。
あの映像の編集の仕方に、どことなく悪意を感じますね(笑)。

まあ、香港人といえども大きく言えばチャイニーズです。
同胞を悪く言われて快くは思わないでしょうから、当然。
まあ、それはいいのですが、自分の動画を見るのは嫌です。
ちょっと前に盛んに自分の動画を撮ったことがあります。
でも、嫌になります。

私は男前でもなければ、歯並びもよくありません。
この歳になるまで表情の作り方など考えてきませんでした。
なのに、若い頃はなぜ女性にモテたのか不思議ではありますが(笑)。
まあ、こんなこともどーでもいい話ですね。

せいぜい20分ほどしか露出しないテレビのナマだったら
それなりに緊張感をもちますから、ヘンな顔はしません。
でも、かなりの美人を相手に2時間近くのロングインタビュー。
きっとユルユルの表情をしていたのでしょうね。自己嫌悪。

さて、ここのところメディアの露出が多くなりました。
現在発売中の週刊文春週刊ポストに私のコメントが出ています。
NEWSポストセブンというサイトには、私が書いた記事が出ています。
また、もうすぐ某ネットメディアでの連載も始まります。
露出するのも大切な仕事ですから、まあそれはそれでよいこと。

ところが、私の足元であるマンション市場では静かな変化が起きています。
それは「都心の空洞化」ともいうべき現象。
山手線の内側で、販売中の新築マンションが急減少しています。
タワーマンションは、ほとんどが売れてしまいました。
まあ、こんなことは今までにありませんでしたね。
バブルもここにきて新しい段階に入っています。

逆に、近郊エリアでは供給が増えている感じがします。
ところが、近郊になると買い手はほぼ実需ですから
都心ほどスピーディには売れていませんね。
まあ「ボチボチ」という感じでしょうか。

郊外に行くと、まったくの不振。売れていません。
それにしても、かなりイレギュラー。不健全です。
この先どうなるのか、よく見えません。
中国は共産党が必死で市場崩壊を防ぎ、
ギリシャでは国民投票を裏切る国会の議決がなされたのに、
東京のマンション市場は依然として一寸先は闇。

この夏、何が起こるのでしょうか?
怖いもの見たさの楽しみが出来ました。

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