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※順不同・敬称略で掲載しています。

私は自分が広告屋なので当たり前にしていることですが、
一般の方は違うのではないでしょうか?
何のことかというとネットで新築マンションの
オフィシャルページから必要な情報を得る場合のやり方。
最初にどこを見るかというと、それは・・・地図(現地案内図)。
不動産は場所で9割の価値が決まります。
何よりも大切なのは「どこにあるのか?」ということ。
だから、最初に地図を見に行くワケです。
ところが・・・マンションによっては地図がどこにあるのか分からなくて、
アッチコッチ探し回らなければいけないようなHPもあります。
そういうマンションは、かなり「買ってはいけない度」が高いですね。
イライラして、ヤフー不動産に戻ったりします。
ヤフーやスーモなら、「地図探し」に迷うことはありませんから。
この傾向、比較的三井不動産レジデンシャルに多いのです。
地図の次はどこに行くかというと・・・・「概要」です。
マンションによっては英語で「OUT LINE」となっている場合もあります。
概要を見れば、そのマンションのおおよその外形が見えてきます。
また、そこには価格が出ている場合があります。
例えば、オフィシャルページのトップには「2600万円台より」みたいな表示を
デカデカと表示していると「へえ、俺の検討住戸も2000万円台で買えるのか?」
と誤解してしまう場合があります。まあ、慣れればすぐ分かりますが。
こういう場合、例えば概要には
「2600万円台~5900万円台(100万円単位)」と表示されています。
結局、自分の買いたい住戸は5000万円台だったりするのです。
また、外観もパースでみると10階建てに見えるマンションが
概要には「地上8階地下2階建て」なんて表示されている場合もあります。
「いつ販売されるのか?」といった重要な情報が、
概要にしか表示されていないケースもよくみかけます。
要は、オフィシャルページのトップなどには売主側が「見せたい情報」が
目立つように出ていて、見せたくない情報は概要に出ていたりするのです。
概要の位置が分かりにくいのは、野村不動産のケースが多いですね。
もちろん、私とてトップページは見ますよ。たいていはニヤニヤしながら。
トップページを見ながら判断できることはけっこう多いのです。
その第一は、売主がその物件をどう捉えているのかが良く分かります。
例えば「ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス」という
わりあい話題になっている湾岸のタワーマンションでは瑛太という
タレントがトップページに出ています。
コンセプトは「晴海ストリートライフ」だそうです。
瑛太のセリフとして「ここに建つマンションがザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンスです」という文字が大きく出ています。
しかし名前が長い! もっと使い勝手を考えて欲しいですね。
瑛太にそんなことを言わせるのは、売主がエンドユーザーに
「晴海っていいところだからね」
というイメージを刷りこもうとしているのです。
この「ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス」
というマンションは、「勝どき」駅から徒歩13分です。
タワーマンションの立地としては、ほぼ失格。
でも瑛太を出してきて
「13分も歩くけど、晴海自体はいいところですよ」
とエンドユーザーに思わせようとしているワケですね。
まあ、気持ちはよく分かります。やり方も上品です。
でも、この「ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス」を購入する人は「晴海に住みたくなって」契約するのでしょうか?
私はもっと他の魅力にひかれるのではないかと思うのですが。
2番目の例です。
物件名は「TOKYO FIGHTER(東京ファイター)プロジェクト」。
なんか、物件名だけだとよく分からないでしょ。
このマンションができる場所は「東京都足立区千住橋戸町」。
京成電鉄の「千住大橋」駅から徒歩3分・・・というと近いようですが、
これがわりあいに「使えない駅」です。
というのは日暮里で山手線に乗り換えなければなりません。
まあ、直線距離はそこそこ近いのですが。
他に南千住や北千住の駅も使えますが、いずれも徒歩15分以上。
この時代に駅から徒歩15分以上というのは、資産価値がかなり脆弱。
ただ、このあたりはニッピという会社の工場跡地か何かで複合開発されています。
大成有楽の「オーベルグランディオ千住大橋」なんて物件も
ほぼ同時期に販売されるようで、強力なライバルに。
それで「TOKYO FIGHTER(東京ファイター)プロジェクト」の方は
「35歳の高校生」主演の米倉涼子をイメージキャラクターに起用。
トップページでは、米倉涼子に「TOKYO FIGHTER」と言わせています。
そして「7 3 2 1」という4つの数字を大きくアピール。
それだけ見ているとワケが分かりませんね。
それぞれ「東京駅7キロ圏」「駅徒歩3分」「ショッピングモールへ徒歩2分」「リバーサイドへ徒歩1分」を表すのだそうです。
まあ、それが販売側として一番伝えたいことなのでしょう。
いかにも長谷工アーベスト的な単純化アプローチですね。
別に米倉涼子を起用する必要は何もありません。
4つの数字をうまく表現すれば、十分に伝えられるでしょう。
最後にもうひとつ。もっともワケが分からん広告を紹介します。
物件名は「グランアルト越谷レイクタウン」。
まあみなさん、検索してオフィシャルページを開いてください。
鈴木福君が4角帽をかぶってポーズをとり
「地球を遊ぶ! 世界に学ぶ!」。
とてもマンションの広告コピーには思えませんね。
なぜこうなったかというと、街の環境作りにおいて
聞いたこともない国際的な賞を取ったのだそうです。
まあ、これから住む人にはほとんど関係ないし、
10年後に中古で売る時にも何の役にも立たないと思います。
トップページで大きく表示していることが、
物件の商品内容と離れれば離れるほど、売主はそのマンションを
「魅力の乏しい、売りにくいマンション」だと考えている証拠です。
3つ例を上げましたが、もっとも商品内容に近いのは・・・
まあ「ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス」でしょうか。
「TOKYO FIGHTER(東京ファイター)プロジェクト」は
「東京ファイター」といってから「7 3 2 1」の数字を出し、
その後でやっとそれが何なんなのか分からせるストーリー。
現実から遠いと思われませんか?
そんなの、最初から分かりやすくそういえばいいのです。
最後の鈴木福君に至っては論外ですね。消費者を舐めています。
新築マンションの販売用オフィシャルページというのは
それぞれに個性があってそれなりに楽しいものです。
でも、基本的には「情報を伝える」というのが一番の目的のはず。
その情報は、エンドユーザーの知りたいものであって、
売主が一方的に伝えたいものではないはずです。
まあ、お金をかけて作るワケですから、売主の言いたいことを
キレイに盛り込むことに異論は唱えません。
しかし、エンドユーザーが知りたい情報を隅に追いやったまま
言いたいことばかり言っているオフィシャルページが多すぎ。
多くのエンドユーザーはオフィシャルページでなく
ヤフー不動産やスーモで物件を比較検討しているのも頷けます。
参考レポート
「TOKYO FIGHTER(東京ファイター)プロジェクト」
については、こちらで詳しく解説
東京の大規模マンション
全解説29物件
価格 5290円
「ザ・パークハウス 晴海タワーズ」
についてはこちらで分析。
オリンピック開催で大変貌の予感
「晴海・勝どき・月島」
価格 4,490円
「グランアルト越谷レイクタウン」
については、こちらで解説
オハナふじみ野が新登場、浦和常盤ザ・レジデンスは・・
埼玉県の大規模マンション全17物件
価格 3,290円
夕刊フジの公式サイト zakzak
に榊淳司の連載コーナーが設置されています。
どうぞ、みなさん寄って行ってください。
4月から始まった毎週金曜日の夕刊フジ連載、
予想以上に好評の様で編集部やzakzakに喜んでいただいているとか。
私的には「超初心者向け」の内容を発信しているので、
初期の頃のブログネタの焼き直しがほとんどです。
だから、書くのはわりあいラク。いつも締め切りの一日前に上げます(笑)。
それで、さっき駅のキヨスクを見たら、またまた
「マンション、10年で7割減に」というタイトル。
私のコラムを広告の呼び文句にしていただいていたようです。
なんともこそばかゆいけど、気分は悪くありません。
さて、今日の話題は江戸川区の葛西エリア。
割合都心に近いにもかかわらず、マンション価格は庶民レベル。
公園も多いので「狙い目」エリアではあります。
ところが、この先とんでもないことになりそうなのです。
最寄り駅は「西葛西」、アドレスは西葛西2丁目。
今、「レジデントプレイス西葛西」という物件の販売が始まろうとしています。
駅からは徒歩7分。なんと459戸のスケール。
葛西エリアでは近年にない規模です。売主は大和ハウス工業。
もともと、明治安田生命の研修所でした。
実に立派な施設だったのですが、ご近所からのクレームが凄くて
手放したという噂になっています。
まあ、それはどうでもいいと言えばどうでもいい話。
問題は、このすぐ北側で三菱地所レジデンスが
同規模のマンションを建設し始めているということ。
おそらく400戸前後ではないかと推測できます。
現在、その三菱のすぐ北側で「オーベル西葛西」という
42戸のマンションが販売中です。
広告を始めて数カ月が経過しましたが、まだ「予告」状態。
実際は販売しているのでしょうが、足はかなり遅い方。
葛西周辺というのは、住みやすいのですが人気エリアではないでしょう。
何百戸もマンションを供給しても、川崎のように
「どこからか」人が集まってきて売れてしまう、特性はありません。
駅に近い「クレストラフィーネ西葛西」や「アルファグランデ西葛西」、
「スカイクレストビュー西葛西」や「グリーンホームステージア」も
戸数は少ないのに中々完売できないで残っています。
そんな場所に、これから800戸以上が出てくるのです。
しかも、いずれも大手ですから市場より安く出すとも思えません。
どうなるのでしょうね?
葛西の北側は新宿線の船堀と一之江駅の徒歩圏エリア。
こちらには東急ストアの跡地に「ザ・パークハウス一之江」という
239戸のマンションが販売中です。一之江駅徒歩10分。
駅からは少し離れていますが、悪くない物件です。
価格も、まあ市場並み。消費税増税前に「駆け込み」たいのなら
選択肢となり得るマンションでしょう。
一之江駅徒歩11分の「ブランシエラ一之江」は長谷工プロジェクト。
どちらかというと「買ってはいけない」系ですね。
「ザ・パークハウス一之江」とは1分しかちがいませんが、方向は逆。
静かないいところなのですが、日常生活がいかにも不便そうです。
中古で売却する時には、明らかに「ザ・パークハウス一之江」の方が有利。
船堀エリアでは、ちょっと前までプラウドが怒涛の値引き販売をしていました。
それをかいくぐってルフォンなども上手に売り抜け。
今は「デュオ船堀」と「プレイズ船堀」という物件が出ています。
「デュオ船堀」はわりあい駅に近いのですが、近くに嫌悪施設があります。
「プレイズ船堀」は小ぶりですが、かなり「買っていい」度は高いですね。
少し前に完売したプラウドのすぐ傍。
まあ、船堀・一之江エリアのマンション市場は凪ですね。
葛西エリアの西葛西2丁目は、これから嵐が吹きます。
この先、何年も販売が続くことになるでしょう。
そこで価格がどうなるのか、注意深く見守りたいところです。
レポート更新情報
レジデントプレイス西葛西が嵐を呼ぶ?
「葛西・西葛西」
価格 4,390円
アーデル西葛西
オーベル西葛西
クレストラフィーネ西葛西
グリーンホームズステーシア
スカイクレストビュー西葛西
アルファグランデ西葛西
アルファグランデ葛西臨海公園
ファーストシーン葛西elise
アーバンパレス葛西
プレシス葛西臨海公園アスール
レジデントプレイス西葛西
ウィルローズ一之江は苦戦?
「船堀・一之江」
価格 2,890円
デュオ船堀
サンクレイドル船堀
日神パレステージ江戸川船堀
ウィルローズ一之江
クレストフォルム船堀サウスステージ
クリオ一之江親水公園
プレイズ船堀
アルファグランデ一之江六番街
ザ・パークハウス 一之江
ブランシエラ 一之江
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マンションというのは専有部分と共有部分から出来ています。
ややこしい話をしますと共有部分と共用部分はほぼ重なりますが、
そうでないところもあります。
共用部分というのはエントランスとか集会室、ゲストルームと言った
「充実の共用施設」などと広告で謳われるところ。
フィットネスやキッズルーム、ライブラリーも当然共用部分。
でも、共有部分でありながら共用部分でないところもあります。
例えば住戸のバルコニーとか玄関のポーチ。
そういったところは、附属する住戸の住民しか使えません。
用語で言えば専用使用部分と言っています。
さて、では区分所有者の純然たる所有になるところはどこまでなのか?
例えば、玄関ドアのデザインが気に入らないからといって
勝手に取り換えることができるのかというと、NO。
あれは共有部分に属します。
したがって、地震などでドア枠が歪んだ場合は、
その住戸の区分所有者ではなく、管理組合の費用で修繕すべきです。
但し、鍵のところは専有部分。ドアの内側も専有部分。
外部と接する窓枠も同じ。共有部分とされています。
では、フローリングの床はどうなのか?
これは専有部分です。気に入らないなら取り換えることができます。
二重床の場合はフローリングの下に配管があったりしますが、
そこまでは専有部分とされています。
だから、リフォームで間取りを変更することも可能。
ただし、リフォームする場合は管理組合への届け出や承認が必要、
と管理規約で定められている場合が多いですね。
ぶっちゃけた話、専有部分なのは基本的に「コンクリートの内側」です。
ただ、外壁なら内側の断熱材までは共有部分とされます。
実はそのあたり、法律による明文規定はありません。
国土交通省の定めた標準的な管理規約でそうなっているだけ。
管理規約というものは基本的に核管理組合で自由に決められます。
床下、天井、壁の配管を共有部分とするやり方もあります。
そうすると、「マンション全体で配管取替え」ということも可能です。
すごく昔のマンションは、躯体壁の中に配管が埋め込まれていたりします。
すると、配管を取り換える工事がとても大変。
コンクリートを壊さなければいけませんから。
そうすると躯体強度にも影響しますよね。
だから、露出配管に変えたりすることもあるようです。
今のマンションは、おおよそそういったことを想定して作られています。
したがって、メンテナンスもやりやすいはず。
ところが30年40年も前の建物だと、図面さえないことがほとんど。
それはそれは困ったことになります。
もし、施工したのが大手のゼネコンだったら保管されていることもあります。
出してくれるかどうかは、その会社の対応次第ですが。
ただ、多くの場合は合併や倒産などで散逸してしまっています。
少し図面の話をしましょう。
マンションには「設計図書」というのがあります。
簡単に言うと設計図の束です。
例えば、販売中の新築マンションについては、
必ずこれを閲覧に供さなければなりません。
モデルルームに行くと、置いてあるのを見たことがあると思います。
まあ、建築関係者でなければ読み込むことは難しいでしょうが。
そして、この設計図書は管理組合でも保管することになっています。
実際は、管理会社が預かっている場合が多いようですね。
しかし、マンションにとってはとても大事なものです。
大手デベが分譲したあるマンションでは、これを紛失しました。
というか、何者かによって故意に持ち出された感じですね。
そのマンションでは入居後、施工精度のトラブルが頻出。
入居者のひとりである一級建築士が設計図書と見比べながら
隅々をチェックしたところ、かなり杜撰な施工が発覚。
また、デベ系列の管理会社の対応が著しく粗雑。
そんなトラブルの真っ最中に、こつ然と設計図書がなくなったのです。
まあそんなことが無いように、集会室に鍵のかかる
ロッカーなどを置いてしっかり保管すべきですね。
あるいは、理事長の住戸で保管するとか。
管理会社に預けるのはちょっと避けた方がいいかもしれません。
それも、デベ子会社の管理会社は特に油断なりません(笑)。
親会社に不利なことはなるべく避けようとします。
だいたい、幹部社員はみな親会社からの天下りですから。
以上、久しぶりの公開講座26
「マンションのどこまでが我が家なのか?」
+
「設計図書は大切に保管しましょう」
でした。
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どうぞ、みなさん寄って行ってください。
先週の金曜日、とある会社さんの決起大会(何を決起するのかよう分かりませんが)に呼ばれて、数年ぶりに屋形船に乗りました。
まあ、それはそれで楽しかったのですが・・・・
偶然まわりに座った方とお話ししている内に、
その会社の社長さんがビールを継ぎに来られました。
「この人、本当はね・・・なことをなさっている人なんですよ」
と、私の正体をバラしてしまったのです。
そこから「エエ・・・今、家は買った方がいいのですか?」
という質問大会。まるでミニセミナーみたいになりました(笑)。
地方都市から東京支社へ転勤でやって来た30代前半のパパ。
「今、10万円の家賃を払っているのですが・・・」
まわりの同年代でマンションを買っている人が多いそうなのです。
「そんなにお金もたまらないから、今のうち買っておけば・・・」
という、典型的な一次需要パターンですね。
ちょっと前なら千葉埼玉まで行かないと買えなかったのが、
今では足立区や墨田区の端っこなら買えそうな物件が・・・。
「同じ金額なら、家賃よりもローンを払いたい」
確かにその気持ちも分かります。
家賃はいくら払っても自分のものになりません。
ローンなら、いつかは自分の完全な所有物になります。
でも、それは多分35年先のことですね。
35年先、日本はいったいどうなっていると思いますか?
人口は9500万人くらいに減って、老人ばかり。
私は生きていればその主役層。後期高齢者です。
そして、鉄筋コンクリートで作られたマンションは
そのへんでゴロゴロ余っているはずです。
何とも恐ろしい情景ではないですか。
郊外にできた中途半端なニュータウンは廃墟でしょうね。
でも、東京の中心地の情景は今とさほど変わらないでしょう。
ただ、歩いている人間の平均年齢は上がっていると思います。
また、今よりももっと外国人が多くなっていそうです。
日本という国は、いまでも年間80万戸の住宅を作っています。
取り壊している家もあるでしょうから、
このうち7割くらいが純増としても50万戸以上。
今年、国土交通省から空家率というのが発表されます。
5年前は約13%でした。それがどれくらい増えているのか・・・
下手をすれば20%近くまで上昇しているはずです。
35年後は40%近になっていてもなんら不思議はありません。
つまり、日本国中が老朽住宅だらけ。
ちょっと家賃を払えばかなり広い家に住めると思いますよ。
多分、築35年くらいの・・・つまり、今建てている住宅。
だから今のような時代、家を借りるのではなく所有することは、
価値が低下しそうな資産に投資することに他なりません。
つまりは、リスクを背負いこむのと同じ。
もちろん、悪いことばかりではありません。
家を買うということは「そこに住める」という大きなメリットがあります。
住むことに対して対価を払う、という気持ちで買うのは健全。
前述のパパ君も、東京に永住するつもりなら買った方がいいでしょう。
でも「いつかは出身地に帰る」「10年後には売る」というのなら
あまり大きなリスクを背負わない方がいいと思います。
ましてや、「その時は売れば何とかなる」と考えない方がいいでしょう。
港区の真ん中に買うのなら話は別ですが。
本日(6月17日)は、株価が少し上がりました。
しかし、経済の先行きにはまだ不透明感が残っています。
企業業績は全般的には回復していそうですが、まだ力強さは感じません。
であるにもかかわらず、物価は少し上昇しそうです。
何よりも、消費税とともに上がります。
そうなると、経済法則によって金利も上がってしまうのです。
この「金利上昇」というのは、住宅業界にとってかなり厄介。
というのは、購入者の負担は増えるので、物件価格が上がったのと同じ。
価格が上がれば当然売れにくくなります。
それに加えて、来年4月には消費税増税。
ダブルパンチを喰らってしまいます。
ただ、少しフォローの風も吹きます。
住宅ローン控除の拡大と、個人所得の伸張??
後者が来れば、多少の金利上昇はリカバーできるでしょう。
ただ、そんなにうまくいくかどうかは分かりません。
今の安倍政権はどうやら官僚のいいなり。
大胆な規制緩和をともなった成長戦略は取れないでしょう。
来年度は予算規模も縮小されるはず。
どうやらアベノミクスは「期待」段階を終えて
「実行」期に入ったのに、今のところタマ不足と言ったところ。
しばらくは都議選と参院選で経済はほっとかれるでしょう。
しかし、秋に発表されるという成長戦略第2弾が前回通りスカに終われば、
安倍政権はかなりの不信感を持たれるはずです。
そうでなくても、支那経済の失速という不安があります。
支那国内の情勢が不安になれば、尖閣でさらなる挑発を仕掛けてくる
可能性もゼロではないと思います。
あの支那が、このまま尖閣を「棚上げ」するとは思えません。
何よりもそれでは面子が立たないし、習君も突き上げられるでしょう。
まあ、なるべくおとなしくしていて欲しいけど(笑)。
現状、マンション市場はちょっと落ち着いた感じ。
今後は、先に書いた「9月需要」のあるなしに注目。
そして、この夏以降に出ている「新価格」物件の動向。
さらには9月のオリンピック決定と市場への影響。
そして本命は消費税増税の成否。
マンション市場にはまだまだ大波小波が待っています。
夕刊フジの公式サイト zakzak
に榊淳司の連載コーナーが設置されています。
どうぞ、みなさん寄って行ってください。
本日は6月14日金曜日。
今日販売されている夕刊フジに私の連載コラムが載っています。
まず、その中の一節を引用します。
タワマンというのは都心の限られた土地を有効活用するために「仕方なく」建てられる集合住宅と考えるべきだ。いわば「鬼っ子」、あるいは「必要悪」みたいな存在なのである。
タワマンとは言わずと知れたタワーマンション。
このブログはもう5年もやっていて、タワマンのことは何度も書いています。
「またか」と思われる方はスルーしてください。
あと、本日夕刊フジを買っていただかなくても日曜日には
公式サイトzakzakでお読みいただけます。
まあ、買っていただいた方が嬉しいのですが(笑)。
さて、タワーマンションの唯一のメリットは眺望と開放感です。
それが無ければタワーマンションの魅力は半減以下になります。
管理費と修繕積立金が高い、ただのノッポなマンションですね。
つい最近、住友不動産が東京都中央区晴海3丁目につくる
「DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)」という
タワーマンションのオフィシャルページが公開されました。
地下鉄大江戸線の「勝どき」駅から徒歩9分です。
ちょっと駅から遠いですね。
でもザ・パークハウス晴海タワーズよりかはかなり近いと思います。
そして、オリンピックが開催されると選手村になる4丁目、5丁目とは隣接。
したがって、非常に将来性の開けた場所です。
ロケーション的にはタワーマンションを建てるのも
「仕方がないな」と思える場所ですね。
ところが・・・この「DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)には
大きな欠陥があります。
それは、タワーの唯一のメリットである「眺望と開放感」が
著しく阻害されていると思われるのです。
なぜなら、まわりはタワーだらけ。
現在すでにあるだけでもかなりのもの。
運河を挟んでほぼ真西に58階建てのザ・東京タワーズが2棟。
真北には勝どきビュータワーが55階建て。まだ販売中。
勝どき5丁目では53階建てのタワー計画もあり。
北東側は公団の賃貸タワー、さらにトリトンスクエアのビル群。
その向こうでは53階建ての
「CAPITAL GATE PLACE キャピタルゲートプレイス」が建設中。
ほぼ真東には「ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス」と「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」が共に49階建て。
その他にも三井のタワーマンション計画もあります。
南東側20メートル先にはURの33階建てタワーの計画。
南側はほぼ「選手村」になる予定ですが、
どのような建物ができるのか詳細は不明。
そして、その向こうは有明のブリリア3兄弟他2本のタワー。
まあ、唯一空いているのは南西側ですね。
レインボーブリッジが見えるかもしれません。
しかし、そのうち豊海町あたりにタワーマンションを作るなどという
無謀な計画が始まるかもしれません。
何といってもこのエリアは東京の中でもっとも将来性があるところ。
駅徒歩10分を超えた場所でもデベロッパーは
マンションの開発事業に乗り出す可能性があります。
現に「ザ・パークハウス 晴海タワー」や三井の計画は徒歩10分以上です。
そう考えると、この「DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)」からの視界はますます狭まりますね。
現在、物件のオフィシャルページにはほとんど情報がありません。
しかし「DEUX TOURS CANAL&SPA 」という名前からして
温浴施設を作ることは確実でしょうね。
管理費が高くなりますよ。それこそ毎月温泉に行けるくらい。
また住宅は1450戸でSOHOが216区画。
こういうのも他には見られませんね。SOHOって何でしょう?
この事業、売主は住友不動産の単独です。
きっとマンション部分の平均坪単価は300万円を超えるでしょうね。
「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」の
デビュー時が270万円台ですから、それより安くなるとは思えません。
オリンピック開催というフォローの風も吹いてくるでしょうから。
しかし、見渡す限りタワーマンションだらけ、
という場所にさらに52階建てのタワーが2棟。
ちょっとゲンナリしますね。
夕刊フジにも書きましたが、この国はここ20年くらいずっと
「タワーマンションブーム」という状態です。
何とかと煙は高いとこに昇りたがることを考えれば、
仕方ないとは思いますが、早く覚めて欲しいですね。
夕刊フジの公式サイト zakzak
に榊淳司の連載コーナーが設置されています。
どうぞ、みなさん寄って行ってください。
参考レポート
湾岸タワー総集編
「晴海・勝どき・月島/豊洲・有明・東雲」
価格 5,490円
勝どきビュータワー
ザ・パークハウス晴海タワーズクロノレジデンス
CAPITAL GATE PLACE
SKYZ TOWER&GARDEN
シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン
シティタワーズ豊洲 THE SYMBOL
パークタワー豊洲
シティタワー有明
ブリリア有明スカイタワー
ブリリア有明シティタワー
ザ 湾岸タワー レックスガーデン
プラウドタワー東雲キャナルコート
パークタワー東雲