マンションレポート最新情報 【全て見る

ジオ彩都いろどりの丘, シティテラス若江岩田の資産価値は? 榊淳司の資産価値レポート048 大阪府の 大規模マンション 全22物件の徹底分析 […]

価格4,980円

ブリリアタワー堂島、 梅田ガーデンレジデンス、 シエリアタワー大阪堀江の資産価値は? 榊淳司の資産価値レポート 大阪のタワーマンション 全1 […]

価格3,890円

      榊淳司の資産価値レポート010 京都市の全47物件 【2025年12月改訂版】 このレポートで取り […]

価格9,980円

シティテラス赤羽 ザ・パークハウス 赤羽台タワー&レジデンスは? 榊淳司の資産価値レポート037 北区・総集編 全6物件を解説 【2025年 […]

価格2,490円

シティテラス文京小石川は買いか? 榊淳司の資産価値レポート020 文京区・総集編 全7物件を分析 【2025年12月改訂版】 価格高騰がハッ […]

価格2,390円

グランドシティタワー池袋の資産価値は? 榊淳司の資産価値レポート034 豊島区・総集編 全5物を全て解説 【2025年12月改訂版】 このタ […]

価格2,590円

榊淳司の資産価値レポート015 杉並区・総集編 全9物件 【2025年12月改訂版】 どの物件を買うべきで、どの物件は避けるべきか? マンシ […]

価格2,980円

榊淳司の資産価値レポート030 渋谷区・総集編 全4件 【2025年12月改訂版】 渋谷区には広尾、上原など魅力的な住宅地が数多くあり、 マ […]

価格2,390円

榊淳司の資産価値レポート024 千代田区・総集編 全3物件【2025年12月改訂版】 本レポートでは、全物件について、榊淳司が1物件ずつ調査 […]

価格1,980円

榊淳司の資産価値レポート021 港区・総集編 全19物件を全て解説 【2025年12月改訂版】 榊淳司は常々「マンションを買うのなら無理して […]

価格4,980円
榊 淳司オフィシャルブログ

連休の谷間ですから、株式市場も外為も静かですね。
なんかこう「嵐の前の静けさ」のようで、ちょっと不気味。
実は、マンションの販売現場も例年4月はちょっとダレます。
GWで盛り返す、というのが理想形なのですが、今年はどうでしょうか?

最近、不動産屋みたいなことをしているので(笑)、
デベさんと話す機会が多くなりました。
どこへいっても共通することは「土地が買えない」という悩み。
こういう時に売り物件をたくさん抱えている業者は、まさに「稼ぎ時」。
ある程度高くてもデベさんは喜んで買ってくれます。

こんな私のところにも土地情報はいくつか入ってくるので、
何年か前に東京都知事免許を取ろうかと真剣に考えたことがあります。
日頃から「おバカさん」呼ばわりしているアチラ側の人間に
なってしまおうかなんて、よこしまなことを考えたワケです。
一応、宅建の資格は持っているので一度くらい使いたかったし(笑)。
まあ、私には似合わんな、と思ってやめました。

でも、ご自分の土地の処理に悩んでいる地主さんは、どうぞご相談ください。
私が「一番高く買ってくれそうなデベ」を見つけて差し上げます。
デベというのはよくできたもので、販売側と仕入れ側は
ガラっと「顔」が違うのです。
私は販売側には蛇蝎の如く嫌われているはずですが、
仕入れ側とは案外仲良くお付き合いしていたりします。
それと、20数年もあの世界の周縁にいたので、様々な人間関係があります。
まあ、もうみんな部長クラスで現場には出ていませんが。

さて、今日の話題は「マンション購入の出口戦略」。
マンションを購入するのは、いわば「入口」。
未来永劫そこに住むわけにはいかないので、出口戦略も必要です。
最大限に考えても、人間には寿命というものがあります。
「死んだあとのことは知らん」というスタンスでもいいのですが、
できればあとに残された人々のことも考えてあげたいですね。

私は去年出した「磯野家のマイホーム戦略」という本の中で、
サザエさんちの20年後を想定してみました。
この中で、サザエさんとマスオさんが「南町田」に
新築マンションを購入する、というシミュレーションをしています。

南町田の今は、確かに華やかで上品で、いい街です。でも、20年後は?
今後は、あの街で今までほど新築マンションは分譲されないと思います。
その理由は、もっと都心に近い場所で、
今のサザエさんが買えるくらいの価格で供給できるからです。
まあ、この2年くらいは無理でしょうが、
今の不動産ミニブームが収まった後はそうなるでしょう。
したがって、南町田と言わずいわゆる郊外型住宅地は今後、
人口流入が減少してどんどん老いていきます。

20年後、タラちゃんは大学を卒業して就職するでしょう。
普通に考えれば、南町田から大手町あたりへ通うのは大変。
もう少し近い所にワンルームでも借りるのではないでしょうか。
その頃は、今よりも家賃がうんと安くなっているはずですから。
サザエさんとマスオさんも、まだ40代。元気にがんばっています。
でも、その15年後はどうなるでしょう?
マスオさんは63歳で住宅ローンを完済します。
今から35年後、南町田の風景はいかに?

多分、60歳代の方が中心の「初老者の街」になっているでしょう。
タラちゃん世代が流入してきて、あの街で子育てを始めるとは
ちょっと考えにくいですね。
もちろん、中古マンションの価格もかなり安くなっているでしょう。
マスオさんたちが35年前(今)に3500万円くらいで買ったマンションは
きっと500万円から600万円あたりで取引されていると思います。

これって、ただの私の空想だけで言っているのではありません。
今から20年以上前に、都心から1時間程度電車に乗らないと
行けないくらいの千葉や埼玉エリアにおいて当時3000万円前後で
分譲されたマンションが、今は800万円前後になっている現象を
そのまま15年延ばして当てはめているのです。
南町田は渋谷から約38分。でも、アドレスは東京都。
今はそこまでは下がっていません。
でも高齢化と人口減少が加速する20年後、そして35年後・・・
人気の田園都市線といえども、そういった波は避けられないでしょう。

サザエさんとマスオさんが、そのまま暮らす、というのもいいでしょう。
自立しているのなら、きっと年金で生活は賄えるはず? です。
そして、20年。お二人とも寿命が尽きたとします。
南町田に残された築55年のマンション。
きっと、人が住んでいる住戸は半分くらいに減っているはず。
もう、なんの資産価値もないと思います
相続したタラちゃんは、どうするのでしょうね?
もちろん、もう私は生きていないので
そういった光景を見ることはないでしょうが。

マンションの購入、というのは「入口」だと申し上げました。
上の場合、サザエさん夫婦は寿命をまっとうすることが「出口」になっています。
でも、ほとんどの場合は人生の途中で「出口」がやってきます。
ローンが返せなくなる、というのは悲劇です。
海外への長期赴任。あるいは転職。家族構成の変化・・・
始めから「10年後には売る」と考えて買う人もいます。
また、そういった買い方を推奨している方もいますね。
ひとつの正解だと思います。でも、もっとも大事なことは
「いつ出口になっても大きな損失を蒙らない」物件を買っておくこと。
マンション購入に一番たいせつなのは、物件選びなのです。

ですので、「出口戦略」なんて言い方を変えても
結局のところは「物件選び」だと思います。
そして、「物件選び」の基本は、どんな時代でも同じ。

不動産の資産価値は9割が立地で決まる!

これこそ「不動産選びの不変鉄則」と名付けてもよいくらい。
実にカンタン。誰でも理解できる。間違いようがありません。
でも、現実には様々な珍現象が起こります。
すごく頭のいい人が「ここは将来値上がりする」「お買い得だ」
などと考えて駅から十数分も歩くような物件や、都心から離れた
新興住宅地にマンションを買ったりなさるのですから。

めったにやらないのですが、たまには動画を作ってみました。
テーマは「マンションレポート」とは




日経平均株価が14000円台を覗いていますね。
証券業界では「15000円突破は時間の問題」と考えているようです。
一方、外国為替相場の方は、中々1ドル100円を突破できません。
私としては、早く両方とも大台に到達して欲しいですね。
このブログではかねがね
「今年の早い時期にドルは100円、日経平均は15000円突破」
なんてほざいてきましたから。

実は、2月にホテルニューオータニで講演した時も
200人近い業界関係者を相手に同じことを言ってしまいました。
別に根拠があったわけではなく、ただの「あてずっぽう」。
それでも、当たらないよりも当たった方が嬉しいですから。

さて、本日は「週刊スパ」の原稿チェックなんてのが最初の仕事でした。
「あれだけ喋らせといて、これっぽっちか」というのが
こういうメディア取材でいつも思うこと。
もっとも、自分が逆の立場でも常にそうなるのですが(笑)。

それと、さっき駅で「夕刊フジ」の見出し広告を見ていたら
「マンション 消費税増税前に買わない」なんてのが
デカデカと出ていてドキっとしました。
だって、今日発売号の私の連載コラムは、確かその内容。
思わず「買おうかな」なんて、心が動かされてしまいました。
というのは、もう3週くらい金曜日はフジを買っています。
掲載誌は送っていただけるので、だいたい月曜日には届いています。
だから買わなくてもいいのですが、金曜日はついつい。
それに、今回は連休だから届くのは来週火曜ですね、きっと。
だから、後で買っちゃおうかな・・・なんて(笑)。
連載が始まる前なんて、数年に1回くらいしか買ったことないのに。

それと、遅くなりましたがセミナーのご報告。
開催したのは先週土曜の4月20日でした。
有料にするといつもそうなのですが、参加者は非常に少人数(笑)。
今回も前回同様に約20名の小ぢんまりとした会になりました。
でもまあ、和気あいあいとした雰囲気で楽しかったですね。
みなさん、多くのレポートCDを買ってくださったので
会場費等のコストが捻出できて良かったです。
参加者のみなさん、ありがとうございました。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA
時間の都合で、今回は私の相談はやらなかったのですが
「トークタイム」という雑談に何人か参加してくださいました。
私の愚著に附箋をいっぱい付けて「研究」してくださった方は
「この1冊で2,3冊分のエッセンスが詰まっていますよ」なんて
こそばゆくなるようなことを言ってくださいました。
名刺を交換させていただくと、私と同じく文筆業だったりして。
3年前に刊行した時も、不動産ジャーナリズムの業界人なら
誰でも知っている某シンクタンクの主任研究員の方が
同じように附箋をいっぱい付けながら読んでくださったそうです。
その方、後にわざわざ私の事務所まで訪ねてきてくれました。
そういう「玄人筋」には受けるのに、なんでもっと売れないのでしょう(笑)。
まあ、ここで愚痴っても仕方のないことですが。

ところで、そのセミナーの時に聞いた話。
やはり、個人投資家向けの収益物件(アパート、マンション)などは
現在「売るモノがない」状態だそうです。
銀行も、これまでの「やりたくない」スタンスからガラっと変わって
「前のめり」になりつつあるようです。
何よりも、地方の地銀や信金までもがこの分野に乗り出してきたとか。
個人投資家の「不動産投資」分野は、もはやバブルといっていいでしょう。
ある地方では、この半年で3割も価格が上昇したようです。
また、例のモラトリアム法案は3月末で切れてしまったのですが、
当局からの「通達」で実質的には継続しているそうです。
これで、ますます物件が出にくくなっています。

こういう動きというのは、いずれ沈静化します。
今は「買えない」ということで、みんなが熱くなっているだけ。
こんな時に無理して買うのは賢明ではありませんね。
もし投資をお考えになっているのなら、今はよほど慎重に。
いいものが見つかれば買ってもいいのですが、
「あるモノの中から探す」というのが一番よくありません。

いよいよ明日からゴールデンウィークですね。
今年は「モデルルームに行こう」という方が多くなりそうです。
実は、新築マンションも優良物件は品薄になってきています。
特に都心の人気エリアは、よさげな物件が次々に完売。
この秋以降には、はっきりと買いたくても「買えない」状態に
なりそうな気配を濃厚に感じます。危険ですね。

都心で買えなかった人の一部は湾岸エリアに流れそうです。
9月にオリンピックの開催地が発表され、東京に決まると
この流れが一気に加速するのではないかと予想します。
一種の「湾岸ブーム」みたいなことが起こるでしょう。
しかし・・・今の湾岸エリアにはそれを受け容れても
余りあるほどの供給が控えています。
そしてどうなるのか・・・・・
この話の続きは改めてゆっくりとさせていただきます。




ちょっと前に、東シナ海で支那の軍艦が自衛隊の航空機にレーダー照射を浴びせた件、共産党の指令であったと報道されています。
私は「現場の暴走」と考えていましたが、間違っていたようです。
もし共産党の意思であれば、武力衝突を望んでいたとも読めます。
つまり「最初の一弾」を日本側に撃たせたかった・・・

1941年11月、アメリカのローズベルト大統領は日本の勢力圏に
米海軍の微弱な艦船を送り込む命令に署名しています。
それは、紛れもなく「最初の一弾」を日本に撃たせる囮でした。
もっとも、日本は真珠湾で派手派手しく最初の一撃を加えたので
そういった秘密任務は必要でなくなってしまいましたが。

習近平君が武力衝突を望んでいるとすれば、これは厄介です。
でも、最近では日本との関係を修復しようという動きも見られます。
あの国はどうなっているのか分かりにくいですね。
経済成長は確実に減速しているので、今度こそバブルが崩壊しそうですが。

さて、足元の首都圏マンション市場についてです。
オリンピックの開催が東京に決定すると、東京のマンション市場に
どのような影響があるかを考えていきます。
少しテーマが大きいので、何回かに分けます。
今回は、もっとも決定的な部分をお伝えしようと思います。
ズバリ、どのエリアのマンション価格が上昇するか?

結論から言ってしまうと、それは「晴海・勝どき」だと思います。
「月島」にも少なからず好影響があるでしょう。
その理由は、選手村が設営されるのが晴海の4丁目と5丁目だから。
ここに、17000人収容の選手村を作るそうです。
もう、街並みの様相が今とはガラっと変わるでしょう。

map_venue38

出典 http://tokyo2020.jp/jp/

オリンピック・パラリンピック期間中、世界各国から集まった選手や役員は、
競技の合間に勝どきや銀座、月島をブラつくことになります。
17000人の内、一日に2割が銀座に行くとすると3400人。
まあ、賑やかなことになるでしょうね。
勝どきや銀座は、にわかに「国際化」してしまいます。

ただ、それも2カ月ほどで終わります。その後は・・・・
現在のところ、選手村を大会閉会後にどうするのか
具体的なプランは出来てなさそうです。
都議会では「国際交流拠点や住宅地、新設の小中学校及び公園用地など」
という説明が東京都側からなされています。
せっかく作ったものを潰してしまうことはなさそうですね。
つまり、晴海4丁目と5丁目に1万人以上が住みつくことになりそう。
「国際交流拠点」って、なんでしょうね?
私は海外からの留学生の宿舎ではないかと想像しています。

ところで、今の六本木がなぜにあのようになったかをご存じですか?
戦前は、何ということもない寂しい場所だったそうです。
今やトウキョウを代表する歓楽街のひとつです。
そして、どこかボーダレスな雰囲気がありますね。
その始まりは、敗戦後あのあたりに作られた米軍宿舎だそうです。
アメリカ兵を相手するお店ができることで、
そういったことを好む日本人が集まってくる・・・
日本人は今も昔もコーカサイト系の外人が大好きですから。

さて、晴海です。オリンピック後にできる「国際交流拠点や住宅」。
多くの海外留学生が住むとなると、「国際化」しますね。
当然、人口も増えます。
そうでなくても今、晴海・勝どき・月島エリアは猛烈な勢いで
タワーマンションが建設されています。
石川遼君が出ていた「ザ・パークハウス晴海タワーズ」や、
月島駅徒歩1分の「CAPITAL GATE PLACE」などが
売り出されており、晴海タワーズは第2弾も発表されました。
この他、晴海や勝どきでは三井、住友、鹿島などが主体となって
開発される大型プロジェクトが目白押し。
おそらく、パラリンピックが終わる8年後には
今よりも人口が数万人増えていると思われます。
それも、かなり所得の高い層と外国からの留学生?

彼らの日常生活圏が、今の勝どきや月島、そして銀座になります。
勝どきから月島を通って門前仲町に至る清澄通りの風景は、
8年後にはガラリと変わっていると予測します。
ブランドショップもいくつか出来ているかもしれません。
数万人の新しい住民にふさわしいレベルのサービスや物品を
販売・提供するお店がたくさんできることは確かだと思います。

晴海・勝どき・月島エリアは、今後の再開発と
オリンピックの相乗効果で、この先5年から10年で
もっともドラスティックに変貌する街になるでしょう。
そして、マンションの価格も一部のバカに高いものを除いて
今よりも上昇する可能性が十分にあります。
少なくとも、商業地としてのポテンシャルは急上昇するはずですから。
※豊洲、有明への影響については近々取り上げます。

今回、この「晴海・勝どき・月島エリア」の
マンションレポートを最新情報化しました。
もちろん、以上の様な内容をさらに突っ込んで分析しています。

オリンピック開催で大変貌の予感
「晴海・勝どき・月島」
価格 4,490

勝どきビュータワー
シティハウス月島駅前キャピタルコート
シティハウス月島駅前ベイブリーズコート
シティハウス月島駅前エアーズコート
シティハウス勝どきステーションコート
Brillia WELLITH 月島
THE パームス月島ルナガーデン
ザ・パークハウス 晴海タワーズクロノレジデンス
セントラルレジデンス月島ステーションコート
CAPITAL GATE PLACE
グレーシア勝どき
ジオ勝どき
オークプレイス月島

夕刊フジへの連載が無料でお読みいただけます
こちらも合わせてお読みください。

【マンション業界の秘密】
“マンションバブル”の真相… 
都心の新築物件で価格が上がるワケ




先日、「週刊スパ」さんご一行が取材に見えました。
なんだろう、と思ったら、さすがはスキ間狙いのスパさん。
「300万円台でマイホームを購入」みたいなこと。
3年前に「年収200万円台からのマイホーム戦略」という本を
書いているので、その線で私を見つけたのでしょう。
もっとも、去年の秋にもスパさんの別の方から取材を受けました。
その時のテーマは・・・・忘れました(笑)。
何か似たようなことだったような気がします。

実際、300万円台でマイホームが買えるか・・・というと、
これがまた買えたりするわけです。
もっとも、東京都港区なんてところでは無理ですよ。
でも何とか通勤限界圏あたりなら探すことが出来ます。
千葉県の稲毛の奥のほうとか、東武野田線のかなり北側とか・・
ヤフーやスーモだけでなく、地元の業者さんにも当たる必要がありますが。
こういうところの不動産業世界は深く、モヤモヤと広がっています(笑)。

大阪だったらもっと近いところで探せるかもしれません。
その他の都市だったら、もう当たり前に通勤圏であるでしょう。
特に車通勤が当たり前のようなエリアだと、
そこら中が空家だらけになっていると想像します。

「300万円台なんていわなくても、10万円で温泉付きマンションが買えますよ」
「エッ、それはどこですか?」
「苗場です。バブル期に2000万円台で分譲されたリゾートマンションが、今は10万円で公売されていたりします。元の所有者が管理費を何百万円も滞納した物件ですよ」
「それだと、その分を払わなきゃいけないの?」
「いいえ、10万円でOK。でもね、購入後は毎月5万円くらいの管理費を払わなきゃいけないのですよ。温泉付ですから」

その他にも、こんな会話。
「ファミリーじゃなくてね、新入社員が自分用に中古のワンルーム買っちゃえばいいのですよ。ちょっといい会社に勤めていおればローンがおりますから。練馬あたりだと5、600万円からありますよ。10年住んで売ったら300万円かもしれないけど、そのお金が結婚資金になります。10年ローンなら返済は家賃払うのと同じくらいです」
「へえー・・・そうなのですか?」
と、その若い編集者さん。自分が買いそうな勢い(笑)。

住宅ジャーナリズムの狭い世界でも、「300万円台のマイホーム」
などという「超ニッチ」なテーマを扱っているのは、多分私だけ。
また、そんなテーマで特集組むのは雑誌も・・・限られています。
だから、そういうときに限って私のところにくるワケです。
「アベノミクス後のマンション市場は?」なんていうマトモなテーマでは
業界一ウサンクサイ私のところへなんぞ、どこも取材に来ません(笑)。

なんて考えていたら、先日お会いした別の大手出版社の編集者さん。
「いえいえ、これからはこういう時代ですよ」と
私の「年収200万円からの・・・」をべた褒めしてくださいました。
うーん・・・3年早かったか!(笑)

話を戻すと、そのスパの取材でやってきた方々に聞いてみました。
「ところで、オリンピックが東京に内定したって話はご存知?」
「エエッ、それって本当ですか?」
「まあね。さる筋から聞いちゃったから」
「もしそうなら、スクープですよ!」
「いやいや、そこまではいかないと思うけど」
オリンピックの話は、今度新聞社系の人に聞いてみるつもり。
やはり雑誌メディアよりも全国紙の方が断然情報が深いですから。
ところで、私に取材したこの企画がスパに出るのは
ゴールデンウィーク明けの5月7日号だそうです。
また、その時にお知らせしますね。

さて、支那では地震に鳥インフル、そして相変わらずの大気汚染。
アメリカはテロでピリピリ。ヨーロッパは財政危機でソワソワ。
韓国は経済が急激に悪化。北朝鮮は拳を振り上げたまま。
日本だけがアベノミクスの株高と円安に沸いています。
ひところの世界とは真逆になってきました。
ここ10年以上も経済ではずっと1人負け。
福田内閣以来、外交でも1人負け。
それが、ここのところ日本が1人勝ちみたいな様相。
このまま一気に行ってほしいものですが・・・・

これからゴールデンウィークです。
みなさんが浮かれてお金をたくさん使ってくれると
きっと景気はよくなります。
私は貧乏なので、ひっそりと仕事をしていますが。




結局、北朝鮮は吠えているだけのようですね。
「今度こそ」と期待したのですが、やっぱりダメでした。
支那との関係も悪くなったので、今後あり得るシナリオは
クーデターと正男君による傀儡政権の樹立でしょうか。
経済も急激に悪化しているようですから
このまま何も起こらない、ということはなさそうです。
でも、支那軍の侵攻と傀儡政権の樹立は、
日本の政治経済に大きな影響は与えないと思います。

ここのところ、株価も落ち着いています。
円ドル相場も、なかなか100円を突破できません。
まあ、時間の問題だとは思うのですが。

アメリカのテロと事故・・・悲惨ですね。
あの国は、常に世界のどこかの集団から憎まれています。
あれだけ大きな国で、世界に君臨しているのですから
どこかしらで恨みを買うのは仕方のないことでしょう。
冷戦時代はソ連や共産支那などが、正面の敵でした。
近年は、特にイスラム教徒に憎まれています。

なぜ、アメリカはああまでイスラム教徒に憎まれるのか?
キリスト教の国だから? NO!
アフガニスタンやイラクで戦争をしたから? NO!
答は「イスラエルの後ろ盾になっているから」です。

前にも書いたことですが、イスラエルという国は
アメリカ以上にイスラム教徒から憎まれています。
それこそ、「イスラム共通の敵」といっていいほど。
イランという反米国家がありますが、核兵器を作っています。
彼らが小型の核と、それを搭載できるミサイルをもったなら
撃ち込む先は間違いなくイスラエルです。
もっとも、その兆候を掴んだらイスラエルが先に叩くでしょうが。

そもそも、イスラエルという国家を作ったのが間違いでした。
そこにいたパレスチナ人を無理やり追い出したことで
周囲のアラブ人から猛烈な反発を喰らいました。
「二千年前、そこはユダヤ人の国だった」という理由など
アラブ人たちに受け容れられずはずがありません。
でも、陸続とやってきたユダヤ人たちは、
滅亡の危機を立ち向かい、見事にはねのけました。

大きなものだけで、およそ4回の戦争をやってのけました。
4回目の「第4次中東戦争」など、敗北寸前まで追い込まれたのです。
でも、アメリカがそれこそ全面支援。
崖っぷちまで追い込まれたイスラエル軍に
大量の武器弾薬を補給して立ち直らせたのです。
結局、アラブ連合軍は敗北しました。

イスラム教徒たちは、そのことを決して忘れません。
また、とんでもない迫害に晒されている自分たちの同胞である
パレスチナ人に対して同情し続けています。
最後の大きな戦争が終わって、約40年。
アラブの盟主であるエジプトとイスラエルは表面的に友好関係。
でも、そんなものいつ崩れるか分かりません。

今のところ、イスラエルは少ない人口の中で強力な軍隊と
世界有数の情報組織「モサド」をもったハリネズミみたいな国です。
ところが、まわりのアラブ諸国だけでなく
ペルシャ人の国であるイランにまで激しい敵意を抱かれています。
10年や20年は大丈夫でしょうが、50年100年先まで
イスラエルという国が存在できているとは、とても思えません。

アメリカも、イスラエルへの支援を行わなかったら
9.11や今回?のテロもなかっただろうし、
湾岸、イラク、アフガンなどの戦争は避けられたはずです。
つまり、イスラエル支援というのはエラく割に合わないこと。
なぜ、そんなことをするかというと、
アメリカ国内の主要なマスコミメディアをユダヤ資本が押さえていて
「イスラエル支援」の世論を作り出しているからです。
選挙では主に民主党を支援するとされていますが、
お金持ちは共和党側だったりもします。
共和党が政権をとっても、イスラエルへの支援は変わりません。

アメリカ国内にはユダヤ人が1500万人くらいいるそうです。
人口比率で言うと5%程度に過ぎません。
一方、イスラエルのユダヤ人は300万人程度。
なんともバランスの悪い関係だと思います。
500年後くらいの歴史家から見ると、
「アメリカは実に愚かな政策を採用した」となるでしょうね。

東京のアメリカ大使館もテロ警戒でピリピリしているようです。
また、あの9.11の後のように、アメリカ国内はもとより
海外のアメリカ関係施設まで対テロ警戒モードに入るのでしょうか。
12年前の9月12日昼、車で戸塚に向かっていたのですが
何となくラジオをFENに合わせたら、
いつものお茶ラケモードはどこへやら。
「外出中の人間は即座に基地に戻れ」
「民間人は所在を大使館に連絡せよ」
みたいなことを、何度も繰り返していたのを思い出します。

さて、今日発売の夕刊フジにも私の連載コラムが出ているはず。
みなさん、よかったら買ってください。
掲載誌はいつも月曜に郵送されてくるのですが、
金曜日の帰宅時はついつい駅で買ってしまいます。

私、自分の連載が始まるまで夕刊フジも日刊ゲンダイも
「読むところが無いなー」と思っていました。
先入観はいけません(笑)。
日刊ゲンダイは妙に民主寄り、小沢好き、自民嫌いな
ところがあって、馴染みにくいのですがエロは豊富(笑)。
夕刊フジは基本的に産経ですから、保守的。
風俗ページもあるにはありますが、ちょっと少な目。
「本誌持参で000円割引」なんてのがあると
フジの読者は「フジを持参したのですが、割引いていただけますか」
なんて、妙に真面目な感じだそうです。



2013/4/19 14:07 | ちょっと脱線 | Comments (0)