お尻をモゾモゾさせながら、今日も他人の悪口三昧

今日は午前中に病院で前立腺の診察を受けてきました。
診察台の上に仰向けで横になって
「じゃあズボンと下着を足首まで下してください」
泌尿器科の先生はビニールの手袋。ムムッ・・・アレか、と覚悟。
「ハイ、膝を曲げて・・・ちょっと痛いですよ」
肛門に指をググっと挿入して、中をグリグリ。
もう一方の手で私のナニをギュッと握って何かを絞り出そうとなさいます。
「・・ッンッガ・・・」
「痛いですか」
そりゃあ、痛いよ。
「ああ、出ないねえ」
まるで恨みでもあるように私の直腸の奥をグリングリン。
前立腺液というのを絞り出そうとなさったのですが、結局出ませんでした。
ああ、痛かった。刺激されて、「大」を出したくなりました(笑)。

終わったら、モニターを見ながら問診。
「お酒は毎日飲まれるのですか?」
「はい、毎日」
「出てますね、やっぱり」
ガンマーの値が赤字になっています。
「お酒は、やめてください」
ガーンッ!
「一滴もダメですか?」
先生、ニヤっとして
「一滴も、とはいいませんけどね」
てことは、ビールの3本くらいはいいんだろうな、と拡大解釈。
だって、来週は花見もあるし、今週末は人とも会いたいし・・・

昨日も事務所で酒盛り。
集まったのは私も入れてオッサンが5人。
一番若いと思われるC社のIさんで43歳くらいなので
平均年齢はおそらく50歳くらいでしょうか。
一応・・・業界の中堅どころ・・いやハミ出し連中(笑)?

気安い仲間なので、お堅い仕事の話なんかほとんどナシ。
色っぽい話もなし。ギラついた話もなし。
学生時代の「勉強しなかった自慢」とか地震ネタ。
一番多いのはやっぱり業界ネタバカっぱなし。

そこで、久しぶりに聞いた「感度リョーコー」なエピソードをひとつ。
5年ほど前、昨日のメンバーのうち三人が「ヨシカワ」という
プロジェクトの広告キャンペーンに携わっていました。
そのマンションの販売代理は、私の周りの人々が
「芝のチンピラやくざ」と呼んでいる
ちょっと「頭のあったかい」人々が集まっている会社。
その中でも「オンナユサ」なんて呼ばれている、
もっとも「感度リョーコー」なお方が「ヨシカワ」の担当者だったそうです。
この方・・・マイナスな面でかなりの有名人です。
その名を聞いただけで裸足で逃げ出したくなる
業界関係者は5人や10人じゃきかないでしょうね(笑)。

そのプロジェクトで、もっとも気の毒な目にあったのは
マンションのCGパースを製作していたH氏。

「ヨシカワ」プロジェクトの滑り出し・・・広告を始めたけれど、
どうも集客が思わしくなかったそうです。
「オンナユサ」は、なぜか「パースが悪い」とお考えになったようです。
「なんかこのパース、チンチクリンなのよね」
H氏を目の前にしてそうのたもうたそうです。

ひとつだけ申し上げておくと、クリエイターを相手にこういうことを言うとほぼ間違いなく次の仕事のレベルは下がります。そのあたり、体育会系営業を叱咤激励する時のやり方と同様に考えている方が多すぎ。クリエイターは「おだてて木に登らせる」人種です。

この時、「オンナユサ」氏は別のマンションのチラシを出してきて
これ見よがしに会議テーブルに広げたそうです。
「ほら、こんな風に描けないの? コッチの方がスキっとカッコいいでしょ? なぜこんなに違うの?」
と口を尖がらせたそうです。
H氏がCGパースを描いた「ヨシカワ」プロジェクトは6階建て。
「オンナユサ」が取り出したチラシのパースは20階建て。

目の前でそんなことを言われたH氏は、怒りに言葉を失ったそうです。
昨日も、まだ5年前の怒りが収まっていなかったご様子。
H氏には申し訳ないのですが、私はその話を聞いたとき、
お腹をよじって笑いたいのを必死でこらえました。
(あたまあったけー!)

それで思い出すのは24年位前、まだサラリーマンだった頃のエピソード。
あるプロジェクトで、同じく「芝のチンピラヤクザ」の一人が
パースアングルにさんざんにケチをつけて、中々決まりませんでした。
「どうすればよいのでしょう?」
困り果てて先輩のデザイナーがその担当者に尋ねました。
「それはなあ、もっと建物をバーンと高く見せて、横もな、ドカーンと大きく見せればいいに決まっているだろ。デフォルメだよ、デフォルメ!」
担当者は(そんな当たり前のことを俺に言わせるな)くらいの勢いです。
だいたい「チンピラやくざ」君たちのほとんどは、
打合せで「もっとインパクトを出せ」、あるいは
「もっと登場感をだせ」の2フレーズしかのたまいません。
それ以外、意味のある日本語をご存じないようです。

さて、小学生でも分かることですが、建物パースの場合、
縦を伸ばして、横も広げると、元に戻ります(笑)。
「分かりました。ではそのようにいたします」
先輩は、そういって会社に戻りました。
「どうするんですか?」
私が聞くと、先輩はニヤリ。
「あいつら相手にな、脳味噌なんか使っちゃあいけないんだよ。ツルツル・・・脳味噌をツルツルにするのが一番!」
そういって、持って帰ってきたパースアングルを
A2の紙いっぱいに拡大コピー。
翌日の打ち合わせにそのままもっていきました。
「おっしゃった通り、縦をグンと伸ばし、横もグワっと広げました」
それを見た、件の担当者・・・
「おー、よくなった! やればできるじゃないか!」

アタマ・・・あったかいでしょ(笑)。
その担当者、その後「芝のチンピラヤクザ」会社の社長にまでご出世なさいました。
そして、6階と20階が見分けられない「オンナユサ」氏も
社内では同期最速で「管理職」になられたそうです。
チンピラやくざには、小学校で習う「図形の知識」は必要ない?
アタリメーだろ! なんて怒声が飛んできそうですね(笑)。

そんな方々が、高度な建築技術(?)によって作られる
マンションの性能や機能を説明しながらジャカジャカと売っている、
というのがこの業界の恐ろしい現実なのです。
そして、それを買っている方々もいっぱいいるのです。
なんだか背筋がゾクっとするほど寒くなってきませんか?

まあ、売っている人のアタマのあったかさと
マンションの出来は直接関係ないでしょうけど。

今日は前立腺を調べてもらったおかげで
どーもお尻のすわりが悪くて、何かモゾモゾするので
他人様の悪口雑言はコレくらいにしておきます。

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2011/3/31 17:52 Comments (1)

1件のコメント

いつも楽しく拝読しております。
すみません、変な質問かもしれませんが「オンナユサ」ってなんですか?ヨサじゃなく?

2011/04/01 17:46 | by む

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