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11月14日19:29 に第1号のメルマガ
「榊淳司のお奨めマンション情報 第001号 東京、神奈川、千葉、埼玉の大規模マンションから6物件」
を送信しました。発信アドレスは
sakakimailmaga@sakakiatsushi.com
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もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。
よろしくお願いします。
解散総選挙で消費税が先送りされるとの読みが定着。
株価は勢いよく上がっていますね。でも、ちょっと不安。
足元の企業業績も、大企業以外は心もとない限り。
17日のGDP発表が何とも気になりますね。
この統計発表がこれほど注目されたことは過去になかったと思います。
さて、今日は真面目にマンションの話をします。
今、千葉県の大規模マンションについてのレポートを更新しています。
いやはや、売れていないですね。
売れていないのに、新しい物件も出てきます。
いつも書くことですが、マンションは集合住宅です。
限られた土地にできるだけ多くの住宅を作るためにあるのがマンション。
だだっ広い土地が余っているのに、マンションを作る必要はありません。
でも、それを作っているのが千葉ニュータウン。
「もう誰もやらないだろう」と私は楽観的に考えていました。
でも、あの街にはどんどん大規模マンションができています。
行政区でいうならば千葉県印西市。
市自体の人口は微増です。でもマンションは年に数百戸単位で竣工。
本来、人口が大幅に増えていなければならないのに、
なぜかそうはなっていません。その原因は・・・・
私に知り合いも、何人か転出しました。
理由を聞くと「交通費が高いから」。住居費は安いのですが(笑)。
まあ、数年以内に人口は減少に転じるはず。
住みやすくても、住居費が安くても、「距離感」は補えません。
「距離感」とは、東京都心との実質的、心理的なものです。
首都圏というのは、よくも悪くとも都心との距離感で不動産の価値は決まります。
例えば、「武蔵小杉」という街は、やたらと距離感の短い街です。
東横線があっという間に渋谷まで運んでくれます。運賃も私鉄基準。
その他、地下鉄の乗り入れも複数多岐にわたっていますね。
あの街のマンション価格が高騰している一因はそこにあります。
まあ、私にいわせればその何割かは「幻想」に過ぎませんが。
千葉ニュータウンは、武蔵小杉に比べて「距離感」は5倍以上。
実際のアクセス時間は長いし、運賃は目をむくほど。
でもマンションの価格は4割くらいでしょうか。だから、割高と評価できます。
割高なので、マンションも売れません。だいたいが完成在庫になりますね。
千葉県というのは、一般的に埼玉より一段下に見られます。
理由は明白で、新幹線が通っていないから。
新幹線が通るところは、その先に大きな街があります。
埼玉なら大宮の向うには仙台や新潟があります。
千葉には、せいぜい成田空港があるだけです。
あそこは街ではなく、ただの「機能」。だから、弱い。
東京の都心から千葉へ向かう鉄道の路線は、主に5ライン。
南からJR京葉線、地下鉄東西線‐東葉高速鉄道、JR総武線、京成本線、
そして最後が千葉ニュータウンに向かう北総線。
沿線のマンションの価格は大まかに北へ行くほど安くなります。
つまり、最北端を走る北総線はもっとも資産価値が脆弱。
因みに、神奈川方面は南から京浜急行、JR東海道・京浜東北線、
JR横須賀線、東急東横線、東急田園都市線、小田急線の主に6ライン。
ステイタスは、東海道→東横→田園都市→小田急→横須賀→京浜東北→京急
でしょうか。かなり複雑です。(新幹線を除く)
また、これには異論もあるでしょう。私の独断と偏見。
私は、近未来的に田園都市線と小田急線が弱いと思っています。
なぜなら、この2ラインの先には「大都市」がないから。
多分に「人気」というあいまいな基盤に依っている部分が多いのです。
さて、千葉はことほど左様に「庶民性」の強いエリアです。
このエリアのマンションが売れていないのは、
何よりも一般ピープルにとってアベノミクスは遠い存在である証拠。
異次元の金融緩和も、大盤振る舞いの財政出動も、
一般庶民の財布を潤す前に蒸発してしまっています。
都心のマンションというのは、やや浮世離れした人々が買うもの。
住宅ローンをしっかり組むような方は、やはり郊外のマンション。
それが売れていないのは、景気回復が浸透していない証拠。
株価だけが上がっても、景気が回復したとは言えませんね。
そして、一般庶民向けのマンションが売れないと、
多くの独立系専業マンションデベロッパーは倒産の危機に瀕します。
なぜなら、そういった会社は今までそこが主戦場だったから。
「マンション開発」という業態の中でも、都心の高級マンションと
郊外の一般庶民向けでは開発や販売のノウハウが全然違います。
例えば、長谷工アーベストという販売会社は、
都心で1億円以上のマンションを販売した経験がほとんどないはずです。
逆に、三井不動産レジデンシャルが郊外で坪単価150万円以下の
大規模マンションを販売している例を、私は余り知りません。
年収500万円のサラリーマンと金融資産5億円の資産家では、
趣味も思考も会話の内容もまったく違います。
今まで郊外ばかりやってきたマンションデベが、
急に都心で中小規模の高級マンションを開発分譲しようとするには、
やや無理があります。まあ、やってやれないことはないでしょうけど。
今、マンション開発事業をこれまでのように郊外エリアで行うのは
非常に難しくなっています。土地は出てきますよ。いくらでも(笑)。
でも、売れなければ仕方ありません。
したがって、今後郊外での新築マンション開発は激減するでしょう。
千葉ニュータウンはURの関係があるので、まだ続くかもしれません。
でも、資産価値はボロボロですね。みんな「買ってはいけない」。
「郊外の新築住宅」というカテゴリーは今後、「自宅の建て直し」に
限定されていくように思えます。
少なくとも新築マンションを購入する、
というのはあり得ない選択肢かもしれません。
ただ、郊外でも中核都市の駅周辺エリアは別です。
唯一「買ってもいい」と言えるのは、そういう条件のマンション。
どの物件が該当するのかは、メルマガやレポートでお伝えします。
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しかし、本当にやるとは思いませんでした。
何がって、衆議院の解散。
でも、そうなってみると、これが最善策にも思えます。
「やるじゃない、安倍ちゃん!」と、いいたい。
財務省と日銀のバズーガ・黒田は地団駄でしょうね。
思えば2年前の秋、お人好しの野田君をだまくらかし、
「日本の未来には消費税を上げるしかない」と思い込ませた
財務官僚の詐術はお見事だったのですが・・・・
8%と10%という2段階に分け、当時の与野党の妥協で
「景気条項」を入れてしまったのが、ここにきて裏目。
それでも、本当は気が進まない安倍君にプレッシャーを
掛けるために、大蔵OB の黒田君は3発目のバズーガを発射。
サプライズ効果もあって円安に株高と、効果はてきめん。
これでいよいよ安倍君も「寄り切られる」と世間は見ていましたが・・・
な、なんと「伝家の宝刀」を抜いて闘うとは、あっぱれ。
年内総選挙となると、自民党の大勝は動かしがたいところ。
300議席も夢じゃないでしょうね。
そして、国民は「消費税の延期に賛成した」ということになります。
延期法案はすんなり通って、財務省は無きの涙。
陰で「安倍は許せん」と、ひそかに「安倍降ろし」を始めるかも。
さて、ここからは私の推測。
まず、あの黒田君の唐突なバズーガには、それなりの裏がありそう。
つまり「ここで一発かましておかねば」と考えさせた要因。
それは多分、17日発表のGDPの成長率が予想を下回っている可能性が高い、
ということを関知したからではないかと。
GDPは内閣府で集計しますが、どこにでも財務省の眼は行き届いています。
もしかしたら、大方の予測の「2%」よりかなり低いのではないでしょうか。
1%台の前半なら、安倍君も「景気は回復していない」を理由に、
増税延期へ舵を切るかもしれない、と財務省村は考えたのです。
それなら、先手を打ってバズーガを発射しておくと、株価が上げられます。
株価は何よりの景気指標。財務省を始めとする増税派は
「株価が上がっているから予定通り10%へ」と主張できます。
実は、今回の安倍君の決断も、このGDP速報値を
事前にある程度知ったからではないかと私は考えます。
経済成長が実質マイナスなのに消費税を上げると大不況になるのは必然。
1997年に3%から5%に上がったのち、日本は長期にわたっての
大不況に見舞われ、税収は大幅に落ち込みました。
安倍君もそれはよく覚えているはず。
だから、彼の本音は「上げたくない」と、思われますし、
そういった話はメディアからも漏れ伝えられてきました。
さてさて、予定通り自民党が大勝して消費税増税が2017年の4月まで
先延ばしされたとして、どうなるのか?
景気に好影響をもたらすことは間違いありません。
現に株価は昨日今日と上がっています。
安倍君の支持率も、グンと盛り返すでしょう。
1年半後の参議院選挙も安倍君で勝てるかもしれません。
他の首相候補は置いて行かれるばかり。
一方、野党はこの選挙で粉砕されます。
民主党はせいぜい現有勢力を確保できれば御の字。
維新は激減。みんなは消滅の危機。共産は微増。
その他は、まあ選挙後まであるかどうか、というところ。
そして1年半後の参議院選挙は、その翌年の
消費税増税の可否が争点になりそうです。
その時によほど景気が良くないと、国民はNOを突きつけるはず。
そうなれば、消費税は実質的に当面上げられない、という事態に。
これは、「財務省の敗北」以外の何ものでもありません。
安倍政権は、この1年半後の参議院選挙で
消費税増税にYESなのかNOなのかを迷いうでしょうね。
まあ、その時の景気次第ということもありましょうが。
しかし「一寸先が闇」なんて言いますが、今回はまさにそれ。
9月頃から解散話が聞こえていましたが、私には与太としか思えませんでした。
あのボンボンフェースの安倍君が、百戦錬磨の財務省を相手に
そんな「真っ向勝負」ができるとは思えなかったのです。
しかし、考えてみれば、ここで財務省の包囲網に負けて
消費税増税を決めれば大不況の到来は必定。
安倍君の支持率は錐もみの墜落で、来年中の政権交代もありえたかも。
彼はそのあたりまで読んで今回の勝負に出たのでしょうね。
選挙が終われば「官邸VS 財務省」の冷戦が始まります。
財務省や日銀は株価維持政策をサボるでしょう。
安倍君の政策遂行に、様々な嫌がらせをするかもしれません。
それをどう交わすのか、跳ね返すのかが見物。
でも、まずは次の総選挙で誰が落ちるのかを見物しましょう。
安倍君のおかげで、この年末は紅白10倍のエンタメが楽しめそうです。
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気が付いたら、すでに11月も半ば。
今年も残すところあとわずか。早かった・・・・
マンション市場も、実質あと3回の週末で終了。
今年は激動でした。まだ終わっていませんが。
ただ、総括するにはちょっと時期尚早。
それを言い訳に、今日も脱線いたします(笑)。
安倍君は今日、北京で習君と会談しているようです。
何を話し合っているのでしょうね?
実質、何も具体的な成果はないはずです。
むしろ「会って話す」という事実に意味があるのでしょう。
まさか「おい、尖閣から手を引け。痛い目にあわすぞ」なんて
安倍君が習君に言う訳ないし。
それよりも、北京に青空が戻ったことに驚きました。
「やればできるじゃん」と言いたいですね。
さすが専制主義国家。工場を休ませ、自動車乗り入れの制限・・・
日本じゃちょっとできない芸当ですね。驚きました。
一方、朴君は安倍君に会おうともしません。
あのオバサン、かなりビョーキが進んでいるようです。
産経新聞の元支局長の裁判がもうすぐはじまります。
まさか有罪にして刑務所に放り込むのでしょうか?
そんなことをしたら、世界にむかって赤っ恥です。
まあ、あの国全体がビョーキの嫉妬ブタみたいなものですから
「反日」ということなら何でもアリですね。
さて、今日のお題は来日が決まりそうなプーチン君のロシア。
この国の現実は、あまり日本では知られていません。
実は、ここもトンデモナイ国なのです。
まず、安倍君は世界の他の首脳に比べてプーチン君に優しい存在。
なぜならプーチン君は今、おいそれとヨーロッパやアメリカを訪問できません。
その理由は、いうまでもなくウクライナ問題。
クリミア半島を併合した後、じわじわと東部2州を取り込んでいます。
いずれ、ロシア領になるシナリオが見えています。
こういうことを、今の欧米先進国は最も嫌います。
つまり、正式な手続きを経ない国境の変更です。
その昔、ヒットラーのドイツが、チェコスロバキアのズデーテン地方を
併合した時、時のイギリス首相チェンバレンは
多国間の「話し合い」で解決しようとしました。
その結果出来上がったのが悪名高き「ミュンヘン協定(1938.9)」です。
ヒットラーに「これ以上領土を要求しない」と約束させた
チェンバレン君は、意気揚々とロンドンに帰ってきました。
そして、協定書を掲げ「これで平和が確保された」とのたまいました。
その結果、どうなったかはみなさまご存じの通り。
翌年にはドイツ軍がポーランドに侵入して第二次世界大戦が勃発。
欧州には、「ミュンヘン協定」の悪夢がまだ記憶に残っています。
だから、プーチンのような独裁者が隣国の領土を掠め取ると、
あのヒットラーを思い出してしまうのです。
プーチン君も、それが分かっているから欧米にはバツが悪いのですね。
でも、日本人はウクライナ問題でプーチンとヒットラーを
重ね合わせるようなことはしません。
むしろ、日本はその昔支那大陸でプーチンまがいの悪行を
積み重ねた結果、自らの破滅を招いた苦い思い出があります。
だから、あまり「見たくない光景」。
それと、ロシアとの間には北方領土問題があります。
まあ、下世話な見方をすれば
「ロシアが欧米に冷たくされている今こそ、返還交渉のチャンス」
くらいに考えているあまーい日本人が多いのでしょう。
少なくとも外務省のロシアスクールはそうでしょうね。
安倍君もそんな彼らのあまーい見解に乗っかっているかもしれません。
しかし、プーチンが北方領土を返す気なんてサラサラないことは、
今までの彼のやり方を見ていれば、自明のこと。
四面楚歌のプーチンは、密かに日本を利用しようとしているだけ。
その昔、天安門事件の後で中共が世界から非難轟轟を浴びている時、
日本は「こういう時に恩を売っておけ」とばかりに
天皇陛下に北京を訪問していただきました。連中は、その場では感謝感激。
しかし、そのあとどうなったかは、みなさんご存じの通り。
国際関係において、窮地に陥っている敵対国に手を差し伸べてはいけません。
「水に落ちた犬は叩け」とばかりに、追い込んで要求を突き付けましょう。
日本もその昔、支那に「対華21カ条の要求」なんて、やっていました。
権益というのは、ああいう風に勝ち取るべきであり、欧州では常識。
さて、そのロシアですが、かなり困った状態です。
まず、国運は衰退するばかり。何よりも人間が減っています。
合計特殊出生率は1.5台。日本よりちょっといいだけ。
しかし、平均寿命は男が63歳で女性は75歳。
男の63歳なんて、発展途上国並みです。
まあ、ロシアは実際のところ先進国ではありませんが。
そして、ロシア国内にはロクな産業がありません。
強いて言うなら、石油や天然ガスなどの資源採掘。
あとは、ソ連時代からの軍事・宇宙産業。でも中身は二流。
治安は極端に悪いですね。警察が機能していません。
では、社会の秩序はどうやって保っているのか?
それはマフィアです。日本風で言えば、ヤクザ・暴力団。
彼らと話を付けないと、小さなビジネスさえできません。
インフラはズタズタです。
きちんと水道やガスや電気が来ている住宅は、
モスクワでも半分以下ではないかと推定します。
そういったデータもありません。もう、アフリカ並み。
それで、国内の経済を支配しているのはプーチンなどの
政府高官の息のかかった人間は支配する巨大企業。
彼らが国内経済の美味しいところを独占しています。
さらに、一応選挙は行われますが、中身は出来レース。
きちんと開票しているのかさえ怪しい状態。
英語などの外国語が話せて、技術のあるロシア人は
どんどんと外国へ逃げ出しています。
国内にあるのは絶望と退廃。逃げ道はウォッカ。
だから、男性の平均寿命が短いのです。
それでも、ロシア人は何とか生きています。
プーチンは、日々独裁色を強くしていきます。
彼が目指すのは旧ソ連の復活。彼自身KGBでしたから。
とまあ、プーチンというのはいま世界の指導者の中では
かなり危険な人物とみなしていい男。
そんな奴に、日本は媚を売っているのです。アホですね。
ロシアの極東地域では、支那人が急速に増えているそうです。
その内、実質的な支那の支配地域になりそうな。
ウラジオストックのある沿海州は、その昔支那がロシアに奪われた土地。
支那としては「返還要求」を突きつける代わりに、
実質的な影響力拡大を狙っているのかもしれません。
でも、プーチンはそんなことをいつまでも許さないはずです。
近未来、支那とロシアが再び戦火を交える可能性も否定できません。
しかし、かえすがえすも日本はヘンな連中に囲まれています。
世界の非常識国家「韓国」。最悪の飢餓・独裁国家「北朝鮮」。
年々傲慢になる危険な大国「支那」。そして・・・・
世界を焼き尽くす核兵器を持ちながら、衰退していく「ロシア」。
まあ、日本に友好的なのは台湾とフィリピンでしょうか。
でも、この両国ともにちょっと離れすぎていて、
台湾はいつ支那に併呑されるか分かりません。
日米安保が無ければ、この国は10年も持たないでしょう。
しかし、世界でこれほど地政学的に危険な環境にある国も珍しい。
なのに、その国民の多くは「平和憲法」などをありがたがっています。
その昔は「アンポー、ハンタイ」。今は「サイカドー、ハンタイ」。
他国からは「あれではいつか国を失うだろう」と見えていることでしょう。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
大規模マンションシリーズの、東京と神奈川を更新しました。
マンション市場の勢いが、急速に萎んでいるのが分かります。
郊外では、建築費の高騰を価格に転嫁できていませんね。
旧価格物件も、売れていない物件は、相変わらず売れていません。
来年は新価格の崩壊が起こるかもしれません。
■アトラス調布、■ヴィークグラン世田谷千歳船橋、■(仮称)大森 環境創造型大規模レジデンス、■オーベルグランディオ吉祥寺Ⅱ、■オハナ八王子 オークコート、■グランドヒルズ三軒茶屋、■グランドメゾン仙川、■クレストガーデンレジデンス、■ザ・ガーデンズ西葛西、■ザ・パークハウス 上鷺宮、■ザ・パークハウス 千歳烏山グローリオ、■桜上水ガーデンズ、■シティテラス加賀、■シティテラス吉祥寺南、■シティテラス国立、■ (仮称)品川ベイサイド大規模プロジェクト、■スカイティアラ、■ソライエ・プレミアムテラス、■パークプレミアム メイツ西新井、■(仮称)平井大規模プロジェクト、■プラウドシティ加賀学園通り、■プラウドシティ仙川、■プラウドシティ南山、■ブランズシティ品川勝島、■Brillia(ブリリア)ときわ台 Solaie Residence、■ベルコリーヌ南大沢 5-6、■ミッドプレイス八王子、■レジデントプレイス西葛西
■オーベルグランディオ横浜鶴見、■オハナ 鶴間ガーデニア、■オハナ茅ヶ崎ガーデニア、■グレーシアシティ川崎大師河原、■クレストシティアクアグランデ、■ココテラス横濱戸塚ヒルトップ、■CO-SUGI PROJECT(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<A地区>、■ザ・タワー横須賀中央、■ザ・パークハウス 追浜、■ザ・ミレナリータワーズ、■サンクタスシティ長津田みなみ台レジデンス、■サンコリーヌタワー横須賀中央駅前、■シティタワー武蔵小杉、■シティテラス川崎鈴木町ガーデンズ、■シティテラス大和、■シティテラス横濱和田町、■パークタワー新川崎、■ヒルコートテラス横浜汐見台、■プラウドシティ新川崎、■ブランズシティ淵野辺、■ブランズタワーみなとみらい、■ブリージアテラス淵野辺、■Brillia City横浜磯子、■ユードリーム横濱戸塚、■ライオンズ港北ニュータウンローレルコート、■リヴァリエ、■ルネ追浜、■ロイヤルタワー横濱鶴見
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今年はマンションの欠陥建築問題が多発しました。
三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウスグラン 南青山高樹町」に始まり、
三井不動産レジデンシャルの「パークタワー新川崎」、
11年前の住友不動産「パークスクエア三ツ沢公園」。
積水ハウスの「六甲アイランドCITY W7 Residence」なんてのもありました。
その他、いろいろあったのですが、まあこれくらいで。
今日は、過去にあった超ド級の欠陥マンションのお話し。
それは多摩ニュータウンの「ベルコリーヌ南大沢」という団地。
なんと、ここの46棟が丸ごと「欠陥マンション」だったのです。
1棟や2棟ではありません。全919戸というスケール。
分譲されたのは1989年から1993年。まさにバブルの絶頂期。
当時は5千万円から7千万だったといいます。
そんな大金を投じて、80倍とも言われる抽選に当たり、
引越してみれば雨漏りに結露。手で触っただけでコンクリートが崩れる。
「なんじゃこれは!」という世界ですね。
鉄筋が不足していたり、切断されていたところもあったとか。
分譲したのは、当時の住宅都市整備公団。いまのUR。
怒った住民たちが改善を求めたにもかかわらず、最初はのらりくらり。
「設計図書は紛失しました」なんて、噴飯ものの回答までしていたそうです。
2002年には大問題となって、国交省からきついお叱り。
国会でも取り上げられたようです。
読売新聞 2007.2.15 ベルコリーヌ南大沢のBLOG(ブログ)さんより借用
当時、私はマンション業界の端っこにましたが、ノーマーク。
「南大沢にかっこいい団地があるじゃん」くらいの認識でした。
実際、当時の私は勉強のために現地を見に行ったことすらあるくらい。
「街づくり」として「よくできている」と感心した覚えがあります。
ところが、見ると住むでは大違いだったのです。
住民たちは粘り強くURと交渉を重ね、46棟中20棟が建て直し。
特に、ある街区では18棟中16棟が建て直し。
現在、すでにすべての建て直しが終わっています。
しかし、この間の交渉などに疲れた3分の1以上の住民が、
諦めて他の住まいへ去ったそうです。
それは、何年も待たされれば嫌になりますね。
その欠陥具合なんて、姉歯どころではありません。
大規模修繕工事に伴って詳しく調査したところ
あるべき耐震基準の58%しかなかった、とか。
ヒューザーマンションよりもひどいじゃないですか!
いったいどうしてそんなことになったのか、
今から調べてもよく分かりません。
また、これほどの大事件であるにもかかわらず、
メディアではほとんど報道されませんでした。
問題化した1990年代には、まだインターネットが
それほど普及していなかったこともあるのでしょうね。
しかし、多くのご家族が苦しみぬいたわけですから、
もっとしっかりと報道すべきであったのでしょう。
URは「入居者のプライバシーのため」と称して、
この問題を極力隠蔽しようとしたフシがあります。
まあ、公になれば資産価値に影響するのは必至。
嫌がる住民もいたであろうことは想像できます。
URが最終的にこの問題を処理するために投じた費用は
600億円とも言われています。
普通に919戸を建替えたとして、当時の建築費相場で考えれば
140億円ほどだったはずです。
また、引越しや仮住まいの費用を負担したとしても
全部で200億円もあれば間に合ったはず。
さらには、その費用のほとんどは欠陥建築を施工した
東急建設や三菱建設(現ピーエス三菱)などに負担させられるはず。
なぜ、そうしなかったのか?
また、もっと大きななぞは、
なぜこんなに大規模に欠陥工事が行われたのか?
46棟を施工したのは上記2社など含めて十数社だそうです。
それだけの会社が、同時に一点集中で欠陥工事を行うなんて
普通に考えればかなり不自然ですね。
施工のやり方は、それぞれのゼネコンによって違うはず。
現場の責任者も違うはず。それがなぜ「みんなで一緒に?」。
私としては、発注者である現UR(住宅都市整備機構)に
何らかの責を帰せられる事由があり、これほどの大規模な
「手抜き工事」が発生したのではないか、と考えるのが自然だと思います。
現に、施工担当のゼネコンがURから厳しく責められた、
といった様子はあまり窺い知れません。
再建築費を負担した、というような情報も得られませんでした。
この問題、もし今起こっていれば大騒ぎですね。
「姉歯・ヒューザー」以上の大事件ではないですか?
日本のマンション史上に残る、最大の欠陥建築事件です。
そして、これはかなり人為的な原因であると考えられるので、
今後も起こらないとは限りませんね。
「公団だから」と信じて大金を支払った方々にご同情申し上げます。
また、今年は最初に書いたように三井、三菱、住友と
財閥最大手系デベロッパーのチョンボが発覚。
マンションというのは「大手だから」「公団だから」といって、
けっして安心できないシロモノであることを、
みなさんもよく認識していただいた方がいいですね。
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アメリカの中間選挙で、オバマ君の民主党が負けています。
私的には「ザマーミロ」という気分(笑)。
政治家には理想が必要です。しかし、現実ともしっかり向き合うべき。
オバマ君は、そのあたりがかなり中途半端でした。
最初の4年でご退場願うべきでしたね。
そのあたり、アメリカという人工国家は「理想」がお好きです。
民主主義というのは、万能ではありません。
それどころか、欠陥だらけです。
チャーチルは「民主主義は最悪の政治制度だ」とのたまいました。
人類は、今のところこれに優る政治形態を見つけられていない、
というだけのことです。
今日は、ちょっと毛色の変わった話をしましょう。
日本人が観光で訪れることも多い、東南アジアのタイ。
ここのマンションを買え、という話ではありません(笑)。
タイには国民の人気の高いラーマ9世という王様がいますが、
政治体制としては民主主義です。
ところが、先日クーデターが起こりました。
なんと、タイでは19回目のクーだそうです。
日本人は、クーデターというと「恐ろしい」ものであり、
「軍隊が武力行使で政治に介入する」というイメージが強いですね。
まあ、世界で起こる大半のクーデターはそうなのでしょう。
日本でもかつては2.26事件というクーデターがありました。
三島由紀夫は市ヶ谷の防衛庁で自衛隊員に「決起」を促しました。
まあ、大半の日本人にとってはおどろおどろしいもの。
この前のタイのクーデターではインラックという女性の首相が失職。
現在はブラユットという名の陸軍総司令官が首相の座にあります。
選挙によらず、武力を行使して現職首相を解任し、
軍の司令官がそれになり代わったワケです。
かなり民主主義とはかけ離れた政権交代ですね。
ただ、私はこのクーデターをさほど悪いこととは思いません。
まあ、褒められたことではありませんが「さもありなん」くらい。
どうせこの後いつか選挙が行われ、新しい首相が選ばれます。
その時にタクシン派が勝利すれば、また面倒臭いことになります。
いつものようにカンタンに説明しましょう。
タイではタクシン派と反タクシン派が激しく対立しています。
タクシン氏はタイで生まれた華僑で、元警察官、そして企業家。
政治家となって2001年から06年までタイの首相を務めました。
この間行った政策は、完全なポピュリズム。人気取りです。
都市部で集めた税金を農村にばら撒いて自党への投票を呼びかけたのです。
その他にも、都市の貧民にもお金を撒きました。
民主主義はひとり1票ですから、これで選挙は有利。
しかし、06年に一族の脱税がバレて海外へ亡命。
この時にもクーデターが起きました。
その後、欠席裁判で有罪判決が出たので今も帰国できず。
ところが、タイ国内では未だに絶大な人気を誇っています。
今回のようにタクシン派(実妹)の首相がでると
海外から「遠隔操作」していると囁かれています。
実際、あのクーデターもタクシンを呼び戻す「恩赦法」成立への
動きがキッカケだったと言われています。
一方、反タクシン派は都市の裕福な市民や企業家、
インテリ、大学生などに多いと言われています。
言ってみれば、民主主義を担う中核層というべき人々。
これがまだ、タイ国内では少数派なのです。
つまり、タクシン派は税金を農村と貧民にばら撒いて人気を集め、
選挙で多数派を取って政権を維持することが一大政策。
これって、健全な民主主義といえましょうか?
ただの愚民政策ですね。
どこかの国の「財政出動」も、ややこれに似た観がありますが(笑)。
タイで起こっていることは、世界のどの国でも起こり得ます。
特に、教育を受けて生活にゆとりのある中間層が多数派を占めない
発展途上国では、容易に起こり得る現象。
民主主義は国民が「賢明な選択」をすることを前提としていますが、
それが不可能な国の方が、世界の多数派ではないでしょうか?
なのに、何でもかんでも「民主主義が正しい」「あるべき政治制度」
という考え方に、私はものすごい違和感を抱きます。
この日本でさえ、あの蓮舫や福島瑞穂みたいな候補者に
喜んで投票する「愚民」が、百数十万人もいるワケですから。
さて、我らの安倍政権も「年内解散」なんて話が飛び交います。
こういう話が政権側から出た時は、たいていが牽制。
今回は消費税を上げたくない安倍君が「増税延期を国民に問う」
という大義名分を掲げて衆議院を解散、というシナリオ。
多分、自民が大勝するでしょうから、選挙後に
「これで増税延期への国民の理解を得られた」ということに。
さすがの財務省も選挙結果を踏みにじることはできないでしょう。
もしそうだとしても、政府の一機関(財務省)を抑え込むために
議会を解散して民意を問う、というのもどこかイビツですね。
総理大臣たるものが政府の一機関を抑えきれないということですから。
そういえば「むかし陸軍、いま財務省」というそうです。
政府の中枢を支配して、思うがままに権力をふるう連中のこと。
ま、安倍君はそこまで思い切りがいいとは思えません。
まず解散はないし、消費税は10%に上げられるでしょう。
そして、未曽有の不況に突入するはずです。
それが分かっているのに流されていく、安倍政権も情けないですね。
日本の民主主義も、所詮はこのレベルなのでしょう。
その内、クーデターが必要になるかもしれません(笑)。
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