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榊 淳司オフィシャルブログ

本日は、一時的にせよ日経平均が1万円を回復。
やはり、海外からの投機資金が日本株を買っているという観測。
金融系もさりながら、不動産セクターがかなり上昇しています。
しかし、これは決して業績を反映したものではありません。
不動産大手各社の今3月期決算については、
多くが下振れするのではないかと私は予想しています。
一部のカタカナ系デベロッパーについては、
いつ経営危機が表面化してもおかしくないと思えるほどです。

先日も書いた通り、株価の動向は5000万円以上の
高額マンションの売れ行きにかなり影響を及ぼします。
逆に4000万円未満の一般ピープル向け物件の販売動向には
直接の影響はほとんど見られません。
もちろん、半年一年という中長期スパンでは大いに関係ありますが。

4000万円未満の物件が調子よく売れるために最も必要なのは、
やはり景気回復ではないでしょうか?
景気回復→明るい未来への展望→個人所得の増加・・・
ときて、初めて高額の「住宅ローン」を借りる気になるのです。
したがって、日経平均が1万円を固めたからといって、
都心の高額物件は多少動き出すかもしれないけれど
郊外の長谷工型ファミリーには直接影響なさそうです。

でもまあ、株価が上がることはよいことです。
日本の富が増えることには違いありませんから。
願わくは、このまま株価が上がり続けるとともに、
ドンドン円安になって欲しいもの。
そうすれば、国内の物価も上がり始めてインフレがやってきます。
インフレは一時的にでも名目的なGDPを押し上げます。
輸出企業の業績も回復させるでしょう。
税収が増えて財政も破綻の危機からやや持ち直すはずです。
さりながら、金利をあげると一番困るのは政府ですから
少しは上昇するにしろ、さほど高くは出来ないはず。

円安の進行は電気料金やガス料金、ガソリン、食品等の
値上がりにつながり、国民生活を圧迫します。
つまり、日本は相対的に貧しくなるのです。
ただし、今のような閉塞感から抜け出せるような気がします。

「物価が上がったのだから、給料も上げろよ」
そういった要求も出しやすくなるでしょう。
経営サイドも、名目の利益額が上がれば給与を引き上げざるを得ません。
ただし、物価と所得は同時進行では上昇しません。
必ず、所得の上昇が遅行します。だから、当面家計は苦しくなります

しかし、多くの方々にとって何よりもありがたいのは
住宅ローンの返済負担が軽減されることです。
所得が上がったにも関わらず、金利の上昇が一定幅であれば
家計に占める返済の負担率が下がるからです。
フラット35などになさっている方には、なおさら有利です。

日本という国は、ここ30年以上の間ずっとデフレ基調です。
私が学生の頃、350mlの缶ビールは240円だったと記憶しています。
トヨタのカローラを標準仕様で買えば140万円くらい。
14型のブラウン管カラーテレビは3万円。CDラジカセ2万円。
就職した頃の初任給は、15万円くらいでした。
荻窪あたりで16㎡のワンルームマンションを借りると8万円ほど。
中身は違うにしろ、物価はかなり下がった印象です。
給料は、ほんの少しだけ上がっていますね。

45歳以下の方は日本がインフレだった記憶がないかもしれません。
「資産インフレ」だった20年ちょい前の
バブル景気は覚えているかもしれませんが。
しかし、そのインフレがまもなくやってくる・・かもしれないのです。

実は7,8年前にも一瞬、その気配がありました。
物価が上がりかけたかな、と思えたのです。
しかし、リーマンショックその他でぶっ飛んでしまいました。
何よりも、日銀にぜんぜんその気がなかったようです。
今回は「1%」というケチな枠ではありますが、
日銀が物価上昇を目標にしたことで、今の株高の流れができています。

さて、ではインフレが仮にやってきたとして、
それが不動産や住宅の価格に及ぶだろうか、という問題。
今、不動産業種の株価が上がっているのは、明らかにそこへの期待です。
大手財閥系の様に、主力はビルの賃貸業である場合は、
オフィス賃料や入居率の上昇に期待していると考えることができます。
しかし、住宅分譲事業を主体としている企業の株価もかなり上がっています。
期待通り、不動産業種企業の業績は回復するでしょうか?
また、住宅を始めとした不動産価格は上昇するでしょうか?

これについて、私はかなり悲観的です。
一時的な現象として、都心の中古マンション価格が
「フワっと」上がった感じがすることはあるかもしれません。
去年の大震災の後、東京の山の手エリアではそういった動きが
ほんの少しだけ見られました。
「湾岸から山の手へ、富裕層が動いている」
「これからは、山の手住宅地の価値が上がる」
なんていう観測も一部にはあったように記憶しています。
慌てて熱海や沖縄にリゾートマンションを買っていた人もいました。
まあ、湾岸離れの流れはある程度定着していますが、
山の手住宅地の価格が上昇に転じた、とは思えません。

結局、不動産といえどもその価格を決めるのは市場です。
市場が、需要と供給のバランスが一致した価格を決めるのです。
インフレによって貨幣価値が下がると、
それに準じて不動産の価格も多少は上がるかもしれません。
しかし、現実的に不動産への需要が細っている限り、
絶対価値は下がっていくことは避けられません。
つまり、他の物価が上昇するほどには
不動産価格は上がらないだろう、というのが私の考えです。

不動産への需要を高めるために必要なことは、経済成長と人口増加です。
これからの日本に、この二項目はあまり期待できません。
経済はせいぜい維持するのが精いっぱい。
人口が増えるためには、今の社会が変質する必要があります。
また、私は無理に人口を増やすべきではないと思います。

結局、これから住宅を買おうとなさる方にとって
「慌てなくてもいい」という今の状況には違いがないわけです。




私は「絶対無理」と思っているのですが、
果たしてどうなのでしょう、消費税増税。
野田君は関連法案を3月中に提出すると固い決意を示しているようです。
固い決意でやってもらいたいのは消費税の増税よりも
役人どもを民間と同レベルの給料でサボらせずに働かせて、
こざかしい天下りなんぞさせないようにする公務員改革だと思います。
まあ、それはいいとして。

消費税増税関連法案を成立させるには、
衆議院へ法案提出→委員会審議→賛成可決→本会議審議→賛成可決→参議院送付→委員会審議→多分否決→衆議院へ差し戻し→衆議院本会議で再可決
という、すごーくメンドクサイ手続きをいくつも経なければいけません。
基本的に衆議院で絶対多数を握っている民主党が結束していれば、
これらの手続きは多少の波乱があっても強引にやってしまうことは可能です。
しかし、何と言っても「絶対反対」を唱える小沢君がいます。
彼らは党議拘束に背いてでもどこかで反対票を投ずるでしょう。
俗にいう小沢チルドレン約100人が反対に回れば
そりゃあもう絶対に可決・成立は不可能です。

でも、こんな重要法案で党議拘束を破ったら、通常なら除名確実。
小沢君たちは民主党から出て新党でも作らねばならんでしょう。
その新党で、チルドレンは何人当選できるのか?
多分、多めに見ても30人ほどじゃないでしょうか。
どっちにしろ、彼らには厳しい結果です。
でも、元々議員なんぞになるべきでない人がほとんど。
いってみれば杉村タイゾー君が100人いるようなものですから
とっとと選挙に落ちて普通の人に戻るべきで、
それが日本国のためにも日本国民のためにもよいでしょう。

しかし、小沢君は1日でも長く100人の親分でいたいみたいですね。
だから、何が何でも解散をさせないようにあの手この手。
どれだけ延ばしたって、あと1年で任期は終わってしまうのに・・・
そのあたり、一日でも長く総理をやりたいばかりに自らは大恥をさらし、
震災対策をなまったばかりに多くの被害者を呻吟させた、
大馬鹿野郎の菅君と愚かしいところがどこか似ています。

野田君は野田君で、小沢君に裏切られても法案が可決できるように
コッソリと谷垣君と会って自民党の賛成と引き換えに
解散を約束したとか、しないとか。
自民党は一日でも早く解散総選挙をしてもらわないと
大阪の維新の会の選挙準備が整ってしまうと勝ち目はありません。
谷垣君も今までの様にウジウジしていると、
身内から反乱を起こされそうです。

こういった状況だから、今月から来月、再来月にかけて
国内政治は何が起こるかわからない状況に突入!
今までだったら「どうなるのだろう?」と、
半ばワクワクしながら眺めるところなのですが・・・
何か今回はくだらなさ、バカバカしさしか感じません。

なぜなら、どこをどう転んでも国民にとっては
良い結果にはつながらなさそうだからです。
消費税の増税はいずれ必要にしろ、今はタイミングが悪すぎ。
財務官僚の陰謀が見え隠れしていて、何とも腹立たしいばかり。
小沢君一派が民主党を割って出ても、ただの打算的行動に過ぎません。
そこには自らの力でこの国を何とかしようという志など、微塵もなし。
ただただ、次の選挙でもうかりたいだけ。
最低レベルの「政治屋」さんたちです。

一方、維新の会の国政選挙準備が間に合って
国会に100議席でも確保すれば、それはそれで新たな波乱要因。
杉村タイゾー君みたいな議員が何十人も交じっていそうですね。
維新の会の大阪市議会議員は素行が悪すぎるという評判ですから、
その国会版が出てくるだけかもしれません。
それに、維新の会の「船中八策」は国内政治の対症療法であって、
肝心要の安全保障政策やアメリカとの同盟関係については
一言の言及もありませんでした。
ああいった連中に国家を任せるのは、今以上に危険かもしれません。

というワケで、未来を明るく考えることができない材料ばかり。
お金持ち連中の間では日本の未来に嫌気がさして、
身体も資産も海外に移転しようと考えている人が多いとか。
こちとら、資産もなければ英語も喋れないので
10年一日の如く繰り返される茶番劇を、
間抜け面で眺めているしかありません。
もう少し若くて扶養家族がいなければ
「よっしゃ、ワシが何とかしたろうかいや」なんて、
匹夫の勇を示しにしゃしゃり出ることを考えたかもしれませんが。



2012/3/7 18:15 | ちょっと脱線 | Comments (0)

マンションの売れ行きと株価には、実は深い相関関係がある、
と私は常々考えております。
ここのところ、日本の株式市場はグイグイと上がっていました。
「こりゃ、今週は1万円回復か?」
なんて期待したのが先々週あたり。
でも、ダメでしたね。
ここにきて、やや停滞気味。
ちょっと上値が重たい感じが見えます。

不動産銘柄も、かなりいい調子で上がっていました。
「業績がいいから」というよりも
「景気回復で恩恵を受けそうな」という思惑だと予想します。
実際、この3月期は各社ともかなり厳しいのではないでしょうか。
株価が本当に1万円を回復し、
その後で11,000~12,000円を目指すような展開なら、
マンション市場も5000万円超のカテゴリーで盛り上がるはず。
でも・・・どうでしょうねえ。

今、世界的にはお金が余っているそうです。
特にユーロはECBのドラギ君が大幅緩和を始めたもので、
かなりジャブジャブ気味になっている模様。
そのお金がかつてのように円キャリーになるかというと???
やはり、金や原油などの資源に向かっていそうな感じですね。

首都圏のマンション市場と言えば・・・まだちょっと重たい感じ。
注目されている「ザ・パークハウス 晴海タワーズ」は
販売を「3月下旬」から「4月上旬」に延期したようです。
まあ、まだ入居までは2年もありますから、今のところ余裕?

一方、待ったなしの「プラウドタワー東雲」は、
第2期1次110戸を即日完売した後、第2期2次を急きょ販売。
私の記憶が正しければ・・・「6戸」だったはず。
そして今は「第2期3次」を「3月中旬」に販売予定だとか。
小刻みに契約を積み重ねる戦略に切り替えたのでしょうか?
発表通りなら、今まで366戸が「完売」していることになります。
残りは、計算上234戸。
2週間で6戸ずつ契約していくのなら、全部で78週かかります。
日数にして546日。来年の秋になってしまいますね。
どこかでどひゃっとスピードアップしないと
竣工までに完売させるのは難しいでしょう。
まあ、じっくりと見守りましょう。

郊外でも、野村不動産は大胆な事業を仕掛けています。
最近、私が色々な意味で注目しているのは「プラウドシティ浦和」。
住宅展示場跡地で、「浦和」駅から徒歩12分。
「南浦和」駅からだと徒歩10分。
地元の人からさほど評価の高くない立地のようです。
そこへ492戸ですから、ちょっとビックリします。
施工はもちろん、日本一マンションを安く作れるあの会社。
しかし、得意の直床ではなく、きっちり二重床にはなっています。
ただ、駐車場はどうやら機械式みたいですね。
どこにもハッキリとした情報は出ていませんが、
自走式ならそのようにアピールするはずですから。

このマンション、まだ予告広告なのですが坪単価は160万円という噂。
まあ、浦和物件としてはちょっとお安め。
南浦和駅が最寄りのパークシティ南浦和は170万円らしいので、
お値段で負けないように配慮したのでしょうか。

建物が完成するのは来年の今頃です。
つまり、1年で492戸が売れてしまわないと「完成在庫」。
坪単価160万円なら、可能なのでしょうか?
稲毛のプラウドシティは120万円前後で
425戸が売れてしまったようですが、こちらは・・・・

野村不動産のマンションでもっとも気を付けるべきは
「完成在庫」になるのかどうか、という点です。
もしあなたが竣工前に購入契約した物件が、
その後販売が進まずに完成在庫になってしまったら・・・
あの会社は躊躇なく販売現場で「価格提案」を行います。
つまりは、値引き。
これは、その時点で市場価格が下がったことを意味します。
最初に契約された方は、入居時点ですでに
「含み損」を抱えることになるのです。

「そんなバカな」と思われるかもしれませんね。
しかし、これが現実なのです。しかも適法。
野村不動産の場合は、過去に新浦安や金町の物件で
そういった事象が発生しています。

我々は自由主義経済の社会に生きています。
誰が、何を、いくらで売ろうが、基本的に自由なのです。
今、4500万円で売買契約を結んだのと同等レベルの住戸を
1年後には3900万円で販売しても、何ら違法ではありません。

でも、こういうのはどうでしょう?
例えば、販売担当者が
「この物件は何年たっても絶対に値引きすることはありません」と
明言して契約を促したにもかかわらず、
半年後には値引き販売が行われていた・・・とします。
これは違法だと思われますか?
嘘をついているワケですから、民法の不法行為に当たりそうですね。

実は、適法です。
判例としては
東京地裁平成8年2月5日判
決、大阪地裁平成5年4月21日決定、横浜地裁
平成15年2月12日判決等

実は私もよく納得できません。
でも、違法とはされていないのです。
つまり、日本の裁判所は不動産屋が
「この物件は絶対に値引きしません」と嘘をつくことを
許してしまっている状態。
これは何だか不動産業界の暗黙のルールである
「騙される方が悪い」という非倫理的オオカミ原則を、
なんの罪もない一般コヒツジ市民にまで広げてしまっています。

いってみれば、マンションの販売現場で営業担当者が喋ることなど
「なーんにも信用できない」と考えなきゃいけないことになります。
だって、彼らは資産価値に大きくかかわるほど重大な事柄について
嘘を言っても不法行為にならないのですから。
だからみなさん、気を付けてくださいね。

私は、いたずらに「買ってはいけない」というつもりはありません。
特に「プラウドシティ浦和」の現在の価格は、十分に市場性があります。
しかし、市場価格は日々変動しています。
1年後にはもっと下がっている可能性もあるのです。
そのあたり、十分に納得されてから
契約書にハンコを付かれることをお勧めします。

迷われているようなら、私のレポートも参考にしてください。
ちょうど、埼玉のものを最新情報に更新しました。

プラウドシティ浦和、パークシティ南浦和も登場
埼玉県の大規模マンション 全18物件
価格 2,980




世の中、「誰がどう考えてもおかしい」ということでも
堂々と大手を振ってまかり通っていることが山ほどあります。
でも、そういうことはいずれキッチリ是正されるはず。
そして、おかしなことをやっていた者は、
いつかそのツケを払わされることになるのです。

さて、今日の話題はしっかりマンションに戻します。
明日から3月ですね。
3月は、マンション業界にとって「引き渡し」のシーズン。
これって、業界では当たり前なのですが・・・・
私はみんなが当然だと思うことも、素直に受け入れないひねくれ者です。
いったい、どうして3月は引き渡しの時期なのでしょう?

答えは、いつもの通りカンタン。
企業の決算期だからです。上場企業の多くが3月決算。
帳簿に「売上」として計上するためには、
売買契約を結んだ物件を買い手に引き渡して
残代金を払ってもらわなければいけません。
3月末は、そのリミットなのです。
だから、多くのマンションデベロッパーは
その期の売上に計上すべく、引渡しを3月までに終えようとします。

でもね・・・これって、よーく考えたらちょっとヘンですよね。
つまり、それはほぼ企業の都合じゃないですか。
まあ、購入者側に「新学期までには入居したい」という
ニーズがあることも確かです。
「子どもを入学(転校)させるのは区切りのよい時期に」と
考える親心は私にもよく理解できます。
実際、2-3月は1年でもっともマンションが売れる時期です。

でも、私は販売側がこの時期に募集活動を盛り上げるから、
エンドユーザーもそれに乗せられている所が大きいと感じています。
まだまだ寒い3月に引越しをする必要はないのです。
というか、企業側の都合に合わせる必要は何もないと思います。

さて、実際のところこの時期多くのマンションが竣工し、
契約者に引き渡されます。
しかし、注意すべきは無理くりに「3月竣工」にもっていっている
物件が少なからずあるということです。
つまり、突貫工事に何とか間に合わせている・・・

怖いですね。
よく、「マンションの買い方」みたいな本には
「3月竣工物件には気を付けろ」的なことが書いてあります。
実に、それはその通りです。気を付けるべきです。
でも、みなさんは何に気を付ければよいのでしょう?

アッハッハ・・・・答えはほとんど何も書いてありません。
というか、素人の眼から見ても何も分かりません。
だいたい、モデルルームはいくつもご覧になりますが
竣工物件をたくさん見る人は少ないですね。
だから、比較することもできにくいし、慣れてもいない。

実は、私のように竣工物件を見なれている人間にとっても
分からないことの方が多いのです。
だいたい、タイルの内側や壁クロスの向こうまでは見えません。
コンクリートの強度がキチンと規定に達しているのか、
鉄筋の数は足りているのか・・・なんて、ほぼ分かりません。

でも、我々だからこそ分かることもたくさんあります。
それは「雑な工事」をしているかどうかです。
マンションというものは、ほとんどが手作業で作られます。
鉄筋をつなぐのも、コンクリート流し込むのも、基本は手作業。
もちろん、タイルや壁クロスを張るのも手作業です。
ですから、タイルの継ぎ目や駐車場の隅の仕上げ、
住戸内ならトイレの設置具合やキッチンの内側などをじっくり眺め、
あるいは覗き込むと、工事の精度がおよそ分かります。

しかし、私は元が広告系の人間で、建築に関してはネが素人。
そこは、建築系もしくはデベの事業系経験者の方が
私なんかよりももっと鋭く工事の精度を嗅ぎ取ります。

ですから、3月竣工物件の購入を検討されている方は
ぜひ一度、いつもの大友さんに同行依頼をなさるべきですね。
また、すでに契約を済ませてしまって「内覧」をなさる方も
3月物件は専門家に細かくチェックしてもらった方が安心です。

先日、その大友さんと電話で話していたら
「当物件は、ゼネコンと事業主、検査機関の3者が厳重に竣工検査を行いましたので、引渡し前の事前内覧は行っておりません」
と、担当者がほざいている物件があったそうです。
これって、ハッキリいうと噴飯ものです。
というか、犯罪に近いと言っていいでしょう。
奴らの本音に翻訳すると
「俺たちでキッチリみてやって大丈夫だっていってんだから、ガタガタうるさいこと抜かすなよ。それとも、俺たちの言うことが信用できないとでもいうのか?」
と、まるでヤクザの言いぐさみたいになります。

モノを見ずに何千万円もの商品の購入契約をさせておいて
引渡し前にキチンと見せないなどというのは、
明らかに商業倫理に悖る行為です。
また、購入者側の要求を拒否することは、不法行為とみなしてよいでしょう。
もちろん、契約解除や損害賠償の対象となります。

これなんか、本当に「誰がどう考えてもおかしい」話です。
でも、こんなことを大手の不動産業者が堂々とやっているのです。
そして、そういう業者はいつかきっとツケを払わされます。
その時期は、早くて数年後だと私は予想しているのですが・・・

参考までに、大友さんの連絡先です

株式会社ベストサポート
東京都新宿区高田馬場4丁目
03-3365-7778
www.best-sup.com/




公務員というのは定年退職の時に
「長年の間、大過なく勤めさせていただき・・・」
なんていう挨拶をするものですね。
彼らのスタンスというのは「休まず、遅れず、働かず」といわれるように、
「何かをする」ことで失敗するよりも「何もしない」代わりに
現役の間は「大過なく」過ごすことにあります。

もちろん、全員ではないでしょう。
また、だからといって公務員を責め立てても仕方がない話。
身分保障などという制度があるからそうなるのであって、
雇用関係を民間並みに流動化させればよいのです。
でも、そんな話は別の機会にするとして・・・・

問題なのは、この「公務員的」な事なかれ主義が、
今の日本社会の隅々に行き渡っているように思えることです。
一般企業のサラリーマンも、大半が「事なかれ」派ではないでしょうか?
みなさんの周りを見渡しても、ウジャウジャいると思いますよ。
「何もしないで給料をもらえるなら、それが一番」と考え、
それを見事なまでに実践している輩が。

まあ、その辺の無気力サラリーマンが事なかれになってもいいでしょう。
民間企業にはだいたい2割弱くらいの割合で
「なんでお前、そんなに張切っているの」
というような人々もいますから。能力の有無は別として。

困るのは、今の政治家どもですね。
与党・民主党はもちろんのこと、野党の自民党まで
「事なかれ」で済まそうとしている連中が多すぎです。
その証明になったのが維新の会の「船中八策」。
あれって、前にも書きましたがオリジナリティがゼロ。
みんな、いつかどこかで聞いた話ばかりです。
つまり、橋下氏でなくても唱えることはできます。
であるにもかかわらず、今の既成政党の政治家どもは
「過激派」にレッテルされること避けて、
ああいったことをあまり言わなかった。
言わなかっただけではなく、心にも思っていないかも。
参議院の廃止なんて、参議院議員はまず言いませんものね。

「事なかれ主義」大賞を差し上げたいのは、自民党の谷垣君。
野党であるにもかかわらず、事なかれで過ごしてした結果、
自民党の支持率はちっとも伸びやしない。
利権政党であることに、国民からノーを突きつけられたのが前回総選挙。
であるならば、元来の保守政党に回帰するのが
支持率回復のキーだったと、私は思っています。

敗戦記念日である8月15日に谷垣君が靖国へ参拝するのは第一歩。
尖閣諸島の領海侵犯事件でも、毅然と支那を非難すべきでした。
先般行われた、島根県の「竹島の日」記念行事にも
自民党の総裁として参加して
「韓国の不法占拠は許しがたい侵略行為」なんて
発言でもしていれば、もっと話題になったはず。
これは一見過激な発言でのようですが、
実は日本政府の公式見解ですから、誰も咎められません。
半島では上へ下への大騒ぎになりますが、それもまた一興。
マスコミインタビューも谷垣氏に集中しますから、注目度もアップ。
今の世の中の大勢である保守志向の人々から強い支持を得られ、
支持率が急回復したと予想できます。
そんな簡単なこともできないのは、やはり「事なかれ」。

いわば、何もしない「事なかれ」を貫いてきた谷垣君は、
民主党の前2政権(鳩山、菅)に比べて優るとも劣らない、
日本衰退の責任者であると、私は考えています。

政治家というのは、国民に選ばれた指導者でもあるはずです。
我々を良き方向に導くのが、彼らに託された使命のはず。
その指導者たちが、本来の仕事である「指導」を行わず、
「調整」ばかりを行って、「事なかれ」に徹しているのが現状。

国民が、こういった「調整」型の政治家(野田とか谷垣とか)に
うんざりしている所へ、華々しく登場したのが大阪の橋下氏。
彼は、紛れもなく国民を導こうとしています。
その導く方向が正しいかどうかを、今回は議論しません。

今、この先細りの情勢の中、国民が求めているのは強い指導者です。
国民の安全を保障し、生命・財産を守り、尊厳を高め、
なおかつ明るい未来をさし示すリーダーを求めているのです。
野田君や谷垣君は、そこのところがサッパリ分かっていませんね。
彼らは旧来通りの「調整」でこの難局を乗り切ろうとしています。
消費税増税にしたところが、一時の小康を得るための「調整」に過ぎません。
つまりは「事なかれ主義」。

上から下まで「事なかれ」なスタンスが満ち溢れているこの国の未来は
かなり怪しいなあ・・・と嘆息する今日この頃です。

「事なかれ主義」亡国論



2012/2/27 14:04 | ちょっと脱線 | Comments (0)