若い人が「文章屋」を目指さなくなった

もう20年以上もお付き合いのある不動産屋さんが
昨日事務所に遊びに来て、一杯やっていました。
「ブログの記事1本書くのに1時間くらいですか」
とお聞きになるので「いやそんなかけません」と。

「何回も読み返すのですか?」と続くので
「1回さらっと読み返して直すだけですよ」
「へえ、それでどれくらいかけますか?」
「全部で20分かな、いや15分かな」

もう8年半続いている夕刊フジのコラムは1600字。
書くのにかける時間は40分ほどですね。
家で夕食を待っている間の時間に書いています。
その時、30分ほどでさらっと書いて、
締め切り日に送る前に10分ほどで整えておしまい。

文章を書く、というのは私の唯一の能力です。
これ以外には取柄がありません。いや本当。
紙にペンで書いていたころに比べて速度は3倍。
いや、もっと早いかもしれませんね。

学生の時に400字詰め原稿用紙30枚の論文を
仕上げるのに半月くらいはかかっていました。
あのころ、PCがあれば1週間もかからなかったはず。
学生の頃と比べて、文章力はさほど変わりません。

10年ほど前、20代の終わりころに書いた
文章の束が見つかって、読んでしまいました。
変わりませんね、今と。つまり、進化していない(笑)。
まあ、あまり努力をしない人間ですから。

最近、昔の広告屋仲間や今付き合いのある編集者さん
からよく聞くのは「いいライターがいない」。
上がってくるモノのレベルが低すぎる。
そういう愚痴めいたことをよく聞きますよ。

コピーライターもいない。ライターもいない。
そもそも、今の大学生はコピーライターという
職業があることすら知らないのではないですか。
ニュースメディアに記事を書くライターという
職業があることを知っているでしょうか。

私の前に現れるライターさんは、ほぼ40以上です。
「文章屋」という職業は絶滅危惧種ですか?
冗談ではなく、そう思いますね。普通の文章なら
AIでも書けてしまうのではないでしょうかね。

実際に、英語の人とメールのやり取りをする時、
私はグーグル翻訳を使いますが、ほぼ支障なし。
キチンと日本語を書けばキチンとした英語に変わります。
向こうから来る英語も、めんどくさいからグーグル翻訳。
ほぼ意味は分かりますからね。分からん時は
仕方がないので原文を読みますが。

しかし、「文章屋」という私の職業の
社会的な地位が低下するのは寂しい限り。
優秀な人はこういう地味な職業にはつかず、
もっと華々しくて稼ぎのいい仕事を目指すのですね。
まあ、文章なんて普通に書ければ十分生きていけます。
今はAIも手助けしてくれますしね。

本日の動画 ↓

2021年12月4日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:12月4日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(10月)には待ち時間が多少発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2021/12/3 21:50 Comments (0)

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