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榊 淳司オフィシャルブログ

麗らかな春の陽気が続いていますね。
なんと、私のセミナーは満員御礼となってしまいました。
お申込み下さったみなさま、ありがとうございます。
6月に別の場所、別の主催者のセミナーにゲスト講師で
招かれそうなので、今回「申し込み損ねた」と言う方は
そちらの方にご参加ください。
詳細が決まりましたらお知らせいたします。

今日は、とあるビジネス誌の広告部門から取材を受けました。
マンションの広告特集の巻頭インタビューだそうです。
「これ、本当に私でいいの?」という世界。
まあ、デベロッパーにとって差し障りのないところだけ
かいつまんで記事にするのでしょうね。

さて、今日の話題です。引き続き脱線(笑)。
お題は「雇用」です。

日本人の大多数は、誰かに雇われています。
つまりは、サラリーマン。
雇用形態は様々で、正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト。
日本の雇用形態は正社員を頂点とするピラミッドカーストですね。
同じ仕事をしていても、正社員と派遣では給料が倍ほど
違うケースがごく一般的です。

で、正社員にはどうやったらなれるかと言うと、
新卒時に採用してもらうのが一番スムーズです。
日本人は住宅でも新築が大好きですが、社員も新卒が一番。
中途採用社員は中古住宅みたいに「穢れた」存在的に見られがち。
でもまあ、中途でも正社員になれれば何とか。

しかし、このヘンなカースト制度は正社員以外にとって嫌なもの。
同じ職場にいても、正社員はすごく安定していますが、
派遣はいつ切られるか分からないし、契約社員は更新時にビクつきます。
パートやアルバイトは、それこそ吹けば飛ぶような存在。

ここで何度か書いているように、私は25年前に広告代理店の
契約社員を辞めて以来、誰かに雇われたことはありません。
20年弱ほどは、人を雇う側の人間でありました。
正社員、契約社員、アルバイト・・・派遣はいませんでした。
まあ、契約社員やアルバイトというのは雇用側にとっては
至極都合のいい形態です。いつでも切れますから。

アルバイトで雇い入れて、正社員にしたコピーライターがいます。
最初の2年ほどは、ほとんど使い物にならなかったのに、
ある時急に目覚めて今では第一線のディレクターになっています。
まあ、そんなことも時にはありますね。

しかし、契約社員や派遣社員、あるいはアルバイトというものは、
あくまでも「非正規」な存在にすべきで、主役ではないはず。
雇用の基本は正社員であるべきではないでしょうか。
しかし、今国会に提出されている労働者派遣法が改悪されると、
この国の雇用形態の主流が派遣社員になってしまう可能性があります。
はっきり言うと、「労働基準法骨抜き法案」あるいは
「労働者派遣完全自由化法案」と位置付けるべき内容です。

この法案の陰には、人材派遣会社大手の影がちらほら見えています。
「正社員なんて必要ない」と嘯く方が会長の企業です。
その会社にとって、この法案はまたとないビジネスチャンス。
法案が施行されると、10年で正社員が半減するかもしれません。

資本主義というのは、基本的に競争社会です。
能力にあった仕事を行い、ふさわしい報酬を得られるシステムが健全。
しかし、競争のルールを資本家有利に作りすぎると、
企業社会の上位者のみが富を得る歪な構造を招いてしまいます。

私は、この国に「派遣社員」というシステムが浸透したことと、
出生率が下がったことには、何らかの因果関係があると思います。
雇用や収入が安定しなければ、結婚もできず、出産を決意できません。
弱者を搾り取るシステムよりも、強者が不当に富を集めない仕組みを
この社会の理想とすべきではないでしょうか。

悲しいことに、人間には個別に大きな能力差があります。
同じ企業に採用されたA君がB君の10倍の業績を上げている、
といったような例は珍しくもないでしょう。
その場合、B君は完全なダメ人間であると判断すべきでしょうか?
私はB君にも人並みの結果を出せる職場や職種があるのではないか、
という考え方をする人間です。
その企業にふさわしい部署がなければ、他社に移ればいいのです。

ところが、現実はちょっと違っているかもしれません。
たまさか正社員に採用されたB君が、派遣社員のA君の上司だったら
A君はB君の半分以下の給料でB君にはできない業績を上げる・・・
今のシステムでは、こういう光景は珍しくなさそうですね。
みなさんのまわりにも、そういうことはありませんか?

「派遣社員」という制度は、正社員を「解雇しにくい」という
今の日本の雇用制度のスキを突いて社会にのさばってきた
じつにイビツな雇用形態である、と私は思います。
いってみれば「必要悪」みたいなものです。
傍から見ていると、実に不健全です。
何よりも、二重に搾取されている派遣社員の身分が悲しすぎます。

私に言わせれば「解雇しにくい」という条件を緩和すればいいのです。
例えば「雇用期間に応じた退職手当の支給により無条件で解雇可能」。
退職手当は雇用年数×1か月。10年雇用していれば10か月分の基本給。
そうすれば、雇用保険と合わせて2年半の求職活動が可能です。

派遣社員というシステムも歪なら、「正社員を守り抜く」という
今の労働基準法も、どこか胡散臭いサヨク的な色合いを帯びています。
基準法によると、残業は1.25倍の手当てを支払うことになっています。
ところが、現実にはサービス残業と言う名の奴隷労働が横行。
こういう歪な労働慣行は即座に改めるべきですね。

例えば、労働者にサービス残業を強制した経営者は
刑事罰を適用すべきですね。
なぜなら、奴隷労働を禁じた憲法に違反していますから。
その代わり、1.25倍という非現実的な規定は緩めるべきでしょう。

サービス残業というのは労働者側の甘えの部分もあると思います。
気合を入れてやれば8時間で終わる仕事をダラダラやった結果、
10時間かかったけれど、残業代は請求しない、みたいな。
みなさんも少なからず経験があるのではないでしょうか。

私は短いサラリーマン時代、他人が8時間でやる仕事を
4時間か5時間で片づけて、残りは遊んでいる人間でした。
すっかり上司からは問題児扱いされていましたけど(笑)。
私は、あのダラダラ仕事が大嫌いな人間です。

まあしかし、こういうことを私がここで言ってみたところで
国会の審議には寸分の影響も与えないでしょう。
ただのボヤキみたいなものですね。
でも、みなさんの雇用がこの法案改悪によって20歩くらい
怪しくなる事実にはしっかり気づいてください。

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一応、GWは終わったそうですね。
明日が過ぎれば、また土日なので私は未だGW気分ですが(笑)。
と言いながら、今日も明日もキチンとズボンを履いて出勤します。
来客の予定が入っているからです。
初対面の方を相手にスゥエットやジャージという訳にもいきませんし。
特に、明日は掲載用の写真まで撮られるみたいです。髭も剃らんと(笑)。

GW中にみなさまから山のように無料相談をいただきました。
さっきまでかかって、全部お答えしたつもりです。
もし「私にところには来ていない」と言う方は、
まず「迷惑メール」をチェックしてください。
それでもなければ、ご連絡ください。対応いたします。
ちなみに、2回目からは有料(3240円)です。
ご料金をいただいていない2回目の相談には対応していませんので
悪しからずご了承ください。

この無料相談、近々止めるかもしれません。
けっこう対応が大変なのです。
このブログを始めた頃は、みなさんに
自分の存在を伝えるためにやっていました。
今はみなさんから情報をいただけるので続けています。
しかし、負担が大きいので、そのうち
「レポートを買っていただいた方限定1回限り無料」にする予定です。
まあ、今でも大半がレポート購入者なので、
そういう風に切り替えても大した負担軽減にはなりませんが。

さて、今日の話題。
世の中には、私には理解できないタイプ人間がいます。
まったく現実的なものの考え方ができないタイプのお方。
まあ、言ってみればビョーキなのでしょうね。
もちろん、ご本人は自分のことをビョーキだと思っていません。

国ごとビョーキなのが、「慰安婦」問題で騒ぐお隣の国。
もう、つくづく「ワケわからない」状態。
そもそも、彼らは日本を貶めて何の得があるのでしょう?
日本の悪口を世界に言いまわると、国連から報奨金でも出ると
勘違いしているのでしょうか?

日本には「他人の悪口」を声高に叫ぶことは「カッコ悪い」とする
優れて聖人君子的な価値観が行き渡っています。
これは、どうやら欧米でも同じように思えます。
必要もないのに「他人の悪口」をいうのは下司ですね。
だから、キチンとした家庭では「人の悪口は言うな」と躾けます。
韓国では、そういう価値観がないのでしょうか? 不思議。

また、自国の女性たちの多くが戦時中に日本軍向けの
売春婦(慰安所はあっても「慰安婦」はない)になっていたという、
どういう価値観で見ても誇れそうにない事実を、
世界に触れ回ることに、恥ずかしさを感じないのでしょうか?

アメリカでは、一部の若手学者が慰安所の売春婦を募集するにあたって
強制性がなかったという事実に気づいてしまいました。
今後、韓国の主張が誤っているという事実は
そういった人々の発言で徐々に世界に広まるでしょう。

自国の少女の「慰安婦像」なるものをアメリカ各地に建てようとする
彼らの運動の異様さにも、あの国の人々は気づき始めるはず。
アメリカ人は、日本人よりも事実を大切にする連中です。
つまり「慰安婦」について彼らが声高に騒げば騒ぐほど、
結局最後は自分たちへの軽侮を招くだけなのです。

不思議な連中です。
韓国人は「息をするように嘘を吐く」と言われています。
「Do Korea.」は「インチキをする」という意味だという
使われ方が、英語諸国民に広がりつつあるとか。
清教徒系の価値観が根底にあるアメリカでは
「嘘をつく」というのは、人格を失う行為だと捉えられます。
一度嘘をついた人間は、社会的な立場を失うこともあります。

その国で、韓国はそれこそ国を挙げて嘘をついているのです。
まあ、一般のアメリカ人を騙すのはそう難しいことではありません。
しかし、アメリカの歴史家を騙すのは至難の業です。
そして、アメリカの歴史家たちの大半は、韓国では
歴史に関して嘘がまかり通っていることに気づいています。

つまり、韓国人は最後に負けると分かっているゲームに
必死で取り組んでいるのです。
もっとも、彼らは「慰安婦」という嘘を信じていますから、
最後に負けるとは全然思っていないでしょうが。

韓国は、なぜここまで日本に憎しみを持つのでしょうか?
その憎しみの根源は「嫉妬」にあると思います。
バカにしきっていた日本に39年も支配され、
すっかり「近代化」されてしまった自分たち。
その支配に、最後は喜んで順応していた自分たち。
そして、自力で国土を取り返せなかった自分たち。
さらに、今でも日本を超えられない自分たち。
あの国の歴史を平明に見ると、栄光はほとんどありません。
ひたすら屈辱の連続です。ちょっとお気の毒。
だからといって、日本を憎み切ることでその怨念を
晴らそうというのは、いかにも不健全ですね。
だいたい、いくら恨んでも何の得もありません。

人も国もそうですが、まずは真実の自分と向き合うことです。
しかし、ビョーキな人がそれをできないように、
ビョーキな国もそれをできません。
真実を知ると、それを素直に受け入れられずに
発狂するかもしれないからです。

かといって、事実でないことを百万回叫んでも、
それが事実とはならないのが現代社会です。
嘘は所詮嘘でしかありません。知識人は騙せません。
しかし、あと何十年経っても彼らはこれを止めないでしょう。
なぜなら、「嘘つき」というビョーキを持っている人間が、
完全に治癒することはあり得ないから。
嘘つきは刑務所の中でも嘘を言っているはずです。
ただ、誰も信用しないだけ。
韓国を見ていると、それと同じものを感じます。
最後は、国際社会から孤立するでしょう。
もうすでに、その気配は十分に感じ取れますが。

さて、レポートの更新情報です。
今回、新宿、目黒、品川エリア関連を最新情報化。
新宿エリアにはたくさん新しい物件が出てきました。
近々、「注目物件」を選りすぐって有料メルマガで配信します。
お楽しみにしていてください。

新宿区総集編
価格 8,590

■ザ・パークハウス 西新宿タワー60、■リビオ新宿ザ・レジデンス、■ロイヤルシーズン新宿柏木、■ザ・ヒルズ市谷薬王寺、■オーベルアーバンツ神楽坂、■インプレスト コア 神楽坂、■グランスイート神楽坂ピアーズ、■シティハウス新宿戸山、■インプレスト早稲田、■アトラス新宿河田町ヒルズ、■ザ・サンメゾン目白近衛町エルド、■スカイフォレストレジデンス、■ピアース高田馬場、■プレシス新宿柏木、■グランスイート高田馬場諏訪の杜、■パークホームズ四谷三丁目、■プレミアスイート外苑の杜、■マジェスティハウス新宿御苑パークナード、■アトラス新宿左門町、■ミッドタウンコンド四谷、■ザ・パークハウス四谷若葉レジデンス、■プレシス市谷台町坂、■グランドヒルズ四ツ谷 迎賓の森、■ジオ御苑内藤町、■プレシス新宿御苑レザリス

目黒区総集編
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■ピアース学芸大学、■ドレッセ碑文谷、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■パークナード目黒 カレン、■ザ・パークハウス 目黒三丁目、■ディアナコート学芸大学レジデンス、■シティハウス目黒学芸大学、■ローレルコート八雲、■目黒本町レジデンス、■シティハウス中目黒レジデンス、■シティハウス中目黒テラス、■オープンレジデンシア中目黒 別所坂

品川区総集編
価格 5,190

■クレヴィアタワー池田山、■ (仮称)目黒大規模タワープロジェクト、■クレストタワー品川シーサイド、■ブランズシティ品川勝島、■オーベルグランディオ品川勝島、■イニシア大井町、■パークホームズ大崎サウスレジデンス、■ブランズ東品川、■ザ・プレミアスカイ品川中延、■クレストラフィーネ旗の台、■シティテラス品川イースト、■クレストフォルム大井町サウステラス、■プレミスト北品川、■ Brillia(ブリリア)Towers 目黒

目黒・五反田・大崎
価格 4,490

■大崎ウエストシティタワーズ、■クレヴィアタワー池田山、■(仮称)目黒大規模タワープロジェクト、■オープンレジデンシア高輪台、■プレミスト北品川、■Brillia(ブリリア)Towers目黒、■リビオ目黒 ザ・プレイス、■パークナード目黒 カレン、■ザ・パークハウス 目黒三丁目、■ディアナコート学芸大学レジデンス、■シティハウス目黒学芸大学

5月16日セミナーは、募集定員に達したため締め切らせていただきました。多数の参加申し込みをありがとうございました。

 

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2015/5/7 19:42 | ちょっと脱線 | Comments (2)

「景気」というのは、結局「気」分や「気」持ちの問題・・
これは良く言われることです。
世の中にあるお金の総量は余り変わらない(本当は変わっている)から、
お金のめぐりが良くなるのも悪くなるのも、使う人間の心次第。
まあ、そういったことなのでしょうね。

現状、都心のマンション市場を見ていると、まさに「気」ですね。
思いっきり値上がりしているのに、
それを買いたい人がウジャウジャいます。
実際に、都心の「派手」なマンションは高くてもよく売れています。
不思議ですね。アベノミクスが始まる前のおおよそ2割高です。
現在も過熱し続けていて、このまま売れていくともうすぐ3割高。

もちろん、不動産屋さんたちは煽りに煽っています。
「このままオリンピックまでは上がり続けます」
「今買わないと、高くなって買えなくなります」
つまりは、完全なバブルになってしまっているのです。

しかし、この前のミニバブルが終わってから
「もうバブルなんてこないだろう」と私は考えていました。
団塊ジュニアという大きな需要の塊が過ぎ去ったあとで、
住宅に対する実需が膨らむということは「あり得ない」現象。
現に、日本国中で空家は増え続けています。

ところがところが、東京の都心に限っては、こういう
マクロの視点が適用できない現象が起こったわけです。
何度も同じことを書いていますが、
今、都心のマンションを買っているのは
富裕層の相続税対策と外国人の投資、そして最後は「慌て者」。
あとは転売目的の業者さんたちでしょうか。

そこに「住むため」という実需の影はいたって薄いですね。
これはかなり恐ろしい現象だと思います。
大量に買われた住戸は、完成引き渡しと同時に賃貸市場に出てきます。
利回りにして3%前後の家賃になろうかと思います。
フリーレントや広告料を出せば、初年度は2%程度でしょうね。
それでも、借り手がつけばラッキー。つかなければ・・・・

バブルというのは、必ず弾けます。
私が知る限り、史上最長のバブルは今の中国で続く不動産バブル。
これ、「終わるかな」と思わせて、なかなか終わりません。
何といっても中国共産党が必死で支えていますから。
だから、マグマがどんどん膨らんでいます。

彼の国が自由経済であれば、リーマンショックで弾けていたはず。
それを異次元の金融緩和で切り抜けて、さらに膨らませてしまいました。
多くの日本人は、これを「対岸の火事」程度にしか考えていません。
しかし、本当の本当に弾けたら大惨事になりそうです。
世界経済は10年以上にわたって後遺症に苦しむでしょう。

だから、中国政府は「絶対に」バブルを弾けさせないはず。
つまり、あの異常な不動産価格の高騰は維持されるのではないかと、
私は最近考えるようになりました。
であれば、その余波は日本に及び続けますね。

ただ、都心のマンションを購入している外国勢の主役は台湾人。
本土のチャイニーズも交じっていますが、あまり目立ちません。
しかし、今後は爆裂的に増えそうだと思います。
まあ、「どんどん買ってね」という世界ですが(笑)。

私はこれまでに、平成大バブルと不動産ミニバブルという
2回のバブルの形成と崩壊を眺めてきました。
今回の都心局地バブルは、プレイヤーに外国勢が加わっているだけに、
その崩壊のパターンが前2回とは異なりそうな予感。
何かのキッカケで一瞬にしてプシュっと弾ける可能性があります。
はたまた、中国本土の「バブル維持」政策の余波で
ダラダラと維持される可能性も100%は否定できません。

まあしかし、日本の金融政策は中国よりも透明です。
アベノミクスは今のところ完全なリフレ政策。
多くの経済学者が陰に回って異論を唱え続けています。
私も、初期の頃は大賛成派でした。今は懐疑派に変わっています。
きっかけは、昨年10月末の黒田バズーガ2です。
あれは、単にバブルを再発させただけの「悪手」。

前にも書きましたが、これは財務省側から
「消費税は予定通り2015年の10月に上げろよ」というサインでした。
それを、安倍君は「総選挙」という予想外の挙に打って出て
見事に覆してしまったのです。

近年、これほどまでに財務省にタテを突いた総理はいませんね。
だから、安倍君はどこかで必ず財務省側に「刺され」ます。
今は訪米も成功させて勢いに乗っていますが、
財務省は忘れていません。
いつか「この恨み、はらさでおかりょうか」となります。

まあ、安倍君の運命などはどうでもいいといえばどうでもいい話。
問題は、今の都心バブルの「終わり方」だと思います。
このままでは過熱するばかり。今年の後半には3割高。
年を越すと5割高。坪単価1千万円の物件がゴロゴロ・・・
なんて事態になりかねません。あな、恐ろしや。

そうなると、利回りは2%を切って上海や台北と同レベル。
しかも、空室率も急上昇しそうです。
そのあと、何かでバブルがはじけると、もう目も当てられません。
あの平成バブルの崩壊時みたいに不良債権のヤマ。
今度は外国人も交じっているだけに「急落」でしょうね。

バブルはこれ以上膨らまずに「終息」してくれるのが一番。
しかし、バブルは過熱するからこそバブルです。
もし、来年まで続くようなら、自宅でさえも「売り」です。
都心の自宅はいったん売って、郊外の賃貸に移りましょう。
弾けた後に、買い直せばいいのですから。

 

5月16日セミナーは、募集定員に達したため締め切らせていただきました。
多数の参加申し込みをありがとうございました。

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「住まい」というのは、実のところ購入者のライフスタイルを
最もよく表現する「商品」です。
そういった意味では、ファッション以上に各人の「好み」や
考え方、価値観がよく分かります。

最近、外国人の「マンション爆買い」が話題になっています。
私も、それをネタにいくつかのメディアにコメントを出したり、
原稿を書かせていただきました。
そこで何度か書いたり喋ったことですが、
主に中国系の方が買いたがるマンションには、
ハッキリとわかる傾向があります。

まず、場所が彼らにとっても分かりやすいこと。
ロッポンギやアカサカ、シンジュク、イケブクロなどは
中国系の方にもよく知られた街。
さらにオリンピックの開催される湾岸エリアは、
彼らにとっては地味でも分かりやすい場所です。
特に海の傍は闇雲に「カッコイイ」と受け取ります。

次に、マンション自体が派手であること。
カンタンにいえばでっかくて共用施設がいっぱいの
タワーマンションでないといけません。
50戸程度の地味なマンションは、選択肢にもならないでしょう。

一方、私のところにやってくる富裕層の大半は
「湾岸なんてとんでもない」という価値観をお持ちです。
ただ、タワーマンションを探している人はけっこういます。
やはり、相続税対策系の方が多いように思えます。

上品な方に限って、渋谷区や目黒区あたりのしっとりとした
住宅地で分譲されている50戸前後の物件を相談に来られます。
そういうケースを見ると、やはり住まいは価値観ですね。
「品はお金で買えない」とは、よくいったものです。

ただ、品がいいからと言ってイコール資産価値が高いかというと、
また少し話はズレていきます。
「上品な」方は世の中でもかなり少数派です。
私がこれまでの人生で出会った中でも、「上品な」と
いっていいくらいな方は2%以下ではないでしょうか。
もっとも、私は普通の貧乏人人生を歩んでいるので、
上品な淑女紳士と出会った可能性自体が低いはずですが。

上品な方が少数派である以上、
彼らは市場のマジョリティではありません。
したがって、彼ら向けに供給されるマンションは少な目。
どちらかと言うと、中国系の方と同じベクトルで
マンションを選ぶ方が日本人が多数派なのです。
だから、都心や湾岸のタワーマンションはよく売れます。

マンションデベロッパーは、そういう日本人多数派の嗜好性を
実によく理解しています。そして、儲けの種にしています。
その昔、まだタワーマンションが珍しい時代には、
マンションデベロッパーの幹部たちは争ってその上層階に住みました。
今は、そんな話をほとんど聞かなくなりましたね。
いつの間にか大手不動産会社幹部には
タワーマンションに住みたがる人々を
蔑視する風潮が蔓延しています。なぜでしょうか?

それは、そういう不動産大手の幹部クラスにとっては
タワーマンションが「下品な存在」と位置付けられたからでしょうね。
そこに住むことがむしろ「カッコ悪い」という価値観。
なぜそういう風潮が広まったのか、よく分かりません。
ひとつ考えられるのは、タワーマンションを購入する人々の
属性や志向を彼らほどよく知っている人種はいません。
きっと「アイツらと同じにはなりたくない」と考えたのでしょう。

今、にわかに外国人比率がクローズアップされました。
ここ2年で販売された都心や湾岸のタワーマンションは
最低でも2割を外国人が購入したと考えていいでしょう。
場合によっては半分以上かもしれません。

今後、タワーマンションは「中国人の金持ちが住む」という
イメージが広がる可能性があります。
日本人の上流層やそこをめざしている方々にとって
タワーマンションは「避けるべき選択」になりそうです。

私は、そもそもタワーマンションというものが好きではありません。
見た目に美しくない造形物が多いことと、
高いところに昇りたがる心理に抵抗を感じるからです。
「・・と煙は高いところに昇りたがる」といいますからね。

ただ、仕事ですからタワーマンションの資産価値を公平に眺めます。
中には「これは玄人好み」と思えるタワーもありました。
資産価値的に「買っておいても悪くない」という物件もあります。
しかし、最近の「中国人爆買い」を見ていると、
非常に危ういものを感じてしまいます。
特に湾岸エリアのタワーマンションには危険な臭いが充満。

そもそも、上品な方々には好まれないエリアです。
そして、現在は中国系外国人が「爆買い」。
10年後、20年後は新豊洲や有明あたりのイメージが
「あそこはチャイニーズタウンだから」とならないでしょうか。
そうなれば、日本人はなるべく「避ける街」になります。

しかし、資産価値が下がるかと言うと、また話は別。
対チャイニーズのマーケットとなり、
それなりの市場価格を形成するでしょう。
ひょっとしたら中国人たちが争って買おうとして
バブルが発生する可能性すらあります。
まあ、なってみないと分かりませんけれど。

5月16日セミナーのお席が、あと15ほどです。
今回は部屋も狭いのでキツキツになりそうです。
参加者のみなさん、申し訳ございません。
その分、中身の密度も濃くいたしますので・・・

5月16日セミナーは、募集定員に達したため締め切らせていただきました。

多数の参加申し込みをありがとうございました。

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今日はとりとめもない世間話です。
「何か」をお求めの方はスルーしてください。

本日(4月30日)、日経平均は500円強下げましたね。
私は、今の株式市場を「日経平均だけの官制相場」とみています。
つまり、日経平均を上げるために政府系資金が注ぎ込まれている、
という濃厚な疑いを持っているのです。

ただ、株価の水準は2万5千円近くまで行っても実力相応かと思います。
あの平成バブル崩壊以後、日本人は相対的に「自信喪失」。
株価はずっと実力以下で低迷してきたように思えます。
本来なら、もう少し上がってもいいはず。
しかし、政府系の資金で無理にキープしている現状には苦言を呈します。

最近、株価については先行きを危ぶむ声が出始めました。
アメリカの景気についても、低迷の数値が出ましたね。
中国のインチキ経済統計でもいい数値は出ていません。
ただ、彼らはこのまま景気低迷を許さずに金融緩和を続けそう。
そうなると潰さなければいけないバブルをもう一度ふくらますという
世界経済史上初めての試みとなるのではないでしょうか。
日本はいつまでも「対岸の火事」を決め込めるのか、非常に不安。

ところで、日本人個人の金融資産は1600兆円と言われています。
今、その一部が相続税対策として都心の不動産に流入しています。
人口減少の時代、資産価値が維持できるのは「都心だけ」ということを
1600兆円の主たちはよく知っているのです。
それで、もう「闇雲」といってもいい勢いで流入していますね。

ある都心タワー物件のモデルルームでは
「いくらでもいいから絶対に買う」と叫んでいたご仁がいたとか。
もうバブルもここに極まれり、といった情勢ですね。
こんなバブル、いつかは必ず終わるのに・・・・

ところで、安倍君がアメリカの議会で演説したそうですね。
私は見ていませんが、評判は悪くなさそうです。
しかし、爺さんの岸君はきっと日本語でやったのでしょうが、
孫の安倍君は英語でなさったとか。
今や総理大臣ともあろう者は英語喋れて当たり前ですか。

ネパールの地震は、情報が入ってこないのでよく分かりませんが、
おそらく数万人はなくなっているのではないでしょうか。
最後まで犠牲者の数は分からないでしょう。
あいう国で災害に遭うということは、そく命の別状につながります。

しかし、日本は平和ですね。
私のまわりは、区会議員選挙が終わってちょっと静かに。
このGWには特に予定を入れていないので、半分仕事でしょうか。
マンション市場も一部のバブル物件以外はおとなしいもの。
私が有料メルマガで紹介するようなマンションは、
ほぼ数カ月で完売してしまっています。
売れない時は売れないものですが、今は嘘のように売れます。

しかし、この国に住む大半の方は年収数百万円の庶民のはずなのに、
私のまわりはなんで数千万円クラスがゴロゴロいるのでしょう?
私は「お金持ちのミカタ」を宣言したつもりはないのに。
それとも「富裕層のミカタ」宣言をして数年後に、
ソニーに事業ごと買っていただきましょうか(笑)。

都心のマンション市場の主役は、まちがいなく富裕層です。
それも、年収1千万円程度の半端モノではなく、
資産数億円のプチ富裕層からが参加資格あり。
そういう方々が今、「次は何を買ったらいいのか」と動いています。
だから、タワーマンションが飛ぶように売れるのです。

郊外や地方では一部を除いてあまり動きがありません。
今回のバブルの特長は「局地性」と「外国人参加」。
いずれ弾けるのでしょうが、弾け方がなんとも予測不能。
前2回は「なんとなく」終わっていましたが、
今回は「ハッキリと」弾ける可能性がありそうです。
私はもう手仕舞いを終えましたので、あとは見ているだけですが。

最近、ある超メジャーなメディアさんが「相続税対策」の
マンション購入が「歪である」ということをテーマに
記事を書きたいという意向で連絡をくださいました。
そろそろ、世間もそのあたりに目を向けてきた気がします。

「狂乱」というのは渦中にあると見えないものです。
今の都心マンション市場が「狂乱」的であることは確か。
問題は、それがいつまで続いて、どう終わるか、ということ。
終わりの始まりは今かもしれないし、もう少し先かもしれません。
しかし、黒田バズーガ3の可能性が弱まったことも確かなようです。

5月16日(土)セミナー参加者募集中

日  時:2015年5月16日(土) 午後1時15分より(午後1時開場)
場  所ルーテル市谷センター 第1会議室
東京都新宿区市谷砂土原町1-1
地下鉄有楽町線「市ヶ谷」駅徒歩1分、JR中央線「市ヶ谷」駅徒歩5分
電話 03-3260-8621
定  員:36名(定員に達し次第、締切)
参加費:お一人様2000
(参加者全員に1490円(税込)の新著書「やってはいけないマンション選び」、もしくは当日会場内だけで有効な1000円分の「資産価値レポート購入クーポン」をプレゼント)

お申し込みは専用ページ右下の「カートに入れる」をクリックしてください。

当日の予定
セミナーの部 13:15~
講演1 「未来のマンション市場風景 バブル崩壊を見据えて」13:15~14:30
講師 榊 淳司(住宅ジャーナリスト・榊マンション市場研究所代表)

講演2 「新築or中古 その違いと注意ポイント」 14:40~15:20
講師 大友雅敏(㈱ベストサポート 代表取締役)
不動産業界での幅広い経験と該博な知識で、エンドユーザー側にたった不動産購入をサポート。物件選びや購入手続きなど、法務・実務面を中心に「失敗しない」ためのチェックポイントを分かりやすく解説します。

講演3 「管理費削減の基本:管理会社見直しと管理品質向上」15:30~16:10
講師 別所毅謙(㈱別所マンション管理事務所 代表取締役)
有名マンション管理専門のコンサティング会社において基本システム及びノウハウを構築した後、別所マンション管理事務所を設立。管理組合を支援するコンサルティング実績多数。管理費削減サービスを提供する最大手企業の顧問を兼任。

トークタイム&相談会 16:20~16:50
榊淳司が希望者のみなさんと自由に語り合う場を、短い時間ながら設けさせていただきます。どうぞ、お聞きになりたいことなどございましたら、気軽にお尋ね下さい。
また、この間に大友雅敏、別所毅謙の両氏が希望者の個別相談を承ります。 17:00完全終了

参加特典
1 参加者全員に1490円(税込)相当の新著書「やってはいけないマンション選び」をプレゼント
(※すでにご購入の方には、当日のみ有効な1000円分の「資産価値レポート購入クーポン」を差し上げます。ただし、クーポンご希望の場合はあらかじめメールでお知らせください)

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2 榊マンション市場研究所が発行する各レポートの廉価販売
セミナー会場にて榊淳司のレポートを超割引価格で販売。
業界を震撼させているあの驚愕のレポートの
PDFデータCD版を通常ダウンロード価格の
半額から3割引程度(2000、3000、5000円均一等)で販売いたします。
話題の「マンション値引き交渉術」も通常12800円のところ
当日は旧版CDながら5000円で販売しております。
どうぞ、この機会をお見逃しなくご利用ください。
※但し、ご用意する枚数などには制限があります。

3 著書サイン会
希望者には榊淳司がサインさせていただきます。すでに「やってはいけないマンション選び」をご購入された方は、当日お持ちいただければサインさせていただきます。

※今回は懇親会を行いません。

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