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※順不同・敬称略で掲載しています。

緊急告知
一部、次回セミナーの料金が間違っていました。正しくは
参加費:お一人様3000円(ご夫婦で参加の場合はお二人で5000円)
ご指摘くださったNHさん、ありがとうございます。またお礼が遅れてすみません。
ついでといっては何ですが、冒頭でセミナー告知を入れさせていただきます。
榊マンション市場研究所・春の不動産セミナー
「アベノミックス後のマンション購入は?」
日時:2013年4月20日(土) 午後1時15分より(午後1時開場)
場 所:ルーテル市谷センター 第1・第2会議室
今日はマンションのブランドの話。
最近、こんな質問をいただきました。
榊さんに見解を聞きたいです。ブラウドは市場価格よりも高い値段で売れて行きますが、将来的な資産価値も同様に考えて良いのでしょうか。マンションのブランド価値について書いてもらえませんか?
これって、2010年の9月に書いています。一部は引用しますね。
セミナーでは毎回する話なのですが、厳密な意味で
マンションには信頼にたる「ブランド」なんてありません。
野村不動産は「プラウド」で、三井不動産は「パークホームズ」。
三菱地所は「パークハウス」で、東京建物は「ブリリア」。
中にはテレビコマーシャルでブランドイメージを高めることに
成功している「ブランド」もあります。
でも、そのブランドだからといって品質が保証されているかというと、NO。
これは常識で考えれば分かることですが、
マンションというのは基本的に一物一価。
一つひとつですべて違うモノ。
何よりも世界に同じ土地なんてひとつもありません。
そして、そこに建つマンションもすべて違います。
まず、事業主の担当者が違います。設計者が違います。ゼネコンが違います。
建築現場の所長が違います。納入業者が違います。
当然ながら、出来上がるマンションのクオリティもすべて違います。
当たり前ですが「プラウド」だからといって、
すべてに一定のクオリティがあると考えるのは危険です。
耐震性能なんて、地震が起こってみなければ分かりません。
何といっても、実験のしようがないことですから。
でも、多くのエンドユーザーは「ブランド」を信じようとします。
お気持ちはよく分かります。
何を信じてよいのか分からないので、
とりあえず「大手だから」というのに頼ろうとするのです。
学生が就職するときの会社選びと同じですね。
これは、すべてのビジネスにおいていえることだと思いますが、
新築マンションのクオリティというのも、
結局は事業担当者の個人的な能力によって決まります。
大手なら確かに「ガイドライン」というのがあって、
設計上の性能をその枠内に収めることを、
その会社の「ブランド」名を冠する基準にしています。
ただ、設計上はともかく、実際にその通りに施工されているのかどうか、
チェックする、しないは事業担当者の個人裁量です。
また、工事現場の所長が隅々まで目を光らせているかどうか、
というのも工事精度に大きく影響します。
中には、出入り業者と癒着する所長もいます。
大きな現場を三つもこなすと、家が一軒建つといわれる業界。
ズルをやろうと思えばいくらでもできます。
それを監理するのは設計事務所の仕事であり、
全体を見渡すのは売主企業の事業担当者です。
「設計」と「施工」が同じゼネコンの場合、
このあたりの関係がナーナーになる可能性が高まります。
残念ながら、マンション業界というのは
どこもかしこもズブズブになっているところがります。
売主の事業担当者はゼネコンや広告代理店と癒着し、
ゼネコンの現場所長は出入り業者とズブズブに。
出来上がったマンションのコンクリートもズブズブ・・・
なんていうことになっていなければいいのですが。
以上が引用です。追記しましょう。
その後、プラウドは確かにブランド性を確立しています。
私から見ても「粒がそろっている」と思いますね。
設計もよく考えられているケースが多いと思います。
最近は、建築上のミスもないようです。私が知らないだけかもしれませんが。
だから、まわりより少し高くても売れます。特に都心立地の場合はそうですね。
でも、郊外型の大規模マンションになるとプラウドを
長谷工が設計・施工していることもあるのです。
「プラウドだから」と、何でもかんでもいいとは限りません。
まあでも、ナンバーワンになったことは事実でしょうね。
それは私も認めます。しかし、だからまわりと10%も違えば
じっくりと中身を精査する必要があると思いますよ。
マンションの価値は9割が立地で決まります。
中身で差がついても10%となるとよほどのこと。
あと、竣工後5年程度は新築の価値を引きずりますが
10年くらいたつとあまり変らなくなります。
20年もたつと建物の状態と管理のクオリティが最重視されます。
つまり、プラウドのプレミアムももって10年でしょうか。
それに、再々申し上げますが「プラウドだから」という
絶対の信頼は、絶対に抱かないほうがいいと思いますよ。
では、レポートの更新情報です。
人気の世田谷を、如月さんが最新情報に更新してくれました。
首都圏マンション立地エリア別総合評価集
「世田谷区」編【2013年3月改訂版】
価格 6,980円
クラッシィハウス用賀一丁目
ウェリス用賀
ミオカステーロ上野毛
オープンレジデンス上野毛
ザ・パークハウス代沢
アトラス池尻レジデンス
THE三軒茶屋HOUSE
ザ・パークハウス アーバンス 三軒茶屋
アルシア駒沢公園
ジオ桜新町クラッシィ,ブランズ弦巻二丁目
プラウド学芸大学
オープンレジデンス学芸大学
ヴィークグラン世田谷千歳船橋
レジデンシャルステート祖師ヶ谷大蔵
レジデンシャルステート砧
ザ・パークハウス上北沢
リビオレゾン八幡山
レ・ジェイド上北沢
オーベル蘆花公園
クレヴィア蘆花公園
「こんなはずじゃなかった」というのは、マンション購入でもよくある話。
例えば、「モデルルームと全然違うじゃない!」
という感想は、新築マンションを購入された方の
半数以上はお持ちになるのではないでしょうか?
私は、ときどきまわりの人から
「よくあんなにたくさんモデルルームを回れますね?」
という、トンチンカンな質問を受けます。誤解されているのです。
「マンションレポート」があまりにも多くの物件を取り上げているので、
そのすべてのモデルルームを見て回っていると思われるワケです。
私は、マンションレポートで取り上げている物件の
モデルルームなんて99%以上、訪問していません。時間の無駄ですから。
ただし、ほとんどの物件の現地を見ています。
だから、その時の写真をレポートに入れているのです。
マンションも含めて、不動産の資産価値というのは9割が「場所」です。
建物のデザインや住戸の作り方も確かに関係あるでしょう。
しかし、今の時代は「いいモノを作って当たり前」なのです。
当然「マトモな建築物が建つ」という前提で考えます。
ところが、長谷工なんかは建物は普通に作れるけれど、
基本デザインがとんでもないプロジェクトをやってしまうことがあるので
そういう時は厳しく批判を致します。
また、ちょっと前の住友不動産のどす黒いガラスウォールの
タワーマンションは、常々「醜悪」だと指摘してきました。
ただ、この場合は個人的な嗜好も入っているので、
読む方がそういうご理解をいただければと思っています。
まあ、それは私のレポートの編集方針なので、また別の機会に。
本日のテーマは「モデルルームを見るのは意味がない」ということ。
まったくゼロということはありません。
ただ、建物の外にプレハブで作られたモデルルームというものには
実質的にみなさんが判断材料にするほどの意味はほとんどないのです。
私は「不動産広告の制作」というのを20数年間、生業にしてきました。
新築マンションのパンフレットを、おそらく1000種類以上作ったと思います。
見てきたモデルルームも何百とあるはずです。
我々が、モデルルームで何を評価するかというと、
一番はインテリアのコーディネイトです。
「このモデル、いいじゃない」「いや、センス悪いよ」
「すげーカネかけているね」「何か貧相だよね」
みたいなことを、勝手にほざくわけです。
それは、我々側の勝手な価値観。
コーディネイトの良し悪しは販売に大きく関係しますから。
ただし、コーディネイトの出来具合とマンション自体の価値は
まったく関係ありません。100%無関係です。
なのに、多くの人がモデルルームのコーディネイトを眺めて
「このマンション、いいわね」なんて思いこんでしまうのです。
なんとバカみたいなことでしょう!
時々「この梁は大きいですね」「柱型、ちょっと目立ちますね」
「バルコニーの幅、けっこう広いじゃないですか」
「天井高、まあまあですね」「床がふわふわしていませんか?」
みたいなことを言う時もあります。
実は、そういったことはエンドユーザーさんが、
モデルルームでチェックできる数少ない点です。
ただし、これらは図面からでも十分に読み取れます。
マンション購入を考える方が、よく気にすることは「設備・仕様」。
フローリングの素材だとか、ディスポーザーがついているとかいないとか。
あるいは「あそこは床暖房がないから買わない」なんてことを
購入の判断材料にしている方もおられます。
まあ、よほどの寒がりさんは床暖房が必要でしょうが、
普通の暮らしをするのにはなくてもよいモノだと思います。
まあ、そういうことよりも大切なのは、何よりも「場所」。
何といっても、マンションの価値の9割は場所ですから。
私に言わせれば設備や仕様なんて2の次、3の次でいいのです。
ましてや、モデルルームなんて「見ない方がいい」くらい。
イリュージョンですから。大げさではなく。
一般的な5000万円以下のマンションの場合なら、
置いてある家具は、およそそのマンションの購入者が
実際に買えるレベルをはるかに超えた高価なもの。
しかも、ベッドやテーブルは実用品より小さく作ってあります。
なぜって・・・部屋を大きく見せるためですよ。
しかも、そこらじゅうオプションだらけ。
追加料金ゼロの標準仕様の方が少ないくらいです。
つまり、モデルルームというものは、実際の生活からかけ離れた
イリュージョンの世界を表現している空間に過ぎないのです。
だから「見ない方がいい」と申し上げるのです。
モデルルームで30分過ごすのなら、
販売センターに置いてある設計図書をご覧になる方が
よほどそのマンションのことが分かります。
設計図書とは、いうまでもなく設計士が制作した図面のこと。
「そんなの難しいから見たくない」というのなら
パンフレットと一緒に渡される図面を、穴の開くほど見てください。
特に柱型の形や点線で表現されている梁のラインを見逃さないように。
そもそも、私はプレハブのモデルルームなんて
法律で禁止すべきではないかと思います。
なぜなら、消費者に著しく誤解を与える存在だからです。
もっというなれば、マンションの青田売りをも禁止すべきだと思います。
図面の読み方さえロクに知らない一般人に対して
「はい、この図面の通りのモノを0か月後に引き渡すから、3800万円の売買契約を結びなさい。手付金は700万円。キャンセルしたら返しません」
という、商取引を行うこと自体、ヘンです。
それでは、知識のない一般消費者に著しく不利です。
だから、マンションは原則として「竣工販売」にすべきです。
出来たものを見せて売るのです。
もし、竣工前に契約するとしても手付金は10%以内。
キャンセルの場合は半額を返還、というルールにすればどうでしょう。
そうすれば、消費者側も実質5%で物件を押さえられます。
日本の住宅市場というものは、長らく「供給側有利」でした。
だから、新築分譲住宅では「青田売り」という、
常識で考えればかなり変則的な販売方法が成立していたのです。
もう、そんな時代ではなくなっています。
例えば、賃貸住宅市場では「更新料」や「礼金」がなくなりつつあります。
「家賃1か月分を借主にキャッシュバック」みたいなのまで登場しました。
こういった流れは、分譲住宅市場にもやってきます。
すでに、一部分出てきています。
だからこの際、法制面でもはっきりと消費者保護の規制を整えるべきです。
さて、少し暖かくなってきたので、セミナーを開催することにしました。
4月20日の土曜日、お昼の1時15分から。場所は市ヶ谷。
みなさん、ふるってご参加ください。
榊マンション市場研究所・春の不動産セミナー
「アベノミックス後のマンション購入は?」
アベノミックスが日本の景気を回復させようとしています。円が下がり、株価が上がり、そして不動産は・・・また、「バブルがやってくる」と騒ぐメディアもあります。でも、実際はどうなのでしょうか? この先、マンションの価格は上がるのか、下がるのか?
榊淳司はこの5年間、日本のマンション市場について一貫して「価格は下がる」と言い続けてきました。そして、実際そうりました。しかし、これからは・・・
このような疑問に対して、榊淳司が一刀両断でお答えするとともに、2人の専門家がそれぞれの分野について講演し、参加者からのご相談もお受けするセミナーを開催いたします。
日時:2013年4月20日(土) 午後1時15分より(午後1時開場)
場 所:ルーテル市谷センター 第1・第2会議室
東京都新宿区市谷砂土原町1-1
地下鉄有楽町線「市ヶ谷」駅徒歩1分
JR中央線「市ヶ谷」駅徒歩5分
電話 03-3260-8621
定 員:60名(定員に達し次第、締切)
参加費:お一人様3000円(ご夫婦で参加の場合はお二人で5000円)
お申込:下記の申込フォームに必要事項を入力の上、お申し込みください。
当日の予定
セミナーの部 13:15~
講演1 「アベノミックス後のマンション購入は?」 13:15~14:30
講師 榊 淳司(住宅ジャーナリスト・榊マンション市場研究所代表)
講演2 「不動産購入のチェックポイント」 14:40~15:20
講師 大友雅敏(㈱ベストサポート 代表取締役)
不動産業界での幅広い経験と該博な知識で、エンドユーザー側にたった不動産購入をサポート。物件選びや購入手続きなど、法務・実務面を中心に「失敗しない」ためのチェックポイントを分かりやすく解説します。
講演3 「明日から収入が得られる不動産投資」 15:30~16:10
講師 根布和明(A.Cast.Partner’s㈱ 代表取締役)
会計事務所、ゴルフ会員権販売、訪問販売など様々な職業を経験した後、不動産業界へ。リーマンショック直後の2009年にA.Cast.Partner’s株式会社を設立。3年で売上高20億円の企業に成長させた投資向け不動産業界の風雲児。著書「年収を売買で増やし続ける不動産超加速投資術」は、アマゾン不動産部門1位のベストセラーに。
トークタイム 16:20~16:50 17:00完全終了
榊淳司が希望者のみなさんと自由に語り合う場を、短い時間ながら設けさせていただきます。どうぞ、お聞きになりたいことなどございましたら、気軽にお尋ね下さい。また、セミナー講師の大友、根布の両氏にはこの時間「無料相談コーナー」
参加特典
榊マンション市場研究所が発行する各レポートの廉価販売
セミナー会場にて榊淳司のレポートを超割引価格で販売。
業界を震撼させているあの驚愕のレポートの
PDFデータCD版を通常ダウンロード価格の
半額から3割引程度(2000、3000、5000円均一等)で販売いたします。
話題の「マンション値引き交渉術」も通常12800円のところ
当日は旧版CDながら5000円で販売しております。
どうぞ、この機会をお見逃しなくご利用ください。
※但し、ご用意する枚数などには制限があります。
参考レポート
東京のタワーマンション
全解説59物件
価格 13,900円
物件が増えて、なんと244ページに!
致し方なく、価格も上げさせていただきました。
ここで取り上げた物件は以下の通り(アイウエオ順)。
アークヒルズ仙石山レジデンスー
アトラスブランズタワー三河島
インプレスト芝浦 エアレジデンス
ウェリスタワー千代田岩本町
ウェリス愛宕虎ノ門
大崎ウエストシティタワーズ
OWL TOWER
勝どきビュータワー
CAPITAL GATE PLACE
クラッシィタワー東中野
グランスイート麻布台ヒルトップタワー
グランドヒルズ三軒茶屋
クレストタワー品川シーサイド
クレストプライムタワー芝
クロスエアタワー
コンシェリア西新宿TOWER’S WEST
ザ・グランアルト錦糸町
ザ・山王タワー
ザ・タワーレジデンス大塚
ザ・パークハウス 青砥
ザ・パークハウス浅草橋タワーレジデンス
ザ・パークハウス新宿タワー
ザ・パークハウス西麻布
ザ・パークハウス 晴海タワーズ
ザ 湾岸タワー レックスガーデン
SAION SAKURAZAKA
THE ROPPONGI TOKYO
シティタワー赤羽テラス
シティタワー麻布十番
シティタワー有明
シティタワー上野池之端
シティタワーズ豊洲 ザ・シンボル
シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン
シティテラス大井仙台坂ヒルトップガーデン
SKYZ TOWER&GARDEN
東京豊島区再開発プロジェクト
東京ベイシティタワー
パークコート麻布十番ザ タワー
パークコート千代田富士見 ザ タワー
パークコート六本木ヒルトップ
パークタワー山王
パークタワー高輪
パークタワー東雲
パークタワー渋谷本町
パークタワー滝野川
パークタワー西新宿エムズポート
パークタワーグランスカイ
二子玉川ライズ タワー&レジデンス
プラウドタワー東雲キャナルコート
プラウドタワー白金台
プラウドタワー高輪台
プラウドタワー千代田富士見レジデンス
ブランズタワー文京小日向
ブリリア有明シティタワー
ブリリア有明スカイタワー
ライオンズタワー目黒川
ル・サンク大崎ウィズタワー
ルフォン白金台 ザ・タワーレジデンス
ルミナリータワー池袋
このうち「買ってはいけない」26物件を抽出したのが
買ってはいけないタワーマンション
東京都心編 26物件
価格 6,980円
先日、某大手新聞社の記者さんと四方山話をしている時に出た話題。
「御社なんて、これから東大卒が主流になるのではないですか?」
と、私が尋ねたら
「いや、最近はウチのような会社は人気がないのですよ」
あれ? 確か上位20番くらいに新聞社はいくつも入っていたはず・・・
それで、気になって調べてみました。
東洋経済オンラインの「上位100ランキング」によると、
新聞社はやっと94位の読売新聞のみ。ビックリしましたね。
私が就職活動をしていた頃は、必ず10位以内に朝日か読売は
入っていたように記憶をしています。それが今や・・・
就職人気ランキングというのは、その時々の世相や
産業の趨勢を見るのにかなり参考になると思います。
新聞社は今後ネット媒体化への変換を成功させなければ
かなり苦しい展開を迫られると、世間は見ているのでしょう。
私は、いくらネット化が進んでも、今のような紙の新聞が
なくなるということは絶対にないと思います。
ただし、10年後の新聞の総発行部数が、
今の半分を維持しているとはとても思えませんが。
どうやら新聞というのは「斜陽産業」になってしまったようです。
また、就職の人気ランキングに顔を出さなくなるということは、
それだけ応募者が少ないわけですから、
優秀な人材を採用できる可能性が狭まるはずです。
それこそ、記事の質を維持するために深刻な危機でしょうね。
で・・・振り返って、不動産業界はどうなのでしょう?
100位以内に入っているのは、かろうじて95位の三菱地所のみ。
マンションデベロッパー専業は1社も入っていません。
かろうじてマンション専業ではない、ハウスメーカー系の
積水ハウスが55位、大和ハウス工業が79位に顔を出すくらいでしょうか。
もちろん、この2社に票を投じた学生は、マンションデベではなく
テレビコマーシャルをしているハウスメーカーに入りたいのでしょう。
「マンション開発分譲」という業種が、今後ますます細っていくことを
学生たちが知っているというよりも、
単なる「不人気」という事の方が大きいとは思います。
ああ、やんぬるかな・・の世界ですね。
例えば、昨年のマンション供給トップは野村不動産。
親会社のホールディングスも含めて、100位以内に姿無し。
社内は常にギスギスしているそうですが、
待遇は抜群にいいというのがもっぱらの噂。
そんな会社でも、学生たちの視線は熱くないようです。
広告業界も、従来型の媒体を主力としている代理店は
もはや「斜陽産業」化しているのかもしれません。
電通や博報堂はランキングに顔を出していますが、
それ以外の企業は1社も見つけられませんでした。
さて、アベノミックスの「3本の矢」の3番目は「成長戦略」。
日本経済が自力で成長軌道をたどれるように・・・
と言うことのようですが、中身は今ひとつ明確ではありません。
多分に「イメージ」だけだと思います。
今の日本社会は「足りないものがない」状態になっています。
むしろ「余っている」というモノがたくさんあります。
代表的なのが、私の専門である住宅。
例えば、住宅産業が今後成長軌道に乗るかと言うと、
それはまず「あり得ない」話です。
なぜそうなのかは「磯野家のマイホーム戦略」に書きました。
経済が成長するパターンには、2種類あると思っています。
まず「足りないものを補うため」様々な財を生産し、市場に供給する。
それを需要できる人々がいれば、
財を増産することで自然に経済は成長するはずです。
かつての日本や、今の支那、インド、ブラジルなどがその状態。
もうひとつは、新しい産業の誕生によってそれまでになかった
需要が生み出され、それが経済を拡大させるパターン。
大きくは、産業革命による工業製品の大量生産が可能になった事。
あれはマクロ経済を爆発的に成長させました。
最近の小さい事例では、携帯電話やインターネットの普及。
もっとも、これには多少の反作用がありました。
固定電話の需要が細ったり、新聞やテレビの役割が低下する、
さらに幅広い商品の店舗販売量が減る、などです。
アベノミックスが3本目の矢としてめざす成長戦略とは
どう考えても後者のほうでしかないと思います。
つまり、新しい産業や需要を誕生させることでの成長。
しかしそれは政治家や官僚がどうにかできるものではありません。
むしろ、政治家や官僚は新しい産業の誕生と成長を
様々な規制を設け、それを取り払わないことで妨害する場合がほとんど。
そう考えれば、アベノミックスは2本目の矢までしか有効ではありません。
3本目の矢は、ほぼ絵空事と言うことになりますね。
学生たちは、自分の将来を託するに当たって、
かなり保守的な選択をしています。
上位10社のうち、いわゆる「規制産業」でないのは8位の集英社くらい。
半分の5社が金融。3社が旅行・運輸。1社が食品(薬品)。
どうして集英社が上位に入ったのかちょっと謎ですが、
その他はよく分かります。
「今後30年以上、潰れそうに無い」という視点なのでしょう。
でも、実際のところどうなのでしょう?
例えば、私が就職活動をしていた頃、人気のあったNECは・・・
円安で少しは持ち直すかもしれませんが、「倒産の危機」にあるそうです。
今の日本、大きな会社はほとんどが「斜陽産業」だといっていいでしょう。
金融にしたところで、私が就職活動をしていた頃と
「同じ名前で出ています」どころか、会社自体がなくなったり
どこかと合併してしまったところがほとんど。
30年後、日本には「家電」産業なんて消滅しているかもしれません。
つまり30年以上も「安定」している企業など、ほぼないはず。
そういった意味で不動産系の企業だって捨てたものではありません。
日本に1億人ほどの人間がいる限り「なくならない産業」なのです。
かといって野村不動産に入社することなど、私は絶対にお勧めしません。
三井不動産レジデンシャルや三菱地所レジデンスも同様。
「住宅開発」というのは、ほぼ確実に斜陽産業となります。
ただ、95位にランキングされた親会社の三菱地所や圏外の三井不動産は、
30年後でも確実に存在しているし、倒産などほぼあり得ないでしょう。
いくら人口が減って高齢化しても、丸の内と大手町と日本橋は、
ほぼ今と同じ役割を果たしているでしょうから。
ただし、その子会社のレジデンシャルやレジデンスは、
30年後にもまだ存在しているどうか、はなはだ疑問ですね。
ましてや40年後なら、ほぼ確実に原型は留めていないと予想します。
では、不動産業界ならどこが生き残っているのでしょう?
三菱地所や三井不動産は確実。でも入社の難易度はそれなり。
人気が高くない割には、早慶以上の学校でないと入りにくいはずです。
ランキング中位の大和ハウス工業は、大量採用と大量離職の企業。
入りやすいけど、人材活用がかなり荒っぽいのでお勧めしません。
積水ハウスはハウスメーカーとしては抜群ですが、
マンションデベとしてはチグハグさが目立ちます。
私は、これからの時代の成長性では旭化成が注目できると思います。
なぜなら、ここは「建て替え」に強いからです。
これからの時代、新しく住まいを開発するよりも、
老朽化した住まいをどう再建するのか、
という「建て替え」に対する需要が急速に増大するはずです。
その分野で、旭化成は地味ながらノウハウを積み上げています。
そういったノウハウは、企業ではなく人に備わり、積み上げられるもの。
もし、不動産業界に入るのなら、そういうスキルを備えることで
これからの時代を力強く生き残れるような気がするのです。
そういった意味で、私は中長期の視点でこの企業に注目しています。
引き続き「サヨク」話です。
私のフェイスブックのお友達には何人かのサヨク君がいます。
彼らが上げてくるウォールが、実に面白い。
サヨク君たちの発想というものが良く分かります。
ビックリするくらい「子どもっぽい」ですよ。
現実から目をそむけていると、幼児性が肥大化するのでしょうか。
例えば、彼らはオスプレイについては大騒ぎしますが787はスルー。
現実的に考えれば787の方がはるかに危険かと思います。
なぜならオスプレイは軍用機であり、乗っているのはアメリカ軍人。
市街地に落っこちない限り、日本人は死にません。
墜落する場合、操縦しているパイロットは、
可能な限り市街地を避けるはずです。
だから日本人が被害に遭う可能性は極めて僅少。
一方、787は民間機です。大量に普通の日本人を運んでいました。
どこに墜ちようと、日本人がたくさん死にます。
どっちが日本人にとって危険でしょう?
原発問題もしかり。
1000年に一度の「想定外」地震にあっても、死者は未だにゼロ。
次回からは、あの程度の地震は「想定内」になります。
また、放射性廃棄物の行き場には困りますが、
地中深く埋めて封印することは可能。
遠くない未来に「放射能除去」の新技術が開発される可能性もあります。
ところが、代替の火力発電は燃料費がバカ高く
CO2という「有害物質」を空気中に撒き散らします。
こちらは放射性物質のように封印できません。
除去するためにはせっせと植物を増やすしかなさそう。
しかし不思議ですね。
サヨク君たちは3.11以後一切「地球温暖化」を言わなくなりました。
それまで、サヨク君の騒ぐ有力なネタが「環境問題」だったのに(笑)。
「不都合な現実」をカンタンに忘れることが、彼らの得意技です。
さて、先日はかなり笑えるウォールを発見しました。
「安倍首相が訪米したが、オバマに軽くあしらわれた」というもの。
以下、その中にあった二、三。
ワシントンは歓迎ムードとは無縁だった。米大統領は1.5時間しか会談に割かなかった。大統領夫人は、安倍夫人との対話をキャンセルした。やむなく安倍の単身訪問となった。首相は尖閣問題に絡めてアメリカの軍事的保護発言を期待したが、大統領は応じなかった。安倍に対して中国という名前も口にしなかった
「改憲・憲法第9条の改正(集団的自衛権の行使)」の問題をはじめ、「原発の推進」、「TPP交渉参加推進」、「中国との緊張の維持」など・・・、現実に起こりつつあるこれらの政策の裏にアーミテージレポートがある。
安倍晋三首相は痛々しいほど、オバマ大統領に媚び、へつらい、大統領が要求してきていた懸案をことごとく解決する約束を示して、懸命に歓心を得ようとしていた。しかし、大統領は、『しっかり実行して約束を果たして見せてくれ』とあくまでも『結果』が出るのを待つ姿勢だった。このため、首脳会談後、首相と共同記者会見に臨むこともなく、実に冷ややかに見ていた
サヨク君たちにとって、安倍首相がアメリカで
「冷遇」されることはとても愉快なのでしょう。
したがって、ことさらオバマ大統領の「コールド」と
評される対外姿勢に焦点を当て騒ぎ立てています。
別に共同記者会見がなかったからとか、
オバマ夫人が安倍夫人と会わなかったから・・・などというのは
ほとんど「枝葉末節」にしか過ぎません。
でも、サヨク君たちはこういう「端っこ」の問題をつつきまわすのが大好き。
その反対に、大局的に物事を考えるのが大の苦手。
さて、サヨク君たちにとっても日本の首相がアメリカ大統領の
ご機嫌伺いをして、いろいろお約束をさせられるという現状は、
「よろしくない」と映っているようですね。
日本はインドや支那のように、あるいはフランスのように
アメリカに対して「対等」であるべき、と考えているのでしょう。
もし、本気でそんなことを考えているのなら、一言いいたい。
あんたら、アホちゃうか?
サヨク君たちが幼児的なのは「アメリカと対等だ」と、
大きな声で叫べばそうなると思っているところ。
「日本は平和主義です。だから戦争をしません」と言っていれば
未来永劫この国に平和が続くと無邪気に思い込んでいるのと同じ。
現実を直視しましょうよ。
日本は68年前、戦争に負けました。
武装解除され、珍妙な憲法を押し付けられました。
その7年後にやっと独立できましたが、
「強い軍隊は持つな、アメリカが守ってやるから」という
日米安全保障条約を結ばされました。
その日米安全保障体制が今も続いているのです。
日本は世界第3位の経済大国です。
人口も1億と2千万人ちょっといます。かなり多い方です。
それでも、日本は一人前の国家ではありません。
半人前の国家です。
なぜなら「自分で自分の国を守れない」からです。
今は、アメリカに守ってもらっています。
だから、日本国内には米軍基地があります。
米軍基地の土地は日本政府が借り上げて、タダで提供しています。
米軍基地で働く日本人の給料は、日本政府負担です。
こんな国はとても一人前ではありませんね。
日本はアメリカの半属国といっていいでしょう。
だから、首相が変わればアメリカに参勤交代よろしく
大統領のご機嫌伺いに訪問します。
アメリカの大統領が日本に「行幸」する回数よりも
日本の首相がワシントンへ「挨拶」しに行く方が圧倒的に多いですね。
また日本の首相が変わったからといって、アメリカは
国務長官さえ寄越さないケースがほとんど。
そんなこと、国際政治学徒なら誰でも知っている平凡な事実です。
アメリカは「日本を守ってやっている」立場なのです。
日本はアメリカに「守ってもらっている」ことを忘れてはなりません。
アメリカの核の傘が無ければ、日本は一瞬で焦土になります。
サヨク君たちは、そういった基本のキが分かっていません。
アメリカの大統領は、日本の首相をどう扱うかはその時の政治情勢次第です。
安倍君が共和党に近いからといって冷たくされたわけではありません。
彼らは必要なら「悪魔とでも手を結ぶ」連中です。
現に、かつて戦争に勝つために人類が生み出した
最悪の国家指導者であるソ連のスターリンと抱き合いました。
「共和党に近いから」という発想自体が、多分に幼児的ですね。
左様単純な人間の好悪で外交をしているワケがありません。
こんな子どもみたいな感覚で首脳外交を捉えるなんて、
国際政治というパワーゲームをカケラも理解していていない証拠。
ついでにいうなら、今回の安倍訪問でのオバマの演出は、
多分に支那を意識しています。
オバマが必要以上に安倍君と仲良くすれば、支那を刺激します。
アメリカは支那が尖閣を奪うことを良しとしませんが、
できることなら軍事衝突を避けたいわけです。
今、支那の政治指導体制はグラグラと揺れています。
どうやら習近平の権力基盤は軟弱。
オバマが安倍と「同盟強化」を謳えば、間違いなく支那の軍部を刺激します。
軍部が強硬化した場合、習君は強権で抑止できないのです。
もし、軍の強硬路線に反対すると失脚する恐れすらあります。
だから、アメリカとしては「尖閣に手を出せば黙ってないぞ」という
サインはハッキリ送るのですが、
不用意に支那国内の反日世論を煽りたくないのです。
また、それでなくても国際社会で孤立している支那を、
必要以上に追い込まない方がいい、というのが本音でしょう。
日米首脳会談では、そのあたりの機微も語られたと予想します。
「今回は支那を刺激しないために大げさにはしないけど、もしもの時にはアメリカがついているから今の方針を続けてOK」みたいな。
そして、安倍君の求める「TPPの例外」については100%認めて
日本国内での安倍体制に強力なサポートを施しました。
これはアメリカとしてかなりの譲歩です。
話を戻します。
残念ながら、日本はこのようにアメリカに「守ってもらわなければ」
領土さえ満足に保全できない「半人前の国」です。
サヨク君たちは時に「アメリカの属国から真の独立を」なんて言いますが
そんなこと、今の日本には不可能です。
もし、日米安全保障条約が無ければ尖閣なんて
とっくに支那に獲られているでしょう。
沖縄だって危ないものです。
だから「真の独立」なんて、寝言同然です。
では、サヨク君たちが望む「真の独立」を
果たすためにはどうすればいいのか?
日米安全保障条約の破棄と米軍基地の撤廃・・・YES。
でもね、そうなった途端に周辺諸国に領土を掠め取られます。
何といっても先進国の中で、これほど野蛮な隣人たちと
数多く接している国は他にありませんから。
だから「真の独立」を果たすためには
「自分で自分を守る」軍事力を持たなければなりません。
そのために必要なことは
日本国憲法の破棄と新憲法の制定
国軍の再建
そして、何といっても「核武装」です。
先に上げた、アメリカと一見「対等」に接している
支那もインドもフランスも、みな核武装しています。
日本は今、北朝鮮に核ミサイルを撃ち込まれても
独自には何の反撃もできない状態です。
アメリカの核で報復してもらう以外、方法なし。
まさに「大人に守られている子ども」と同じです。
つまりは半人前。
日米安全保障条約が無ければ、北朝鮮は核ミサイルの脅しで
日本にどんなことだって要求できますよ。
それに、実際にそうする破廉恥な連中でもあります。
だから、日本はアメリカの要求をある程度聞かなければいけないのです。
今回の安倍君の訪米で見せられた「対米従属」の関係も、
ことさら騒ぐようなことではなく、国際政治の常識。
「日米対等のパートナーシップ」なんて建前の絵空事。
そんなもの、安倍君やオバマ君その他は百も承知しているはず。
そして、日米安保体制が続く限り、この対米従属も続きます。
なのに、サヨク君はことさらそれを騒ぎます。
時々「孫崎亨」のようなサヨク面の評論家やジャーナリストが
「対米従属」をまるで「発見」したかのように語ります。
「アホかいな。そんなもん、常識やろ」の世界。
笑えるけど、悲しくなる現実ですね。
おもしろく やがて悲しき サヨク節
さて、以上の様な事とは全然関係ない
「アベノミックスと不動産市場」みたいなことについて
私のコメントが2つの雑誌に掲載されました。
2誌とも現在発売中ですので、よろしければチェックしてください。
ただし週刊現代はほんの一言。別冊宝島にはたくさん載っています。
先日は「私立文系」というのは日本人の欠陥含有類型である、
という与太話を書かせていただきました。
本日は、その系統で「サヨク」についての観察所見など
グタグタと言ってみたいと思います。
というのは、ちょっと前まで「ほぼ絶滅状態」だったサヨク君たちが
原発事故からこの方、俄かに水を得た魚のように
あっちゃこっちゃで騒いでいることがやや不愉快でした。
そういう情景を眺めながら、多くの人はサヨクについて
次のような疑問を抱いているかと思います。
●なぜ、連中は「反省」をしないのか?
●なぜ、あんなに騙されやすいのか?
●なぜ、あんなに頭が硬いのか?
実は、こういった疑問を一気に解決する便利な言葉があります。
それは「あいつらはバカだから」というひとこと。
まあ、一面そうであるには違いがないのですが、
大方のサヨク君はたいてい学校秀才型の頭脳をお持ちなのです。
カンタンにいえば高偏差値の学校を卒業した人がやたらと多い。
それでも、ああいうインチキな考え方に染まっているから
「バカ」には違いがないのですが、どうもスッキリしませんね。
そこで、私はアレコレと考えながら自分なりに
サヨクのメンタル面をイメージしてみたのです。
さて、話を具体化させるにあたって、まず定義。
誰をもって「サヨク」と呼ぶのか。
1.マルクス・レーニン主義にシンパシーを抱いている。もしくは過去に抱いていたことがあり、今もそれが「完全な欠陥システム」であることを心のどこかで認めていない
2. 大東亜戦争は完全に日本の侵略戦争だった
3.話し合えばすべての戦争が回避できる
4.アメリカは今も帝国主義国である
5.あくまでも日本国憲法を守らなければいけない
6.何が何でも原発反対
7.日本が天皇制でなくなってもOK
8.男女は完全な平等であるべき
9.競争するよりも仲良くするべき
10.弱者は救済しなければいけない
とまあ、上げていけばきりがないのですが
40代以上で「サヨク」の方は、まず「1」の条件を満たします。
30代以下で「1」の方はごくごく少数かと思います。
学校の先生が説く「2」以下の価値観を無批判に受け入れ、
それが「正しく」「あるべき」ものだと刷り込まれたのでしょう。
「2」から「10」までのうち、3つくらい該当すればもう
それは「1」の立派なお仲間になれるのです。
5つ以上がそうだと思い込んでいる方は
自分で意識するしないに関わらず「サヨク」思考になっています。
しかし、ここで恐ろしいことに気づきますね。
「2」から「10」までというのは、
日本の学校では普通に教えていること。
つまり、日本のほとんどの学校では「サヨク育成教育」が
公然と行われているのです。
にもかかわらず、敗戦後のどの時期でも左翼やサヨクが
多数派であったことはほとんどありません。
まあ、あの最低最悪の民主党時代を「サヨク政権期間」と
位置付けるのなら、多数派時代は3年半も続いたことになりますが。
ひとつ言えることは、日本国民の多くは日教組の努力虚しく
サヨクにはなっていない、ということです。
むしろ、どんどんとサヨク離れしているように見えます。
原発問題で息を吹き返したサヨクの勢いも、今は衰えつつあります。
これは、今の日本にとって最大の「救い」であり「希望」です。
ところが、一般人はサヨク離れしても、確信的なサヨク君は
決して自分が愚かなサヨクであることをやめようとしません。
つまり、自分の価値観を変えようとはしないのです。
例えば、前回の総選挙で「未来」なるサヨク政党は
ほぼ完全と言っていいほどの敗北を期しました。
しかし、熱烈な反原発主義者たちはまだ、
国民の大半が原発に反対していると思い込んでいます。
サヨク君たちの得意技のひとつは「好都合データ」や
「好都合現象」を駆使して自分の主張を正当化する「曲学阿世」。
そして、大きな声を出すことも大得意です。
「サイカドー、ハンターイ」と大きな声を上げる人が
何人か集まれば、もうそれだけで多数派になった気分。
今の日本は、街角に出て大きな声を上げなくても
ネットなどを使って自分の主張を表明できます。
また、ほぼ完全に近い「言論の自由」があります。
どこかの国のように、街角で大声を上げながら
あたり構わず日本製品を壊してまわる、といった
野蛮な行いをしなくても、自分たちの主張は自由に表明できるのです。
また、選挙という形で政府の主要人物も選べます。
そんな国であるにもかかわらず、サヨク君たちの意見表明は
往々にして騒々しいカタチで行われています。
最近、「竹島の日」の行事に対して韓国が騒々しく喚きたてました。
彼らは自らの竹島占領に法的な正当性がないことに気づいており、
その後ろめたさがあのような下品な行動となって出ているのでしょう。
サヨク君たちが街角で喚き散らすのも、心情的には同じだと思います。
自分たちは少数派で、その主張に説得力がないことに気づいているので
その反動として大きな声を出し、パフォーマンスに走っている。
つまり、そのような確信的なサヨク君たちですら
心のどこかで「俺たちは少数派」「変なことを言っている」という
疎外感を抱きながら主張したり行動しているフシがあります。
まあ、サヨク君というのは前述の通り学校秀才型が多いので
オツムのめぐりというのは相対的に悪くはないのです。
では、本来はアタマがいいはずのサヨク君は、
なぜ自分の間違いに気づき、その価値観を改めようとしないのか?
これは、個々人それぞれの事情なのでしょうが・・・
まあ、そもそも自分たちの間違いに気づいていいない
本当の意味での「バカ」が半分程度はいると思います。
しかし、「どうやら自分の主張は時代遅れらしい」あるいは
「現実的に考えればおかしい」ということに気づいているサヨク君も
実のところ半数近くはいるのではないかと思います。しかし・・・
「今さら変えられない」という面子の問題が、大きいと思います。
何年か前、日本のサヨク言論の総卸元みたいな朝日新聞が
とうとう自分たちの立ち位置を左から右に移そう、
と真剣に検討したことがあるそうです。
世の中の大きな流れに抗しきれない、と考えたようなのです。
しかし、社内の反発があまりにも大きかったので取りやめたとか。
あの朝日でさえそうですから、頑迷な個々人のサヨク君たちは
なおさら「転向」ができないのでしょうね。
その昔、日本の言論界の主流がサヨク人士で占められていた時、
何人かの有力言論人が保守派に転向しました。
1人上げれば、清水幾太郎なんて、古すぎますか(笑)。
今でもサヨク的な考え方を脱して、現実主義者になる人は多いもの。
「話し合いで戦争を避けよう」と叫んでいた人が、ある時から
「支那と話し合っても何も解決しない」と言い出すこともあります。
つまりサヨクから現実主義への転向は、わりあいよくあること。
でも、その逆は極めて稀だと思います。
冷戦時代、共産主義圏から自由主義諸国への亡命は多かったのに
その逆はごくごく僅少だったのとよく似ています。
しかし、転向できるのはそれほど深く
サヨクの泥沼にはまっていない人でしょうね。
オウム真理教の事件があった時、あのインチキな信仰から
足を洗えたのは、ほとんどが一般信者。
上祐などという幹部クラスが脱会したとは聞きません
かといって、あんなインチキな宗教を心底信じているのか?
私は、上祐みたいな小賢しさをもった人間に
一途な信仰があるなんてとても「信じられない」のです。
つまり、サヨクでもあるレベル以上にはまってしまうと
転向しようにもさまざまな事情から、それが許されないのでしょう。
30年も40年もサヨクで通してきた人が50,60になって
それを止めてしまうと自分の人生を否定するようなもの。
だから、「どうやら間違っていた」なんて心の端っこ思いながら
それまで通りのサヨクを続けることになります。
ちょっと不幸ですね。
とはいえ、どんどんとサヨク君は減っていることは確か。
先に上げたサヨク的な価値観である「2」から「10」も、
今やほとんどが少数派の主張になっているのが現実。
ここで支那が尖閣に軍事侵攻でもしてくれば、
サヨクのやわな価値観なんて木端微塵に吹き飛んでしまいます。
まず面子だけでサヨクにとどまっている方は
雪崩を打って現実主義に転向するでしょうね。
残っているのは、前述の「バカ」だけということになります。
どういうのかというと、社民党の党首みたいなお方。
ああいう方は、灰にならないとサヨクをやめないでしょう。
さて、レポートの更新情報です。
千代田区の番町なんてそんなに多く新築マンションが
供給されるところではないのですが、時節柄でしょうか。
100戸超の大型物件が2つも同時に出てきました。
熱くなってきましたね。
でも、みなさんにとっては選択肢が増えました。
私が考える適正価格などもバッチリ出して、分かりやすく解説。
どうぞ、千代田区エリアを検討されている方は
ご参照になさってください。
ページ数大幅増で、若干お値段は上がっていますが、
価格にふさわしい価値は十分にありますから。
ザ・パークハウスグランやブランズ四番町など「番町」が熱い!
千代田区・総集編
全26物件を全て解説
価格 6,590円
神田エリア(東)
1 ウェリスタワー千代田岩本町
2 リビオレゾン千代田岩本町 ザ・レジデンス
3 リビオレゾン千代田岩本町 ザ・マークス
4 クリオ東神田
5 ルネ神田和泉町
6 シティインデックス秋葉原
7 CONOE(コノエ)秋葉原 岩本町
8 ウィルローズ小伝馬町
神田エリア(西)
1 ポレスター千代田御茶ノ水
2 CONOE(コノエ)秋葉原 万世橋
3 リビオレゾン大手町
4 パレステージ神田
5 クラッシィハウス神田
九段下エリア
1 ガリシア九段下ライズ
2 ルネサンス九段下ザ・レジデンス
飯田橋・水道橋エリア
1 ライオンズ千代田三崎町
2 グローベル ザ・ステーション水道橋
3 クラッシィハウス千代田富士見
4 パークコート千代田富士見ザ タワー
5 プラウドタワー千代田富士見レジデンス
番町・麹町エリア
1 ザ・パークハウス 四番町レジデンス
2 CONOE(コノエ)三番町
3 CONOE(コノエ)一番町
4 ザ・レジデンス平河町
5 ザ・パークハウス グラン三番町
6 ブランズ四番町