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※順不同・敬称略で掲載しています。

あまり大きな声では言いたくないのですが、
私はとある小さなマンションの管理組合理事長を務めております。
通算4期目くらいではないでしょうか。
私がそこに住んでいるわけではありません。
人に借りてもらっています。
まあ、そんなことはあまり関係ないのですが、
何期も理事長をやっていてつくづく思うのは、
「管理会社の言いなりになっているとロクなことはない」ということ。
ボーとしていると○○の毛まで毟り取られます。
例えば、前期はちょっとした補修工事が、
管理会社の発案で総会の議案に盛り込まれました。
それが必要かどうか、かなり疑問。
そして、上げてきた見積もりの工事請負は管理会社だけ。
「いいかげんにせんかい」と思いました。
その前の期には、ちょっとした塗装工事にウン十万の見積もり。
本当に、舐めていますね。
管理組合の理事長と言うのは、実は絶大な権限があります。
というのは、実質的に総会の決議を左右できるからです。
多くの管理組合の場合、総会に出席する人は多くありません。
欠席する人の半分くらいは「委任状」をお出しになります。
委任する先は、たいていが「理事長」です。
ですから、理事長は総会においてかなりの票数を持っています。
場合によっては、過半数さえあります。
私が理事長を努める管理組合がそうです。
私が「ウン」といえば、議案は可決。
「ノー」といえば、通りません。
もちろん、私は常識的に物事を進めていく人間ですから、
前述のような管理会社の横暴は許しません。
さらに、場合によっては「管理会社の変更」も可能です。
管理会社は総会の決議で変更できるのです。
ウチの管理組合なら、私が自ら変更を提案して、
私宛の委任状が過半数を超えれば可決できます。
まあ、今のところそこまでやる気はありませんが。
しかし、みなさんも良くご理解いただきたいのは、
管理組合が健全に機能していなくて、管理会社におんぶに抱っこ状態だと
いいようにしてやられて、どんどんお金をもっていかれます。
基本的に「良心的な管理会社」など存在しない、
という前提に立って物事をお考えになった方がいいでしょう。
カンタンな言い方をすれば、管理会社にナメられてはいけないのです。
常に管理会社の仕事を細やかにチェックして、
甘いところはないか、不当な請求項目がないかなどに目を光らせるべきです。
連中は油断もスキもありませんから、ちょっと甘いところを見せると
すぐに図に乗って金を毟り取ろうとします。
管理組合の理事長は、それぞれの規約によりますが
たいていは「1年任期」か、せいぜい「2年」。
理事ももちまわりのようなところがほとんどです。
経験がいかされない仕組みになっています。
特に大規模なマンションはそうです。
「売主の系列企業だから安心」などと寝ぼけたことを考えてはいけません。
グループ企業だからこそ、ナメてかかってくるのです。
特に、建築の欠陥などが見つかった場合はかなり裏目に作用します
グループ企業が管理会社なら、まず間違いなく「隠蔽」に走るからです。
これは、当たり前と言えば当たり前。
だって、親会社に逆らうようなことができるワケがありません。
管理組合の役員というのは、区分所有者を代表して
管理会社がキチンと仕事をしているかどうかを、
しっかりと「管理」するのが役割です。
でも、往々にしてナーナーになったり、うまく籠絡されてしまいます。
大規模マンションだと、次に理事をやるのは何年も、
あるいは十数年も先、ということがよくあります。
ついつい「そういうめんどくさいことは次の方に」となります。
サラリーマンの責任逃れと同じですから、
多くの方がそういう術には長けているので、もう始末に終えません(笑)。
結局、日本の大半のマンションの管理組合は
管理会社にカモられているのが現実です。
大手のマンションデベロッパーは、
たいていグループ内に管理会社を抱えています。
経営が危うくなって最後に手放すのが管理会社。
なぜなら、一番高く売れる「虎の子」だからです。
管理会社を売却すると、もうそのデベは危ないというサイン。
3年前はそのパターンで何社も逝きました。
管理会社をどこにするのか、というのはかなり重要な問題です。
でも、分譲マンションの場合はたいていがデベの子会社に決まっていて
購入者には何の選択権もありません。
引き渡しの後、実際の管理が始まってから
次々と問題が発覚していくケースがほとんど。
これって、よく考えればおかしな話です。
本来、どこの管理会社に委託するのかは、
区分所有者が自ら選択すべきではないでしょうか?
確かに、制度上の困難は伴います。
完成したマンションには、一日も管理の空白を設けるわけにはいきません。
だから、建物の引渡し前に購入者全員が集まってどこの管理会社にするのかを
話し合って決める、などということは不可能ですね。
それなら、こういうのはどうでしょう?
入居後の1年は暫定的に分譲会社が管理を代行して、
その間に管理組合が2年目以降の委託先を決める、というシステムです。
これなら売主のグループ企業だけでなく、数社に競わせられるので
委託費も軽減でき、管理内容も充実させられる可能性があります。
なによりも、最初の1年で喧々諤々の議論をするので
管理組合の「まとまり」ができますね。
これは、法律で定めて制度化しないと定着しないでしょう。
なぜなら、デベの既得権益を奪うからです。
今まではノーコンペで受注できていた大手デベのグループ企業も、
この制度が導入されると厳しい競争に巻き込まれます。
でも、結局そうやって切磋琢磨することで鍛えられ、
より合理的な方向が見出されるのです。
でも、こんな制度は夢のまた夢でしょうね・・・
ただ、コーポラティブ方式だと、ほぼこの通りのやり方で
管理会社を選定することが可能です。
むしろ、コーポラの場合は「暫定1年」などといわず
引渡しを受ける前に参加者が議論しながら管理委託先を選べます。
かなり理想的なシステムではないでしょうか?
ここ何回か行った新宿余丁町計画の説明会で、管理について多くの質問が出ました。
「管理会社はどこになるのですか?」
「管理費はおいくらなのですか?」
私はそれぞれ丁寧にお答えしていますが、一言で言うと
「それを最終的にお決めになるのは、参加者のみなさんです」となります。
もちろん、私の方でどの管理会社がいいのかという選択肢はご用意します。
具体的な管理業務の案もお出しします。
それに伴う費用も、選択肢に上げた数社から見積もりを取ります。
つまり、通常のデベロッパーと同様のところまで組み上げた上で、
最終的には参加者の判断にゆだねます。
例えば、「週3日の巡回管理」でいいのか「平日は毎日」にするのか。
清掃をどこまで委託するのか、などによって管理費は異なります。
場合によっては、管理会社に一括委託ではなく分離発注にした方が
費用はそれなりに軽減されます。管理は大変ですが。
そのあたりは、本来すべて区分所有者が決めること。
そのように説明をさせていただいています。
もちろん、私はある程度議論を整理する役割を果たすつもりです。
全員がもろ手を挙げて一致、と言うわけにはいかないかも知れません。
そのあたりが、コーポラティブならでは煩雑さかもしれません。
でも、マンションというのは基本的に区分所有者の共有物です。
区分所有者同士の話し合いと言うのは避けられないこと。
むしろ、最初からそういった話し合いを重ねているコーポラティブは、
区分所有者同士のまとまりも強くなる傾向が見られます。
つまり、「議論をまとめる」ノウハウがより深く蓄積されるのです。
そういった住まいは、普通の分譲マンションに比べると
格段に高い「危機対応能力」を有することになります。
何かあったときに強いのです。
地震などの災害、停電、犯罪など、マンションが対処すべき問題は様々。
管理組合がまとまっていると、上手に乗り切れることが多いはず。
そういったところにもコーポラティブの魅力があると思います。
説明会開催(参加無料)
7月30日(土) 17:40~
説明会参加お申込は こちら から
新宿余丁町のコーポラティブ計画を本格稼動させてから
なんだか強烈に忙しくなりました。
コーポラの業務が忙しいのもその理由のひとつなのですが、
それ以外の仕事もなぜかズコズコと入ってきたのです。
広告コピーに通常のライター仕事などなど。
来客も多くなるし、雑用もウジャウジャ・・・
余丁町プロジェクトに探りを入れるような業者?
からの電話もあって、今日も珍しく自主残業。さきほど帰宅。
今日は「首都圏の6月のマンション供給が3割減」、
というのが業界のニュースになっていました。
最近、震災の不動産市場への影響も一段落したのか、
マスコミからの取材がほとんどなくなりました。
「マンション」がネタにならなくなっていただけに、
「3割減」というのはニュース価値が多少あったのでしょう。
いつかも書いたように、ああいう数字を業界関係者はあまり気にしていません。
実際の体感レベルとかなりズレがあるからです。
現在、マンションの販売現場は全体的にまあまあ「多忙」といっていい状態。
この9月に売り出す物件の準備が忙しいのです。
6月や7月は、販売を開始するには中途半端な時期。
多少増えようが減ろうが大勢に影響はないわけです。
多分、9月の販売戸数はドヒャっと増えそうな気配が漂っています。
本来、GWに出そうと企んでいたけど震災で出せなかった物件、
そしてそもそも9月に出そうと予定していた物件が一緒に出てきそうです。
すごくイレギュラーなカタチで出てきそうな物件もあります。
例えば、新浦安の大型マンション。
完売していて引渡しの最中に震災に見舞われた
「プラウド新浦安パームコート」というマンションは、
全550戸のうち、100戸前後がキャンセルになったというウワサです。
そのうち「キャンセル住戸発生!」なんてやるのでしょうが、
数が数だけに・・・業界でも前代未聞・・・ではなかった。
数年前の「ザ・タワーズ・ウエスト プレミアレジデンス」がありました。
あの時は売主企業が驕慢な態度で中央突破を図ろうとして大失敗。
結果的に大量のキャンセル住戸発生につながりました。
まあ、完全に人為的なミスといっていいでしょう。
ただ、今回の新浦安は天災。
売主企業に大きなミスはありません。
あえて言うなら、隣接の「凛区」でつけたバカ高価格に引きずられて
表面上、本当の市場価格での販売ができなかったことと、
新浦安というヤバイ場所を選んだことでしょうか。
それでも100戸前後のキャンセル住戸は、いつか売らなければならないはず。
手付金を放棄してキャンセルされた方が多いので、
値引きの原資はたんまりと確保してあるはずです。
そして、表面上は震災前の「完売価格」で出さなければいけないでしょうね。
すでに引渡しを受けて住んでいる方の手前もありますから。
でも、野村不動産と言う会社は事業の「見切りの速さ」では、
業界でもかなり上位。大手の中では最速かもしれません。
つまり、水面下ですさまじい値引きが行われそうだということ。
現状、ただでさえ新浦安の中古マンション市場はダブダブ。
売りものばかりで買い手がほとんど現れない状態です。
そこへ、100戸のキャンセル住戸が出てきて、
ギャンギャンと値引きをしながら販売されたら・・・・
恐ろしくて想像したくありませんね。
この会社の稲毛の大型物件は、湾岸エリアであるにも関わらず即日完売、
ということで話題になりました。
あれは野村としての戦略物件なので、何が何でも
「人気物件」であらねばならない宿命を負っています。
私は、あとで「キャンセル住戸発生!」に
ならなければよいと思っているクチです。
かつて、武蔵浦和で売り出された、ちょっと無理目価格のタワーマンションが
やはり「即日完売」だったはずなのが、竣工前になって
「キャンセル住戸発生!」となりました。
なんとその数・・・表に出てきただけで「20戸」。
そういう例もあることですから、「即日完売」を真に受けていないのです。
あの物件は、いずれ勢いが衰えるでしょうから、
そのあたりもしっかり見極めなければなりません。
一方、新浦安は大手新聞社の方々がたくさん住んでおられるとか。
だから、自分たちのマンションの資産価値が落ちるような
記事はなるべく書かない傾向が読み取れます。
その分、自分たちでしっかりウォッチする必要があるのです。
これからも、油断なく見張っておくつもりです(笑)。
ともかくも、首都圏のマンション市場はこの秋、
大量の新規売り出し物件が登場します。
おかしな広告に惑わされず、しっかり選別すべきですね。
「新しいことにチャレンジする」というのは
言葉ではカンタンですが、中々に勇気のいることです。
若いときは仕方がありませんね。
何もかも経験がないこと。すべては「新しいこと」のはずです。
しかし、私の様に半世紀近くも馬齢を重ねた人間は、
「出来ることなら今まで通りのやり方で済ませたい」と思うのが普通。
もう30年近くもある分野で社会経験があるのに、今さら新人になって
「私は何もわかりませんのでよろしくご指導ください」と
頭を下げて回り、実際に膝を屈して教えを乞うのは辛いもの・・みたいです。
ところが、世の中はなまなかに優しいものではありません。
私が24歳から生きてきた「不動産広告」という業界ではここ2年、
それこそ台風と地震と津波に加えて落雷までが同時にやってきたようなもの。
周りを見渡すと死屍累々。行方不明者も多数に上ります。
この業界に残れず、運転手、保険外交員、ガードマン・・・
いやはや、何ともつぶしの効かない仕事だったのですね。
いいときは肩で風切って歩いていた人間は、
わずか5年後にトボトボと去っていくわけです。
かくいう私とて、今や広告の仕事は激減しました。
もっとも、こういうブログを書き、セミナーを開き、
各種マスコミでデベロッパーの悪口を言いまくっているワケですから
そうそう「マンションの広告を作れ」といってくる人なんていなくて当然。
ところが、どういうワケか私は新しいことを始めるのが、昔から大好き。
広告屋時代も、ずいぶんと「新しいコト」ばかり提案していました。
私的には、自分のレベルに業界が「追いついていなかった」と、
得手勝手な解釈をしております(笑)。
広告屋時代(といって、今も一部そう)に、ずっとやりたかったことがあります。
それは、エンドユーザーとの接触です。
カンタンにいえば、モデルルームに来られるお客様との対話。
つまり、「担当営業マン」の仕事をやってみたかったのです。
なぜでしょう?
それは、ずっと「遠い人々」に向けた広告ばかりを作っていたからです。
私の作る広告は、まず広告代理店の担当者がチェックします。
その次に、デベロッパーの担当者がチェックします。
さらに、その上司の・・・という具合に、いくつもの「眼」でみて
「これでよし」というOKがなければ世に出ていきません。
「マンションの広告ってつまらないね」
「なんであんなバカなことを大げさにいうの?」
「あのコピー(イラスト)には笑っちゃったよ」
マンションの折り込みチラシ広告なんかをご覧になった方は、
誰しもそんな感想を持たれた経験があるでしょう。
アレは、そういう何重にも渡る「お馬鹿さん」たちが
もみくちゃに変形した後で、やっと表に出てきたものなのです。
私は、そういう広告を何百何千と作っていて、
「これを見たエンドさんはどういう感想をもっているのだろう」
「こんな広告につられて、実際に何千万円ものマンションを買うのだろうか」
という疑問をずっと持ち続けていました。
だから「現場」に出て、それを確かめてみたかったのです。
そして、日ごろ「こんな広告じゃお客さんに響かないよ」と
エラそうにのたまう販売担当者の言葉を確かめてみたかったのです。
もう40歳をすぎたある時、私は年甲斐もなく
その思いを抑えきれなくなりました。
「現場に出てやろう」と、本気で考えたのです。
実際に、販売の現場に一人の営業マンとして出て行って、
お客様に対して「担当者」として接客し、
販売活動をしてみることを真剣に考えたのです。
本職の販売員なら、とっくに「管理者」として表に出ない年齢でした。
ただ、私は20年ほど広告制作ばかりやっていた人間で
いってみれば「営業とは無縁」な存在。
一部の人々は「あいつは関西人だから商売がうまい」なんて陰口を叩きますが、
それは単純にその人よりも滑らかに物事を説明できるだけ。
単なるコミュニケーション能力の差をやっかまれているのです。
つまり、「モノを売る」能力とは別物だと思います。
折も折、なぜか宅地建物取引主任者の資格試験を受けることになって、
ふた月ほど自分の読書時間を犠牲にすることで何とかギリギリ合格。
資格も取ったし・・・ということでごく親しいデベの部長さんに
「すみません。私にも接客させていただけませんか?」
と、真剣にお願いしてみたのです。
その方は眼を真ん丸にして私の顔を覗き込まれました。
「そりゃ、あんたが売ればマンションなんていくらでも売れるよ。あんなもの、そんなに難しいものじゃないからね」
結局、その物件は販売代理の会社が入っているので、話はオジャンに。
そうこうしているうちに、リーマンショック。
マンション業界はガタガタのボコボコ。倒産続出。
いち広告制作会社社長のお遊びに付き合っている余裕など無くなりました。
しかし、この業界を襲った大変動の中から、私のかねての夢あった
「エンドユーザーと直接コミュニケーションする」という機会を
たくさんもてるポジションを得ることができました。
何を隠そう、今の「榊淳司」の活動です。
日々、マンション購入の無料相談がメールで寄せられます。
セミナーを開けば、多くの方々が私の話を聞いてくださいます。
そして、今回の様にコーポラティブ計画を立ち上げ、
説明会を開くことによって、それこそその計画に興味のある方に、
ある意味「担当者」としての仕事をさせていただいています。
つまりは、物件の内容を説明し、ご質問にお答えし、ご相談を承っています。
予想通りというか・・・とても充実した気分を味わっています。
やはりエンドユーザーさんは、私からそれほど遠い存在ではありませんでした。
広告を作っていた頃(今もやってますがw)、
私と彼らの間を引き離していたのは販売会社のお馬鹿な担当者であったり、
広告代理店の小心な営業マンだったのです。
今週も、コーポラティブ計画の説明会を開きます。
7月15日(金) 17:40~
7月16日(土) 17:40~
参加はもちろん無料です。どうぞ、お気軽にご参加ください。
ところで、私のマンションレポートの中では
最大のボリュームを誇る
「東京のタワーマンション全解説」を
最新データに更新しました。
前回、「買ってもいい」カテゴリーに分類していた
7物件のうち、3物件はすでに完売していました。
みなさん、私がわざわざ解説しなくても
「買っていい物件」はよくお分かりのようです。
逆に、「買ってはいけない」に分類していた21物件のうち、
完売したのはわずか2物件。
ともに最後はグチャグチャの値引きをしていました。
地震があろうと、停電になろうと、
「買っていい」モノは買ってもいいし、
「買ってはいけない」物件に手を出すと、後で大やけどになるのです。
もし、判断に迷っている方は私のレポートを参考にしてください。
東京のタワーマンション
全解説48物件
価格 9,980円
全189ページの大ボリューム
私のレポートの中では一番お買得のはずです。
ちなみに、取り上げた物件は、大まかなアイウエオ順で以下の通り。
浅草タワー
アトラスタワー茗荷谷
アトラスタワー六本木
ヴェレーナ王子
大崎ウエストシティタワーズ
OWL TOWER
勝どきビュータワー
グランドヒルズ三軒茶屋
クレストタワー品川シーサイド
クレストプライムタワー芝
クレストシティレジデンス
クロスエアタワー
コンシェリア西新宿TOWER’SWEST
ザ・グランアルト錦糸町
ザ・タワーレジデンス大塚
ザ・パークハウス 青砥
ザ・パークハウス三軒茶屋タワー
ザ・パークハウス新宿タワー
ザ 湾岸タワー レックスガーデン
SAION SAKURAZAKA
THE ROPPONGI TOKYO
シティタワー赤羽ステーションコート
シティタワー赤羽テラス
シティタワー麻布十番
シティタワー有明
シティタワー上野池之端
シティタワーズ豊洲 ザ・ツイン
シティタワーズ豊洲 THE SYMBOL
シティテラス大井仙台坂ヒルトッフガーデン
テラス東陽町ネクスタワー
乃木坂パークハウス
パークコート麻布十番ザ タワー
パークコート赤坂 ザ タワー
パークコート六本木ヒルトップ
パークタワー高輪
パークタワー上野池之端
パークタワー芝公園
パークタワーグランスカイ
パークハウス清澄白河タワー
二子玉川ライズ タワー&レジデンス
ブリリア有明スカイタワー
Brillia 大井町 LA VIE EN TOWER
プラウドタワー東雲
ベイクレストタワー
ルネリバースタワー東大島
ルミナリータワー池袋
ワテラス
ワールドシティタワーズ
今日は久しぶりに主治医の先生とお話ししました。
ちなみに、私の身体はまずまずの健康。
ただ、コレステロールとガンマーはちょい高めで要注意だそうです。
「あんな奴、とっとと死ねばいい」と思っておられる向きは、
マンション業界を中心に相当たくさんいらっしゃるようですが、
当面はご期待に添えそうにもありません。あしからず。
さて、その主治医先生との世間話で興味深かったのは
「私の周りは日本から逃げ出すことを考えている連中がたくさんいます。特に語学ができる人はそうですね。できない連中は今から一生懸命勉強しています・・・」
ということをおっしゃっていました。
地震に放射能、それにこの田舎芝居みたいな政界ドタバタ劇・・・・
菅君もどーしようもないけれど、それに代わる人材も見いだせない、
という何とも希望のない状態です。
そうじゃなくても万年不況で経済は衰退。
少子高齢化に人口減少。
厄介な近隣諸国による領土蚕食。
国内では「ゆとり教育」による愚民化。
役人どもは相変わらず省益あって国益なしのセクショナリズム。
日教組や創価学会など、国内のガン組織にも衰退の兆しなし。
こんな日本に未来はあるのか?
とっととどこかへ逃げ出した方がいいのではないか、
とお考えになっても仕方がないことだと思います。
特に、ドクターたちは理系といえどもかなりのインテリさんですから、
この国の危機的状況をしっかり理解しておられるようです。
「榊さんは、今後の日本はずっと衰えていくと思いますか?」
的なことを、その主治医先生から聞かれました。
そこで、すこし床屋談義をしてみましょう。
日本は今後10年から20年程度は、衰退します。
人口も減れば、GDPも減ります。
そのうち、国際収支が赤字になるでしょう。
円の価値が弱まれば物価が上がり、国全体が貧しくなります。
逆に、不動産の価値は下がるでしょう。
経済が縮む時代に不動産の「使用価値」は減るからです。
詳しくは拙著「年収200万円からのマイホーム戦略」をお読みください。
そういった「内憂」もさることながら、
すさまじい「外患」がやってきそうな気配をヒシヒシと感じます。
それは、いうまでもなく国際的な「通貨の大混乱」です。
ドルと人民元は、掟破りの大増発を繰り返しています。
ユーロはpiigs諸国の財政破綻。
そしてわが通貨・円は、すさまじい財政赤字。
主要通貨のどれもが耐え難い脆弱性を内包しています。
どれかひとつがパパーンと弾けただけで、
まるで1914年のサラエボ事件みたいに火の手は
全世界に広がってしまうでしょう。
もうそれは、戦争並みの大混乱が生じるはずです。
この3.11震災で、私は生まれて初めてスーパーの棚が
ほとんど空っぽになるのを見て、おののきました。
「こんなことがあるのだ・・・・」
ああいったことが、世界中で起こると思います。
人々は、我れ先にとスーパーに走り、
手持ちの現金を何でもいいからモノに換えようとするからです。
今回の震災で、日本の生産設備の99%以上は何の被害も受けていません。
でも、震災直後の日本全体の生産活動を10%以上は減退させたはずです。
トヨタやソニーの工場は50%程度にまで生産が減少しました。
アメリカの自動車工場でさえ、一部で減産に追い込まれたといいます。
今や世界経済は地球の隅々まで繊細な物流ラインでつながっているのです。
「通貨の大混乱」は、津波の様に生産設備そのもの(工場等)を
破壊することはありません。
しかし、世界の隅々に行き渡る原料や部品などの
ロジスティックラインを滞らせることにより、
地球規模で生産活動に急ブレーキを掛けます。
多分、世界全体で生産活動が10%以上減退することになるでしょう。
そして、人々のパニック買いによって、
世界中のスーパーの店頭から、あらゆるモノがなくなるのです。
それはもう、人類史上初の「世界同時経済混乱」になるでしょう。
この大混乱が収拾するまでには軽く1年以上かかると思います。
ドルや円やユーロの価値は、見る影もなく衰微すると思います。
そういった混乱の素になった地域通貨は嫌われ、
地球規模の「世界通貨」などという概念が登場するかもしれません。
逆に、金やオーストラリアドル、スイスフラン、イギリスポンドは
実力以上に評価をされる可能性があります。
中期的な投資をお考えなら、ぜひそのあたりをお買いになってください。
まあ、そんなことは余談として。
この「外患」が起こらなくても、日本では財政破綻による国債暴落、
という事態が「避けがたい未来」だと私は思っています。
日銀による国債引き受けによって、一時的には回避できますが、
それは果てしない円安の幕開けでもあるのです。
どのみち、日本の行く手には「経済の混乱」が待っています。
その混乱が日本の経済社会に与える影響は、
今の震災の比ではないと思います。
当然、菅政権のような素人集団では乗り越えられないし、
今の震災でやっているような対症療法さえ施せないでしょう。
そして、その大混乱はさらにこの国を衰退させる・・・・
まあ、悲観的に考えればそういうことになります。
英語が話せて1億円ほど現金があれば、
早めにオーストラリアあたりに移住しておくのは賢明な選択です。
私には英語力も1億円の現金もないので、座して大混乱を待つことにします。
でも、私はその大混乱の向こうに光明があると確信しています。
きっと日本は立ち直って繁栄を取り戻し、
大混乱後の新しい社会秩序を作り出すであろう、と信じています。
ただ「その根拠は?」と聞かれると、やや困ります。
みなさんを説得できるレトリックは何もないからです。
強いていうなれば、
「我々は日本人だから」ということ。
66年前の夏、日本の街と言う街はほとんど焼野原でした。
食べ物や燃料、着るものも、住むところもないに等しい状態。
日本人は1500万人以上餓死すると予想されていました。
占領軍としてやってきたアメリカ人たちは誰もが、
「この国は二度と立ち直れないだろう」と考えたそうです。
街では正規の占領軍であるヤンキーたちが
我が物顔で闊歩するばかりではありませんでした。
「朝鮮進駐軍」という「第三国人」たちが徒党を組んで
商店や民家を略奪し、婦女子を凌辱し、暴虐の限りを尽くしていました。
日本の警官は、彼らの横暴をなすすべもなく見守るしかありません。
敗戦とは左様に屈辱的で惨めなものだったのです。
しかし、日本人は明日への希望を持って復興に励みました。
進駐してきたアメリカ軍は、世界史上かなり寛容な
占領政策を行ったと私は思います。
暴慢な「三国人」どもは、日本の情けない警官の代わりに、
街のゴロツキや愚連隊たちが「自主的」に駆除しました。
日本の暴力団が、アメリカのマフィアと違って戦後長らく
社会の中で一定の「市民権」を持っていたのは、
そういった働きがあったからだと私は信じています。
また、今になっても日本の一般人の間で在日韓国人・朝鮮人に対して
根深い差別感覚・恐怖感がある遠因は「朝鮮進駐軍」の記憶が
連綿と継承されている部分がかなり大きいと思います。
しかし、そういった苦難の時代を経て、日本は見事に復活しました。
その復興ぶりは世界を驚嘆させました。
戦勝国であるにもかかわらず経済的な苦境を脱せないでいた
ソビエトの指導者フレシチョフが、日本との国交回復を望んだのが1956年。
敗戦後11年にして日本経済は超大国ソ連から羨望されたのです。
あの苦難の復興に比べれば、これから迎える「大混乱」など、
「どうということもないでしょ」と、私は思います。
確かに、我らが親(祖父母?)の代の日本人は我慢強かった。
辛いことにじっと耐え、ひたすら滅私奉公。
それに比べて、今の日本人はほぼ全員が「飽食の時代」育ち。
でもね・・・捨てたものではありませんよ、今の日本人も。
そのことは、今回の震災で奇しくも証明されました。
突然降りかかった厄災に黙々と耐える被災者。
懸命に救助活動を行う自衛隊・消防・警察その他の人々。
自らの被ばくリスクを省みず、事故処理にあたる作業員たち。
一刻も早く駆けつけようとするボランティア。
それは・・・中には不届き者もいるでしょう。
目を覆う出来事も、醜悪な事件も起こってはいます。
でも、実に多くの日本人は我慢強く、そして健気にこの厄災に耐え、
時に嘆き悲しみながらも明日に向かって生きようとしています。
それに、多くの人々が無私に他人の救援に勤しんでいます。
我々は確かに、あの66年前の焼け野原から立ち上がった誇り高き民族の子孫なのです。餓えや欠乏はもちろんのこと、三国人の暴慢にも、占領軍の理不尽にも耐え、営々と努力して今の繁栄の礎を築き上げた父祖たちの、偉大なる遺伝子を受け継ぐ者なのです。それを思えば、この震災も、来るべき混乱も、あるいは国運衰退の危機も乗り切れるはず・・・と断言いたしましょう。
それがはっきり見えるのは10年後なのか、20年先なのか・・・私はできるだけ長生きして確かめてみたいと思っています。
そんなことを考えつつ、毎日「余丁町」の仕事もコツコツやっています。
なお次回以降の説明会は以下の通りです
7月10日(日)17:40~
7月15日(金)17:40~
7月16日(土)17:40~
説明会参加のお申し込みは こちら からどうぞ
ウィキペディア「松本龍」項目の最後に、こんなのがありました。
共産党の小池晃・前参院議員は2011年7月4日、ツイッターで松本の出自(しゅつじ)について言及しながら批判を展開した。小池は、松本の発言を「内容も口調も人間として最低。大臣はもちろん国会議員の資格なし」と批判した上で、「『書いたら終わりだぞ』というマスコミ恫喝は、部落解放同盟の地金が出たものでしょう」と続けた。松本が部落解放同盟の副委員長を務めていることを引き合いに出したものである。
マスコミにはタブーがあるそうです。そのひとつが同和関連だといいます。
みなさんもお気づきかと思いますが、テレビニュースでも全国紙でも
同和関連のニュースが取り上げられることはほとんどありません。
アメリカの黒人差別はニュースになっても、
国内の「部落」はネタにならない・・できないのです。
不思議ですね。
それによって、「部落解放」が前進するのでしょうか?
日本のマスコミは「差別」をなくすために同和関連のニュースを
避けているのではなく、単純に「さわらぬ神に・・・」のスタンスだと想像します。
私は、このブログで「支那」という言葉を使うと、
かつて「人種差別だ」というコメントが来ました。
私は差別なんて生易しいことはしません、区別しているのです、
と説明しても、なかなか分かってもらえませんでした。
だいたい、日本人と支那人は「人種」的には同じモンゴロイドだから
人種差別は出来ません。正確に言うと「民族差別」というべきです。
でも、日本人と支那人は大まかに見てかなり違う価値観を持っているので
思索的に同じ種類の人間と思わない方がいいから
「区別」して考えよう、ということ。
例えば、自民党政権時代の福田首相(息子)は
「相手が嫌がることはしない」として
人権問題や領土問題についてあの国と話し合いませんでした。
その結果、どうなったでしょう?
あちらは水に落ちた犬を叩き落とすお国柄。
「相手の気持ちを斟酌して・・・」という発想が皆無なわけですから、
当然「違うもの」として捉え、対処法を考えなければいけません。
まったく違う種類の価値観を持っているから「差」でなく「区」切って考える。
だから差別ではなく区別。
これは、ある意味で差別よりもかなり厳しい隔て方です。
かつて、イギリス人やオランダ人は、アジア人を決して自分たちと同じ種類の生き物とはみなしませんでした。今でもその名残はいっぱいあります。彼らのあの感覚は「差別」というよりも「区別」に近かったと思います。
なのに、お馬鹿な批判者は「人種差別」だというわけです。
ちっとも議論がかみ合わないので、やめました。
そもそも、「支那」というワードに侮蔑の意味は含まれていませんし、
私もそういう気持ちで使っていません。
むしろ、彼らの自尊の意味が含まれる「中」という語を含んだ
「中国」というワードを強制されていることに馴染めないのです。
あの大陸に住む人々が、自分たちのことを「中華」と言い始めたのは
たかだかここ100年チョイの前のことです。
(「中夏」なら古代からありましたけど)
それまでは、自分たちのことを支那と呼んでいました。
「中華民国」建国の父である孫文でさえ使っていた言葉なのです。
シナ(shina)とは、あのエリアを指す言葉。英語のチャイナ(china)です。
そもそも支那を中国と呼んでも、その反対であっても、
本質が変わるわけではありません。
かつての批判者たちは「支那」は「放送禁止用語だから」
使ってはいけない、といいました。
チャンチャラおかしい議論ですね。
私は自分で使う言葉を低俗なバラエティー番組を流している
放送局に決めてもらおうなどとは、これっぽっちも考えません。
私は自分のアタマでモノを考え、自分の言葉で語ることにしています。
「誰々がこういっているから」ということを、参考にはします。
しかし、それを金科玉条にして「だから・・・しろ」
あるいは「・・・してはいけない」というのは
「私は自分で何も考えていない大馬鹿者です」と
白状しているのと同じことなのです。
この前、ツイッターを見ていたら「五体不満足」の乙武さんが
自分のことを「片輪」と呼び、それが大いに議論になっていました。
相変わらず「放送禁止用語だから使わない方がいいのでは」という
お馬鹿なコメントを寄せている輩がいました。
昔は「カタワ」と呼び、ちょっと前は「身体障碍者」、
今は「体の不自由な方」ですか・・・中身は一緒でしょ。
ちょっと前、私の周りでは「アタマの不自由な方」とか
「日本語の不自由な方」という言い方が流行っていました。
そういう揶揄が広まれば、また言葉のおもてづらを変えるのですか?
「メクラ」を「視覚障碍者」と言い換えたら
少しはその方の眼が見えるようになるのなら、大いにやりましょうよ。
でも、そんなことはあり得ません。
だからといって、無理に「メクラ」という必要もありませんが。
でもね・・・言葉と言うのは、安直に言い方を変えても虚しいばかりです。
住宅業界でも同じようなことをやっています。
何度も同じことを書いて恐縮ですが、
マンションという英語の意味は「大邸宅」。
ハリウッドスターがビバリーヒルズに構えているようなでかい家です。
レジデンスというのは、それよりちょっと小さいけど
普通の金持ちが住む、もちろん一戸建ての「邸宅」。
どちらも英語的に「集合住宅」の中の一住戸に使うことは皆無。
でも、今の日本国内の現実はご存じの通り。
今の日本は、ある一定の言葉に対してタブーとしておののいたり、
反対にまったくトンチンカンな使い方をしているのに
恬として恥じないところがあります。
それぞれの言葉のもつ「本質」を理解しようとしないで、
その表層が醸す空気だけを曲解して・・・
結果的に不思議な行動を取っているのです。
ヤフーアメリカで“park house”を検索すると出てくるのは、
Since 1889のパブ、それにB&Bのホテル、高齢者のシェアハウス、
住宅としては1871年にMcConnochiと言う人が作ったウイリアムバーグの館・・・
同じく“park homes”は、それこそ山や森の中にある別荘、
と言う感じの不動産広告がワサワサと出てきました。
どちらも、ごみごみした都会の一角にできる
鉄筋コンクリート造の集合住宅、というイメージとは程遠いもの。
我々日本人は、きっと英語圏の人々から「区別」されているのでしょうね(笑)。
今の政治家の言葉遣いにはかなり「貧困さ」を感じますが、
我々一般ピープルもあまり連中を笑えたものではありません。
なお次回以降の説明会は以下の通りです
7月10日(日)17:40~
7月15日(金)17:40~
7月16日(土)17:40~
説明会参加のお申し込みは こちら からどうぞ