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※順不同・敬称略で掲載しています。

9月決算に間に合わせるため、値引きが激しくなってきました。
例えば、有楽さんの桜堤フェイシアが17%の価格改定を行なったことで、
周辺の不振物件も次々に値引きラインを下げてきました。
まさに、市場原理が働いてきたのです。
デベロッパーは必死で在庫を圧縮しようとしています。
したがって、今後、激戦エリアのマンションは値引きの動きが
いっそう加速することが予想されます。
マンションを購入しようという方々にとっては、
ますますチャンス拡大。ただ、勝負は来年3月まで。
それまでに、今出ているよさげな物件は、あらかた掃けてしまうでしょう。
でも、残る物件は残ります。例えば、千葉ニュータウン物件。
TX沿線物件も残るでしょうね。
ブログに寄せられた相談に対しても申し上げていることですが、
北総公団線、TX線沿線でマンションを買うことは、大きなリスクを背負うことになります。
それぞれのご家族にとって、よほどの必然性がない限り、避けるべきでしょう。
それよりも、JR線や人気の私鉄の本線沿線で、
値ごろ感が出てきた物件を選ぶべきです。
その方が、将来に向けての「資産」となります。
売ったり、貸したりする時に有利です。
フェイシアは、駅からは遠いけれど、一応中央線沿線物件です。
深大寺レジデンスも、なんとか京王電鉄です。
しかし、習志野のユトリシアは私鉄本線でも京成電鉄です。
安いから、大きいから、共用施設があるから・・・という理由で選ぶべきではありません。
ましてや、人気タレントが広告に出ているから、という選択は最悪です。
たいていの場合、タレントはデメリットを覆い隠す目くらましです。
不動産は「動かざる資産」であることを忘れないでください。
タレントのキャラは、そのマンションとまったく関係ありません。
おおげさな共用施設は、10年もたつと維持に手間隙とカネがかかる
「負」の資産となることがほとんどです。
そのマンションの持つ、「場所」と「モノ」がもつ元々の価値をしっかりと見極めてください。
もし、迷われているのなら、コメントでご相談ください。
できる限り、お答えしています。
何度も同じことを書きますが、ご相談の際にはメールアドレスをお知らせください。
本名や電話番号などの個人情報は不要です。
南船橋の物件をご相談のJKさん。
メールアドレスをお知らせいただいていないので、
アドバイスを送れません。
まだ、ご希望ならアドレスをお知らせください。
榊淳司
大変多くの方からご相談のメールをいただいております。
申し訳ございません。ここ数日、本業に追われておりまして、ご返事ができておりません。
数日中には何とかお答えしたいと思っておりますので、いま少しお待ち下さい。
さて、総論的な話しをさせていただくと
「今年買った方がいいのか、来年まで待てばもっと値下がりするか」
というご質問をよくいただきます。
これは一概にお答えできるものではありません。
特定の物件に限れば、それが置かれている販売状況、
売主の経営状態などでおよそどれくらいの値引きが可能かと、推測することはできます。
市場全体となると、それこそ、おおよそのおおよそ、ということになります。
ひとついえることは、昨今のところ全国的に新規のマンション売出しがほとんど停止しています。
今、ポツポツ「新発売」として売出しを開始しているのは、
だいたいが去年より以前に土地を仕込んだものです。
それで、どこにも転売できずに仕方なく・・・という物件が多いですね。
とっくに着工をしていて、もう完成間近。
あるいは完成済みで新発売、という物件も見られます。
ただし、今年土地を仕入れた物件というのは、まだほとんど出てきていません。
でるとすれば、来年以降でしょう。
そういう物件が、今より安く出る可能性がゼロとはいえません。
ただ、価格を抑えるために、仕様を落としていることが考えられます。
仕様をどれだけ落としているか、などという専門的なことは一般の方には中々分かりにくいものです。
だから、表面的な価格のみで判断されるのは危険です。
去年の後半から今年にかけて売り出されたマンションは、
だいたいが大苦戦で、価格改定(公式の値下げ)をした物件も数多く見られます。
ほとんどが年度内(来年3月まで)の竣工・引渡しです。
私が、「千載一遇のチャンス」と申し上げているのは、そういう物件です。
売主は、決算を数字を作るため、あるいは資金繰りを考えて、売り急ぎます。
原価を割る所まで値引きをする物件さえあります。
そういうマンションを大幅値引きで購入できれば、かなりお買い得です。
ただ、注意しなければならないのは、当初の売り出し価格よりも2割値引きしても、
まだ「割高」と思える物件もあります。
セールストークにはうかうかと乗せられないで下さい。
「当初の価格よりも000万円安くなって、お買い得です」とか、
「残00戸だからお急ぎ下さい」などといわれても、真に受けないで下さい。
特に「残00戸」という場合、正直な数字を出している例はほとんどありません。
迷ったら、判子を押す前によく研究してください。
心配しなくても、営業マンが熱心に勧めるのは売れていないからです。
1週間や2週間、契約を延ばしたって、ほとんどの場合は大丈夫。
私も、できるだけご相談にお答えしますので、
こちらにコメントをお寄せいただいても結構です。
その場合は、メールアドレスを忘れずに添付してください。
ただ、私のコメントはあくまでも助言であり、
最終判断はご自身でなさってください。
あとで「榊がこういったからこうしたのに、馬鹿を見た」なんていわれても、責任は取れません。
先日もコメントしましたが、講演や講師のご依頼は今の所遠慮させていただいております。
「なんだ、榊はお前か!」などと業界の人に言われるのはイヤですから(笑)。
原稿のご依頼は無理のない範囲でお受けしています。コメントにメールアドレスを添付してください。
こちらからご連絡いたします。
榊淳司
国内は選挙でしばらく倒産劇もお休みかな・・・なんて思っていたら、
アメリカからメガトン級の倒産ニュースが飛び込んでいきましたね。
まさか、リーマンが飛ぶとは全然予想できませんでした。
最後は連邦政府が救うだろうと思っていたのに・・・ちょっとショック。
負債総額が半端じゃありませんね。約65兆円ですか。
日本の国家予算の実働金額を軽く超えていますね。
そんなこと、日本のマンション市場に関係あるのかって?
ありますよ、大いに。
日本の金融機関も少なからず損害を蒙るでしょう。
下手すれば、今期決算は軒並み減収減益・・・赤字にならなければいいのですが。
こういうのは、すぐには全容が分からないもの。
だってみんな隠したがりますから・・・全部分かるのは早くて半年後の今期決算発表。
金融機関の決算が痛むということは、奴らが融資姿勢に慎重になるということ。
危ないマンション業者への融資姿勢もネガティブに再反転かも。
せっかく総選挙間近の人気取り政策で金融が緩みかけたのに・・・またタイトに。
下手をするとヤバイ会社は持たなくなります。
つまり、これで倒産ピークが山を越したかと思ったけれど・・・分からなくなりました。
他にも、じわじわと影響が現れてきます。
身近な所では、収入の高い金融係のサラリーマンが住宅を買い控えます。
これは結構大きな影響があります。
マンションが売れる楽観的要素がますます小さくなるのです。
まあ、ちょっとこの2,3日の動きを見守りましょう。
最大の関心事は、アメリカ政府がどう出るかということ。
彼らは経済動向に敏感、何よりもドル防衛に敏感。
いまや、合衆国を国家として1流たらしめているのは、
世界最強の軍隊と、落ち目の通貨・ドルだけですから。
なんだか百年前の大英帝国を見ているようですけど(笑)。
でも、どんな手を繰り出してくるのか注目したいと思います。
間違っても、これ以上戦費を増やすことはできないので、
北朝鮮問題では強気に出られず、交渉進展は期待薄でしょう。
マンション市場には関係ありませんが。
榊淳司
9月は倒産ラッシュ・・・といわれた割には静かですね。
業界では、9月の倒産劇の主役になるのではないか、
といわれたJさんがOの救済を受けてなんとかセーフ。
その他にも、候補に挙がっていた何社かも、未だ音無しの構え。
あれだけ厳しかった銀行の締め付けも緩んでいます。
なぜでしょう・・・・・そう、もうすぐ選挙なのです。
自民党の総裁選挙なんて、今回は簡易版ですから
国会議員と地方代表にしか選挙権がないのに、
なぜか候補者たちは全国をまわって街頭演説。
石原伸晃さんなんか「総選挙に立候補した石原です」なんて言い間違い(笑)。
もう、誰が見ても10月の総選挙突入は当たり前。
こんなときに社会不安の元になる大型倒産なんて、
自民党としては出したくありません。
倒産を避けるためには、銀行がちょっとさじ加減をすればいいわけですから。
さて、政治の状況はさておいて、マンションは相変わらず売れていません。
でも、業界に漂っていた悲観一色のムードは、やや和らいできました。
銀行の締め付けが緩んだのがひとつ。
「今をしのげば何とかなる」という、
いつもの「頬かむりやり過ごし戦術」をいいだす経営者もいます。
つまり、いつまでもこんな最悪期は続かないだろうという、
あまり根拠のない楽観論です。
では、今の時期にマンションの購入を考えている一般の方々はどうすればいいか?
何度もここで書いているように、今こそは千載一遇のチャンスです。
優良物件が、リーズナブルな価格で購入できる時期なのです。
ただし、それは粘り強い値引き交渉を勝ち抜いてこそ得られる果実。
販売側の言い値で買えば、割高の物件を掴まされることになります。
今やマンション価格はこれまで似ない流動化の時代です。
それぞれの方の「交渉力」の違いで、損もすれば得もする時代。
人生1回の買い物です。後悔のないように、しっかりと戦いましょう。
千葉NTをご検討のSさん。
ご指定のアドレスにアドバイスメールが送信不能です。
ご確認下さい。
榊淳司
業界内の話で大変恐縮なのですが、
オリックスがジョイントを救済した例の一件。
本当に不可解ですね。
オリックスにとって、何のメリットがあるのか・・・
デベのノウハウだったら大京で十分のはずでしょ。
確かに、オリックスは3000億の予算を取って「叩き売り」の
土地を買いに行っているという噂は聞いていました。
ジョイントにそれだけおいしい「資産」があるのでしょうか?
だったら、そのおいしいところだけを摘まめばいいのに、
会社を丸ごと救済するなんて・・・・
倒産していたら3000億とも3500億とも言われた負債総額。
そのうち、どれだけが劣化しているのか、
想像するしかありませんが、3分の1としても1000億。
半分なら1500億ですよ!
ダイヤモンド誌にも書かれた京都駅南口の開発とか、
エイちゃんのCFでこけまくった熱海とか、
すっかり市場が冷え切った沖縄とか・・・・
うーん・・・納得できん!
誰か、真相を知っている、あるいは納得できる説明ができる方は、
この不勉強な榊に教えていただけませんでしょうか?
榊淳司