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※順不同・敬称略で掲載しています。

今日(29日)発売の夕刊フジに、私の連載コラムが出ています。
中身は「外国人の日本国内不動産所有について」。
ここのところ、支那人がやたらと日本のマンションを買っています。
大陸系の支那人も多いのですが、台湾系もかなりだとか。
聞けば、台湾の不動産というのは利回りが2%くらいだそうで。
すると、東京の都心でマンションを買って4%で回しておけば、
その方が「高利回り」ということになります。
しかし・・・利回りが2%などというと、それってバブル?
円安になって、東京のマンションはシンガポールよりも安いそうです。
支那本土でも、上海の方が東京よりも高い、という話もあります。
いやはや、何とも不思議な世の中になったものですねえ。
実際、東京の経済力は相対的に落ちているのかもしれません。
不動産の利回りは5%を基準に考えるべきではないかと思います。
もちろん、実質的な利回りです。
それより高いと、物件自体が割安。安いと、ややバブリー。
現在、Jリートの利回りは4%台が平均ではないでしょうか。
つまり、Jリート全体がやや割高ではないかと思います。
ただし、これは他の金利ともかかわるので、
金利が史上最低水準日本ではおかしな現象ではないのでしょう。
例えば、東京の港区で新築のタワーマンションを購入すると、
利回りなんて3%あるかどうかだと思います。
投資としては不適格。しかし、支那人たちは喜んで買う。
彼らにとってはまだ「東京」はブランドタウンなのでしょう。
実利的な投資として不動産を買うのなら、
表面が10%以上の物件を狙うべきだと私は考えます。
しかし、そういう物件は東京にはほぼありません。
日本だと、地方都市で探すしかないのですが、
かなりの品薄状態ではないかと推測します。
私の個人的な考えでは、これからの時代の不動産投資は、
基本的に海外に目をやるべきではないかと思います。
日本は今後、人口減少に伴う経済の長期低落傾向が
続くと予測できるからです。
にもかかわらず、欧米先進国以上の割合で住宅を作り続けているわけですから、その価格はいずれ暴落する運命にあります。
現に、地方都市郊外の住宅は値段がつかなくなっています。
10年前ならそういうことはなかったので、ほぼ暴落ですね。
そんな国で、不動産投資をするなんてとてもリスキー。
よほど上手に物件を選ばないと損をしますね。
来週の水曜日(12月4日)、午後7時から大手町のサンケイプラザで
「バリ島不動産投資セミナー」を開きます。
実は本日朝、バリ島から私のパートナーが一時帰国しました。
現地から、投資物件情報をたんまり仕込んできたはずです。
これからその資料をまとめるのですが、ちょっと楽しみ。
バリ島は、日本人のファンが多いですね。
でも、いまだにマイナーな存在です。
現地でも、不動産投資の主役は欧米人。
特にヨーロッパの人々が目立っているように思えます。
建築のスタイルもヨーロッパのテイストを感じます。
敷地が400㎡、延床面積が200㎡くらいのヴィラが4000万円ほど。
それが、年に250日稼働すると18%ほどの利回りになります。
200日でも15%。自分でも30日から40日程度使えたりします。
そして、毎年少しずつ値上がりしていきます。
投資対象としては、何とも魅力的でしょ。
もちろん、いいことばかりではありません。
リスクを上げてみましょう。
1 為替リスク
2 物件の運営管理
3 権利の保護
大きく上げると、この3つ。
1の為替リスクについては、海外不動産投資にはつきもの。
バリ島はインドネシアですから、通貨はルピア。
これが対円やドルで上がったり下がったりします。
しかし、大きな懸念はありません。
というのは、バリ島の不動産価格やその賃料というのは
欧米先進国の貨幣価値で決まるからです。
実際の売買や宿泊料はドル建てやユーロ建てだったりします。
だから、ルピアの相場が前後しようと、あまり大きな影響は受けません。
次に2番目の「物件の管理運営」。
これは確かにそうですね。何といってもややいい加減なお国柄。
日本と比べれば、他国は少なからずいい加減ですけどね。
バリ島も発展途上国の一部ですから、それはあります。
ただし、私のパートナーはバリ島で現地法人を設立します。
その会社を通して投資をしていただければ、
彼がその物件の管理や運営をしっかりと行うことになっています。
ひとつ申し上げるなら、私は自分よりも善人としか
仕事ではお付き合いしないことにしています。
だって、悪い奴と仕事をすると損ばかりさせられるでしょ。
でもいい奴と組めば、自分が得することが多い。
もちろん、理想的な関係はウインウインです。
私は、このバリ島でのパートナーを信頼しています。
彼は、日本の不動産でかなりの実績をもっています。
そのノウハウをバリ島に持ち込んですでにいくつかの取引を成功させ、
ヴィレッジをひとつ管理しています。
3番目の「権利の保護」。
いつかここにも書きましたが、バリ島にはインドネシアの
弁護士資格を持つ日本人の女性がいます。
たまたま、私とは同志社大学法学部で先輩後輩の関係にあったことが判明。
この前訪問した時には、青春時代の京都話で盛り上がりました。
彼女が、我々の法務面のパートナーです。
さて、来週水曜(12/4)のセミナーですが、定員20名のところ、
現在10名ほどの申し込みをいただいており、まだ少し余裕があります。
個別相談を重視していますので、あまり多くなっても困るのですが、
あと数名なら余裕をもって対応できるはずです。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
バリ島不動産投資&長期滞在セミナー開催
12/4(水)19:00~ 大手町のサンケイプラザ2階会議室にて 参加費1人3000円
参加申込みはこちらから
またはお電話にて承ります 03-3208-8100(株式会社IIN 平日10:00~18:00)
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このレポートに収録されているマンションは、■(仮称)港区芝浦GLOBAL BASE PROJECT,■パークホームズ品川ザ レジデンス,■東京ベイシティタワー,■品川タワーレジデンス, ■ハーバーテラス品川,■リストレジデンス芝浦,■インプレストタワー芝浦エアレジデンス,■クレストプライムタワー芝以上の8物件を収録
ブログよりも過激な発言をお求めの場合は
私のツイッターをご覧ください。
twitter.com/SAKAKIATS
夕刊フジの公式サイト zakzak
に榊淳司の連載コーナーが設置されています。
どうぞ、みなさん寄って行ってください。
普段の私は格好にかまけません。
スエットに長袖ポロシャツ。上着はユニクロのジャンバー。
夏は半ズボンに半袖ポロシャツ。タオルを首に巻きます。
靴下は履きません。スニーカーですから。
事務所で原稿書くだけなら、何の支障もありません。
雑誌や新聞が取材に来ても、気にしません。
ただ、テレビのロケに付き合う時は、多少気を遣いますが。
それが、この3日間は毎日チノパンにジャケット。
ちゃんとボタンで留めるシャツも着用。そして革靴。
なぜかというと、日曜はコンサル先の会合に出席。
月曜はとあるデベの上場記念パーティ。
今日は港区のハイソな団体主催のチャリティコンサートとパーティ。
ああ、疲れた。3日も革靴を履くと、足が悲鳴を上げます。
そいでもって、いろいろな人に会って、
いつになくまともなことを喋ります。
日曜の会合ではマンション管理についてアレコレ。
そのあとで、仲のいい弁護士さんと一杯やってビジネスの悪だくみ。
月曜は建築家の先生や銀行の元支店長、不動産屋さんの社長その他・・・
いろいろな人といろいろな話。司会は渡辺真理だった(笑)。
そういや織田裕二がゲストで来ていたなー。しかし、そこは不動産屋のパーティ。
1100人ものオヤジの海の中でむせ返りそうになりました。
今日は国連のユニセフに寄付するコンサートとパーティで、
著名な建築家の先生に紹介されて、ずっとバリ島の話をしていました。
コンサートはよかったですよ。大好きなオペラでしたから。
歌うのはセレブなアマチュア。一部は二期会のプロ。堪能しました。
しかし、今日のコンサートとパーティは、昨日と大違い。
昨日は1100人の99%がオヤジ。平均年齢は55歳くらいでしょうか。
今日のハイソなオペラは女性の割合が約7割。
若い方から老齢のご婦人まで様々。共通点は上品。そしてお綺麗。
いやはや、日本の上流階級の端を垣間見ました。
その昔、子育てに追われない時代はオペラが好きでした。
チケットは、安くても1万円くらい。
高いのは何十万円。もちろん、私には手が出ません。
でも、安いオペラでも幕間には上流っぽい空気が味わえます。
今日も、コンサート会場やそのあとのパーティで、
セレブなご婦人たちを眺めているだけでも楽しかったですね。
若い方はそれこそ魅力的。年配の方もお綺麗でお上品。
和服の似合う中年のご婦人なんか、うっとりと見とれました。
ああいうお方は、銀座や赤坂のママさんとは
まったく違う空気を湛えています。
もちろん、写真を撮ったりなんて下品な真似は慎みました。
名前は出てきませんが、何人か女優さんもいましたね。
日本にはアニメやゲームなどオタク系の文化があり、
それは世界で認められるほどのポジションを確保しています。
私はよく分かりませんが、アイドルやコスプレなどの
ちょっと下品なサブカルチャーも深みを増しているようです。
しかし、こういう風にオペラを愛でる上品な人々も、
かなりの割合で存在することは確かなのです。
しかも、日本は西洋音楽を本格的に輸入して百数十年の歴史があります。
クラシック音楽のアーティストを養える市場規模があります。
まあ、人口割合からするとやや残念な規模ではありますが。
私が感じる限り、オペラ歌手のレベルもかなりのものだと思います。
何よりも、素晴らしいものを素晴らしいと感じて
「ブラボー」といえる人々の多いことに誇りに思います。
今日のコンサートに招いていただいて、そのことに改めて感動しました。
振り返って、わが住宅市場はどうでしょう? 特にマンション!
本当の意味で上質な感性を持った人々に満足してもらえる
住まいを提案できているのでしょうか?
私が見るに「成金志向」に走り過ぎているようにも思えます。
オペラも建築も、同じ芸術のカテゴリーに属します。
建築の中の一部門である「マンション」君よ、もっとがんばろう。
今日のコンサートでは、そんなことを考えさせられました。
といいながら、私は3日間の苦行から解放されて、明日はスエット出勤。
10500円をいただいての有料相談も入っていますが、どうかお許しを。
何よりも、そういう格好をしていた方が私の頭は自由ですから、
ご相談に対してもより有意義なコメントを差し上げられると思いますから。
ちょっと言い訳。
バリ島不動産投資&長期滞在セミナー開催
12/4(水)19:00~ 大手町のサンケイプラザ2階会議室にて 参加費1人3000円
参加申込みはこちらから
またはお電話にて承ります 03-3208-8100(株式会社IIN 平日10:00~18:00)
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どうぞ、みなさん寄って行ってください。
数年前まで「駐車場100%、使用料月額500円より」、
みたいなことを叫ぶマンション広告が多くありました。
しかも、その500円で使える駐車場は機械式だったりなんかします。
ちょっと考えれば分かることなのですが、
機械式駐車場は維持するだけで相当お金がかかります。
まず、動かすのに電気代。整備点検のメンテナンスフィー。
そして、だいたい15年から20年で設備更新。
1台あたり150万円くらいかかると言われています。
かと思えば、「自走式駐車場100%、月々2000円から」という類の
マンションもたくさんあったような気がします。
こういうのは郊外の大規模開発に多いパターン。
3,4年前は「駐車場100%にあらずば大規模マンションでなし」
みたいな風潮が業界を支配していたのではないでしょうか。
この業界、何でもかんでも「右に倣え」の体質があるモノで(笑)。
それで、23区内でも10階建てのビルみたいに
醜悪な建造物の立体式自走駐車場をつくり、無理やり100%にして
販売した大規模マンションも多くありました。
「右に倣え」が業界なら、それを買う方も買う方です。
4年前にはすでに世間の「車離れ」がはっきりしていました。
そういうことは、こまめにニュースをチェックしていればわかること。
なのに多くの人が「へえ100%なら安心じゃない」、
「月々2000円なんて、安いわ」と、買ってしまった・・・
わずか3,4年前にそういう状態であったのです。
当時から、郊外であっても100%の駐車場が全台分埋まるなんて、
普通に考えればリアリティのない想定です。
ましてや23区内ならなおのことです。
結局、そういった醜悪な立体駐車場も、
今はガラガラになっている所が多いようです。
敷地内にああいう無粋な建造物があるのも「車を置ける」という
用途を果たしてこそ許せるものです。
そこがガラガラなら、何をかいわんやです。
その昔、マンションの駐車場は争奪戦でした。
あるいは、何年もの順番待ち。それが今ではガラガラ。
なぜ、そんなことになったのでしょう?
いろいろな理由が考えられますが、一番は
マイカーを所有することで得られるメリットが、
10年前に比べて著しく減少したからだと思います。
私もマイカーを所有していますが、その用途の半分はお買い物と送迎。
あとの半分は現地調査の足。だから手放せません。
しかし、お買い物と送迎だけの用途だったら、要らないでしょうね。
どうしても必要な時にはレンタカーを借りればいいだけ。
今はカーシェアリングなんてシステムもありますね。
近場だったらタクシーが便利。結局その方が安く上がります。
まあ、うちは駐車場代がかからないので持ち続けるとは思いますが。
今後、マイカーの需要はますます減少すると思います。
現に、自動車メーカーは国内市場にはほとんど期待していません。
これから需要が伸びるのは新興国。その筆頭は支那ですね。
北米市場も、わずかずつではありますが市場規模は拡大します。
足元に目を転じて、マンションの駐車場。
例えば、全住戸が600戸で駐車場設置率が100%なら600台分。
23区内物件だったら、最低でも100台は空いているはずです。
物件によっては200台近く空いているかもしれません。
どうすればいいのでしょう?
「緑地にすればいいじゃないか?」「庭をもっと広げよう」
みたいな話になったとします。多分、不可能です。
なぜなら、それは「共用部分の用途変更」にあたり、
区分所有者の4分の3で議決しなければいけないからです。
出席者の4分の3ではありません、区分所有者全体の4分の3です。
600戸のマンションなら450議決権の賛成が必要なのです。
区分所有者としてマンション管理に少しでもかかわった方はお分かりでしょう。
毎年1回の定期総会で、全体の半分の出席や委任状を集めるのでも大変。
ましてや、全区分所有者の4分の3の出席ではなく、賛成です。
普通のマンションなら、ほぼ不可能。特に、大きくなればなるほど困難。
また、過去に管理組合の中でトラブルがあったりした場合も困難。
では、どうするのか?
理論的には、駐車場はいつまでも駐車場のままにしておくしかありません。
まあ、機械式なら平面式にして台数を減らすことも可能。
見た目にも、その方が美しいですね。
困るのが、機械式のパーキングタワー。
もう、どうしようもありません。地震にも弱いですから・・・
自走式の駐車場でも、2階建てくらいならいいでしょう。
7層や8層になったのは・・・諦めるしかありませんね。
そういうマンションを新築で購入された方は頭が痛いでしょう。
管理組合で地道に努力して何とかするしかありません。
でも、これから中古マンションとしてそういう物件を検討される方は、
その問題点をよく認識された方がいいでしょう。
駐車場からの収入をアテにして長期修繕計画を組んでいた場合だと、
積立額が不足していることも十分に想定できます。
そのあたり、よく調べるべきですね。
管理組合の総会議事録を読めば、だいたいのことは分かります。
500戸とか1000戸のマンションで、「駐車場ガラガラ」問題が
発生している場合、その管理組合はかなり難しい課題を背負っています。
ほぼ解決不可能な問題であるケースも多いはず。前述の自走式などです。
さらに、解決方法がある場合でも、4分の3決議ができなければ
問題を抱えたまま半永久的に管理組合の運営を続けなければなりません。
場合によっては、管理不全に陥ることも想定できます。
まあ、それは極端な例でしょうが。
マンションの駐車場というのは、わりあいニーズが高い共用部分。
それでも、少し考えればこれだけの問題があります。
プールや大浴場のあるマンションは10年後20年後にどうなるのか?
それはもう、恐ろしい時限爆弾みたいなものに私は思えます。
「ザ六本木トーキョー」みたいに、半ばホテルのような機能を持った
特殊なニーズを吸い上げる特殊なマンションは別です。
庶民が住むためのマンションは、できるだけシンプルな方が
結局のところ長期間を低コストで安全に運営できる、と私は考えます。
「マンション共用施設で売る」という時代は、すでに終わりました。
もちろん、まったく絶滅したわけではありません。
東京の晴海には、スパ付の豪華マンションが売り出されます。
しかし10年後、20年後、使われなくなった共用施設を
持て余しているマンションはきっと、まわりの物件に比べて
一段資産価値を低く見られるようになっていると予想します。
以上、久々の公開講座28「豪華共用施設は資産価値低下の時限爆弾」でした
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先日、豊洲新市場の建設工事入札が不調に終わったと伝えられました。
大手建設会社のJVが軒並み辞退したそうなのです。
建築の労務費が高騰して、予定価格では請け負えなくなったのでしょう。
困ったことではありますが、労務費高騰は職人さんの収入増。
反面では歓迎すべきことでもあるのです。
ただ、鉄筋工の日当が4万円なんて話もありますから、ちょっと行き過ぎ。
さて、豊洲新市場への移転は2015年度だそうですから、2016年の3月まで。
本当に、そんなに早く移転できるのでしょうか?
今回の入札不調でちょっと延びるかもしれませんね。
別にそれは大歓迎。むしろ移転しなくていいと私は思います。
そもそも、なぜ築地市場は移転しなきゃいけないのでしょう?
今が手狭であるとはちっとも思えないのですが。
近年、築地は急速に観光地化しました。
私は十数年前から築地市場で時々昼飯を食っていました。
最近数年は行っていませんが、「すし大」なんか大好き。
あそこに優る鮨屋は東京にあるのか、と思います。
まあ、それはいいとして(笑)。
新豊洲に市場が移転してしまうと、今よりうんと不便になります。
観光地でもなくなってしまう気がします。
だって、観光バスを連ねて行くほどでもないでしょう。
今の築地は、一般人にとって単純に美味しご飯を食べに行く場所。
あるいは、お魚や食器などを買いに行くところ。
場外は残るそうですね。でも「すし大」や名前は忘れたけれど
あの美味しい鰻屋さんも、みんな場内です。ああ、食べたい。
新豊洲に移った市場は、今と違って純粋に「市場」になるでしょうね。
今まで築地で仕入れをしていた人も、新豊洲まで行くのは
めんどうくさいから仲買から買うようになるかもしれません。
市場の規模だって、徐々に縮小することも考えられます。
まあ、石原都政が進めた数少ない愚策のひとつ。
築地の跡地が何に変わるのかよく分かりませんが、
なんだか利権臭い感じがしますね。
広さは約23万㎡。東京ドーム5つ分。なんでもできます。
しかし、この跡地には「爆弾」が埋まっているのです。
それは1954年にビキニ環礁で被爆した第5福竜丸その他の
漁船から水揚げされたマグロやサメが、
敷地内のどこかに埋められているそうです。
当時、高濃度に放射能汚染されていたそうな。
なんせ60年前のことですから、どこに埋めたかは分からないとか。
ちょっくら掘り返したら、そこら中から出てきそうですね。
あるいは、今でも放射線を市場内に放っているかも?
ひょっとして、築地経由のお魚はその放射線を浴びていたりして。
なーんてことも考えられるのですが、逆に考えましょう。
60年前の多分杜撰な処理方法で埋められたとしても、
その後なんにも悪影響は出なかったわけです。
築地の市場関係者にやたらと白血病が多いなんて聞かないでしょ。
だから、本当はちっとも怖くないのですよ、その程度の放射線は。
まあ、それもいいとして。
話しによれば、跡地は民間企業に払い下げて移転費のうちの
3500億円を賄う、なんてことになっているそうですね。
凄いじゃありませんか。こんな再開発、今までなかった。
でも、僕が現役でジャーナリズム活動をしている内に、
その完成した姿を見ることができるのでしょうか?
ただ、ともかく「すし大」が遠くなることは確かです。
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どうぞ、みなさん寄って行ってください。
「賃貸」か「購入」かという神学論争は、いつまでたってもやみません。
結局、「どっちが得か?」という話なのですよ。
ハッキリ言うと、そんなもん、結論は出ません。
まあ多くの場合、5年や10年なら賃貸の方が出費は少ないはず。
世の中、いい加減なようでわりとバランスが取れています。
5年や10年で売り飛ばしても購入した方が得なら、みんな買うでしょ。
みんなが買うと値段が上がるから、買った方が得とは言えなくなりますね。
また、ローンを払うよりも家賃が3割も安ければ、みんな買いません。
それに、同じ住戸を賃貸か購入か選択することは不可能。
また、住んでみなければ、人生に何が起こるかわかりません。
50メートル離れたマンションに住むことで人生が変わるかもしれません。
5年先には、分譲マンションの価格だけが下がっているかもしれません。
逆に、にわかに人気化して賃料が上がることだってあり得ます。
つまり同じ人間が20年、同じ住宅に賃貸と購入に分かれて
住んでみないと分かりません。そんなことは不可能でしょ。
このように「賃貸VS購入」はどこまで行っても結論が出ないのです。
だから、これは神学論争なのです。
よく「賃料の何年分だったらお買い得」みたいな指標がありますね。
あれって、もとになっているデータはなあに?
同じマンションの同じ部屋が賃貸と分譲の両方で募集をかけることはありません。
つまり、厳密なデータには基づかない指標なのです。
「相場観」という極めてあいまいなデータに頼っているのではないですか?
日本には、賃料や流通物件の実際の取引価格に関する、
厳密な意味で信頼に足るデータなんてありませんから。
まあしかし、日本人はそういうデータに弱いですね。
だれか、ちょっとした権威がいうことを無条件に信じます。
本当は、すごくいい加減なデータが根拠になっていたりするのに。
まあ日本の場合は大きな嘘はありません。
でも、恣意的にやろうと思えばいくらでもできます。
だいたい、お役所が率先してそれをやっていますから。
さて、賃貸か購入かというと、実は購入派が数で圧勝すると思います。
誰だって、借りているよりも持っている方がいいに決まっているのです。
だって、お金が払えなくなっても、そこには住めるわけですから。
でもね・・・実はそれも完全ではありません。
日本の住宅には固定資産税がかかります。
もし、それが払えなくなると役所が差し押さえにかかります。
マンションだと、管理費や修繕積立金もかかります。
長期間滞納すると、管理組合が差し押さえて競売にかけます。
購入して完全な所有権を得たからといって、盤石ではないのです。
でもね、固定資産税や管理費を払っている限り、
この国では私有財産をとことん尊重してくれます。
その昔、政府が空港を作るからといって、
建設予定地の農民から土地を買い上げようとしました。
しかし、農民たちは「嫌だ」といってゴネました。
結局、これが大反対運動に発展したのです。
今の若い人は知らないでしょうが、ほかでもない成田空港。
過激派も加担して、一時は国を揺るがすほどの大騒動。
開港直前に過激派が空港内に突入して、
管制塔の機材を破壊したこともありました。
でも、結局開港して現在はあの通り正常に機能しています。
ただ、今も成田に入るときにいろいろチェックされるでしょ。
あれはその時の騒動の余韻なのです。
あの騒ぎは、国のために空港を作るから農地を買い上げる、
という政府の方針に最後まで反対した農民が本当の主役。
彼らは、自分の土地を最後まで手放さずに徹底抗戦しました。
それができたのは、日本という国が徹底的に私有財産を保護する
法律の制度を作り上げていたからです。
この前、支那のどこかの街で共産党本部が襲われたことが
ニュースになっていましたね。
あれは、地方政府が農民の土地を低額の補償金で取り上げたことに対する、
命がけの抗議行動だったと報道されました。
まあ、日本じゃ考えられません。
この違いは何かというと、私有財産に対する保護。
ヨーロッパにおける近世以後に発生した数々の「革命」の目的は、
ひとつに「私有財産の保護」というものにあります。
私は、高校ぐらいの時にそれを教科書的に教えられて随分不思議でした。
日本では、私有財産の保護は鎌倉時代から法制化されています。
だから、それを革命の目的にする必要はなかったのです。
ところが、現代の支那ではそれさえもできていません。
権力者は人民の財産を自由に取り上げることができるのです。
つまり、日本人は呑気に「賃貸VS購入」という神学論争をしていますが、
お隣の支那では購入した住宅がお上のご都合次第でなくなるかも・・・
これは、真面目な話です。
表向きの法制面でも、支那の土地は全部「国家のもの」です。
日本的にいう所有権はなく、数十年単位の使用権です。
その昔、皇帝のいた支那では、土地は全部皇帝のもの。
だから、皇帝(あるいはその役人)の意思次第で
農民から自由に土地(私有財産)を取り上げられたのです。
ところが、今の日本では最後の最後まで抵抗できる。
この、政府に逆らってまで主張できる
「私有財産権(法律用語では『所有権』)」は、支那人にとって新鮮。
だから、彼らは個人レベルで日本の不動産を買い漁っています。
だって、いったん法務局に登記してしまえば、
警察の機動隊に対抗できるほどの強い権利を主張できるのですから。
逆らったら殺されてしまう大陸とは大違い。
所有権をこれほど強力に保護してくれる国は、
そう多くないと私は思っています。
海外の不動産を日本人が買う時、不安なのはこの点。
先進国は比較的権利保護の制度が整っています。
発展途上国はちょっと不安。
でも今の私、みなさんにバリ島への不動産投資を勧めています。
まあ、日本に比べればまだまだ発展途上。
でも、自分で見てきて思ったのは「悪くなさそう」ということ。
バリ島はインドネシア。元はオランダ領です。
法制度はオランダ式。つまり、明治期にプロシアから法制度を取り入れた
日本と基本的には同根の法体系が整えられています。
きっちりと登記をしておけば、そうそう危ういことにはならないでしょう。
現地では、私の大学の先輩である
日本人の弁護士資格者もサポートしてくれます。
私が信頼する現地法人の日本人経営者が、管理します。
何度も書いていますが、バリ島は成長余力がたくさんあります。
値上がり益も日常のインカムゲインも期待できます。
私が考えるところ、為替リスクもほとんどありません。
不動産価格はヨーロッパの富裕国経済に連動していますから。
そんなバリの不動産についてのセミナーを12月4日水曜夜に開催予定。
興味のある方は是非ご参加ください。
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