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※順不同・敬称略で掲載しています。

●やってくれましたね「週刊 東洋経済」。
不動産関係は「ダイヤモンド」の方が強いかと思っていましたが、
「東洋経済」だって捨てたものじゃありませんでしたね。
4月11日号の「週刊東洋経済」の特集は
「どこまで下がる? 不動産 マンション」。
先日ここで紹介したダイヤモンドの臨時増刊と比べて
勝るとも劣らない充実した内容。
マンションだけでなく、不動産全般に話が及んでいるので、
このブログの読者層にとっては「これはあんまり関係ない」という
内容が多いかもしれませんが・・・・まあ、買って読む価値はあります。
特に、榊への質問が多い
購入契約を結んだ売主企業が倒産した場合の
手付金保証について詳しい解説などは、
「これを読んでください」といいたくなる内容でした。
外部執筆者やインタビューの相手も、
企業の提灯を持つことの多いY・S氏ではなく
長嶋修さんや久光龍彦、長谷工の岩尾社長、森ビルの森稔氏を選ぶなど、
まずまずの人選ではないでしょうか。
ただ、いつものようにちょっとだけイチャモンをつけさせていただければ、
「どこまで下がる?」というタイトルを掲げていながら、
本文をくまなく読んでも、どこまで下がるかという具体的な答えはないようですが・・・
そのあたり、どうなのでしょう、東洋経済さん?
「お前の読み方が悪い。ここに書いてある」ということであれば
遠慮なくご指摘いただけると幸いでございます。
また、これはダイヤモンドも同じですが、
販売現場やエンドユーザーのナマの声をもっと丁寧に取材し、
紹介してほしかったですね。
まあ、雑誌の性格が経済誌であり、
エンドユーザーのマンション購入指南でないので、
仕方がないといえば仕方がない。
ただ、そういう方々への販路拡大を狙っておられるのなら、
目線を下げることも必要ではないでしょうか。
●「注目のマンション情報」紹介物件募集!
さて、東洋経済さんへの注文はそれくらいにして、
今日はこのブログを読んでいただいているデベ担当者さんへのお願い。
内容は、ズバリ
「榊淳司の注目のマンション情報」でご紹介する
マンションをご推薦ください。
お気づきかと思いますが、
ここ3ヶ月ほど「注目のマンション情報」のメルマガを発行しておりません。
ご登録いただいている方へ
申し訳ございません。
多少の言い訳をさせていただくと、
別にサボってばかりいたわけではありません。
紹介させていただこうという物件はいくつかあったのですが、
調査しているうちに、ほとんど売れてしまったのです。
注目のマンション情報では、
私が「コレは興味深い、ぜひモデルルームに行ってみては」と
思えるマンションを、榊流の説明文でご紹介するものです。
すでに3つのマンションをご紹介しましたが、
2つはほぼ完売に近い状態になりました。
デベロッパーや販売会社のご担当者さんで
「自分が担当しているこのマンションは、こんなにすばらしいよ」
というのがあれば、ぜひ
こちらからお知らせください。
内容にもよりますが、前向きに調査させていただきます。
エリアは首都圏が中心になりますが、
交通費をご負担いただけるのであれば、
全国どこへでも参ります。
●メルマガ「榊淳司の注目のマンション情報」登録募集
現在1300名あまりの方々にご登録いただいています。
榊が注目するマンションの情報をお知らせするメルマガを
お読みになりたい方は
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この3月までに、マンションはよく売れました。
私が注意を払っている物件も、かなりの数がさばけたようです。
それこそ、ゴールデンウィークを越えたら、
売るものがなくなってしまうんじゃないの?
と心配するほどに売れています。
しかも、ここ数年前のミニバブルで本格参入してきた
素人集団と呼ぶべき他業種大手企業系のデベは
「もうこんなリスキーな事業はこりごり」
とばかりに、次々にマンション事業から撤退(笑)。
そうでなくても、イケイケドンドンで伸びてきた
カタカナ系の新興デベは軒並み倒産しているわけです。
来年の今頃は、財閥系と電鉄系、商社系以外に
マンション事業を行っているところはないじゃないかと思えるほどです。
何度も書いていいますが、この業界の人の思考ベクトルは
いつになっても短線型なのです。
売れるぞー、といったら一斉に買いに走り、
売れないぞー、となったら猫も杓子も値引きに走る。
今ほど仕入れのチャンスはないのに、
マンションの事業用地なんて、どこも見向きもしません。
景気回復は思ったより早いかもしれません。
前のバブル崩壊のときに比べたら、何もかも早く動いています。
原因が単純なだけに、治療法もはっきりしている、
というのが今回の「100年に1度」という大不況ではないでしょうか。
翻って、わがマンション業界。
必要以上に絞り込まれた供給は、
やがて需要を賄い切れなくなりそうです。
つまりは、マンションを欲しい人がいるのに、
それに見合った数が供給されない状態になります。
でも、価格が大幅に上がることはないでしょう。
一度壊れた市場は、そう簡単には元に戻りません。
じゃあ、どうなるのか?
たぶん、不動産屋がエラそうになるのではないでしょうか。
「欲しければ、売ってあげるよ」という態度になるのです。
不動産屋さんたちは、
エバれる場所と機会は絶対に逃さず、
必要以上にエバりまくる人種だということは、
ちょっと前の銀座や北の新地を知る人なら、
たいていはご賛同していただけるでしょう。
そういう点で、10年一日のごとく進歩のない業界です。
困りますね。特にマンションを買いたい人にとっては・・・
何度もいいますが、新築にこだわる必要はありません。
中古だって、新築と変わらないくらい
便利で快適な物件がいくらでもあります
新築が中古に大きく勝るところは、
ただ新しいという「気分」が大半。
築3年のマンションは、1年で走行距離1万キロ未満の中古車みたいなもの。
そのあと10年で10万キロ以上走って乗りつぶすつもりであれば
たいした違いはありません。装備もほとんど同じ。
ただ、価格は新車(新築)よりも2割ほど安いのです。
新築でいいものが見つからなければ、中古を探しましょう。
わざわざエバる不動産屋に頭を下げてまで
新築マンションを買う必要はありません。
すでに、いただいている相談の中で
モデルルームに客が来すぎて、
購入意欲のある方に対しても横柄な態度をとっている
営業マンの話がチラホラ出てきています。
まったく・・・愚かな連中です。
私も20年ほど業界を眺めていますが、
そういう体質はほとんど変わっていません。
だいたいが、いつまでたっても人気の業種にならないのですから、
集まってくる人材の質も向上していないのでしょう。嗚呼・・・
今日、アゼルが逝きました。
民事再生や会社更生でなく、
破産手続きとはちょっと意外でしたね。
ただ、このブログを読んでいただいている方は、
あらかじめ「注意情報」でお知らせしていたことでもあり、
慌てておられる向きは少ないと思います。
ここのところ、大手の倒産が「お休み状態」だっただけに
なんだか危険は去ったかのような、
妙な安心感が漂っていましたが・・・
実は全然そんなことはなく、
大手の倒産はこれから予定通り出て来るものと
私は悲観的な予想をしております。
さて、今日の本題に入りましょう。
只今発売中の「週刊ダイヤモンド」の臨時増刊
お題はズバリ「マンション底値買い」
月曜日はいつも電車の中吊り広告を端からチェックするのですが、
「週刊ダイヤモンド」の所を見て、ギョギョッ・・・
端っこの方に、「臨時増刊・マンション底値買い 完全ガイド」
来ましたねー。
「これは恐れ入りました、ダイヤモンド社様。謹んで買わせていただきます」
という次第で、早速読んでみました。
榊め、またなんだかんだとケチを付けるつもりだろ、
と期待された皆様にはちょっと意外でしょうが、
内容はまあまあです。
「へえー・・・そりゃ知らなんだ」とか
「そんなことあったの?」
というような意外性はほとんどないのですが、
そこは不動産に強い「ダイヤモンド」。
AERA(アエラ)みたいに上っ面を引っ掻いて、
何やらねじれた意図を隠しながら斜め目線で揶揄するだけ、
というような軽薄さは感じられません。
ただ、物足りないのは値引きについての突っ込み。
「突撃ルポ『値引きの実態』」という項では、
2組の記者が実際にモデルルームで値引き交渉をした様子を
ルポルタージュ風にまとめてはいるのですが・・・
まず、7カ所と取材先が少ない。
1回目のやり取りのみで、ドロドロする2回目以降の交渉は皆無。
攻め手も、「幾ら値引きしてくれるのですか?」という単調さで、
駆け引き、化かし合い、だまし合いの妙味もなし・・・
実際の値引き交渉はそんなもんではありませんぜ、ダイヤモンドさん!
ここはそもそも記者の突撃ルポにしたのがズレでしょう。
榊にひとことご相談くだされば、
ここ最近でたんまり値引きしてもらってマンションを買った
私の相談者を何人かご紹介できたのです。
今、新築マンションの値引きに関する
最もホットで深い情報が集まっているのは、
何を隠そう、この「榊淳司のマンション値引き情報 総合版」なのです。
私の相談者の値引き交渉成功例をベースにした「実体験記」の方が、
全然リアリティがあり、迫力が出たと思いますよ。
次に若干不満なのが、データの多さ。
別にデータが多いのはいいのですが、
ちょっとそれに頼り過ぎていませんか?
エンドユーザーは、自分の検討エリアをチラッとみたら
もうそれでおしまい。あとはパスするでしょう。
そのデータを元に何かできる訳でもないし・・・
じっくり検討して、自分の購入エリアを変える方がいるのか・・・
ちょっと疑いたくなります。
まあ、あれだけデータを出しておけば、
どこかの大手新聞社系の「根拠がない」記事みたいには
見えないので、そこが狙いなのでしょうが。
もひとつおまけに言うと、
「完成物件」だからこそできる13か条のチェックで安心物件をゲット
というコーナーもありました。
それはそれで、いいのですが・・・
やはり素人では限界があります。
こういうことよりも、サポート会社の活用を勧めてほしかったですね。
実際、多くのエンドユーザーが自分たちなりに
チェックして「よかれ」と思って契約した結果、
あとから様々なデメリットが判明して
大きな後悔をしている例がいっぱいあります。
その多くは専門家のセカンドオピニオンを得ることで
避けられたはずなのです。
そういったことを取り上げてくれなかった点、すこし不満が残ります。
と・・・少しケチを付けましたが
全般的には悪くないと思います。
780円と、レギュラー版より高めではありますが、
これからマンションを買おうという方は
読んでおいて損はないと思います。
只今、読者の方から有益な情報が入りましたので
追記させていただきます。
この週刊ダイヤモンドの臨時増刊は
2009年3月7日号の「マンション底値買い」と
ほぼ同じ内容だそうです。
したがって。3月7日号を読まれた方は、
買う必要がないそうです。
昨日、予算および関連法案が成立。
これで住宅ローン減税が決定です。
ただ・・新聞の扱いは、とても地味ですね。
でも、これは不動産業界、とりわけマンション業界にとっては朗報。
分かっていたとはいえ、大きな効果が期待できます。
だって、支持率低下や民主党小沢党首のチョンボで
麻生さんの「ヤケクソ解散」がいつあるのかと、真剣に心配してました。
そうなれば何とか民主党勝利で、予算はとりあえず暫定でしょう。
関連法案なんてタナ晒し・・・というシナリオがなくはありませんでしたから。
いやあ、よかった、よかった。
これで新築・新古マンションの在庫処理はさらに加速しますね。
特に、5000万円以上の、これまで動きが鈍かった高額系に
一段の弾みが付くのではないでしょうか。
3000万円台以下のファミリー系を狙っている
方々にとっても朗報には違いありません。
いつもの榊流で超カンタンに言ってしまえば、
ローン金額の1%分の税金が戻ってくるのですから、
よくある「提携ローンの優遇金利」とかで、
ローン金利が0.95%だったりすると、
金利負担がゼロどころか、0.05%と小額ではありますが
「お金を借りて利子をもらう」状態になります。
つまり「マンションを買って、お金を借りて、お小遣いget」みたいな・・・
各新聞とも大々的には取り上げていませんが、
かつてそんな優遇政策があったかと思える制度なのです。
ここでますます首を傾げたくなるのは、先日のAERA(アエラ)の記事。
「マンションを買うなら秋」・・・・・ですか????
別に急ぐことも慌てることもありません。
ただ、指をくわえて秋まで待っているなんて、愚の骨頂!
ところが不動産業界の人々は、
どーもこの「住宅ローン減税」の正式成立に対して、
まだピンときていないようなフシがあります。
去年話が出たときに騒ぎ過ぎて、
半ば「当たり前」になっているようですね。
「既成事実」化しているのでしょう。
ここに一般エンドユーザーとのギャップを感じます。
正式成立がどういう意味を有するのか、
一般の方々にはまだ浸透していないようです。
これから、広告や現場対応で、
どんどん「お知らせ」する必要があります。
マンションの購入をお考えの方も、
このシステムの中身を自分に当てはめて、
正確に把握なさってください。
まだ、HP等でキチンと説明しているところは少ないようです。
正確に理解しておかないと、
販売現場で口八丁の営業マンにうまく丸め込まれる
材料にされかねません。
ともあれ、これは買う側にも、売る側にも朗報です。
とりあえず、緊急更新でした。
その昔、とあるマンションの広告で
「スクリーン付きのでっかい街宣車を走らせましょう」
なんて提案したことがあります。
たしか、1日15万円くらいの予算だった。制作費80万円。
折込チラシを朝、読、日経合わせて10万枚エリアに、
大型街宣車を3台投入すると絶対にそのエリアの人の目に留まります。
土日ならかなり効果的。
チラシを10万枚織り込むと、だいたい100万円。
それを2回やるよりもでかい街宣車を2日走り回らせた方が効果がありますよ、
と提案したのですが・・・まあ、一部は通りましたけど。
それで、実際に効果があったかというと、よく分りません。
来場アンケートの来場動機に「街宣車」という項目がなかったのです。
ガーン。ただ、接客の際の話題にはなっていたそうです。
まあ、今後こういう手法が広がるかどうかはクライアント次第。
この業界、一斉に走り出す癖があるので、どこかの物件で
「街宣車を走らせれば効果がある」となれば
それこそ東京中の街宣スクリーン車がマンション屋さんにハイヤーされます。
そんな日がいつか来るのでしょうか?