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※順不同・敬称略で掲載しています。

自分という人間がつくづく「怠け者」だと感じるのは、
何を隠そう「忙しい時」です。
アレコレとやることがいっぱいあるのに、
ちっともやる気が起きなかったりします。
私は幸か不幸か、あまり豊かな家に生まれませんでした。
好きなものを何でも買ってもらえるよその子を羨ましく思っていました。
20代の後半でサラリーマンを辞めて起業しました。
世の中、まだバブルの余韻が残っていた頃でした。
すぐに、高級車や不動産でもない限り「何でも買える」ようになりました。
幼いころから憧れてきた状態が実現したのです。
でも、その頃にはもう物欲が消えていました。
それは、少しは買いましたよ。
キレイなマンションに移り住んで、多少の家具を買いました。
でも、根が貧乏性なので、必要以上のモノまで買う気がしません。
17畳くらいのリビング・ダイニングに、ソファがひとつと
29型のテレビ、小さなテーブルに椅子を2つ置いただけ。
誰かが遊びに来ると「へえ」と驚かれたものです。
まあ、他人よりも「欲望」というものが薄いのでしょうね。
お金を思いっきり儲けよう、とか、会社を大きくしよう、
なんて俗なことも多少考えましたが、さほど熱心ではありません。
そうやって四半世紀たって、今はごく普通。
どちらかというと、ちょっと貧乏でしょうか。
しかし、別に必要なお金が足りないわけではないので、
まあ必死になって稼ごうとは思いませんねえ。
まわりで成功した人を見ていると、ビジネスで成功するには
何よりも「成功したい」という強力な願望をお持ちですね。
能力や学歴や才能なんかは、どちらかというと2の次。
何よりも「やる気、元気、負けん気」ですよ。
私の人生にもっとも欠けたる要素です。
人間、普通は世間に認められてナンボです。
多くの人は、「他人にエバりたい」あるいは「モテたい」という
私に言わせれば「歪な欲望」をエネルギーにがんばります。
会社の中で出世すればエバれるし、モテる可能性が高まります。
男性なら、お金を使えばモテるシステムを世間が用意しています(笑)。
まあ、女性にもあるようですが。
ツラツラまわりの成功者を眺めていると、
うまくいってお金が儲かると、みな同じことをやります。
奥さん以外に愛人を作ろうとして、実際に作ります。
プロの女性の場合もあれば、秘書を愛人化する人もいます。
不動産屋さんたちは前者、広告屋さんは後者が多いでしょうか。
そして、マイカーをドイツ車に買い替えます。
まあ、行き着くところは同じです。
私に欠けているのは、そういった欲望ですね。
別に他人に対してエバろうとは思いません。
「そもそもお前は、日ごろの態度がエラそうだ」
なんて言われそうです。実際、そういうところはあるようです。
もちろん、傲岸不遜な態度を取っているわけではないのですが、
長年おつきあいしている人からはそう思われがちです。
というのは、私は十分に自分のことを「エライ」と思っているので、
別にわざわざ他人からそう思ってもらう必要はないのです。
そういうのが、長年付き合っていると分かってしまうのでしょうね。
ただ、私のようにメディアに露出することを仕事の一部にしていると、
多くの他人から敬意を集めることはかなり必要です。
でなければ、著作やレポートが売れませんから(笑)。
だーから、最近では十分に気を付けて、多くの方から
なるべく敬意を持ってもらえるように心掛けています。
まあ、自然にふるまって余計なことを言わなければいいわけで、
私にとってはさしたる苦痛でもありませんし。
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、
問題は私がそもそもそういったことを欲していない、という欲望の薄さ。
「必ずヒルズに住んでやる」なんて、ぜーんぜん思いません。
それは、誰かがタダで住ませてくれるのなら、ホイホイとのりますよ。
でも、それがために一日に十数時間も働くとか、
他人をこき使って自分だけ肥え太る、なんてことは嫌です。
また、アホどもに頭を下げるのも、今さらできません。
若い頃は随分と不動産屋さんたちにホイホイしていましたが(笑)。
というワケで、私が今後ビジネスで大成功を収める可能性は、ほぼゼロ。
自分でも小成功を続けていければいいと思っています。
私は、こういう風にいかにも自分は淡白であるな、と思っているのですが、
世間の多くは中々そうは見てくれませんね。
特に昔から私のことを知っている人間からすると、
「アイツは口八丁手八丁のやり手で、かなり商売がうまい」
だから、広告屋からまんまと評論家に鞍替えして、
うまくやっていやがる・・・くらいに見えているようです。
実は私、人とコミュニケーションをとるのが得意です。
別に難しくありません。相手が言いたいことを聞いてあげて、
逆に向こうが聞きたそうな話をして差し上げるのです。
それで大抵の方は私のことを「頭が良くて感じのいい人」だと、
ちょっとした勘違いをしてくれます。
また「なかなかのやり手」だとも買い被ってもくれます。
こういうこと、ビジネスの上ではわりあい重要。
でも、多くの人は私を誤解しています。
普段の私の口癖は「どーでもいい」です(笑)。
たいがいのことにこだわりがなく、どーでもいいのです。
いっそのこと、目の前の仕事も「どーでもよく」したいのですが、
こればかりはそうともできません。
最近、よく取材に来る某メディアの若いお方と飲みました。
その方、入社まる2年。まだ24歳ですね。
今年の年収が1千万円になるそうです。
「へえー、それは凄いね」
私が彼の同い年の時には年収が300万円でした。
27歳まで、せいぜい350万円くらいだったでしょうか。
その頃なら羨ましく思いましたが、今はぜんぜん。
彼の働きぶりを見ていて「あんなにやりたかないよ」と思います。
人間、若い時に一度は寝る時間もないほど
働かなければならない時が必要です。
そういう修羅場を経ないと、一人前のビジネスマンになりません。
私にも、一瞬だけそういう時がありました。
でも、二度とごめんですね。この後はラクして生きたいですよ。
みなさんのご参加をお待ちしています。
今、最も有利な海岸不動産を バリ島不動産投資セミナー
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困っています。
バリ島不動産投資セミナーの参加者が集まらないのです。
会場をちょっと不便な中央区産業会館に変えたのが原因かと思ったら
単純に私のミスでした。
説明ページがどこかに飛んでいて、いきなり決済ページという
アホな仕組みになっていたのです。
これでは怖くて申し込めませんね。先ほど修正しました。
しかし、開催日が迫っているので、あと何人来ていただけることやら。
先日も、バリ島の土地を買われた方がいらっしゃいます。
とても良い場所で3カ所。値上がり狙いですね。
「1970年代に銀座で土地を買うのと似ています」
私は、そうご説明しました。
日本はもう四半世紀、経済成長を止めています。
だから、この四半世紀で、土地の値段は大して上がっていません。
むしろ、地方ではダダ下がり。ほぼ暴落したと言っていいでしょう。
都心部も、そのうち下がり始めるはずです。
ところが、経済成長をしているエリアでは、不動産価格は上がり続けます。
これは、世界のどの国を見渡しても言える大原則。
シンガポールのマンションは東京よりも高い。だから東京も上がる・・・
こういう実に幼稚な発想で東京の不動産価格上昇を予想する人がいます。
まあ、一面でそういうこともあるでしょう。
シンガポールに比べれば、東京は割安ですよ。
でも、シンガポールは経済を成長させています。
東京の経済成長は、ほぼ停止状態です。
中長期で見れば、東京の不動産価格は下がり、シンガは上がります。
バリ島はどうでしょうか?
これはもう、経済成長が間違いありません。
今、まだバリ島は田舎です。場末感さえ漂います。
あの街に、アメリカ人があまりいない理由はそれでしょうね。
ハワイとはリゾートのコンセプトがやや異なるのです。
そこが、ヨーロッパ系の人々に受けているのでしょうね。
なんとなく、米欧の違いが出ていて面白いところ。
バリ島には、そのヨーロッパ人を中心にした、
外国人向けの不動産市場がキッチリと存在しています。
私たちが紹介するのは、そういう物件です。
ローカルさんたちが住むような物件は扱っていません。
バリ島に今後も欧州や豪州の人々が一定数押しかけてきて
観光や滞在の需要が生まれ、膨らむ限りバリ島の不動産は値上がりします。
現にこの何十年も上がり続けてきました。
10年前なら1千万円で買えたヴィラが、今は4千万円です。
それでも、まだ上がるでしょうね。
1970年代の日本みたいなものです。高度経済成長。
今、その外国人向けの不動産市場に、ジャカルタの資本が来ています。
目ざとい華人系のお金持ちが、どんどこ買っているのです。
彼らは、インドネシアの中でもバリ島の将来性に目をつけているのでしょう。
ジャカルタはある程度発展してきました。
今後、不動産投資の旨みが薄いと考えているのでしょう。
言ってみれば、同国人からも熱い視線を注がれているのです。
また、インドネシア経済もまだまだ成長中です。
それに、あそこは資源国です。石油も出ます。
海外不動産投資は為替リスクもありますが、
キャピタルゲインはそれを補って余りあるでしょう。
私はバリ島の不動産を10年持てなんて言いません。
日本のように建築技術が精密でないので、
築10年になるとかなりくたびれてきます。
まあ、5年ホールドして80%程度のキャピタルゲインを出した後、
買値の1.5倍から3倍程度で売り抜ける、というのが理想。
「なぜ、榊さんはバリ島の不動産を勧めるのですか?」
といった質問を、別のセミナーなどでよくお受けします。
まず、私は海外不動産の中でバリ島しか知らないから、
というのが最大の理由です。
ミャンマーやカンボジア、マレーシアにはいったことがありません。
また、本格的に研究したこともないので、厳密に比較できません。
私は日本の不動産投資と比べると、バリ島の不動産は
一見危うく見えてもよほど堅実でローリスクだと思っています。
何よりも、私の信頼できる仲間が開発したり仲介してくれます。
現地に法人も作っています。私は出資していませんが。
彼は骨をうずめるつもりで一生懸命やっています。
だから、現地をご案内すると高い確率で投資されています。
ご紹介する物件は様々です。
数百万円の物件から、やろうと思えば億以上も出てきます。
それはもう、みなさんの好みと予算に合わせてご紹介。
現に、億近い物件に投資された方もいらっしゃいます。
バリは、まだまだ田舎です。だからこそ、チャンスがあるのです。
何といってもまだ日系エアラインの直行がないのですよ!
過去にはあったのですが、止めたそうです。そのうち再開するでしょう。
現状、一日何便も出ているハワイと比べれば、何十分の1の存在。
そのハワイは、まともな物件がみな1億以上です。
バリはこれから何十年もかけて、ハワイに追いつきます。
その間の不動産価格は上がり続けるのです。
だから、意外と土地がお勧めですね。
まともな土地を3千万円くらいで買っておけば、
10年後には億以上に化ける可能性はかなり大きいと思います。
現に10年前に土地を買った日本人は大儲けしています。
そして、まだ1970年代の日本。
1960年に土地を買った人は大儲けしていました。
でも1970年に買った人も1980年には大儲けしていました。
同じパターンで儲けることができる、と私は読んでいます。
どうぞ、セミナーに来てください。
参加費は1000円です。つまり、お気持ちだけ。
タダにするとヘンな奴がいっぱい申し込んでくるので有料です。
当日、私は少しだけ話します。
終了後は割り勘で懇親会をやります。
今回はお店の選定が大変そうですが・・・
今なら、すごーく少人数。
A日程は1名様。B日程は1組2名様です。
私が募集ページをドジったせいですが、このままでは
両日程とも参加者5名に満たない可能性が大ですね。
当日は、マンション購入のご相談も承ります。
普段なら1時間10800円の相談も1000円だと思えば、
安くありませんか? なんて(笑)。
みなさんのご参加をお待ちしています。
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ここのところ、不動産では台湾人の需要が目立っています。
一方、春節でやってきた中国人の「爆買い」も話題になりました。
もうすぐお花見のシーズンなので、彼らはまた大挙してやってきます。
今年から、お花見には注意した方がいいかもしれませんね。
日本ではこの2年間の円安と株高、そして不動産の局地バブルで
「これで長年のデフレから脱却」的な見方が蔓延していますね。
まあ、国内だけを見ていればそうなります。
でも、世界は今、デフレに向かってスパイラル下降しています。
どういうことでしょう?
みなさんは、リーマンショック(2008)後の大不況の時に、
アメリカのFRBが無茶苦茶にドルを刷って債券や株を買いまくり、
中国が元を大量生産して市場に流し込んだことを覚えていますね。
今の黒田バズーガ2みたいなことを中国は行ないました。
その結果どうなったかというと、中国の国内市場の何もかもが
いわゆるバブル状態になってしまったのです。
人々はお金を借りてまで株や不動産を購入。
地方政府は住民を立ち退かせて役人企業に土地を売却。
彼らが粗悪なマンションを大量に建設して分譲。大儲け。
お金はいくらでもあります。何をやって儲かります。
車でも、コンピュータでも、作ればどんどん売れます。
あの国にはまだまだ貧しい人がいるので、
彼らが給与収入を得られるようになれば、消費者になります。
市場は無限に広がる、と多くの中国人は妄想しました。
彼らの特徴は、みなが一斉に同じ方向に向かって駆け出すこと。
農民暴動で易姓革命を繰り返してきただけのことはあります。
猫も杓子もお金もうけに走りました。
その様子を見て、マンションや車、PCなどの工業製品から、
鉄鉱石や石油やその他の資源も「中国が大量に買ってくれる」
という錯覚を世界中にばらまかれたのです。
結果、世界中の工業製品や資源の生産設備が過剰に生まれました。
アメリカは高くなった石油価格を眺めて、巨大なシェールガス生産設備に投資。
ところが、原油価格は50ドル割れから立ち直れません。
多分、今年中に多くのアメリカ系石油企業が倒産することでしょう。
世界は中国の経済成長を過信したのです。
もちろん、最もひどいのは中国国内。完全な過剰設備に過剰在庫。
マンションなんて、街ごと売れなくってゴーストタウン化。
ちょっとやりすぎた感じがしますねえ。
世界は今後何年か、あるいは10年以上、この過剰な生産設備と
過剰なプロダクツの解消に苦しむはずです。
日本がバブル崩壊後の20数年を苦しんだように。
上手い解決法は見当たりません。
少し期待できるのが、インドでしょうね。
今までの中国に代わる経済成長を行ってくれれば、見込有。
もう一方の雄であったブラジルはすでに失速しました。
そんな中国ですが、お金を持っていることに変わりはありません。
世界第2位の経済規模があり、GDPはドルベースで日本の2倍。
富はメチャメチャ偏っており、日本へ来るのはお金持ちばかり。
まあ、彼らには不動産でも炊飯器でもどんどん買ってもらいましょう。
それによって、日本が潤うことは確かですから。
さて、この世界的なデフレ傾向は、日本にも確実に影響します。
日銀の黒田君が目標とした2%の物価上昇は、ほぼ無理です。
足元では賃金の上昇が報道され、株価は調子よく上がっています。
しかし、大半の人は景気が良くなったとは実感していません。
ただ「悪くなっている」という感じもありませんね。
世界的に見て、資源価格は今後しばらく弱含み。
ロシアの苦境は続くので、北方領土返還交渉のチャンスです。
中国への依存を強めてきた韓国は、ちょっとヤバそう。
そうでなくても、円安で日本企業との競争が不利。
独自の開発技術やソフトパワーに弱味がありすぎますね。
この世界デフレは、20数年のデフレに耐えてきた
日本の製造業にはわりあいフォローではないかと思えます。
したがって、日本企業の来期業績もそれなりに伸びそう。
そうなれば、安倍さんの望む本当の景気回復がやってくるかも・・・
ただし、死角はいくらでもありますよ。
ギリシャのデフォルトとユーロ離脱。韓国経済の崩壊。
中国のバブル崩壊による混乱。尖閣諸島での発火。
アメリカの金融引き締め。ロシアの政情不安発生。
まあ、世界は危うい均衡の上に平穏を保っているのです。
忘れてはいけないのが国内。
今はイケイケドンドンの都心バブルも、かなり異常事態。
こんなことがいつまでも続くわけがありません。
山高ければ、谷深し。そろそろ「いい加減にする」時ですよ。
私の新しい拙著。昨日あたりから書店に並んでいます。
アマゾンでも送料無料です。
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安藤広重の浮世絵「名所江戸百景」に「猿わか町夜の景」
という、今の浅草6丁目あたりを描いた作があります。
江戸の市民が夜のそぞろ歩きを楽しんでいる様子が、
ものすごくリアルに伝わってきますね。

私は、「街」というものはああやって夜のそぞろ歩きができる
猥雑さがなければならない、と考えています。
例えば、今で言うなら自由が丘や下北沢、あるいは中野のサンモール。
吉祥寺にもそういった街区がありましたね。
歩いていて楽しくなります。お店はしょっちゅう入れ替わります。
ひと月前と今とでは、同じでない。発見があったりします。
ああいった街は、人工的に作ることができません。
というか、今まで人工的に作られたことがないと理解しています。
「人工的」というのは、少数の設計者がまず図面を作り、
そして実際の土木工事によって街区を建設します。
分かりやすく言えば、つくばや幕張ベイタウンやみなとみらいです。
私は初めてつくば市に行った時に、思いました。
「みんな、なんでこんなつまらないところに住んでいるのか」
整然と区切られた街区を車で走ると、
その両側には同じような家やマンションが立ち並んでいます。
1丁目と5丁目の風景には、なんの違いもありません。
それでも美しければよいのですが、何となく無機質です。
風景というのは、人の心に影響するそうです。
例えば、形而上に存在する学問は荒涼とした場所に向いているとか。
暖かくて物なりのいい国から哲学者や数学者は育ちにくいのです。
アイルランド人が、人口の割には多くの難解な文学を
世に送り出しているのは、あの荒涼な国土に関係している・・・
日本人は、あまり形而上の世界では活躍していませんね。
国土は狭くても自然が豊かでものなりも悪くありません。
今の国土でもって明治維新以前に、
ほぼ自給自足で3千万人も養っていたのです。
その後、食料を輸入に頼らずに6千万人くらいまで増えたはず。
資源は何もないけれど、豊かな国土ではないですか。
まあ、それはいいとして。
日本人の食生活に豊かな側面を導いてきた、
東京の築地市場が来年の11月には新豊洲に移転されるとか。
実に残念な話です。それに、ばかばかしさを感じます。
湾岸の埋立地である新豊洲という所は、何もありません。
もちろん、銀座から歩いてなんていけません。
どこからも歩いていけないところに市場を移す・・・
それだけでも大きな経済的損失です。
しかも、そこには人工的な商業エリアを作るのだとか。
石原慎太郎というお方には、いくつかの愚策がありましたが
この築地市場の移転はその最たるものになりそうです。
新しい商業エリアは「千客万来施設」というのだそうです。
東京都がテナントを募集していました。
いったん決まった大和ハウス工業が、逃げ出しました。
その後、どうなったのでしょうね?
今さら、移転を阻止することはできないでしょう。
いったん東京都が決めたことでしょうから。
しかし、新しい市場が思惑通りに機能しないことは確実。
最初の1年や2年は「官製」の賑わいを引っ張ってこられても、
本当の「面白さ」や「楽しさ」がなければ結局ダメになります。
今まで、お役所がそれに成功したためしがありますか?
今の築地は場内も場外もそぞろ歩きが楽しいですね。
外国人を連れて行っても面白がります。
豊洲のららぽーとに外国人を連れて行っても喜ばれますか?
お魚の解体ショーなら、そのへんのお鮨屋さんでもやっていますよ。
江戸という街は、幕府が簡単な区割りをしただけで、
あとは自然発生的に発展していったと理解しています。
高地は武家屋敷、低地は町民の街になりました。
日本橋は、江戸前で獲れた魚が上がるところ。
漁をしていたのは主に大坂の住吉からやってきて
佃に住みついた漁師たち。だから、住吉神社があります。
日本橋は自然に商業地として発展しました。
1923年の関東大震災で日本橋の河岸が壊滅。
それで、海軍から借り受けて臨時で開設されたのが築地市場。
まあ、場所が良かったのでそのまま続いてきました。
早朝、おっちゃんたちが新橋駅から駆け付ける様子は、風物詩。
日本の食文化の一翼を支えて来たとも言えます。
もう、それもお終いですね。みんな仲買から買いますよ。
それにしても、「街を作る」というのは難しいこと。
全国各地のニュータウンは廃墟化への道を辿り、
埋立地の無機質な風景は日々さびれていきます。
比較的成功したと思われていた幕張ベイタウンも、
あの地震以降一気に活力を失ったように思えます。
中古マンションの価格は大きく下げていますし。
神戸沖の2つの「アイランド」はどうなっているのでしょう?
東京とは市場をどかせた跡地を何にするのでしょうか?
いっそのこと、晴海に予定している選手村を築地に移し、
有明に計画している五輪施設を晴海に変更すればいいのに。
そうすれば、今よりもコンパクト五輪になってみんなハッピー。
舛添さん、それくらいのウルトラCをやってくれないかしら。
さて、ご報告。
ここのところ、頻繁にメディア露出しています。
面倒臭いので、いちいちご報告していませんでした。
今発売中の「AERA」にもコメントが出ています。
先日はTBSの「ひるオビ」に生出演してきました。
今、テレ朝と取材を進めている企画もあります。
今年になって急に増えた感じですね。
私もやっと売れてきましたか(笑)。いや、冗談。
詳しくは メディア実績 をご覧ください。
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バブルですね。今回は不動産だけ。
株式市場は、まだバブルと言うほどでもないでしょう。
2万5千円くらいになればバブルでしょうけれど、
もとが安すぎたのを調整している最終段階だと思います。
ところが、都心の不動産市場は完全にバブっています。
プレイヤーたちもそれを認識しています。
今年に入って、さらに加速した感じがしますね。
銀行がじゃんじゃんお金を貸してくれるみたいです。
彼らは目先の融資目標を達成したいだけ。
バブルが弾けて不良債権化した時には、もう違う支店での勤務です。
とにかく「目の前」のノルマを何とかしているだけでしょう。
不動産屋さんたちもそう。買った先から売れるから買っています。
私の事務所は、中央区の新富にあります。
このあたりは、わりあいマンション供給が多いところ。
2012年頃は、せいぜい坪単価290万円くらいでした。
今は300万円台の後半でしょうか。
昨日聞いた話では、この近所で1種(建築可能延床面積1坪当たり)
200万円越えで土地が取引されたそうです。
新築マンションの販売価格だと坪400万円を超えるでしょう。
なんとも非現実的な水準になってしまったものです。
江東区の深川エリアでも1種100万円台の中盤。
新築マンションは坪300万円を超えるでしょう。
そんなもの、ほぼ売れないはずです。
江東区でオッチョコチョイの外国人が買うのは湾岸のみ。
深川エリアの方が中長期の資産性は安定しているけれど、
外国人や相続税対策の資金は入ってきませんね。
いやはや、それにしても狂っています。狂乱。
それでいて、バブっているのは都心とその周縁だけ。
郊外では静かなものです。どちらかといえば販売不振。
まあ、売出し物件が減っていますけれどね。
京都もバブっていますね。それも、御所周辺と下鴨エリアのみ。
あとは、元に戻りつつあります。建築費が落ち着いてきましたから。
しかし、御所周辺で坪単価370万円のプラウドが、
あっと言う間に完売するなんて、ちょっと異様。
地元の京都人が4分の1しか買っていないのもヘン。
もう完全に実需ではないことを示しています。
「バブルは、その渦中では誰も分からない」なんて言いました。
嘘です。だって、私はこれで3回目ですよ。
ITバブルを入れれば4回も経験しています。
いわれなくったって、今はバブルでしょう。
不動産屋さんたちも、よほどのバカでない限り分かってますって。
だからみなさん、出来るだけホールドを短くしているのです。
ブローカー連中は中間省略が基本。
右から左へ動かして、はいさようなら。
ちょっと長くなると、捨て値で投げています。
みんな「ババを掴む」のが怖くてしょうがない。
ある日突然潮目が変わって、サーっと買い手が引いて行く。
振り向くと、ホールドした物件がみんなババに変わっている。
でも、そうなるのはいつでしょう?
「あと1,2年は続く」 これが今のところ多数派。
というか、願望に近いものがありますね。
日銀総裁が黒田君の間は、金融引き締めなんてあり得ないでしょう。
彼の任期はあと3年です。その間、ずっとバブル?
バブルのいけないところは、ほっておくと過熱するとこ。
今がそうです。どんどん熱くなっていますね。
このまま温度を上げて行けば、今年の年央には
「それはどうしようもなかろうよ」という所まで
騰がりきってしまいそうな気がします。
赤坂あたりの普通のマンションが、坪単価600万円とか。
そんなもの、誰も買いませんから。でも、出てくるかもしれません。
このバブルが今まで2回と違うのは、エンドの買い手に
個人の外国人が多いということ。特に台湾系の方々。
潮目が変わった時、彼らが一斉に売り出さないかが心配。
誰かが「今が売り時だ」と売り逃げたら、我も我もと・・・
何度も同じことを書きますが、不動産の価格は
経済の成長率に比例しているのが健全な状態。
1.5%成長なら、日本国中の不動産価格が1.5%上昇する。
もちろん、地域差は生ずるでしょう。
都心部が多くの果実を得ますから5%くらい。
地方は逆に3.5%くらい下がってちょうどいいくらい。
今は都心が28.5%上がって、地方が3割下がっている状態。
かなり不健全だと思います。
不動産といえども、「使ってナンボ」です。
値上がりもせず、賃料も生まない不動産の価格は下がって当然。
長い目で見れば、需要と供給の関係で価格が決まるモノ。
東京も地方も空家だらけのこの国の不動産が、
一部地域でバブル化して過熱している現状が異常。
いずれどこかで伸びきったバネはビヨーンと戻るでしょう。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
今日も取り上げた京都市です。
積水ハウスの「グランドメゾン京都御池通」はおいくらなのでしょう?
きっと野村不動産よりも高いでしょうね。坪400万円超?
この他にも「プレイズ御所南」や「ザ・京都レジデンス 御所西 乾御門」、
「イーグルコート御所南 衣棚別邸」、さらには
「ザ・京都レジデンス 岡崎」などの注目物件が出てきました。
なんと全部で39物件です。ヒーヒー言いながら更新しました。
■ブランシエラ二条城、■イーグルコート京都御所梨木の杜、■プレイズ御所南、■パークホームズ堺町御門、■クラッシィハウス御池柳馬場、■グランドメゾン京都御池通、■サンメゾン京都二条月光町ゲート、■ルーシア今出川 油小路、■イーグルコート御所南 衣棚別邸、■ザ・京都レジデンス 御所西 乾御門、■クレヴィア京都 二条、■クレヴィア京都 烏丸五条、■ブランズ京都四条烏丸 桜風庵、■ジオ烏丸五条、■クレヴィア京都 四条後院通、■プレサンス ロジェ 烏丸五条、■リソシエ西洞院センシア、■グラン レ・ジェイド 京都河原町、■グランドメゾン京都岡崎、■ジ・アーバネックス京都河原町プレイズ、■ザ・京都レジデンス 岡崎、■プリオーレ京都高倉六角、■プリオーレ京都三条高倉、■エスリード京都洛南、■パークシティ桂ジオ、■パラドール四条葛野大路 グラン・スマート、■パデシオン京都洛南、■ザ・テラス京都グランターミナル、■オークプレイス京都北大路、■ローレルコート京都下鴨、■フォルム京都下鴨、■パデシオン桃山南口駅前、■プレージア京都 山科東野、■パデシオン伏見駅前、■パラドール嵯峨嵐山レジデンス・彩月花、■京都桂川つむぎの街 グランスクエアス、■オルフェアライフ伏見稲荷、■Aito、■ローレルコート嵯峨嵐山、以上を収録。
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