「これは悪質!」 だから必要なセカンドオピニオン!

緊急に追記
※この記事は10日の午前3時に一度削除した後で、再び立ち上げました。
9日の夜から10日未明にかけていただいた2名の方のコメントは
非常に申し訳ない事ながら、内容が消去されてしまいました。
恐れ入りますが、もう一度ご送信くださいますよう、お願いします。
●豊洲のタワー物件
●Y土地分譲マンションの排水溝工事について
以上2件であったと記憶しています。
大変申し訳ございません。
もう一度コメントいただければ至急でご返信します。
以下、昨日にあげた記事です。
ここ数ヶ月、マンションは売れに売れた・・・
といっても、それは価格改定をして、安くした物件だけ。
売主企業が採算を度外視して在庫整理した結果です。
いってみれば「利益なき繁忙」でしょうか。
そういうわけなのかどうか知りませんが、
最近寄せられる相談には、
販売現場の殺伐とした空気が
伝わってくるような内容が多くなりました。
例えば、
「内覧業者の同行はお断り」
「現況引渡し、瑕疵はアフターフォローで対応」
「完成しているのに、住戸を見せずに契約」
本当ですか?
と耳を疑いたくなるようなことが、
さも普通のように行われています。
最近寄せられる相談で、
「これは危ないな」と思われるケースには、
私の信頼するOさんのサポート会社を
ご紹介するようにしています。
そんな中に「これは本当にヒドイ」と思える
ケースがありましたので、あえてご紹介します。
そのタワーマンションは、京浜地区にありました。
売主は新興カタカナ系で、値引きをあまりしないG社。
私の相談者はすでに契約を終えていたのですが、
どうも危ない感じがしたので、Oさんを紹介。
内覧に同行しもらうようにアドバイスしました。
依頼を受けたOさんは、いつもの相方である一級建築士さんと一緒に、
完成したマンションの住戸内に入りました。
驚いたことに、その相談者の方が契約したときには
マンションは竣工して何ヶ月もたっていたのに、
購入する住戸を見せてもらっていなかったそうなのです。
みなさんもご注意ください。
竣工しているのに、部屋を見せずに契約しようとしたら
何か見せたくないものがあるのでは、
と疑ってください。
そして、実際に見ないで契約しては、
絶対にいけません。そこには危険がいっぱいです。
Oさんとその一級建築士さんが部屋に入ると、
バルコニー側の吸気口に黒い煤がたまっているのを見つけました。
10数階のバルコニーから外を眺めると、
風上側に煙突を出した工場が・・・・
そうなのです。
そのマンションは工場の煤煙を
まともにかぶる位置に建てられていたのです。
まず、洗濯物は外に干せません。
バルコニーの窓も、めったに開けられないでしょう。
これは、避けるべき選択でした。
契約前に、実際の住戸をご覧になっていれば、
あるいは気づかれたかもしれません。
気がつかなかったかもしれません。
まあ、可能性は50%でしょう。
こういう事例があるからこそ、
購入時にはセカンドオピニオンを求めるべきなのです。
自分たちで見ただけでは、発見できないことも、
目の肥えた専門家なら、見落としません。
みなさん、費用を惜しまれます。
私の信頼するOさんの事務所は、
他に比べれば割安な設定ですが、
内覧同行にはだいたい6万円弱。
一番肝心な「不動産調査」だと、13から16万円ほど。
でも、これは失敗しないための必要経費です。
何千万も出して、何十年もローンを払って
ご購入になるマンションです。
失敗すれば、それこそ一生後悔することになります。
そこは、本当に慎重に考えるべきです。
その契約・・・
「エイ、ヤー」と決める前に、
もう一度必ず頭を冷やしてください。
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2009/4/10 2:59 Comments (5)

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