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※順不同・敬称略で掲載しています。

今日(9日)はのっけからヒデー目にあいました。
左ひざの筋肉痛(?)がままならぬ状態となり、整形外科の受診を決断。
かかりつけの病院に朝の9時に行って外来受付を済まし、
ずっと待っていたのですが診察してもらえず。
もろもろの所要があったので13時に諦めて引き上げました。
この診察整理券・・・「4」は4番目ではなく、
4時間(以上)待ちましょうという意味とはしらなんだ。
新書2冊読んで、駐車場代300円払って4時間がパー。
名だたる「時間ケチ」人間にとっては、とっても痛い「出費」。
さらに、左ひざはますます悪化して歩行困難状態に陥っています。
それにしても、整形外科ではいつも苦労してきたなあ。
さて、愚痴ついでに今日も少し脱線。
フランスとギリシャの選挙で、ヨーロッパがまたおかしくなっています。
ともに緊縮財政派にNOという結果が出たことで、
これまでの弥縫策にさらなる微修正が迫られている模様。
欧州の不安再燃を見越してか、株価も世界同時で下落。
日本とアメリカは景気が若干回復基調にあるので、
ユーロが多少おかしくなっても影響は少ないはずなのですが。
しかし、結局この問題はさらなるユーロの金融緩和で
乗り切るしかなさそうです。
つまりはダメダメ政策をとるギリシャには盗人に追い銭。
緊縮NOのフランスには表面上の妥協。
でもね、それでは問題は根本的に解決しません。
ギリシャやスペインやポルトガルは、多少の試練があっても
ドイツやオランダのような国にはなれないのです。
今後何十年経ってもユーロのお荷物国家でしょう。
いずれどこかでユーロ自体の抜本的な構造変換が必要。
ダメダメ国家を破綻させるか、借金をチャラにするかしかありません。
私から見ていると、そもそも管理通貨制度自体に大きな問題があるのに、
それをいくつもの国家が共同して行おうというところに無理があります。
ユーロとは、無理にもうひとつの無理を重ねたシステムなのです。
FXをやっている皆さんに申し上げましょう。ユーロは売りですw。
ただし、それで損をなさっても私は責任は取りませんよ。
一方、国内では小沢君が控訴されるようですね。
なるほど不可解な判決だったので、これは控訴すべきでした。
あの裁判官は、自らがどこからも非難されないように
「保身的」な判決文を書いたという印象です。
こういう玉虫色判決には、最後まで白黒はっきりさせる姿勢が必要です。
世論さえ盛り上がれば、二審は有罪に出来ると思います。
そこまで読めなかったのかどうか、小沢君は民主党の党員資格を回復。
またぞろメディアが大騒ぎしています。
何度も書きますが、民主党政権は長くてあと1年。
小沢の子分が次の選挙で永田町に戻ってくるとしても
多く見積もって今の半分がいいところでしょう。
下手すれば3分の1かそれ以下。
さらに、再選されても離反する輩もいるはず。
つまり小沢の政治生命は、長くてもあと1年なのです。
はっきりいって、そんな「過去の人」はほっておけばいいのです。
まあしかし、内外共に不安定要素ばかりで、株価にはいいことなし。
株価が上がらないと、高級マンションは売れません。
ここのところ、すこーしいいかな、という感じはあったのに、
またぞろ後退しそうな材料がわんさか出てきた感じですね。
しかし、浮かれてダメ物件を買ってしまうよりはマシ。
マンションは間違っても衝動買いするものではありません。
レポートの更新情報
木場レジデンス、プラウド南砂が参入
東西線・深川エリアマンション市場全14物件
価格 4,690円
東西線の深川エリアがまた面白くなってきました。
価格もずいぶん下がっています。
このエリアは地味ながら結構ねらい目。
合理的に考えればお買い得だと思います。
取り上げた物件は以下の通り
クレヴィア門前仲町
パークリュクス門前仲町mono
シティハウス門前仲町
リビオレゾン木場公園
プレミスト清澄白河
シャリエ東陽町ファースト
プレシス南砂
エコヴィレッジ木場
木場レジデンス
ザ・パークハウスアーバンス木場公園
イニシア門前仲町
クリオ南砂
プラウド南砂
レジデンシャル門前仲町
先日、このブログで「ザ・パークハウス晴海タワーズ」の
第1期登録を申込んだ377人の方は「集団発狂」していると書いたら、
「それは言いすぎ、失礼だ」とのコメントをいただきました。
確かに「発狂している」といわれれば、いい気はしないでしょうね。
「お気に障ったのなら申し訳ない」とは思います。
でも、今日はもそっとスケールを大きく暴言を吐きましょう。
原発稼動を許さない方は、集団発狂しています。
今年の夏、関西電力管内では十数パーセントも
電力が不足するそうではないですか!
なんだかすごくおかしな話ですね。
事故を起こしたのは東京電力の福島第一原発でしょ。
だから去年の夏、われわれ東電管内に住んでいる人間は、
計画停電や節電で大変な思いをしたのではなかったでしょうか?
それがなぜ、今年の夏は関電管内で電力不足なのでしょう?
言うまでもありません。原発を故なく停めたからです。
なんかもう・・・どうしようもなく情けなくなりますね。
なぜに停める必要があるのでしょう?
もしかして、事故を起こすかもしれないから?
そりゃあ、人間がやることですから間違いは起きますよ。
火力発電所だって、水力発電所だって、太陽光発電だって、
事故が起きるときには起きますよ。
3.11でフクシマを襲った規模の津波がフクイを襲うから?
フクイにはかつて30mの津波がやってきた記録なんてありましたっけ?
フクイの原発の下には地震を起こす活断層があるから?
ところで、予め見つかった活断層が
大地震を起こしたことって、過去にありましたっけ?
それに、今回のフクシマから漏れた放射能で、
いったい何人の人が死んだというのでしょう?
逆に強制避難をさせられて、慣れない避難先の暮らしの中で
患って死んだ人はいったい何人いるのでしょう?
10人や20人じゃあききませんよ、きっと。
原発って、どうして危険なのですか?
事故って放射能を漏らすから?
では、放射能の何が危険なのでしょう?
500ベクレルの魚を食べたら、いったいどうなるのでしょう?
支那に旅行したときにレストランで食べる料理の食材は
何ベクレルの検査に合格したものかご存知ですか?
ひょっとしたら、そんな検査自体をしていないかもしれません。
毒入り餃子を輸出して「日本で混入された」なんて平気でいう国です。
それに、検査機器が正確な数値を示すかどうかさえ分かりません。
核実験場に近いウルムチあたりの線量と、
フクシマ第一の正門前のそれを比較してみてはいかがでしょう?
それに、誰か北京や上海で空気の清浄度を正確に調べる
計測機器を持ち込んで毎日レポートして欲しいですね。
北京の屋外で一日過ごすのと、避難地区で過ごすのと、
医学的に見てどちらが危険なのか正確に知りたいですね。
もし、北京のそれがフクシマ第一の門前よりも危険なら、
政府は即座に北京在住の全日本人に「避難命令」を出さねばなりません。
だって、そうでしょ、危険なんだから!
何がどう危険なのか、多くの日本人はイメージでしか判断していません。
「原発は危険だ」「事故で放射能が漏れる」「だから停止だ」
いったい何が危険なのか?
放射能が漏れたら、どの程度危険なのか?
停止したら問題が解決するのか?
そんなこと、ちっとも考えずに付和雷同しているだけ。
実のところ「反対だ!」と叫んでいる人は
政府や大企業のやることは何でもかんでも「反対だ!」と
いうことが大好きな人々ではないのですか?
また、多くの人が「なんとなく反対」しているのは、
そういった声の大きい人に引きずられているのではないですか?
こんなことは絶対にないと思うけれど・・・
もし明日から朝日新聞とNHKが学者と文化人を動員して
「原発は安全だ」という記事や番組をやりだしたら、
きっと彼らは「それなら安心だよね」と、反対を取り下げるのでしょう。
ああ、情けない。
われ等は民主主義社会に生きています。
このシステムは、市民が賢明な判断をすることを前提に成り立っています。
声の大きい人間、権力者、扇動者に付和雷同する者が多数となれば、
民主主義はただの衆愚政治を招くだけです。
政治家はただの人気取りの政治屋や利権屋に。
そして、国民国家の利益ではなく、私利私欲に走ります。
やがて、国は滅びるでしょう。
最近、1000年先のどこかの文明国に塩野七生のような歴史作家が現れ、
今の時代の日本について書くとしたら、どうなるのかと考えています。
きっと、かなり辛らつな見方をされるのでしょうね。
戦いに敗れた後のこの国の体制を定める基本法が成立したのは、彼らの名誉と文化を守るために一命を捨てて敵艦隊に突入したカミカゼ戦士の一周忌をも迎えない頃であった。その「日本国憲法」なるものを実際に書き上げたのは占領軍の若い将校数人であり、制作に要した時間も2週間。内容もかなり粗雑なものであった。
占領軍の意図は、この国が二度と自分たちに歯向かう武力も気力も持たぬように、物理的にも心理的にもすっかり牙を抜いてしまうこと。その目的を果たすだけなら、占領軍は見事な成果を得たといえるだろう。否、むしろ「薬が効きすぎた」という表現が適切かもしれない。
この憲法は驚くべきことにその後X0年の間、この国の体制や政策の基本となった。もっとも不思議なことは、その間にこの国の人々は、この粗雑で不具合極まりない憲法について大きな疑問を感じることがないばかりか、これを讃え崇めるという不思議な現象まで巻き起こしたことであろう。その理由は、この憲法が何よりも「戦わないことによって平和が得られる」と規定したことによる。そして、この国の多くの人々が、「その憲法を守ることで平和も守られる」という無邪気な幻想に陥った。
もちろん、現実の国際社会でそのような幻想は現実とはならない。しかし、この国の人々はその幻想の中でX0年も過ごすことによって、著しく現実思考を欠く国民性を有するにいたった。
そのもっとも顕著な例が、2011年の春にこの国を襲った大地震と、その後の電力不足時代だろう。驚くべきことに、電力が不足したのは地震によって発電所が破壊されたからではない。もちろん、何ヶ所かは破壊されたが、それはこの国がその時代に備えていた十分な発電力から見れば十分に補完できるレベルであった。であるにもかかわらず、その翌年には一部の地方で電力が20%近くも不足するという事態に陥ったのだ。
実は、前年の大地震で原子力発電所が数箇所破壊され、大規模な放射能漏洩事故が起きていた。人々はこれを必要以上に不安視した。戦争の末期に使用された原子爆弾を思い起こさせたのだ。さらに、戦争に関係することはすべて忌避する行為は、平和憲法の下では長年社会から容認され続けてきた。その結果、放射能を恐れた人々は、政府に圧力をかけて自らの暮らしに不便を招く原発停止を求めたのだ。
これによって、この国は原子力に代わる火力発電の燃料費として、当時のGDPの約1%の規模で余計な出費を強いられ、さらに一部地域の人々は電力が著しく不足した状態に耐えなければならなかった。
今から見れば、彼らは余りにも過剰に反応しすぎたといえるだろう。その後、放射能事故による人的被害の数値は、統計的に大きな意味を成さないことが判明した。しかし、その時にはすでに・・・・
先日、どこかの役所が「東京湾岸エリアの津波は2.6m」
みたいなことを発表していました。
それで、湾岸エリアで売り出し中のタワーマンションの販売現場では、
「このあたりの津波は最大で2.6mと発表されましたので、当物件は大丈夫です」
なんていうおバカなトークをしているとか。
まあ、何というか・・・言うほうも聞くほうもオメデタイですね。
日本人はいつからこういうリアリティのない民族になったのでしょう?
今の社民党は「護憲主義」だそうですが、やっぱり原因の一つはあの憲法。
「平和、平和、平和・・・」と唱えていれば平和が守られる、
と信じなさいよ、というのが今の日本国憲法。
それをずっと唱えているのが昔の社会党、今の社民党。
「社民」なんてざあとらしい名前でなくて「平和祈願念仏党」と改めるべきです。
その昔国会で
「日本には台風が来るな、という法律を作ったら台風が来ないのか?」
と、改憲を迫った議員がいたそうです。
まったくその通り。
今回の「2.6mの津波」も、これによく似た話です。
どこかの役所が「東京湾岸エリアの津波は2.6m」と予測しておけば
津波のほうで遠慮して2.6m以内にしてくれる・・・
なんてバカな話はありませんよね。
だいたい、政府や学者の地震に関する予測や予想が当たったことありますか?
阪神淡路大震災だって、今回の東日本大震災だって、
地震学者や政府の研究機関のどこが予想していましたか?
30mもの津波が来ることは「想定外」でしたね。
なのに、まだ彼らの「2.6m」などというおとぎ話を信じるのですか?
それで10mの津波が豊洲や有明、晴海を襲ったら・・・「想定外」ですか?
今回の原発騒ぎで少しは露見しましたが、
政府や学者の言うことには、それぞれ裏の意図があるものです。
まったくの嘘はいわないでしょうが、
それぞれの勝手な解釈はいっぱい入っています。
都合の悪いことは、なるべく表に出さないようにします。
そういったことも踏まえて「2.6m」を解釈すべきなのです。
残念ながら、我々は「信じる者は騙される」社会に生きています。
大切なことは、政府や学者が教えてくれる内容を信じるより、
自分で調べて、考えて、自分なりの結論を出すべきだと思います。
ところが、大半の日本人はそういったことが苦手です。
何よりも、多くの人はこういった問題について
どこかに「正解」があると無意識に考えているように思えます。
どこかの研究機関か、政府の一部か、学者や研究者が「正解」を知っていて、
それを探し出せばいい、なんて考えているわけです。
小さいときから必ず「正解」のある受験勉強をやりすぎたのではありませんか?
どこかに「正解」があるはずだから、自分よりも賢いはずの
東大を出た役人や研究者ならそれをきっと見つけてくれる、
なんて無意識のうち考えてはいませんか?
当たり前のことですが、世の中の解決すべき問題の99.9999%には
「正解」などというものはありません。
それがあるのは極端な話、受験勉強の世界だけ。
強いて言うなれば「最善の策」とか「説得力のある仮説」というものはあります。
その昔、外交官の陸奥宗光は判断に迷ったときに、
「他策なかりしを信ぜむと欲す」として決断したそうです。
大切な物事を決めるには、やはり自分で考え尽くさなればいけないのです。
卑近な話・・・マンションを買う場合に
販売現場の営業担当者の言葉だけを信じて判断するのは、
完全な「思考停止」だといわざるを得ません。
自分の頭で考えることを放棄し、
営業担当者に何千万、何億円もの資産を預けたのも同じこと。
そして、信じた相手はたいていあなたの将来のことよりも
自分のその月の販売成績しか考えていないのです。
「湾岸エリアの人気が回復していますよ」
営業担当者はきっとそういうでしょう。
でも、実際にはちっとも人気が回復していないことが、
最近徐々に明らかになってきています。
プラウドタワー東雲やザ・パークハウス晴海タワーズを
購入している人々は、湾岸エリア以外から移住するためではなく、
湾岸エリア内で「住み替え」るパターンがかなりの比率だそうです。
つまり、山の手に住んでいる賢明な人々は、わざわざ安全な場所から
「津波が2.6mくるかもしれない」湾岸エリアに移り住もうとは
考えていない、という傾向が見えてきています。
こんなときに販売サイドの思惑に乗せられて湾岸のタワーに移り住み、
何年か後に10mの津波がやってきて、頼みの自家発電装置も
「想定外」に稼動しなくなったらどうなるのでしょう?
電力供給が回復するまで、タワーに住むことはできません。
ご近所の避難所で、それまでタワーから見下ろしていた人々と
肩寄せあいながらしばらくの間一緒に過ごすことになります。
世の中が落ち着いて「こんなマンションこりごりだ」と
売りに出しても「捨て値」でしか処分できなくなるでしょう。
こんなこと、誰も指摘していません。
だからといって、起こらないなんて誰が言えるでしょう。
湾岸エリアの津波の高さが「2.6m」というのは、
それを発表したお役所の願望ではないのでしょうか?
だって10mと想定すればそれ以上の防壁を作らなきゃいけないでしょ。
そんな余計な予算、どこにもないはずです。
少なくとも、一度決めた予算を見直すなんて、
不精な役人が進んでやるはずありません。
でも、それを信じて何千万円ものマンションを買う人がいるから、
やっぱり日本人はかなりのお人よしなのです。
おめでたいことに、GWに入る直前に風をひき、
おまけに去年傷めた左ひざが筋肉痛に見舞われているので、
ほぼ自宅でおとなしくしております。
ただ、2日は不動産広告業界の「重鎮」に呼ばれた酒席がありましたので、
のこのこと神田方面まで出かけていって、また筋肉痛が悪化w。
来週は雑誌原稿1本にライターとしての取材・原稿制作の仕事が3本、
さらには執筆中の新しい愚著の手直しなどがある予定で、
このブログの更新がままならぬ可能性があるので、
今のうちにヨタ話をしておきます。
私は、ここ20年くらいのうちに日本経済の大きな流れが
デフレからインフレに転換するのではないかと予想しています。
そうならざるを得ない最大の根拠は、公的債務による財政破綻。
この前、ギリシャが国家として経済破綻しましたが、
かの国の財政赤字の対GNP比は約160%、日本は200%超。
なのに、日本の国債は低金利でも依然として市場で買われ続けているのに、
ギリシャのそれは高金利にもかかわらず誰も買わないのはなぜでしょう?
その答えは2月14日の更新でも書いたように、
日本はいつでも円を増刷して国債を償還(返済)できるけども、
ギリシャはユーロを自分で印刷することができないから。
そして、今のところ円を刷る権限を有している日本銀行は、
そういったことを本気でやる気配が一向に窺えません。
実はこの春先、ちょっとだけそういうフリをしてみせました。
10兆円の金融緩和と1%の物価上昇目標の設定。
その直後に株価は急上昇。外国為替は円安へ。
でも、日銀は本気で政策を転換する気がないのを見透かされて、
2ヶ月もたった今では元の木阿弥。
日本経済は依然として深い谷の底に沈んだままで、
未来への明るい兆しもしぼみました。
経済が好転しないと税収も増えないので、財政は悪化するばかり。
だったらどうすればよいのか? という「問題」について、
財務省がこの20数年ずっと唱え続けてきた答えが「増税」。
それも、一度上げてしまえば下げる必要はほぼない消費税が一番。
その口車にうまく乗せられて「使い捨て」されそうなのが
いまの総理大臣の野田君であることは前々回書いたとおり。
で・・・仮に消費税が増税された場合、
本当に税収が増えて財政赤字が改善されるのか?
これも前々回も書いたとおり、答えはノー。
消費税が3%から5%に上がった1997年の税収は約54兆円。
そしてその後15年余り、政府の税収は一度も
1997年当時の水準を超えたことはありません。
つまり、消費税が8%になろうと10%になろうと、
政府の税収は増えるどころか減るばかり、と予想できます。
つまりは、今以上に不景気になる可能性が高いのです。
さて、今日は「だから財務省はアホなんだ」と繰り返すために、
この問題を取り上げているのではありません。
財務省の高級役人が硬直した政策しか考え付かないのは、
われら下々にとっては天災みたいなもので「避けられない悲劇」。
彼らを使いこなす政治家を選べない、輩出できないのは
われら日本国民の市民レベルが低いせいだから、これも致し方なし。
そんなことよりも、それによる被害を予想し、
できることなら最低限にとどめることを考えたほうがいいでしょう。
まず、当面の間日本は円安によるデフレと不況が続きそうです。
消費税の増税は、それをさらに深刻化させる可能性が大。
また日本銀行は今のところ「円安→インフレ」に舵を切る気配はなし。
一部には、今の白川総裁が任期満了で交代する、
来年3月以降の方針転換を期待する向きはありますが、
私はこれについてかなり懐疑的。
というのは、来年3月はまだ今のおバカな民主党政権が続いている可能性が大。
すると、財務省のリモートコントロール化にあるでしょうから、
次期日銀総裁は財務省OBで「10年に一度の大物次官」と呼ばれた
武藤敏郎なる人物が就任すると噂されているからです。
10年に一度かなんか知りませんが、財務省内で高く評価されているのはつまり、
「省益を守る術に長けている」というだけだと推測できます。
したがって、今までの「金融緩和実質拒否」の政策を変更するとは思えません。
で・・・どうなるのか?
経済はどんどん悪化し、税収は落ち込み。
もちろん、今や日本の名物のようになっている「政局の混乱」も加速。
社会一般に広がる不安感も徐々に深刻の度合いを増すでしょう。
目端の利く人間は、円資産を豪ドルやスイスフラン、金などに変えて
海外に移転するはずです(もう始まっています)。
3,4年後には、一般予算が組めなくなるほど
税収の落ち込みが激しくなるかもしれません。
つまり今90兆円規模で予算を組むと、「税収20兆、国債発行70兆」。
国債の償還(返済)に50兆、利払いに30兆、そして
一般会計に10兆円みたいな半分になるのではないでしょうか?
そうなると、真水はたったの10兆円ですよ!
国家公務員の給料さえ払えなくなります。もう、完全な破綻。
仕方がないから、国債をあと30兆円ほど発行するしかありません。
すると単年度の新規国債発行は100兆円。
そして、その100兆円分の国債は誰が買うのか?
今なら、銀行や生保、年金が買ってくれています。
ついでに、支那や半島の政府も買ってくれると先日報道されていました。
でも、そんな破綻状態になってもみんな買ってくれるでしょうか?
少なくとも、私が金融機関の経営者なら買いません。
それじゃあ、どうなるのか?
最後は、円を増刷できる日銀が買うしかなくなるのです。
それこそ、強制的な「金融緩和」です。
そうなって、初めて今のヨーロッパやアメリカ、支那並に日本も
「円安→インフレ」への政策の舵を切ったことになります。
でも、そのときの日本経済の規模は、今より最低2割は減っているでしょう。
名目GDPで300兆円あたりかもしれません。
このシナリオ・・・まるで中学生でも考え付くくらい単純です。
でも、経済の動きというものは後から眺めれば
割合に単純なスキームで説明できることが多いのです。
ギリシャ経済の破綻やサブプライムローン問題を説明するのに、
小難しい専門用語を並べ立てなくてもいいのと同じ。
それで・・・この問題がマンションの購入や選び方にどう関係するのか?
あまり関係ないといえば関係ないのですが・・・・w
ひとついえることは、この先の日本経済の見通しは「明るくない」ということ。
こんな時には、大きな借金は避けるべきだし、
「一か八かの勝負」的な購入は一切お勧めしません。
買うのなら、値下がりの可能性が少ない都心か好立地。
ローンを組むのなら、無理なくフラット35で。
インフレが来るとはいえって「20年以内に必ず」というレベル。
(私の予想は5年以内70%ですが・・・・)
それを期待しての購買行動は避けるべしです。
先日、新聞を読んでいて日本の「基幹産業」ともいうべき
電機業界が陥っているあまりの「不振」に戦慄しました。
あの日本電気でさえ著しく衰退しています。
株価を見ると140円前後の「倒産状態」。
今後、この「円高不況」がずっと続くと、日本はどうなることやら・・・
このゴールデンウィークに、マンションのモデルルームを
見学される方は多いと思いますが、浮ついた気持ちのまま
手付金など払ったりなさらないよう、くれぐれも慎重に行動してください。
私は、ほとんど「ブランド」というものに縁のない生活をしています。
まずもって、着る服にはかまけません。
だいたい、お葬式用の礼服以外にスーツというのを持っていません。
1年ほど前、私服の高校に通い始めた長女が「ナンチャ」といって
女子高生の制服もどきの格好をし始めたときに
「お父さん、ネクタイの結び方、教えてよ」
「よしよし、カッコいいのを教えてやる」
と、自慢げにはじめたのですが・・・何と忘れてしまっています。
クルクルと巻いて入れる単純なのは忘れようもないのですが、
逆三角形にして、首をピンと跳ね上げるようにする結び方が、
すっかり怪しくなっていたのです。
だって、もう30年くらいやっていなかったからw。
まあ、その時は何とか思い出して事なきを得ましたが。
それで「これ、もうお父さんは使わないからやるよ」と、
長女にくれてやったのがポロのネクタイ。
23歳のときに月給の6%くらいをつぎ込んで買ったもの。
多分、私が自分のために買った最後のブランドモノではないでしょうか。
そして、今やネクタイを締めるなんてお葬式くらい。
ちなみに、結婚式は日本男児らしく羽織袴で出席することにしています。
最近、めっきり呼ばれなくなりましたがw。
先日、とあるお金持ちの家にお伺いして
「娘さんがいらっしゃるようなので、もしよろしければ・・・」と
遠慮がちに差し出されたのは、ご令嬢がお召しにならなくなった衣服。
「はい、ありがとうございます」
私が見てもさっぱり分からないので、持ち帰って高校生の娘に・・・
「キャー、何これ。すごい、○○○(ブランド名)じゃない。お父さん、コレどうしたの? へえ・・・そう。こんなの欲しかったのよ。ウワ、すごいセンスいい・・・」
と、大騒ぎw。
貧乏な我が家では、ブランドというと「トップバリュー」。
今私が住んでいるすぐそばにイオンがありまして、
そちらのプライベートブランドがトップバリューなのです。
「トップバリューってねえ、すごいブランドなんだよ」
なんて、子供だましが通じたのはせいぜい小学校3,4年生まで。
「○○ちゃんはねえ、○○○(ブランド名)のスカート履いているの」
なんていいだすのは、小学校の高学年あたり。
中学生になると、もういけません。
「トップバリューなんて、ダッサー」
乏しい小遣いをもって原宿あたりへショッピングツアーへ。
三文ブランドを血眼になって漁り始めます。
それでもって、長女が入った高校は学費が「日本一」とかいわれる音楽系。
もうまわりはお金持ちだらけ。
医者に弁護士に国会議員、外交官に大名の末裔、在日の経営者まで、
ありとあらゆる種類のお金持ちのご子息ご令嬢が参集しているワケです。
ところがよくしたもので、わがご令嬢もさすがに高校生になると、
自分がまわりに比べるとかなり貧乏だということを自覚するワケです。
もちろん、私は日ごろから「我が家は由緒正しき貧乏人だから」なんて、
ガバイばあちゃんみたいな開き直りをしておりますからw。
貧乏人には金がないけれど工夫がある・・・のかどうか知りませんが、
わが長女殿は乏しい持ち物をとっかえひっかえアレンジして、
まわりに比べて遜色なきように努力を続けていたのでしょう。
そこへ、思わぬボタ餅が落ちてきたので大喜びしたという次第。
その真性お金持ちからいただいたお召し物を着て登校すると、
級友からヤンヤの喝采を浴びたと本人はご満悦。
親として喜んでいいのか、悲しんでいいのか(汗)。
まあ、以上はどうでもいい話なのですが・・・・
マンションを買うときにも、いますねえ・・・ブランド好き。
すでに書きつくした話題なので、今さらしつこくはいいません。
ただ、ひとつだけ申し上げるなら、マンションにはファッションにおける
「ブランド」なんてありえません。
一物一価のマンションに均質の価値を保証しようがないのです。
いってみれば学歴のようなもの。
「彼は慶応卒だから」といって、100人が100人絵に書いたような
慶応ボーイであるはずがないのと同じこと。
マンションにブランドがあるとすれば、
それはみなさんの頭の中に描かれている幻想です。
私がコーディネイトしているマンションにも、
当たり前ですがまったくブランド性はありません。
でも、プラウドやブリリア、パークホームズなどに比べて
いささかもクオリティが劣るとは思えません。
むしろ、われわれスタッフが設計・施工に対して細やかに目を配るので、
かなり精度の高いものに仕上がる自信があります。
コミュニティの形成や管理にも、十全の意を尽くすつもりです。
募集を再開するのは約1年ぶり。
全19戸の規模ですが、申込み済住戸がいくつかあります。
ここにきて、問い合わせや個別説明会の申込みも多くなりました。
そこで、今月19日の朝10時半から現地近くで説明会を開催いたします。
どうぞ、ご興味のある方はご参加ください。
周辺の中古マンションよりも安い取得目安価格で募集するので、
とてもブランドなんていえませんが・・・・
世界のどこにもない、あなたオリジナルの住まいとなるはずです。
大江戸線「若松河田」駅徒歩3分に誕生、全19邸の
新宿余丁町コーポラティブ計画 説明会開催
日時:5月19日(土) 午前10時30分より
場所:若松地域センター 第一集会室
※説明会の後、現地見学会も開催 終了は12時30分頃の予定
マンションレポート更新情報
ザ・パークハウス晴海タワーズ、出足不調!
「晴海・勝どき・月島」暗雲漂うマンション市場
【2012年4月改訂版】
価格 4,690円
ザ・パークハウス晴海の出足は、思った以上の不調でしたね。
まるで石川遼くんの最近の成績みたいで、ちょっと気の毒。
しかし、みなさんはこのマンションをもっと冷静な目で
眺めるべきだと思います。ぜひ、このレポートの活用を。