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※順不同・敬称略で掲載しています。

マンションに関係ないことを書いた方が、なぜか「拍手」が多いので、
もう1回だけ調子こがせていただきます。
前回に関連して、今日はイギリスの話です。
大英帝国には、「対日戦争記念日」というのがありあす。
英語では「VJ DAY」というそうです。
1995年は、その50周年。日本ではあまり報じられませんでしたが、
イギリス国内では、その1年間は大騒ぎだったそうです。
VJデーについては「イギリス発・私的日本人事情 (朝日文庫)」
という本に詳しく書いてありますので、興味のある方はお読みください。
イギリス人というと、日本では「ジェントルマン」というイメージですね。
あとは・・・年配者にはビートルズでしょうか。
今の人はベッカム? ダイアナ妃はもう古いですね。
ただ、イギリス人の90%以上はジェントルマンとは程遠いただの庶民。
ビートルズはウェールズの出身で、一般的なイギリス人のイメージに近い
アングロサクソンではありません。ケルト系です。
つまり、アイルランド人やスコットランド人のお仲間。
日本人には、ほぼ区別はつきませんが、
支配―被支配の歴史的な背景があります。
本題とは関係ありませんが。
一般日本人に意外なことを申し上げると、イギリス人はオランダ人と共に、
ヨーロッパの中ではかなり反日的色の濃い連中です。
その理由は、第二次大戦中に日本軍と戦った方が多いから。
英軍将兵は約6万人が日本軍の捕虜になって、
そのうち4分の1以上が死にました。
戦争中のありがちなことに思えますが、彼らにとっては大変な屈辱。
1941年当時の大英帝国は、今のアメリカみたいな大国。
そこの栄光ある軍人が、易々と極東のチビ助国に負けて、
捕虜になって、こき使われた上で、仲間が大勢死んだのです。
それはもう・・・恨み骨髄です。
もっとも、最終的にはアメリカの助けがあって、日本に勝ちました。
だからヴィクトリー・ジャパン・デーを盛大に祝うのです。
そして、その当時の日本の所業を、昨日のことのように罵るのです。
気持ちは十分に分かります。
さて、戦争の経緯と推移を見てみましょう。
そもそも、日本と大英帝国は、日露戦争の時には同盟国でした。
それがワシントン条約でアメリカに同盟を解除させられ、
最終的には矛を交える関係へと進んだのです。
日本が大英帝国に宣戦布告したのは、1941年の12月8日。
真珠湾攻撃と同じ日です。
「帝國陸海軍は、西太平洋上において米英と戦争状態に入れり」
という大本営発表を高らかに読み上げるニュースフィルムを
資料映像としてご覧になった方は多いと思います。
ところが・・・・
この時、日本とイギリスの間には、深刻な外交問題は無かったのです。
というか、日本とアメリカの二国間でさえ、
解決しがたい問題は無かったと思います。
日本は、「南方資源地帯」と呼ばれる、
インドシナとインドネシアに進出したかった。
そのために、イギリスに邪魔して欲しくなかった・・・ということはあります。
あと、日独伊三国同盟という、厄介な縛りもありました。
でも、なぜこの「南方資源地帯」を手に入れたかったかというと、
それは石油などの資源を、お金を払ってさえ買えなかったからです。
いわゆる「経済制裁」。今、北朝鮮やイランがされていることです。
なぜ、経済制裁を受けたのか?
表向きは、日本が支那大陸で戦争をしていたからです。
支那で戦争をすると、どうしてアメリカやイギリスが怒るの?
実は、客観的に見て怒る理由はほとんどありません。
当時の日本は、米英が支那大陸に持っていた権益を犯さないように
細心の注意を払い、配慮をしていました。
間違いをしたときにはキチンと謝罪をしていました。
それでも、彼らは支那との戦争を理由に、日本に経済制裁を課したのです。
その目的はひとつです。
日本を自分達との戦争に追い込みたかったから。
なぜ・・・日本と戦争をしたかったのか?
誰もがそう思うでしょ。
その理由もはっきりしています。
1939年からヨーロッパで始まった第二次世界大戦。
ナチスドイツは破竹の勢いでヨーロッパを席巻しました。
フランスは降伏し、イギリスは土俵際まで追い詰められていました。
大英帝国の首相はチャーチル。彼は考えました。
「この戦争に勝つには、アメリカを引き込むしかない」
ところが、時のアメリカ大統領フランクリン・D・ローズベルトは
4回目の大統領選挙のときに国民に公約していました。
「あなた達の息子を戦場に送るようなことはしません」
だから、ローズベルトとしては戦争に参加する
大義名分が無い限り、参戦できなかったのです。
ここで、スケープゴードとして浮かび上がったのが日本。
日独伊三国同盟というのがあって、日本とアメリカが戦争を始めると、
ドイツとイタリアもアメリカと戦争しなければいけないのです。
つまり、日本からアメリカに戦争を仕掛けさせれば、
イギリスは自動的にアメリカという強力な同盟国を得られる。
チャーチルは様々にアメリカに働きかけ、
日本をアメリカに噛み付かせるように工作しました。
彼は戦後「第二次世界大戦」という回想録を書いて
何とノーベル平和賞ではなく、ノーベル文学賞を受賞しています。
ノーベル賞はアメリカのオバマ大統領や
金大中韓国元大統領に平和賞を授与して
かなりその「いい加減さ」を世間にさらしていますが、
それは今に始まったことではないのです。
彼はこの本の中で「日本犬をアメリカに噛み付かせる」と表現しています。
工作は成功します。
元々、ローズベルトも本心ではイギリスを助けたがっていました。
日本は米英が直接利害関係の薄い「支那問題」で窮地に追い込まれます。
最終的には、ソ連のスパイだと後に発覚したアメリカ国務省の役人が作った
「ハルノート」によって開戦を決定。
12月8日(日本時間)にハワイの真珠湾に海軍機を殺到させました。
その報を聞いたとき、チャーチルは小躍りして叫びました。
「これで、戦争に勝った」
まさしく、その通り。
第二次世界大戦は、アメリカの参戦によって
勝敗が決まったといっていいでしょう。
チャーチルは、日本など易々と打ち破れると考えていました。
ただ、彼はその数日後、ひどく落ち込みます。
イギリスの「戦艦大和」ともいうべき「プリンス・オブ・ウエールズ」と
最新鋭の巡洋戦艦「レパルス」が、マレー沖で
日本海軍機の攻撃によって撃沈されてしまったからです。
チャーチルの落胆は、さらに続きます。
「東洋の真珠」と呼ばれ「難攻不落の要塞」とされたシンガポールが
帝国陸軍の攻撃であっけなく陥落しました。
そして、マレー半島、タイ、ビルマが次々に日本軍の手に落ちます。
ただ、最終的にはチャーチルの目論見通りになりました。
3年半かかりましたが、日本軍は敗北し、
大英帝国が勝利したからです。しかし・・・・
第二次世界大戦の終了後、
アジアにおける大英帝国の植民地は次々に独立。
イギリスにとっての最大の「宝石」であったインドも、終戦の翌々年に独立。
その発端は、戦争中に日本に組して独立を図ったインドの英雄、
チャンドラ・ボーズの扱いについてのインド大衆の感情を、
統治国イギリスが読み違えたことが大きかったといわれています。
結果として、大英帝国は第二次世界大戦で領土を拡張していません。
それどころか、アジアにおける植民地をほぼすべて失い、
その流れの中でアフリカの植民地も失い、
「帝国」ではなく、ただの「イギリス王国」になってしまいます。
チャーチルがローズベルトをたきつけて日本を追い込み、
戦争を起こさせなければ、世界史は違った展開になっていたかもしれません。
イギリス人は大戦中、かなり苦しみました。
ドイツ軍の空襲、枢軸国に捕らえられた大量の捕虜、
物資の不足による窮乏生活・・・・・・・
それは、敗戦国である日独の比ではありませんが、
書物で読む限り、これが戦勝国かと思えるほどです。
でも、なんとか勝ちました。
しかしその結果、大英帝国が「帝国」である素のほとんどを失ったのです。
私は、その一因は日本の「大東亜共栄圏」構想だったと思います。
日本の思い通りに実現しなかったにせよ、
大戦中にこの構想を掲げてアジア人を鼓舞し続けたことによって
インド、インドネシア、ビルマなどの国が
独立への道を開くキッカケになりました。
チャーチルの回顧録を読むと、人種差別主義者の臭いが漂っています。
彼は日本を見くびっていた、と私は思います。
今は日独に勝った英雄として祭り上げられていますが、
いずれ歴史は冷静な判断を下すでしょう。
彼は、イギリス衰亡の道を開いた宰相であったと。
参考図書
第二次世界大戦(河出文庫) ウィンストン・S. チャーチル
ローズベルトは戦争中に死んでしまったために、回顧録を残していません。でも、チャーチルは戦後も長く生きました。戦争指導者としては卓越していましたが、政治家としてあまり見るものはなさそうです。ただ、ノーベル文学賞を受賞しただけあって、この本はまずまず読ませます。
イギリス発・私的日本人事情 (朝日文庫)
イギリス人は、本当は日本人が嫌い? そういう疑念をたっぷり味あわせてくれる一冊。イギリスに留学するお人よしの日本人は、ぜひ読んで欲しいですね。こういう本を。
両大戦間の日米関係―海軍と政策決定過程 麻田貞雄
これは、私の学生時代の恩師が書いた学術書。私が言うのもおこがましいことですが、麻田先生は学者の割には文章が無茶うまい。この本もかなり難しいことも書かれていますが、読みやすいので普通の人でも十分に入っていけます。何といっても、ノーベル賞にも匹敵する「吉野作造賞」を受ける元になった書物です。
真珠湾―日米開戦の真相とルーズベルトの責任 ジョージ モーゲンスターン 錦正社
ローズベルトは戦争中の日本で「ユルフン」と呼ばれていました。つまり「ゆるんだふんどし」。ベルトがルーズになっていることの略称。しかし、こいつはちっともルーズではなく、かなりの策士。あの戦争は日本が仕掛けたのではなく、アメリカが仕掛けさせたことが良く分かります。
アーロン収容所 (中公文庫) 会田 雄次
実は、私の父は戦争中に軍属としてシンガポールにいました。敗戦でイギリス軍の捕虜に。餓死寸前のエライ目にあわされた話を良く聞きました。イギリスは、復讐のために日本人捕虜を虐待しています。そういう事実を日本人はよく知ってから、彼らと付き合うべきです。
それでもぼくは生きぬいた―日本軍の捕虜になったイギリス兵の物語 シャーウィン 裕子
こちらは、日本軍の捕虜になったイギリス人の話。これもかなり悲惨。日本は別にイギリスと戦う必然性がなかったことを考えると、チャーチルやローズベルトの罪に深さに改めて思いをいたす次第。日英の戦いは悲劇であり、その残滓は今もしこりとなっています。
大英帝国衰亡史 中西輝政 PHP
イギリスの近代史入門書としてはコレ。ギボンの「ローマ帝国衰亡史」向こうを張っている題名が、著者の心意気を示しています。興隆から衰亡まで、日本人に分かりやすいのがいいでしょう。
私が生まれ育った京都では、「この前の戦争で・・」
といった場合は、応仁の乱のことだそうです。
「ホンマかいな」と、いうのが正直なところ(笑)。
もし、本当にそういっている京都のオバハンがいるとすれば
たいがいのイケズ(意地悪)やと思いますわ、ホンマ。
まあ、京都という町はどういうわけか
「この前の戦争」でアメリカ軍の空襲を受けませんでした。
ところで、私のオフィスは今、東京の中央区新富というところにあります。
このあたりも、東京では珍しく空襲の被害が無かったところ。
戦前からあったような建物がいくつか残っています。
その理由ははっきりしていて、すぐそばの築地に
アメリカ系の聖路加国際病院があったからです。
連中は、自国民の資産を自らの手で焼くようなことはしなかったのです。
たとえ、日本の無辜の民間人が何十万人死のうとも・・・です。
私たちは社会科の授業で、このアメリカ軍の空襲について
一通りの知識を教えてもらいます。
私の母は、大阪大空襲の時の話をしてくれたことがあります。
六角形の焼夷弾が落ちてきて家が焼かれ、
近くの川の中に逃げたそうです。
多くの人は広島と長崎に原爆が落とされ
それぞれいちどきに10万人ほどの人が死んだことを知っています。
でも、東京大空襲、大阪大空襲については
「ああ、そういうのがあったらしい」程度にしか知らないでしょう。
実は、広島や長崎の原爆よりも、
この2つの「大空襲」の方が被害は大きかったのです。
そして、日本人が良く知っておかなければいけないのは
原爆も、この大空襲も、その他にアメリカ軍が行った多くの空襲も、
ほとんどが「戦争犯罪」である、ということです。
戦争には、国際条約であらかじめ取り決めたルールがあります。
交戦国であっても、相手方の民間人を殺傷してはいけないのです。
それは、今も昔も変わりません。
私の知る限り「大日本帝国」と名乗っていた時代の帝国陸海軍は、
交戦国民間人を殺傷することを主たる目的として作戦を展開した例はありません。
戦争ですから、結果的に民間人を巻き込んだことはあるでしょうが、
原爆や大空襲のように、それを「目的」にすることはなかったのです。
この前の戦争で、アメリカ軍は日本に対して
大きな戦争犯罪をいくつも犯しました。
にもかかわらず、逆に日本の多くの軍人・政治指導者に対して
様々な「戦争犯罪」を問い、有罪として処刑しました。
その多くは、ただの「いいがかり」であり、
法的な根拠もかなり曖昧・・・というか国際法違反でしょうね。
そして「悪いのは日本だ」ということをマスコミを使ってのプロパガンダと
学校を利用しての「教育」で日本人に刷り込もうとしました。
その結果、今では多くの国民が「あの戦争は日本が悪かった」と思い込んでいます。
しかし、本当に邪悪な「戦争犯罪」を行ったのはアメリカ軍なのです。
彼らも、そのことはある程度自覚していました。
日本空襲を指揮したアメリカ軍のある将軍は、東京裁判を見て
「戦争に負けていたら、自分たちは絞首刑になっていただろうと」と語りました。
しかし、アメリカ人は「占領軍」という立場を徹底的に利用して、
彼らに都合のよい「日本贖罪意識」を日本人に植え付けたのです。
そういう、かつてのアメリカ占領軍のお先棒を
今でも熱心に担いでいるのが他ならぬ日教組と社民党です。
また、日本人のそういう「意識」を利用して、
自国の利益に結び付けようとしているのが、
支那と朝鮮半島に巣食う連中です。
さて、普天間基地の移転問題で、鳩山内閣は窮地に立っています。
社民党がグアム・マリアナ移転を強硬に主張しているせいです。
何というか・・・おかしなものです。
アメリカ「帝国主義」を蛇蝎の如く嫌っている日教組と社民党が、
実はそのアメリカ「帝国主義」が日本人に仕掛けた
マインドコントロールにどっぷりと漬かっているのです。
愚かな彼らは、そのことにまるで気がついていません。
マンション立地評価レポートを書いてくれている如月さんによると、
社民党はヨーロッパ的な基準からいうと「極左」だそうです。
この国では今、極左政党が連立政権に加わっているのです。
これ、結構マジな話ですよ。
彼らがいかに極左であるかの一例を挙げましょう。
社民党は、あの金正日が日本人拉致を認めるまで
「そんなことはデマだ」といい続けてきたのですよ。
これは「朝鮮労働党」なる将軍様の政党とまったく同じ主張。
「君達は本当に日本人か?」と問いたくなりますね。
彼らのことを真剣に考えると、めまいがしてきます。
もっとも、ヨーロッパ的基準から言うと「カルト」である
創価学会の支配する公明党は、
ついこの間まで自民党と連立政権を組んでいました。
この国は、「カルト」の支配をやっと脱したと思ったら
今度は「極左」が政権の一翼を担っているのです。
四囲の野蛮国に辺境を侵されても、まともな抗議すらできない国。
巷に失業者があふれ、若者は未来への希望を失い、
子どもがどんどん減っていくわが日本。
いまだに占領軍のマインドコントロールから抜け出せないどころか、
「カルト」や「極左」に、安易な一票を投ずる人々までいます。
こんな風では、この国はどんどん衰退していくのではないでしょうか。
日曜日の昼間、子どもと遊びながらぼんやりと考えていると
ついつい彼らの未来が不安になってしまい・・・脱線しました。
参考図書
日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く 佐藤 優
あの戦争の本質とは何だったのかを明解に語れる論客がアノ当時の日本にもいた!
それを掘り起こした佐藤優もエライなあ、と思える1冊。
しかし、私はこの本を読むまで大川周明などという人は、ただの右翼だと思ってました。
新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論 小林 よしのり
おなじみヨシリンの特別企画。ちょっと古いけれど、これはなかなかの傑作。
マンガと侮るなかれ。そこらの書物を軽く凌駕する高水準な内容です。
パール判事の日本無罪論 田中 正明
東京裁判でただ一人「日本無罪」を主張したインド人裁判官の話。
最初の半分でいいたいことはほぼ言い尽くし、あとは繰り返し。
でも、その最初の半分だけでも読む価値はあるでしょう。
それにしても、逮捕者を出した北教組の実態には呆れかえりますね。
ああいう連中の仲間が、今でも学校の先生をしているのかと思うと、
北海道というところは暗黒の世界のように見えてしまいます。
そこで教育を受けた人々はどういう大人になるのでしょう?
私の周りには、くしくも北海道出身の企業経営者が3人います。
40代、50代、60代と、年代は違うのですが、
彼らの会社には見事な共通点があります。
それは、この不況下で売上げが減っても
「リストラの必要がない」ということ。
つまりは、社員が自然に辞めていくので、
景気がいいときには年がら年中募集をしないといけない代わりに
売上げが減っても「自然減」があるのでリストラ不要。
そのせいかどうか、経営はしごく安定しているのです。
もうひとつ・・・彼らの共通点はとっても頑固でKY、そしてジコチュー。
まず、他人の忠告なんぞに耳を傾けません。
もちろん、社員に嫌われることなんて、まったく気にしません。
だから、信頼できる幹部社員も育ちません。
でも、あくなき欲望をもっておのれの利を求めて来られたので、
個人資産だけはたっぷりお持ちです。嗚呼、羨ましい!
また、不思議なことにお三方とも、
およそ他人の世話をしようという感覚をお持ちではありません。
だから、業界内の人望・声望はなきに等しいですね。
みんな、陰にまわるとボロクソに言っています(笑)。
もっとも、3人ともそんなことは歯牙にもかけておられません。
もうひとつ、言ってしまえば、3人ともかなりアタマが固い。
これは「頑固」の一部分でもあるのでしょうが、
およそ違った価値観や発想というのが理解できないようです。
だから、愛想を尽かして社員がやめていくのでしょうが。
まあ、成功者というのは、そういったものだと思います。
大企業を育て上げる方というのは、たいていがワンマンで頑固者。
創業した仲間が次々に離反していくのも構わず
おのれが意思を貫き通す頑迷さをもっていなければいけないのです。
それに、私は行ったことがありませんが、
北海道という自然の厳しい土地にわざわざ移住した人々の子孫ですから、
その3人は共に、かなり強烈な意志力のDNAをお持ちなのでしょう。
そして、厳しい自然に耐え抜く、ある種の「鈍さ」「固さ」も受け継いだのでしょう。
また、社長でなくても、北海道の方で「意思が弱い」タイプは
あまりお見かけしませんね。私の周りだけかもしれませんが。
南国・紀州育ちの私の祖父も、明治期にいっとき北海道に住んだそうです。
でも、2年も持たずに、ほうほうのていで逃げ帰ってきました。
その後は、故郷に近い大阪で「てなもんや人生」。
固さも鈍さもない、フニャフニャな爺さんです。
そういったヤワなDNAを受け継いでいるせいかどうか、
私は会社を2つ作って、2つともダメにしました(笑)。
こりゃまあ、北海道人にはカナワンわけです。
私の知っている3人の社長が「強烈」なのは、
なにも学校時代に北教組の教師どもに
教えてもらったせいではないと思いますが・・・・
彼ら北教組の偏向教育を真に受けた人々が、
この社会にはウジャウジャ生息しているのかと思うと、
ちょっと背筋が寒くなりますね。
アーメン
今回もマンションとは関係ない話で・・・すみません。
最近、多いですね・・・大地震。
日本ではしばらくデカイのは来ていませんが、いずれくることは確か。
1923年 関東大震災 7.9
1995年 阪神淡路大震災 7.3
2010年 ハイチ大地震 7.0
2010年 チリ大地震 8.8
20xx年 東海大地震 8想定 2039年までに87%
20xx年 南関東地震 7規模 2036年までに70%
「7.9」とか「8」いう数字はマグニチュードです。
あと30年以内には、南関東か東海のどちらかで起こりそうです。
どうしましょう?
地震で怖いのは、初期の揺れもそうですが、その後のこと。
関東大震災では、建物の倒壊よりも
その後の火災でなくなった方が多かったとか。
さすがに阪神淡路では火災でなくなった方は全体の2割。
なくなった方の8割が建物の倒壊です。
マンションはどうなのでしょう?
あの阪神淡路の時、東京の某広告代理店の営業部長が、
震災の直後に現地に乗り込んで、とあるクライアントが
分譲したマンションの写真を撮りまくってきたそうです。
その写真は、そのマンションデベロッパー各支店のロビーに展示されました。
「当社のマンションは、1棟も倒壊しておりません」
これに、大きな嘘はありません。
実際、マンションや病院の中にいて死んだ方は、ほとんどないそうです。
ただし・・・だからといって安心はできません。
東京は、兵庫県よりも古いマンションが多いはずです。
地震の規模も、阪神淡路は7.3。
関東大震災の時は7.9だそうですから、これだけでは安心できません。
ところで、最近は中古マンションの購入相談が多くなりました。
私は、自分の著書の中でも中古をお勧めしています。

でも、気をつけていただきたいのは、耐震性。
ひとつの基準は昭和56年(1981)6月1日。
実はこの日から、建築基準法の新しい耐震基準が施行されました。
この日以降に建築確認を申請された建物に適用されています。
したがって、竣工日でいえば昭和57年の後半以降。
昭和58年の竣工なら、ほぼほぼ新基準と考えていいでしょう。
なぜ、これを基準にするかというと、
阪神淡路大震災で、これ以前と以後の建物の被害はエラく違ったのです。
新耐震基準以降の建物は、被害がいたって軽微。
逆に、大破したり倒壊したのは、ほぼ全部がこれ以前。
ですので、中古マンション・中古住宅を買う場合は、できることなら
昭和58年(1983)以降に竣工したものがよろしいかと思います。
現状で、築27年ということになります。
それ以前でも、耐震補強がなされていればいいでしょう。
戸建て住宅の場合は、購入後にご自身で補強されるのなら、
築30年や40年でもよいかと思います。
もうひとつの基準は、地盤。
いくら新耐震基準であっても、地盤が弱ければ安心とはいえません。
また、旧河川立地は特に脆弱です。
阪神淡路の場合も、倒壊した建物の多くが、
この旧河川立地だったといわれています。
では、地盤や土地の来歴は、どうやって調べればいいのでしょう?
いろいろな方法があるようですが、素人ではかなり煩雑。
現に、私も自分ではそこまでできません。
「ほんじゃあ、どうすりゃいいの?」ということになりますね。
そういう場合は、四の五の迷わずに専門家に依頼するのが上策。
それは、確かにコストがかかります。
でも、何千万円もの買い物をするのに、
十数万円の「調査費」を惜しんではいけません。
何千円かのお買い物をするのにも、誰かに電話で聞くことはあるでしょ?
それと同じです。
私の信頼する専門家は、いつもの通りベストサポートの大友さん。
株式会社ベストサポート
東京都新宿区高田馬場4丁目
0120-234-212
www.best-sup.com/
残念ながら、対応は首都圏だけです。
この方の辞書には、「手を抜く」とか「適当に」という言葉がありません。
調べる限りは、徹底的に調べてくれます。
そして他人の「手抜き」は、容赦なく「指摘」されます。
だからこそ、頼んで安心なのです。
今まで、私の相談者を何人もご紹介いたしましたが、
一人として彼の仕事に不満を述べられた方はいません。
その仕事ぶりは、他のいかな大手事務所をも凌駕しています。
大友さんのような方があと100人いれば、本当に業界は進化するのですが・・・
いつかも書いたように、支那は今、バブル崩壊の前夜にあると思われます。
アメリカの著名な投資家がそのことを指摘し、
その規模は「ドバイの1000倍」と表現したことが、
二か月ほど前に話題になりました。
なんといっても、日本円で50兆円ほどの過剰流動性(キャッシュ)を
「景気対策」として市場に流し込んだのです。
そういうバブリーなお金というのは、
往々にして当局の思惑通り産業への投資や消費には使われません。
たいていは、さらなる膨張を狙って株と不動産に流れ込みます。
その結果、この2つの分野で実態を伴わない需要、
すなわちバブルが発生したワケです。
今、上海あたりのマンションは平均年収の100倍だそうです。
私の知人は、10万円で買ったマンションが1000万円になったと大喜び。
今や、普通の人々が不動産や株に狂騒しています。
思い出しますね、われらの20数年前を。
あの頃は「1億総不動産屋」なんていっていました。
プロ野球選手なんかも、ビルを買っていましたね。
ああいう「異常事態」の、もっとすごいことが支那で起きているのです。
ただ・・・バブルというのは、必ずはじけます。
支那の場合、前回バブルがはじけそうになったところを
もう1回やり直す、という世界経済史上の大実験を行っているのです。
これが、どういう結果になるのか、本当に見ものです。
ただ・・・対岸の火事を眺めるだけでは済まなそうなのです。
今の時代、世界経済はおそろしいほど連動しています。
支那の経済規模は、今や日本より大きいのです。
日本の貿易のかなりの部分を占めていることも厳然たる事実。
支那の経済がおかしくなると、少なからず影響を受けます。
秋葉原や銀座でマナーの悪い買い物をしている連中が一掃される、
などというのは、ごく表面的な現象。
ユニクロの品揃えが多少悪くなっても、そんなに大きな影響はありません。
私がもっとも懸念するのは、通貨の混乱です。
支那の政府は、人民元を実力以下の水準に人為的におしとどめてきました。
そして、アメリカ国債(ドル)を大量に保有しています。
あの問題だらけの北京オリンピックの開会式に、
息子ブッシュ大統領が出席したのは、
支那の持つ大量のアメリカ国債に気を使って・・・
というのが、もっぱらの見方だったことを思い出してください。
このリーマンションショック大不況で、
アメリカも支那も、自国の通貨を大量に市場に流し込みました。
その水準は、不自然を通り越して「異様」といっていいレベル。
管理通貨制度を悪用したインチキといわざるを得ません。
結果、ドルは金に対してどんどん価値を下げています。
だったら、これからはユーロの時代か?
なんて、私も一時期そう思っていたのですが、
ギリシアの財政破綻とIMFの援助騒動で、ユーロの信頼もガタ落ち。
だいたい、イタリアやスペインなど、財政がかなりいい加減な国も
みーんな使っているのがユーロですから、その脆弱性はかなりのもの。
この世界同時不況で、唯一クソまじめな通貨発行量を維持しているのは
ほかならぬこの日本なのです。
では、支那のバブルが崩壊すると、どうなるのか?
パニックに陥った市場は、より安全な投資先へと雪崩を打ちます。
世界を見渡して、通貨制度でインチキをしていない経済大国は日本のみ。
すると・・・みな「円」に走るから恐ろしい円高に?
ありえるけれど、可能性はかなり低いはず・・・と思いたい。
まずなによりも、GDPの倍近い財政の累積債務。
さらに、円で買う資産はいずれも投資の魅力に欠ける実態。
企業業績が悪すぎるので、株はダメ。
債権の代表である日本国債は異様な低金利の上、
国際的に特異な「源泉徴収」制度があるので
外国人が大量に買うとは考えにくい投資対象。
最後に、不動産・・・・
可能性があるとすれば、唯一コレ。
ここで、われらが愛するマンションに関係してくるのです。
外国のマネーが再び日本の不動産に向かってきたら・・・
前回のミニバブルが崩壊してまだ日が浅いので、
そんなことはないと思うのですが、一抹の不安はあります。
この国の先行きは明るくないけれど、
なんせ1億3千万人分の不動産需要は確実にあり、
長年住宅業界が低レベルの商品ばかりを供給してきたおかげで、
やり方しだいではオイシイ投資も可能です。
支那のバブル崩壊
↓
国債通貨市場の混乱
↓
「円」への投機マネー集中
↓
再び不動産価格の高騰
うーん・・・国際経済にも国際金融市場にも、
まったくのど素人である榊の描くシナリオなんて、
当たりっこないと思うのですが・・・・
ともかく、支那のバブルは近々はじけそうです。
願うべくは支那政府さんよ、
もう一度50兆円ほど市場に人民元を流し込んで、
前代未聞の3度目のバブルを演出してくださいな。
かといって、札束を抱えた切れ目の野卑な連中が、
日本の不動産を買い漁りにくることは願い下げです。
どうぞ、バブル崩壊も社会不安も、暴動や虐殺も、
自国内で完結してください!
私たちは、アメリカみたいに口先だけの介入などいたしません。
ダライラマさんが天皇陛下と会うこともないでしょう。
あなた方の国で何が起きようが、
邦人と資産は引き上げて、黙って見ているだけにしますから。